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2006年2月21日 (火)

ディロンファーストフラグ立つ?

日刊より、高橋由伸のセンターコンバートの噂が。しかし私の記憶が確かならば、ペタジーニ外野の時にセンターを守っていたがその時腰を痛めたような気がしないでもない。少しそういった不安があるが一番守備力のある人間をセンターに起用したいという考えなのだろう。

記事ではライトを矢野・亀井に競わせるとしているが、私は逆にライトにスンヨプを起用してディロンをファースト固定なのかなと思った。ディロンのチームバッティングを活かしつつ、スンヨプのパワーも取り入れたい、というところなのだろうと感じた。勿論矢野も亀井もやすやすとポジションを譲るつもりはないだろう。今後の動向に注目したい。

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2006年2月18日 (土)

再起の年に

紅白戦をG+で観戦。先発は野口と野間口。初回、野口がツーアウトからストレートの四球と阿部のヒットでピンチを迎えたがどうにか抑えていた。その裏の野間口は完璧。ボールの切れ、コントロールとも文句無く3者凡退。と、ここまでは野間口がアピール出来ていたが野球はわからないもの。小坂のタイムリーで赤が先制したが、その裏、野間口は小久保とディロンに連打を浴びて亀井の犠飛で進塁を許した後、川中にタイムリーを浴びて同点とされてしまう。それぞれのバッターを褒めるべきかもしれないが川中に打たれたボールは甘かった。その詰めの部分が問題だけれど初回のピッチングが長続きすればそこそこ行けるか。

白組は野口-GG-酒井がそれぞれ2回ずつ登板。GGは角度のあるボールを投げコントロールも悪くなく今後期待出来る内容だった。酒井に関しては1イニング目は変化球のキレが良くスライダーは武器になり化けるかなとも思ったが2イニング目に四球連発後大西に2点タイムリーを許していたのでそこの部分はいつもの酒井だった。中継ぎは1イニングでいいと考えているので今日の1イニング目の内容であれば問題は無いが、いきなり2イニング目の内容になる事もあるのでまだまだわからない。

赤組で星が良いアピールをしていた。鈴木の拙いバントをすぐに処理してセカンドフォースアウトにした後、ピッチャーが投げたワンバウンドのボールを少し後に飛ばしてしまったがその後すぐに反応しキャッチすると中途半端な位置にいた鈴木を見ると状況を判断して一・二塁間を猛ダッシュ。そのまま鈴木をタッチしてアウト。鈴木のバントと状況判断が悪かっただけと取れなくもないが、機敏な動きで状況判断もいいものがあるので今後が楽しみだ。

そしてもう一人赤組で期待を抱かせたのが5年目の真田裕貴。堀内時代は表舞台に立つことはあまりなくどうしてしまったのだろうと心配していたが、1年目に先発を任せてくれた原監督、新しく来た尾花コーチの下で今年は意識が変わったのだろうか。後半の3イニングを放って結果は無失点。内角をどんどん突く強気のピッチングを見せていた。先発が同い年の野間口だったのも刺激となったのかもしれない。今日の出来だけで判断するならば贔屓目かもしれないが真田を見てみたい。

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2006年2月10日 (金)

球界の紳士よ、永遠に

巨人の元エース、そして元監督を務めた藤田元司さんが亡くなった。突然の訃報に驚いている。このご時世にしては早いかなと感じる。ご冥福をお祈りいたします。

私は藤田さんの現役時代を知らない。知っているのは18番を背負っていた事くらい。監督としての印象が強い。噛めば噛むほど味が出るスルメ野球、つい最近の大砲揃いのチームとは違い、それぞれの選手が持ち味を発揮する玄人好みの野球だったように思える。緒方耕一・川相昌弘の1・2番コンビを売り出し、伸び悩んで野手転向も考えられた斎藤雅樹をエースに育て89年は日本一に輝いた。球界の紳士と言われるだけに選手からの信頼も厚かったことだろう。そしてその藤田さんと縁が深いのは若大将・原辰徳監督。ドラフト会議に備え藤田さんは爪を切ったが、いざくじを引こうとしたときに、爪が短くてひっかからずに取ろうとしたくじとは別のものを引いた。そしたら交渉権を獲得した。この爪が原さんの運命を分けたというのは有名な話だ。当の原監督も藤田さんの訃報にはショックを受けていることだろう。しかし気持ちは一つに固まっていると思う。藤田さんのためにも優勝を、と。

藤田さん、天国からいつまでもジャイアンツを見守っていて下さい。

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2006年2月 3日 (金)

柔と剛の争い

休みだったためG+のキャンプ中継を見ることに。噂通りすでに投内連携を始めていた。まぁ皆1日から動けるようにしていただろうから問題は無いだろう。その中継の後半のバッティング練習に注目した。

新戦力のディロンがフリーバッティング前に内田さん付きっ切りのもとで右打ちの練習をしていた。右打ちに難があったからなのか伸ばそうとしたのかは私には分からない。ただ、外国人選手がああやって右打ちだけを徹底してやるのが珍しく見えた。その後のフリーバッティングでも右打ちが多かった。今日のテーマだったのかもしれない。ボールも外角が多かったし。スラッガーだとしたら我慢の世界でもあると思う。しかしそんな中でも彼は向き合って練習を続けていた。去年シーズン中試合前の練習で柵越えだけを狙っていたどこかの人とはえらい違いだ。まぁ教える人がいなかったってのもあるかもしれないけれど、内田さんも居るしひょっとしたら大きな戦力になるかもしれない。

そしてもう一人の新戦力、イ・スンヨプ。スン様はスラッガータイプで鋭いスイング。打球のスピードが速かった。仕上がりは早いんじゃないかな。ディロンとは対照的に殆ど引っ張っていた印象。ホームラン狙いとは違っていたかな。

柔のディロンと剛のスンヨプ。ポジション争いをするであろうこの二人から目が離せない。

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