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2006年2月10日 (金)

球界の紳士よ、永遠に

巨人の元エース、そして元監督を務めた藤田元司さんが亡くなった。突然の訃報に驚いている。このご時世にしては早いかなと感じる。ご冥福をお祈りいたします。

私は藤田さんの現役時代を知らない。知っているのは18番を背負っていた事くらい。監督としての印象が強い。噛めば噛むほど味が出るスルメ野球、つい最近の大砲揃いのチームとは違い、それぞれの選手が持ち味を発揮する玄人好みの野球だったように思える。緒方耕一・川相昌弘の1・2番コンビを売り出し、伸び悩んで野手転向も考えられた斎藤雅樹をエースに育て89年は日本一に輝いた。球界の紳士と言われるだけに選手からの信頼も厚かったことだろう。そしてその藤田さんと縁が深いのは若大将・原辰徳監督。ドラフト会議に備え藤田さんは爪を切ったが、いざくじを引こうとしたときに、爪が短くてひっかからずに取ろうとしたくじとは別のものを引いた。そしたら交渉権を獲得した。この爪が原さんの運命を分けたというのは有名な話だ。当の原監督も藤田さんの訃報にはショックを受けていることだろう。しかし気持ちは一つに固まっていると思う。藤田さんのためにも優勝を、と。

藤田さん、天国からいつまでもジャイアンツを見守っていて下さい。

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