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2006年4月30日 (日)

中日(東京)○15-4 二岡まつり

GGが井端にヒットを打たれた後盗塁とバッテリーエラーがありワンアウト三塁のピンチ。福留フォアボールの後ウッズを三振。ここでアレックスに対して油断すると昨日と同じになってしまう。しかしここでフォアボール。ここでの立浪は嫌だなぁ。と思ったがショートゴロでどうにか無失点で切り抜けた。

尚広がセカンド内野安打で出塁。小坂併殺崩れでワンアウト一塁。外角高めのボールを二岡が叩きライトスタンドへ運んだ。スンちゃんが倒れた後、小久保がレフトスタンドへ運んだ。この日まで防御率2点台だった中田から初回に三点を奪った。

3回、スンちゃんがライト前ヒットで出塁すると、小久保が今度はレフトポール近くに運ぶ2ランホームラン。阿部が出塁し謙次が倒れた後で中田はKO。先週先発していた石井がマウンドへ。左対策に出したのであろうが清水が弾丸ライナーでフェンス直撃のタイムリーを放ち追加点。GGが送ってツーアウトながらランナー二塁。尚広四球、小坂が四球なら石井も動揺するし二岡ホームランもあるかなと思っていたら小坂も四球。お膳立ては整った。左中間へ飛んだ打球はスタンドへ。グランドスラムを決めて試合は決まった。

5回、代わったガルバから慎之助ヒット、謙次四球、清水ヒットでノーアウト満塁。ここで若大将がGGに耳打ち。その後三振したのを見ると打つなとでも言ったのだろうか。それとも某8番が昔言っていた球界の常識を教えてあげていたのだろうか、うーん。ここで尚広に代えて三浦貴が登場。タイムリーヒットで追加点。小坂が三振して続くは二岡。通常は繋ぎを考えるけれど11点も差があるしここは狙っていい場面。ファンもそれを望んでいた事だろう。そして打球は右中間スタンドへ。プロ野球史上初の2打席連続満塁弾、そして1試合10打点は球団記録を更新した。ここで慌てて選手名鑑を見た私。プロ野球記録は11、十分に更新する可能性はある。歴史が変わる瞬間が見られるかもしれない。

二岡の陰に隠れたが、この日のGGは最高の出来だった。ヒットらしいヒットは殆ど無かった。これまでは殆どがいい当たりだっただけに今日の出来にはビックリした。7回に連打を許し2点取られたけれど十分合格点。ローテーションには生き残ったと言っていいでしょう。

7回、ランナーを二人置いて二岡に打席が廻ってきた。1球だけストライクはあった。後々インタビューで、記録がかかっていると聞いたので慎重に行ったらしい。しかしストライクはその1球だけで結局フォアボールとなった。ピッチャー鈴木に対して「空気読め!」と野次ったのは私です、ハイ。

8回に出たチョコはオチョアに2ランを浴びる。これだけの点差があっても確実に点を取られる、何というクオリティだ。9回は福ちゃんがツーアウトから二人連続で歩かせたものの、最後は福留をストレートで空振り三振にしとめ試合終了。中日3連戦を勝ち越しで終えた。

試合後、グッズ売り場を眺めたら二岡のタオルマフラーだけが売り切れていた。そりゃぁそうだろう、今日はある意味伝説の日なのだから。まぁ今日は今シーズン最高のゲームだったのは間違いない。スタジアムに居た人、テレビ観戦していた人、きっといいお酒が飲めたことでしょう。

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中日(ドーム)●1-5

荒木を三球三振にしとめた内海だったが、井端にヒットを打たれた後福留に打たれワンアウト一塁三塁のピンチ。ウッズの打席でワイルドピッチ。1点を与えてしまう。その後抑えただけに勿体ない失点だった。

中日の先発は山本昌。3回までパーフェクト。ボールが外野まで飛ばなかった。4回裏、尚広が内野安打で出塁すると仁志は送りバント。続く二岡がツーベースを放ち同点に。これで行ける、と思っていた。

しかし、5回先頭の荒木にフォアボールを与えてしまう。井端を三振で盗塁も刺せたと思ったがボールがこぼれセーフ。福留が犠飛を放ち荒木は三塁へ。踏ん張ってほしいところだったがウッズにフェンス直撃のヒットを打たれる。ホームランじゃなくて良かったと思ったが結局アレックスと立浪に連打を許したためホームランとほぼ同じ。2点の差がついてしまった。

7回からは裕也がマウンドへ。ワンアウトから福留にヒットを許したもののウッズを三振にしとめた。が、続くアレックスに初球を左中間スタンドへ運ばれた。これはウッズを三振にした時点で気を抜いたと言われても仕方が無いプレーだ。初球をあっさり打たれているわけだからバッテリーの油断としか言いようが無い。ベンチ裏でなでなでされてもしょうがないぞ。

9回、8回途中から登板している平井から二岡がヒットを放つ。続くスンちゃんの当たりは打った瞬間入ったと思ったが惜しくもファール。ライトが一歩も動かない完璧な当たりだったのに…。その後併殺崩れとなる。小久保が倒れ慎之助が四球を選んだところでピッチャーは岩瀬に交代。謙次がライト前ヒットを放ちホームランが出れば同点の場面を迎えた。打席には前の打席でヒットを放っている三浦貴。ここでグランドスラムをと期待したが結果は三振。試合終了。

山本昌は決して打てないとは思わなかったけどなぁ。甘く来たボールもあったわけだし。防御率6点台のピッチャーにあそこまで抑えられたんだから打者の責任か、となると微妙な話で。点を取った後に取られちゃいけない、ましてやきっかけがフォアボール。やってはいけないプレーだったかな。しかし内海に関してはこれまでが出来すぎたと思っている。勿論球速も伸びてるし安定感も増している。成長しているのは間違いない。ただ、相手はプロ。一度やられたら二度目は対策も考えてくる。今日の中日が早打ちだったんももしかしたらそれがあったのかもしれない。内海自身の素材が一級であるのは間違いない。ほろ苦いバースデーとなったが今後成長するための勉強だと思って欲しい。

明日は5回4点がデフォルトのグローバーさんですか…厳しいなぁ。でも本人も危機感は抱いてるだろうし奮起に期待しましょ。

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2006年4月29日 (土)

中日(東京)○5-3

初回、簡単にツーアウトを奪った上原だったが福留にレフトスタンドへホームランを打たれた。ウッズ・アレックスの連続ツーベースでまた1点、立浪のポテンヒットでまた1点、さらには上田にも打たれツーアウト一塁二塁。4点目が入ってもおかしくなかったが、相手がODAで助かった。

尚広がバントヒットで出塁すると盗塁を決めた。この日久々のスタメンに入った仁志が内野ゴロでランナーを進めた。二岡の打席でマルティネスがワイルドピッチ。まず1点を返した。その後スンちゃんが続いたが小久保はサードゴロ併殺。

2回はワンアウトから謙次と三浦が連打。上原がバントで送り尚広。その時マルティネスがまたもワイルドピッチ。1点を追加した。その後鈴木の当たりはバウンドが高いピッチャーゴロ、これが内野安打となり2回で同点に追いついた。

3回に再びピンチの場面でODA。ODAにしてはかなりいい当たりがライトへ飛んだがこれを謙次が滑り込みながらキャッチ。tanisigeじゃなくて良かった、今日は。その裏クリーンアップは三者三振、ヲイヲイ。

4回、阿部と謙次が連打でノーアウト一塁二塁のチャンス。ここで落合監督が出てマルティネスを下げて朝倉を投入。交代のボールを渡す時腐ってるように見えたのは気のせいか。あぁいう身勝手なのは良くない。ヒットを打った三浦を見たかったが代打川中。これが影響したのかはわからないが川中はデッドボールで出塁。満塁で上原が打席へ。ここでODAがパスボール、巨人が勝ち越しに成功する。しかしどこか痛めたのかODAが下がった。tanisigeが出てきた。うーむ、巨人としてはODAのままの方が良かったなぁ。ノーアウト二塁三塁から一点も取れず少し痛い。

6回、謙次が出塁すると川中が自らもセーフを狙ったバント。アウトになるが最低限の仕事は出来た。上原も内野ゴロでランナーを進めた。ここで尚広に代えて清水が打席へ。期待に応えセカンドへぼてぼての内野安打を放ち貴重な追加点を手にした。

7回裏、ツーアウト一塁二塁から阿部がセンター前ヒット。中日の外野は手強いが二岡の足を信じてゴーのサイン。しかし福留がレーザービームを見せた。あの肩は恐ろしい。8回表、ウッズが7回ツーアウトから登板していた林からツーベースを放つと代走藤井。アレックスはライトファールフライ。ここで藤井がスタート。矢野はサードへ。距離はあったがアウトになった。先ほどの福留のプレーとこの謙次のプレーはお金を払って見る価値は十分にある。

9回、豊田が光信に大ファールを打たれびっくりしたが見逃しの三振にしとめた時点で勝負あり。荒木をセカンドゴロにしとめゲームセット。大事な初戦で勝ちを拾った。

こんな試合は初めてだ、まずこれが率直な感想。上原が初回に3点取られるとは思わなかった。エースが3点取られてキャプテンがゲッツー喰らって非常に嫌な流れだったがどう転ぶかはホントわからない。5点中3点がバッテリーエラーなんて見たことない。それをやらかしたのが守りの中日なんだからわからないものである。しかしながらも、上原は上原で試合は作ったし、打線も繋ぎを大事にし粘って追加点は取ってた。それが去年と違うところなんだろうな。まぁ相手のミスに助けられたのが大きいけれどこういう運も大切。連敗しなかったし、中日3連戦の頭を取れて良かった。これで明日からのピッチャーも大分精神的に楽になるでしょう。

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2006年4月27日 (木)

広島(広島)●0-7

まぁ完敗とはこういう試合の事を言うのでしょう。黒田も良かったし下手に出来がいい投手をつぎ込むよりは良かったのではないかと。桑田は梵なんかにホームラン打たれちゃ擁護しようがないぞ?しかし二岡がゲッツーマシーン化しているのが気がかり。今週は一試合一個のペース。ちょっと多いでしょう。

横浜は阪神に白星をプレゼントしたが今日は中日が負けたのが救い。中日・阪神と続くこれからの一週間は我々ファンも気を引き締めて臨みたい。明日からの3日間、ドームに行く。

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2006年4月26日 (水)

広島(広島)□4-4

栗原の2ランで先制されたが小久保の3ランで逆転、さらに1点を取ったが5回の裏、工藤がツーアウトから4連打を浴びて同点に追いつかれKO。裕也が抑えたところで降雨コールド。あとワンアウト取れば勝てたのに勿体ない。負けなくて良かったという考えもあるけれど今日は勝ちたかった。残念。

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2006年4月25日 (火)

広島(広島)○3-1

初回、におさんがライトへ一発。市民球場ホームランっぽかったがやっぱ右打ちうまいわ。2回に謙次がバックスクリーンへ2ランを放つ。スポーツ紙には矢野を警戒している旨が書かれていたが見事に打った。これも市民球場ホームランのような気もしたが良い良い。

じぇれみーさんは8回まで無失点。9回、新井にヒットを打たれた後前田にツーベースを許した。栗原のショートゴロの間にランナーが帰り1点を許す。石原の当たりはJPが触れたのかコースが変わったように見えたが小坂が良く反応し送球はワンバウンドながらもスンちゃんが捕り試合終了。あれがセーフならホームランでサヨナラの可能性もあっただけに大きなプレーだった。中日も阪神も勝っていただけに勝って良かった。

4戦全勝という素晴らしい結果を残したJP。間違いなくここ10年くらいの助っ人ピッチャーでは最高の選手と断言して良いのではないか。活躍したのはガルベスやメイがいたけれど、ガルベスはまぁ色々あったわけで(以下自粛)メイはランナー出すとカッカしていた。今年どれだけ出来るか、期待せずにはいられない。

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2006年4月23日 (日)

阪神(ドーム)●2-6

先頭の赤星にヒットと盗塁を許したGG。藤本と金本が意味の無い内野フライを打ってくれて抑えれば流れに乗れる、と思ったが不調の今岡に3ランを打たれた。その裏、先頭の謙次が出塁するも、ワンアウト後に二岡が併殺打。3回に鳥谷にファーストアンツーカーに当たる不幸なタイムリーを打たれ4点差。

なかなかチャンスを作れなかった江草に対しヒットとフォアボールから満塁のチャンス。慎之助が初球をライトへ。1Mの差でスタンドインはならず2点ツーベース。5回途中から野間口が投げてピンチの連続だったが無失点に抑えた。好調だった二岡、しかしその好調さが今日は災いしたのかもしれない。ノーアウトから小坂が出たが再びショートへ併殺打。併殺を避けるために右へ打ちたい場面であったがそれだけ振れてたという事だったのだろう。

8回、赤星を内野安打で出塁させてしまった林はツーアウト二塁からシーツとの勝負を避けて金本との対決を選んだ。しかし結果は2点タイムリーを打たれてしまった。今の状態を考えればこの選択はしょうがない。林だって点は取られる。9回は酒井が1イニングもまともに抑えられず前田に交代。向こうの林は左ダメダメそうだったのが印象的。

2点差だったら久保田相手なら行けると思えたがさすがに4点差だと厳しい。このまま試合終了。

負ける時はこんなものという試合。試合後は知らない人に声をかけられた。「今日はサービス、2勝1敗っすよね」そう、2勝1敗で行ければいいのだ。打線がそれほど調子よくない今の状態で勝ち越せたんだから良しとしなくちゃ。とはいえ、GGは5回4失点がデフォじゃ今後厳しいかな。チャンスがあるとしても次回が最後だろうなと思う。栂野や野口、まだ全快ではないだろうが木佐貫だって控えている。彼らもチャンスはあると思って準備は怠らないようにすれば道は開かれるだろう。勿論GGもそうそうチャンスはないと覚悟しているだろうから次の中日戦は奮起を期待したい。

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2006年4月22日 (土)

阪神(ドーム)○6-1

打線を少しいじっていた。1番に俊足の尚広を入れ、7番謙次、8番川中。バッティングの状態がまずまずの尚広が基本に忠実にセンター返し。小坂が三遊間へ内野安打。続く二岡はバントも考えられたが追い込まれた後ヒッティングに変更しツーベースでまずは1点先制。安藤の調子は今ひとつ。ボールが全く走っていなかった。スンちゃんが10球以上粘って三振。それが後々生きるかなと思ったが小久保は絶好のスライダーを空振り三振。慎之助は敬遠気味の四球。謙次も安藤のスライダーを空振り三振。大して良くも無い安藤でミエミエの外角中心リードだったのに1点しか取れないのは嫌なムードだった。

しかしそんな嫌な流れを内海は気にしていなかった。阪神の拙攻にも助けられたが流れが傾きそうなところで無難に抑えた。成長しているのかな。

3回、先頭の小坂がサードの頭を超える内野安打。二岡が再びツーベースを放ちノーアウト二塁三塁。1回と同じシチュエーション。今度こそは点を取らなければならないだろう。それは選手達も分かっていた。スンちゃんはバットが折れながらも内野ゴロを打ち追加点を得た。前の打席に甘いスライダーを三振した小久保はフェンス直撃のタイムリー。阿部がヒットで続いた後、謙次は安藤をマウンドから降ろす3ランホームランを放った。

内海は4回にハードラックのヒット2本許した後濱中にタイムリーを打たれて1点を失った。6回に満塁のピンチがあったものの鳥谷をピッチャーゴロにしとめた。ヒーローインタビューでも語っていたが阪神の打ち損じが結構あったように思える。自身があまり出来が良くなかったという中でも見事に投げ切った。3勝目を挙げてJPとの月間MVP争いに躍り出た。

2試合目で同一カード勝ち越しを決めた。油断はしないだろうが精神的にはかなり違ってくるはずだ。金曜のようないつもと違う雰囲気でなく普段どおりの野球が出来ると期待しよう。

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2006年4月21日 (金)

阪神(ドーム)○3x-2

今日は泣きそうになりました、ええ。選手は良くやった…。

試合は上原と井川の投げ合い。6回に謙次の出塁からチャンスを作り二岡がツーベースを放ち貴重な1点を先制する。しかし8回、小坂のエラーから井川の代打桧山に同点タイムリーを打たれる。上原もその裏交代。9回からは林と藤川の投げ合い。しかしそれまでに監督の采配に疑問が。まずは二岡がヒットで出た場面で代走に尚広を送った事。延長を考えると一番当たっている二岡をこの場面で下げるのは早かったのではないか。また、9回裏ツーアウトから大西に代打宜之を送ったが次の回先頭打者は林。そこまで待っても良かったのではなかろうか。また10回に先頭の代打真介が死球で出た場面、その後の川中は絶対にバントさせなければならない場面なのに初球ヒッティングを見せて三振。そして一番考えられなかったのは11回に裕也ではなく福ちゃんを出した事。先日の横浜戦でもボールが高かったしコントロールが安定していなかった。つまりは投げてみないとわからないのである。ある程度計算できる裕也でなくリスクのある福ちゃんを出したのはどうだったのだろう。矢野に死球、赤星に四球を与え関本にタイムリーを打たれ勝ち越される。この日の采配は明らかにおかしい。そう思っていた。

しかし野球は本当に分からない。マウンドには10回から投げている久保田。ワンアウト後尚広。二岡を早く下げて失敗だと思ったら何とその尚広がヒットで出塁。打席には4タコのスンちゃん。このところの調子を考えると厳しい。2-1からのスライダー。矢野はストライクだと思って信じられない様子。ストライクでもおかしくないボール。手が出なかったのかもしれない。そして次に来た外角のストレートを叩いた。打球はレフトスタンドにギリギリ入ったサヨナラ2ランホームラン。ここまで調子を落としていたスンちゃんが物凄く大きな仕事をやってのけた。そしてこの日の勝ち星は福ちゃんについた。いまだに信じられない。運が良すぎるとしかいいようがない。

原さんの采配に関しては今日は色々な声があるだろう。結果は吉となったが今日は失敗パターンだと私は思っている。しかしながらそれでも勝てたのは大きすぎる。打線の調子が良くないだけに失礼ながらも3タテくらうのも覚悟していた。だからこそ、この一勝は大きな意味がある。勝てて良かった。

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2006年4月19日 (水)

東京ヤクルト(大阪)●2-8

野間口に関しては少し同情。オープン戦では桑田の風邪により急遽登板して思うような結果を出せず、今回に関しても金曜にリリーフとして投げて中4日での登板だから準備は万端ではなかったろう。先発があれだけ怪我人が出るとやむをえまい。負ける時はこんなもんだ。まぁ前田と酒井はまさしく敗戦処理のピッチャーなんだなと理解できた。しかし堀田よ、いくら捨てゲームでもあの怠慢プレーは何だ?自分の立場を分かってるのだろうか彼は。小関が上がって来るから今は当落線上なのにああいう気の抜けたプレーしたら間違いなく下に行くでしょうに。謙次が猛打賞と意地を見せてくれた。それにしても7点差あったのに木田や五十嵐があんなピッチングしてちゃ敵ながら古田さんも大変だなと。

この試合で気がかりなのはスンちゃんが少し調子を落としている事だろうか。長引かない事を願おう。

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2006年4月18日 (火)

ヤクルト(倉敷)○1-0

2回に清水のタイムリーで先制。巨人はその後ランナーを出すも得点できず。また、ヤクルトもランナーは出るが4併殺。帰ってからじぇれみーさんのピッチングを見るぞとワクワクしていた…が、、、、、

西武池袋線沿線で民家炎上

電車が1時間以上止まり試合は気付いたら終ってた。誰のせいだ!誰の!

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2006年4月16日 (日)

横浜(横浜)○8-7

始球式にPUFFY登場。背番号は10。何故よりにもよって10、と思いきやデビュー10周年だったのね。あの4番打者のファンなのかよとびっくりしていた私、やはり勘違いだった。

2回に先頭打者のスンちゃんが吉見の初球をライトスタンドへ運んで先制したジャイアンツ。しかしその裏、GGが村田にバックスクリーンへ運ばれる。追い込んでいたあの場面で村田相手にストレートを選択した阿部のリードは理解に苦しむ。

4回、二岡とスンちゃんが連続ヒット。打席には吉見の大先輩・小久保。相性はとてもいいイメージがあるがその通りレフトへ3ランを放った。5回にGGのヒットからチャンスを作りスンちゃんの併殺崩れの間に追加点。その後満塁になるも追加点は入らず。

6回のマウンドにはソニア。真介ヒット、清水四球でGGがバント。その後謙次と小坂が連続タイムリーを放ち点差が開いた。6回に内野安打と死球でワンアウト一塁二塁。佐伯に初球のストレートをツーベースされる。いくら不振でも甘く見すぎたか。しかし点差が開いた後で打つのもらしいといえばらしい。

佐伯に打たれたし7回で交代かなと思っていたGGは続投。古木にツーベース、相川にアンラッキーなセンター前ポテンヒットを打たれノーアウト一塁三塁。内川の犠飛で1点取られる。琢朗を三振にしとめたところでピッチャー交代。福ちゃんは種田を一球で打ち取った。

8回、ワンアウトから川中が出塁すると盗塁を決めた。その後謙次がタイムリーを放ち追加点。これで駄目押しになったか。ピッチャーは代わると思っていたら福ちゃんの続投だった。佐伯に二塁打を打たれた。ツーアウトでバッターは村田。ストレートを右中間へ運ばれる。5本中4本が巨人戦、しかも同じところに打たれているというのはリードするキャッチャーの頭の中はどうなっているのか。福ちゃんはその後ボールが高くなり明らかに抑えられない状況。林がその場は乗り切った。ここは林を最初から行かせるべき。

9回、仁志が四球で出たのに尚広が牽制死。追加点が欲しい場面で何をしているのだろう。その裏、マウンドには当然豊田。しかし石井にストレートの四球。種田にヒットで繋がれた後、金城が併殺崩れ。2安打している佐伯だがヒットは無いと踏んでいた。その通り犠飛。1点なら良い。多村の大飛球は伸びが足らずセンターフライとなりゲームセット。巨人が7連勝、5連続カード勝ち越しを決めた。

今日は7連勝だけにレフトのお客さんもビバ・ジャイアンツ7レンチャンで咽がガラガラに鳴るくらい叫んでいたと思われます。お疲れ様です。7連勝は素晴らしい数字だけれども今日の勝利はあまり喜べない、むしろ怒りすら出るものだった。私だけかもしれないが。正直8-7になるような試合ではないでしょう。敗戦処理の投手をつぎ込んでちょうどいいくらい。それだけの試合になってしまったのはベンチの継投ミスと阿部のリードの悪さに他ならないでしょう。GGを続投させたのは100球という基準があったのでしょう。そこはまだいいとしてその後福田を8回も継続して投げさせたのは疑問が残った。イニングの頭から林を行かせても良かったのではないかと。あれだけ多く投げさせていればそりゃ外れの日もあるし疲れもでるのだから。まぁ林と久保は休ませたいという判断なのかもしれないけれど。阿部に関しては村田に浴びた2本のホームランの責任はあるだろう。開幕2戦目でも打たれているし何故振り回す選手で直球勝負で行くのか。GGのストレートが軽い事は過去2戦を見ても明らか。月曜のバッテリーミーティングで叩き込んでもらいたい。あとあのポロポロこぼし過ぎのキャッチングも練習しなくちゃ。

相手が多村が不調の横浜だったから良かったものの一歩間違えたらサヨナラを喰らっていた。去年よりチームは成長しているとはいえ、今後もっと強くなるためには今日のような試合を繰り返さない事だろう。そんな意味では課題が早く見つかって良かったとも言える。上出来の今だからこそ油断は禁物、と自分にも言い聞かせよう。

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2006年4月15日 (土)

横浜(横浜)○3-1

初めての横浜スタジアム。きれいな町並みと、これだけ静かそうなところにスタジアムがという驚きもあった。スタジアムでシウマイ弁当が打っていると知らずにとり丼を頼んだ私は少し負け組気分。始球式はウルトラマンだったが120km/hを出した中の人はただものではないな。試合途中でランダムにオーロラビジョンにスナップショットが写るというサービスがあるがその際にキスをしたカップル、そのちょっと後でビールの売り子が通ったのであとちょっと早ければと悔やむ自分。最高のコントになったのに。

相手の先発は天敵・土肥。一番に入った謙次が早速ツーベースで出塁。真介がゴロを打ち進塁。二岡が犠飛を放ち1点を手に入れた。スンちゃんヒットの後、小久保がレフトスタンドへホームラン。初回に3点を入れ幸先の良いスタート。

内海は序盤抑えていたが3回に捕まった。相川にヒットを打たれ土肥の打席で盗塁を許す。土肥は抑えたが琢朗にヒットを打たれ一塁三塁となると、小池の当たりはボテボテのショートゴロ。内野安打となり1点を取られてしまう。

その後は7回まで両チームあまりチャンスは無かった。土肥対策で入った堀田や仁志は全く役に立たず出塁の香りがしなかった。善則は打てないどころかキャッチャーフライも取れない。一方の横浜も横浜で4番佐伯が大ブレーキとなっていた。

8回のチャンスは内角を攻められ三振で終る。9回、代打小坂がツーベース。これが通算1000本安打となり花束贈呈。おめでとう、小坂。代打清水が四球で出塁。ここで次の善則はヒッティング。この時点で内海は続投なんだなと理解できた。交代させるなら間違いなく善則はバントだから。結果は進塁打となりバントと同じ。内海は三振。その後謙次とは勝負してこないだろうと思っていたが何と勝負。しかし木塚の内角ストレートに空振り三振。嫌な流れとなった。

しかしそんな流れをものともしなかったのは内海だった。簡単にツーアウトを取り村田も追い込んだ。最後はショートゴロでゲームセット。内海がプロ入り初完投を成し遂げた。

9回の場面、追加点を取りに行っても良かったがここは今シーズンと将来を考えての判断だったのだと思う。ここで内海に完投させれば今日リリーフ陣を休ませる事が出来るだけではなく、完投能力が計算できるようになり、内海の登板日はうまくいけばリリーフ陣の休息日にもなり得る。また、彼自身にとっても今後巨人スターターの柱になるには完投していくことが大切となる。成長してもらうためにもこの試合は内海に託したのだろう。その期待に見事に応えた。この試合が一つのきっかけになってくれればと願う。

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2006年4月14日 (金)

横浜(横浜)□6-6

小久保の3ランなどでベバリンから6点を奪い完全な勝ちゲームと思ったが上原が乱調で途中降板。阿部のパスボールで同点に追いつかれてしまった。その後リリーフ陣が抑え12回、豊田が一死満塁のピンチを迎えたが小池を三振、琢朗をキャッチャーゴロにしとめ引き分け。マスコミ各紙は負けない巨人と表現していたが、少し打者の粗さが出ているかなとも感じた。この日1番に入った川中は4三振だったが、先頭打者がそれだけ振り回してはいけないなと少し辛口に。まぁ去年までのチームであれば負けていたけれどそれだけ成長していると考えるか。

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2006年4月13日 (木)

広島(ドーム)○9-1

初回の3番4番連続見逃し三振の時点で手応えがあったのかもしれない。先週は出来の酷かった桑田が上々の立ち上がりを見せた。その裏小坂・二岡・スンちゃんの連続ヒットで1点を先制した。4回、嶋にソロホーマーを浴びたがあれは失投でもない。同点に追いつかれたがその裏、謙次と川中のタイムリーツーベースが出て2点差となった。

6回にランナーを一人置いて再び謙次がタイムリーツーベース。その後三盗を試み悪送球を誘いホームに生還。いい形で中押しとなった。6回から投げていた裕也が無難に7回を抑えた。

8回、マウンドには前日に悔しい思いをした林が登っていた。ワンアウト後に緒方へストレートのフォアボールを出した時は不安になったがここを無失点で切り抜けた。これが一つのきっかけとなれば。その裏、ワンアウトから清水が内野安打で出塁。真介が盗塁を決めた後、謙次がこの日3本目のタイムリーツーベースを放った。その後も攻撃は止まらず仁志・川中・スンちゃんのタイムリーが出て良い形で駄目押しとなり、豊田・福ちゃんを起用する必要が無くなった。

9回は次週水曜日の先発と思われた野間口が。無失点で切り抜け試合終了。桑田に600日ぶりの白星がついた。

桑田ファンにとっても、桑田にとっても長い600日間だったと思う。去年勝ちがつくチャンスの時に打たれてしまった裕也が今日は抑えた。謙次は「桑田さんのために」と3本のツーベースを放った。これだけの素晴らしい雰囲気は優勝した年を思い出す。序盤に4点取られた桑田に対し江藤が「4点くらいすぐに取り返しますよ」と言っていたあの時の記憶が蘇った。それだけ皆が桑田の勝利を後押ししていたのだ。5回を1失点で切り抜けゲームを作った勝利でもあり、チームで勝たせた600日ぶりの白星。待った分はこれから取り戻してもらおう。まだまだ終らない。

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2006年4月12日 (水)

広島(ドーム)○5-4

序盤の展開を考えればよく勝ったということになるか。先頭打者の緒方にホームランを打たれた工藤はその後連続四球。その後もヒット性の当たりを打たれるが、二岡・由伸・小坂がナイスプレーを見せて2点に留まった。

その裏、川中のヒット、小坂のタイムリー3ベース、二岡の犠飛であっという間に追いついた巨人。矢野の勝ち越しホームランで突き放すと由伸がライトスタンドにあるミスターの看板直撃弾を放ち点差が開いた。中盤を福ちゃんが抑え、二岡のタイムリーで5-2という安泰ムードに。

しかし8回から登板した林が乱調。前田と新井に連打を浴び、嶋に2点タイムリーを打たれた時点で交代。その後裕也がよく抑えた。9回は一人ランナーを出すものの豊田が無失点で切り抜け試合終了。巨人が4カード連続勝ち越しを決めた。

勝ったとはいえ不安が残るのは林だろうか。連続して中継ぎに失敗しているだけに復調のきっかけが欲しい。兆しが見えないなら福ちゃんをセットアッパーにする手もあるが。意地を見せて欲しいところだ。

謙次は初のドームお立ち台おめでとう。

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2006年4月11日 (火)

広島(ドーム)○5-0

帰りの電車でオフィシャルの速報を見ていた。最寄の近くの辺りで2点取った事を知りよしよし、と。帰ったら5点になっていた。この時点で勝負ありか。

中4日で先発した黒田を7回に捕らえた。二岡とスンちゃんの連続ヒットの後、由伸・小久保・阿部と3者連続タイムリー。三塁ランナーを小久保から真介に代えた後清水が倒れワンアウト二塁三塁。JPの当たりは前進守備のセカンド真正面。浅いからホームインは難しいと思ったが何と真介が生還。この日骨折が発覚した亀井に代わり一軍に上がった真介が早速チームに貢献した。その後当たっている川中がタイムリーを放った。これが得点経過。

JPは相手打線を僅か3安打に抑えるナイスピッチングでチーム初完封。中継ぎを休ませられたのは大きい。エースの黒田を打ち崩した事も。去年は火曜日はあまり勝てたイメージは無いけれど今年は二連勝。由伸も言っていたけれど出来すぎて何だか怖い最近でもある。

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2006年4月 9日 (日)

中日(ナゴヤ)○11-4

試合が動いたのは2回、四球と内野安打でノーアウト一塁二塁から阿部がタイムリーを放ち1-0。その後ランナー一塁三塁であったがチャンスを活かせず1点止まり。3回、ヒットと死球でランナーを溜めてスンヨプ。併殺崩れとなりワンアウト一塁三塁。当たり前の事だけれど全力疾走があったから併殺は免れた。足はそれほど遅くないので併殺はあまり無いのだろう。次の由伸がレフトフライ。オチョアが万全の態勢でバックホームをしてきたがランナーが俊足の小坂だったため生還。続く小久保が打った瞬間に分かる完璧な2ランホームラン。4番スンヨプ~7番阿部が今年の原巨人の強みだ。

ドミンゴは3回に代打が出てKO。一方巨人の先発はGG。初回の二岡のナイスプレーで流れに乗れたのか先週とは違い低目を丁寧に突くピッチングで3回までをノーヒットに抑えた。しかし4回、ランナーを一人置いてタイロン・ウッズにレフトスタンドへ完璧に運ばれた。6回に福留に特大のソロホーマーを浴び1点差となった。だが1点差で抑えたので7回以降の継投パターンで行ける。十分にGGが役目を果たした。

4回から投げていた朝倉をなかなか攻略できずにいたがノーアウト一塁二塁のチャンスを迎えた。打席にはスンヨプ。2ストライク目まで何とバントの指示。こういうこともやるのか今年は。しかしバントの経験がないのだろうか追い込まれる。スイングのチャンスは1球だけだったがレフトへ大きな当たりをフェンス際に放ちヒットとなり、ノーアウト満塁。あの場面はオチョアが取りそうだったからしょうがない。5番~7番で点は取れるだろう。と思っていたら由伸がきっちりヒット。先ほどの犠飛でも見せていたがガッツポーズ。年に1~2回は嬉しい気持ちを表していた事もあったが、今年は点に絡むとほぼ見せている。何かが変わったのだろう。小久保もタイムリーを放った時点で朝倉をKO。交代は石井。阿部が叩き付けた打球は運良く前進守備の荒木のグラブをかすめ内野安打ながらも2点タイムリー。次の点を果敢に狙う由伸の良いプレーが出ていた。

7回を久保、8回を林ですんなりいくと思ったが今日の林が少しおかしい。二つの四球が絡んでツーアウト満塁。立浪にタイムリーを許してしまった。コントロールもそうだがストレートの切れがこの日は今ひとつ。一打同点で代打高橋光信が出た時点で福田にスイッチ。ストレートで追い込み最後はスライダーで空振りを奪い三球三振。ピンチを見事に断ち切った。

9回に前日炎上した高橋聡文が登板。尚広がセンター前ヒット。続く亀井が惜しい当たりのセンターライナー。ここで英智がファーストへストライク返球。ゲッツーとなってしまった。ここで解せないのは尚広が戻ろうとして一度二塁に行こうとしてまた戻った点。一体何がしたかったのか。フライとなったのだからまずは帰塁しなければならないのは当然の事。いくら足が速くてもルール知らなきゃどうしようもないぞ(汗)しかしその後小坂が内野安打を放ち川中が四球でツーアウトながら一塁二塁でスンヨプに廻ってきた。打った瞬間入ったと分かる3ランホームランで駄目押し。ツーアウトから3点取るのだから野球は怖い。最後は防御率の無かった前田が抑えようやく防御率が出た。27.00だけれど。

この3連戦は非常に満足できるものだった。初戦が勝てれば3連勝だったがあくまでそれは結果がそうなっただけのこと。完敗のゲームが無かった事が評価出来る。それだけ先発がゲームを作ってくれたのだ。これが大きい。彼らにしても6回まで投げれば後が抑えてくれるという思いがあるのだろう。良い信頼関係で成り立っている。林の不調を福田がカバーしたシーンは今年の原ジャイアンツを表している。誰かがミスした時に誰かがカバーする、それがチームプレーだ。そういう野球だからこそ今年は見ていて非常に面白い。火曜からの関東6連戦が楽しみだ。

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中日(ナゴヤ)○6-1

内海は尚成の分までという気持ちで投げたらしい。うるぐすをみた限りではいい時の尚成のピッチングそのままだったな。スクリューなんか特に。

2番に入った謙次が3安打と結果を出したら代打で出た亀井がタイムリー。いい競争となっている。川相のバント失敗という信じられない出来事が流れをこちらに引き寄せたのかもしれない。こういう試合もあるんだな。明日勝ってこのカード勝ち越しを決めたい。

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2006年4月 7日 (金)

中日(ナゴヤ)●1-2

併殺が2回あったのは痛かったがこういう試合もあるかなと。上原もいいピッチングだったみたいだし勝たせたかった。まぁ川上も良かったという事だろう。今のうちに膿を取ったと思えば良い。

にしても、早すぎたな、終るの。

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2006年4月 6日 (木)

東京ヤクルト(神宮)○7-4

仕事早く終ったら当日券でも買って見ようかなと思っていたが、ネットの速報で0-3と知った時点で今日は大人しく帰るか、と思った自分は負け犬です、ハイ……_| ̄|○

先発の桑田が初回に3点取られその後1点ずつ取った両チーム。5回の満塁のピンチを福田が切り抜けその後のイニングも抑えラッキー7に。試合を見ていなかった私はやっぱり川島がいい時は打てないんだろうな(これも神宮から遠のかせた要因(?)と思っていたが今日は違ったようだ。川島らしい切れのあるストレートは影を潜めていた。逆に遅くてバッターのタイミングが合っていなかった。3巡目でようやく慣れ始めたのかワンアウトからスンちゃんと由伸が連打(その前の二岡の当たりも惜しかった)小久保を迎えた時点で限界と考えたのか元巨人の木田を投入。しかしその代わった木田から小久保が値千金の同点3ランを放った。これで7回から必勝リレーで行けば何かが起きるかなと思ったがそれはすぐに起きた。阿部のツーベースが出てワンアウト二塁。打席には日曜日の殊勲者川中。いい当たりだったが宮本の正面でだめかと思ったがアンツーカーに当たったのか宮本がエラー。その後川中が盗塁を決めて二塁三塁。宜之は確実にレフトへ犠牲フライを放ち勝ち越し。その後清水がセカンド横を破るタイムリー。この回一挙5点を奪い逆転に成功した。

7回を久保、8回を林が抑えた。9回に川中が五十嵐から貴重なソロホーマーを放つ。9回のマウンドは豊田。真中にヒットを打たれ、ツーアウト後、岩村に危ない当たりを打たれるも最後は三振にしとめて試合終了。東京ダービー3連勝を果たし連勝を4に伸ばした。

結果負け組みとなってしまったが勝ったので嬉しいに決まってる。今日の試合を取れた事は本当に大きい。あの場面で同点3ランなんてなかなか出るものではない。本当に頼りになるキャプテンだ。その前でスンちゃんと由伸がヒットで繋いだのもやはり全員が勝利を考えているのだなと感じられた。宮本のまさかのエラーという運にも助けられたし流れがあったのだろう。福ちゃんが途中を抑えて福を呼び込んだのかもしれないな。あの満塁の場面で新人がなかなか三振取れないって。

さぁ明日から天王山だ。

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2006年4月 5日 (水)

東京ヤクルト(神宮)○9-2

初回にスンヨプの2点タイムリー等で4点を先制した巨人、あとは工藤が危なげないピッチングをしていたようだ。そして尚成が救急車で運ばれた?らしい。

家に着いたときには終盤だった。亀井のツーベースから善則のバントを高井が悪送球して1点追加。ここで代打矢野。矢野謙次のテーマを歌っていたら右方向に打球が飛びこれがスタンドイン。9回には仁志がソロホーマーを放ち笑いが止まらない展開に。8回を裕也、最終回を酒井がしめて終了。巨人が3連勝を果たした。

尚成に関しては一日も早く良くなることを願うが、どういう状況で当たったのだろうか。親の話だと余所見していたのだろうという事だが…。自身にとって痛い負傷だろう。これでチャンスを得るであろう野間口や内海がいいピッチングをすればローテが変わる事も十分有り得るわけだから。今の謙次や仁志の姿を見てもわかるように控えの選手も虎視眈々とレギュラーを狙っているのだから。まあそれが今のチーム状態のよさを生み出しているのかもしれない。

明日は恐らく桑田が出るだろう。データじゃなくイメージなのだがチームが連勝している時はあまりパフォーマンスはよろしくなかったような(汗)まぁそんな不安を拭い去るくらいの良いピッチングを期待しましょう。今のうちに突っ走ってしまおう。

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2006年4月 4日 (火)

東京ヤクルト(神宮)○5-4

残業だったため合間にネットで確認してましたが最後はドキドキでしたね。ツーアウトまで簡単に取ったんだけどなぁ。まぁ勝てば良い。じぇれみーさんは試合を作ったみたいなので一安心。それと若大将の代打起用が二試合続けて当たったのは素晴らしい。謙次も亀井に負けまいと結果を出したわけだし今後の二人の成長が楽しみです。

8番(打順じゃないよ)が久々の先発でゲッツーを食らったとき、やっぱり…と思ってしまいました、ゴメンナサイ。

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2006年4月 3日 (月)

横浜(ドーム)○7-4

オープン戦の出来を見ても期待できそうだったグローバーの先発。しかし思ったよりも相手にとっては打ち易いピッチャーだったのだろうか。ツーアウトを取った後、金城にソロホーマーを打たれ先制を許すと、佐伯・多村・種田にヒットを許し満塁で村田を迎えた。これまでのツーアウトもいい当たりをされていただけに正直私は初回5点も覚悟していたがどうにか村田を抑えて難を逃れた。

横浜の先発は吉見。私としては見た事のない高宮で来られた方が嫌だった。初物に弱いのは昔からなので。先頭の清水が四球。二番小坂は内野フライ。塁を進めるバッティングしてくれと思ってしまった。二岡とスンヨプがヒットで続きワンアウトながら満塁のチャンス。ここで由伸がセンターライナー。犠牲フライとなり同点に追いついた。小久保が四球の後打席に入ったのは阿部。ここまでは表の展開と似ていた。違ったのはここで阿部が勝ち越し2点タイムリーを放ったこと。その後亀井を歩かせると思ったら勝負。しかしここはセカンドゴロ。せっかく勝負してくれたんだからそこは突いて欲しかったな、と少し多くを望んでみた。

2回はバッテリーを抑えて大丈夫かな、と思った矢先に琢朗にソロホーマーを浴びる。球威の無いのを見ると昔の渡辺久信を思い出してしまう。しかしその裏、清水の打席。手だけで打ちに行ったように見えた当たりだったがこれがスタンドイン。思わず「え?入ったの?」と口に出してしまった。ともあれ取られた後に取るのは良い展開。

3回は多村の併殺に助けられ何とか抑えたグローバー。4回は連打を浴びてワンアウト一塁二塁。ここで吉見は当然送りバントを狙うが結局スリーバント失敗。これで防げば流れに乗れる、と思ったら琢朗にタイムリーを打たれ1点差に。後続は断ったもののやはり打ち易い投手なのだろうか。4回裏のグローバーの打席で交代もあるかなと思ったが打席に立ったので続投なのだろう。

5回、先頭の金城にヒットを打たれた時点でグローバーを下げて内海を投入。勝利投手の権利を与えたい気持ちがあったのかもしれないけれど、ここで代えるくらいならその前の打席で代えるべきですよ、監督。内海は佐伯の頭付近に投げた後一触即発。両チームがホームベース付近に集まった険悪なムード。結局デッドボールを与えた内海は交代。出てきた選手は福田。新人にこの場面は酷だろうと思ったが、物怖じする事無く多村を併殺にしとめツーアウト三塁に。種田を歩かせた後村田と勝負。しかしその時ワイルドピッチをしてしまい同点になってしまう。その後三振にしとめられたんだから勿体ない。でもノーアウト一塁二塁だったのを同点止まりだからまだ救いはある。

頭に湯気が上ったと思った選手は実は冷静だった。二岡がこの日3本目のヒットを放ち、その次のスンヨプが併殺崩れでワンアウト一塁。と思ったら何かおかしい。スンヨプが怒って帰っている。何と佐伯が隠し球をしていたのだ。昔清原にもやっていたが見事にやられてしまったか。あれはランナーじゃ防げないのだろう、恐らくは。ランナーコーチが見てないとだめなのかな。

6回から横浜のマウンドは加藤。ワンアウトから阿部がヒットで出塁。続く亀井は自らも生きようとセーフティバント。ヘッドスライディングを試みるがアウト。しかしこのプレーにファンからは拍手。福田の代打は川中。鋭い打球は右中間を破るタイムリーツーベース。セカンド塁上でガッツポーズを見せた。その後清水が歩き、小坂の打球はライト前ヒット。川中はホームを狙うも金城からのレーザービームで完全にアウト。自分も見てて「行け!」と言ってしまったが金城の肩の良さと次が当たっている二岡であることを考えると止めてよかったのかな。

7回を裕也が抑え、その裏はクリーンアップトリオ。二岡は何を思ったかセーフティバントを試みキャッチャーフライ。何で今の良い状態で勝負しないんだと少し憤っていたがそれを吹き飛ばしたのがこの後。隠し球で刺されたスンヨプ、快音を残した打球がレフトスタンドへ飛び込んだ。ここで欲しいという場面で良く打ってくれた。しかも流し打ちの技あり。と喜んでいたら続く由伸も鋭い打球。これもレフトスタンドへ入った。やっぱりこの選手は応援したいわ、ホント。その後点には結びつかなかったものの仁志が代打で出たときの歓声が大きかったのが印象的だった。皆も仁志が好きなんだなと思えた瞬間だった。

裕也が8回のツーアウトまで抑え、左の琢朗を迎えたところでピッチャーは林にスイッチ。その林、MAX146km/hの直球を見せていた。気のせいかマウンドでも自信に溢れたオーラを感じた。琢朗をピッチャーゴロに打ち取り役目を果たした。

9回は新守護神・豊田の出番。最後の打者となった佐伯を三振にしとめた後ガッツポーズを見せた。4年前の守護神・河原は日本一になった瞬間だけ喜びの感情を見せたが、この豊田は気迫を前面に出すタイプ。それぞれ味が出ていて良い。今後期待出来る内容だった。試合終了し、巨人が久々に開幕カード勝ち越しを果たした。

開幕カードに勝ち越せたのは良かったが運もあったと思う。初回で試合が終らなかったのも偶然の要素があった気はするし、今日に関しては多村の2併殺に助けられた、本当に。ただ、去年のような一か八か打線でなくなった事は確かだと思う。欲しい時にホームランが出ているしランナーを溜めたい時は繋げられている。ピッチャーにプレッシャーを与えられる打線にはなってきてるのかなと思う。

ピッチャー、グローバーに関しては次回、次々回に今日の反省を活かせるかがポイント。いいものは持っているんだから。福ちゃんの精神力は大したもの。報知で天然ボケと紹介されていたけれど、その性格があの場面を乗り切らせたのかもしれない。初勝利おめでとう!日本一になった千葉のリリーフ陣の呼び名をパクった風に言うなれば、Yuya,Masanori,KiyoshiのYMKトリオ。この3人は頼りになる。特に林はまだまだ大化けする可能性を秘めている。いいストレートを持っていて今後が楽しみだ。3人が登板過多にならないくらいバランスよい起用を望みたい。そんな意味では今日の福ちゃんがまずまずの出来だったのは大きいんじゃないかな。楽しみだ。

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2006年4月 1日 (土)

横浜(ドーム)●1-9

土肥に勝ち星をまた献上したが今日は土肥どうこう以前の問題でしょう。完全な尚成の一人相撲でした。多村のヒットはまだいいにしても種田に無駄な死球を与えてから村田に3ラン。自滅してどうするのさ。小久保の一発でさあここから追い上げだという時に村田に再び2ランを打たれ反撃ムードに水を差した。なかなかテンポ良く終れなかったからそれが打者にも影響を与えていたと思う。これが繰り返されるようでは厳しい。猛省して次に臨んで欲しい。

それから前田さん、今日は残念な結果でしたが明日からも頑張って下さいね。











































ジャイアンツ球場でな(怒)

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開幕戦 横浜(ドーム)○12-2

セレモニーには金やんとドン、そしてミスターと王理恵さんが来ていた。ミスターが写ると会場は沸いた。この人の影響力は大きいんだなと実感。始球式の欽ちゃんは輝きすぎて電飾つけてるのかと思った。

初回に佐伯の打球を膝に当てるアクシデントもありツーアウトながら一塁三塁のピンチを迎えた上原だが、ここで多村を三振にしとめた。これが今思えば大きかったのかもしれない。その裏にハマの番長から清水が四球を選び小坂がセンター返しで続いた。二岡が送ってワンアウト二塁三塁になりスンヨプ。打球はセカンドの横を抜け二者生還。その後由伸レフト前ヒットで小久保が内野フライ、続く阿部が四球を選びツーアウトフルベースで亀井。ちょっといきなりこの場面は酷かなと思っている私がいたのも事実。早いカウントで追い込まれてその後はファールで精一杯…と思いきやファールの数がどんどん増えていくではないか。彼なりに好球を待っていたのだろう。ライト前ヒットを放ち二者が生還。いやはや、いい意味で騙されたよ、亀井には。

2回にノーアウト一塁二塁のピンチを迎える。ここで相川がサードゴロの併殺だ。いい人だ、とてもいい人だ。しかしその後ボークを取られ結局失点。ピンチ回避寸前だったのに惜しい。

スンヨプは意外と粘る人だった。初回の亀井を思い出させる粘り。最後は三浦の気持ちが切れたのか四球。由伸が内角一杯の難しいボールをライトスタンドへ運んだ。ドームへ足を運んだ試合は偶然にも由伸がよくホームランを打ってくれる。こういうのはやはり嬉しいもの。

5回に連打を浴びて満塁のピンチ。小池に犠飛を打たれる。清水の肩は何も言いますまい。その後金城を打ち取り何とか1点に留めた。今日は金城が外れの日だったのも助かったかな。その裏にスンヨプがホームランを放った。こういう取られた後に取る展開は素晴らしい。相手に失意を与えるのだから。

試合はこの後小坂の犠飛、亀井のタイムリー、押し出し、阿部のタイムリー、亀井の犠飛で着実に点を取っていった。そして試合終了。5年ぶりの開幕戦勝利となった。

試合を見て選手がチームのためにプレーをしているのが良く伝わった。初回の二岡がバントを確実に決めたり、阿部が不調ながらも(まあ最後は打てて良かった)四球を選んで繋いだり、亀井とスンヨプが粘ることによって三浦に少しずつ疲労を与えたり。これが打線なんだなと言えるものだった。3番に入った二岡の調子が今ひとつながらも二桁得点できたのは大いに評価できるのではないか。

ヒーローインタビューは上原、由伸、スンヨプだったが、ファンとしては亀井を呼んで欲しかった事だろう。この日一番打点を稼いでいたし。その亀井、センター前にタイムリーを放った時、琢朗がベースカバーを怠っていたのを見逃さずに二塁を陥れた場面は賞賛されるべき。(まぁ琢朗もボーっとしてちゃだめだよな)

勝った事は本当に良かったが実は大事なのはこの後の試合。去年7勝を献上した土肥を崩さない事には優勝は無い。今日のような繋ぎを見せて崩して欲しい。

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