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2006年5月18日 (木)

ソフトバンク(東京)○4-0

初回、健太朗がツーアウトから二連打されズレータを迎えたが内野ゴロにしとめ先に点を与えなかった。その裏、先発の和田から謙次がツーベースを放った。ツーアウト一塁二塁となって、由伸が詰まりながらも一二塁間を破るタイムリーヒット。5試合連続で初回に点を取ることに成功。

由伸が2本目のヒットを放ち、慎之助が二塁手のグラブを弾くヒット、これで由伸が三塁へ。続く仁志が初球外角ストレートを流し犠牲フライ。これで由伸が生還。状況を考えたバッティングが出来ていた。

二岡が和田のストレートをセンター返し、これがバックスクリーンに飛び込むホームラン。広陵高校の後輩・健太朗を助けるホームランとなった。

7回に連打を浴び、カブレラを低めいっぱいのストレートで三振にしとめ、代打宮地が出たところで林にスイッチ。カブレラの三振も紙一重だっただけにここがかえどきと判断したのだろう。代わった林は宮地・仲沢と連続三振にしとめピンチを切り抜けた。その裏にスンちゃんがタイムリーになるかというヒットを放ったが清水が的場にブロックされアウト。

8回、ワンアウトから小久保がポテンヒットで出塁すると岩館を代走に起用。慎之助の内野ゴロの間に進塁。仁志が内角に来たボールを引っ張りレフトフェンス直撃のタイムリーツーベース。相手を諦めさせる1点となった。9回はワンヒットを浴びながらも豊田が抑え試合終了。同一カードの勝ち越しを決める2連勝を果たした。

健太朗がこれを機に自信持てば新しい柱になれそうだ。内海に続き新たな若武者がチャンスを掴もうとしている。解説の長池さんも言っていたが体幹がしっかりしてきた。内海もそれで今年は信頼できる先発になっている。なので健太朗も、という期待を抱いてしまうのは無理もないだろう。

打線ではなかなか出番の来なかった仁志が素晴らしい仕事をした。率は上がっていなかったが今年の仁志はより状況を考えたバッティングが出来るようになってきている。実力至上主義の今年、守備の小坂がスタメンに入り、また打撃好調時に川中がスタメンに入るなど、なかなか出番に恵まれなかった。調子は悪くない。今の姿勢を続ければきっとレギュラーも見えてくる。

3連勝すれば6連勝も見えてくる。期待したい。

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