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2006年5月30日 (火)

北海道日本ハム(札幌)●2-12

まぁ先発の不調で決まった試合でしょうね。しかしながらバッテリーは不用意過ぎないか?今日3ランのセギノールにしろ、土曜のサブローとパクスチなんて普段打たないようなバッターに一発を浴びるなんて。内海はこれまで試合を壊した事はなかったのでこういう時もいつかは出てくるだろうとは思っていた。ただ引っ張りすぎだね。今日のダメダメ状態で6回まで投げさせたのは理解に苦しむ。チーム状態が悪いのか首脳陣も正しい判断が出来なくなりつつある。ワンアウト満塁で小田の場面、1-5で前進守備して何になるの?普通に守ってたら併殺だったでしょう。打たれたのは投手だけの責任ではない、あのイニングに関しては。

相変わらず打線は湿ってる。完封は免れたけどこんな試合で帳尻ソロホーマー2本見ても何も嬉しくもないどころか少し腹の立つ自分が居る。ホームラン打っても勝てないのはここ数年で証明済みだろうに。

今の時点ではゲーム差が開くのは覚悟しなければならないだろう。先発6本揃うまでは辛抱だ。

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2006年5月29日 (月)

千葉ロッテ(東京)●3-7

2回に健太朗が先頭のフランコに四球を与え、今江にエンドランを決められノーアウト一塁三塁となった。橋本はフライに打ち取ったが、平下の併殺崩れの間に1点を奪われた。その裏、渡辺俊介から亀井がツーベースを放ち、小坂の左中間ヒットですぐに同点に。

4回、フランコが変な打ち方だったがレフト前に運んだ。その後今江の当たりがレフトスタンドへ飛び込み2点差をつけられる。

5回、ランナーを一人置いてスンちゃんがライトスタンドへホームランを放った。まだまだ試合はわからず。

6回に健太朗がピンチを迎え平下を歩かせ渡辺で勝負。しかし渡辺にライト前ヒットを許しツーアウトながら満塁。西岡にストライクが入らずノースリー。どうなるかと思ったが振るハウスまで持ち込み最後はサードライナーにしとめた。先頭打者をほぼ出していた健太朗はこれでイッパイイッパイ。2回の四球、先頭打者を出した事を反省点として次に活かしてもらおう。

7回、マウンドへ林が登った。先頭の堀を見逃し三振にしとめた。この日は違うか?と思っていたが続く福浦にソロホーマーを浴びてしまった。その裏、交代した加藤を捕らえた。阿部と小久保が連打でワンアウト一塁三塁。左相手のため代打に謙次。投手は神田に交代。それと同時にボビーは7回に代打で出たベニーを下げてサブローを外野に入れて布陣を変えた。ベニーはややむっとしていた。謙次は意味の無い内野フライでツーアウト。小坂の打球は抜けるかと思ったが平下に取られチェンジ。

8回、ツーアウトから尚広が藤田から内野安打を放った。ここで勝つには一発しかない。当然二岡も狙っていた。打球はレフトへ。行け!と声を上げたが願いも届かずレフトフライ。厳しい展開となった。

9回、マウンドには豊田が。しかし先頭の堀にバックスクリーンへ運ばれると、今江と里崎にタイムリーを許し点差が4に広まってしまった。その裏をコバマサに抑えられ試合終了。巨人は今月二度目の同一カード三連敗を喫した。

前回の三連敗とは違い今回は実力を出し切っての三連敗となった。やるだけの事はやっての結果なのだから純粋に相手の力が上だったという事だろう。それだけ千葉は良いチームだ。出される選手が各々の役目を良く分かっている。それだけボビーを信頼しているという事なのだろう。ベニーは交代させられ腐ってたかもしれないがここが勝負どころと睨んだ采配は吉と出ている。実際ベニーのまんまだったら小坂のレフトライナーは抜けて逆転タイムリーになっていただろう。2回に相手のミスを突いたエンドランも大したものだと思ったがこの采配も見事だった。また、ドームで彼らの応援を始めて間近で感じたのだが26番目の選手というのは本当で、俺達が勝たせるんだ、という気持ちが伝わってきた。スンちゃんに対するブーイングはどうなんだろと感じたが素晴らしい応援だったと思う。(マドロックにサザエさんのテーマを使ってた頃の応援とは雲泥の差だ)

チームが連敗し今年もダメなのかと思った人も居るかもしれない。そういった不安を持ってもおかしくない三連戦だったのだから。しかしそうは感じなかった。こういう強いチームと日本シリーズで戦いたい、という思いの方が強くなった。だからこそシーズンの戦いが大切。今のまま運良く優勝したとしても再戦した時に繰り返しになっては意味がない。今回に関しては自分達の実力を認識できた三連戦だったと思う。秋にリベンジするために再びやるしかない。試合後にスタンディングで喜んでいた千葉ファンを見て悔しかったのはきっと俺だけじゃないと思う。思い出して欲しい。1989年の日本シリーズで3連敗した時に、加藤哲郎に言われた事に奮起した結果、4連勝して日本シリーズを制覇した事を。今回もコテンパンにやっつけるとか里崎に好きな事言わせてこういう結果となった。本人自身は最後の帳尻タイムリーくらいしか貢献してなかったけどチームとしてはコテンパンにやられたとも取れるでしょう。悔しさをバネにやりかえす。それしかない。この同一カード三連敗で逆に火がついた。歓喜の秋にするために、俺らも諦めないで走り続けよう。

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2006年5月27日 (土)

千葉ロッテ(東京)●4-6

初回ベニーにタイムリーを打たれ簡単に先制点を与えた工藤。パスクチのソロで追加点を許し4回までで2失点。

4回、尚広のレフト前ヒットにベニーがダイブして後ろにそらした間に三塁へ。二岡のショートゴロで西岡がバックホーム、と思ったら明後日の方向に飛んでしまい1点差に。満塁となり慎之助が内野ゴロの間に同点のホームイン。福浦が取ってなければそのまま逆転だったろう。工藤を諦め代打を出して一気に勝負へ行くかと思ったがそのまま。

5回、ツーアウトから二岡がヒットで出た後にスンちゃんが打った瞬間分かる看板直撃弾。勝ち越してリードが2点となる。

6回、慎之助の当たりはレフトフェンス直撃のツーベースに。あと数十センチ伸びれば入っていた。そのチャンス、工藤に打順が廻ってきてどうなるかと思ったが続投。球数を考慮して7回も行かせる計算だったのだろう。しかし7回、低迷中のサブローにホームランを打たれ1点差に。

8回、裕也が連打を許した後、ベニーに犠飛を打たれ同点に追いつかれた。さらに点を取られる可能性もあったが林も出てきてなんとか1点に食い止めた。その裏、由伸のレフトフライをベニーがツーベースにした。小久保が歩かされ阿部勝負に。しかし慎之助はレフトフライ、小坂は内野ゴロでチャンスを生かせず。

9回、代打俊介がレフト前ヒットで出塁し代走川中。謙次はバントのつもりでいた。しかし、その川中が牽制に引っかかりアウト。その後謙次はヒッティングとなったのだがそのあたりがレフトへ。サヨナラかと思ったが惜しくも届かず。

10回、福田が先頭の西岡に四球を与え根元にエンドランを決められ、福浦、ベニーにタイムリーを浴びてジ・エンド。その裏にスンちゃんが出塁するも最後は小久保が三球三振で試合終了。およそ二ヶ月守ってきた首位の座を阪神に奪われてしまった。

どっちに転んでもおかしくはない試合だった。相手のミスで点を取ったり小坂の美技が出たり、慎之助や謙次の惜しい当たりがあったり。ただ、実況はボビー・マジックと言っていたけれど別にマジックでもなんでもない。我々が自ら負けるような試合をしてしまったという事だ。新人を責めるには酷と言う声もあるかもしれないが、福田はプロ・アマ関係なく投手としてやっていけないことをやっては一流とはいえない。投げてみないとわからないというコントロールではいくら精神面が強くても今まで巨人に居たノーコン速球投手と何ら変わらない。彼らみたいになりたいのならそれでもいい。しかしこのチームを背負っていきたいのならまずはコントロールを磨く事だ。あとは牽制に引っかかった川中。藤田が巧かったかもしれないけれど集中していなかったと思われても仕方ないのではないか。何のために自分が使われたのかという事を考え直して欲しい。

順位に関してはこれだけ負けてれば追いつかれるもの。シーズンはまだ1/3も終っていない。チャンスはあるのだからモチベーションを落とすのはまだまだ早過ぎる。あぁ今年もだめか、ではなく今年は優勝するんだ、という気持ちを忘れずに。これからもチャレンジャーという意識を忘れずに戦おう。

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2006年5月26日 (金)

千葉ロッテ(東京)●2-7

初回JPが西岡に死球を与え二盗三盗を許し内野ゴロの間に1点を失うという嫌な展開。しかし、その裏相手のエラーから二岡がタイムリーを放ち流れに乗れるかと思ったがスンちゃんがゲッツー。3回に連打を許すと、4番大松に3ランを打たれほぼ勝負は決まっていた。その後コバヒロがJPに四球を与えこれは波乱があるかなと思ったがその次の清水がショートゴロ併殺。どこに打ったらいけないというのが分かっているのか、この選手は。5回に連打+スンちゃんのエラーが絡み再び3点を失ってJPはKO。巨人は尚広のソロホーマーでもう1点返したのが精一杯だった。

まぁ投手も打線も低調といった試合だった。初回にお粗末な失点をするなど今日はいつものJPではなかった。まぁこういう事もある。ただ、打線にあまりにも工夫がなさすぎではなかろうか。100球前後で交代しているコバヒロ相手ならいかに球数を投げさすか考えないと。まぁそれだけのコントロールがあったのだろうけど。今日阪神相手に完封した松坂よりは打つチャンスがあったろう。というか来週ぶつかるんだよな。いっそのことGGでもあてておくか。今日は尚広の調子が戻りつつあるのが良かった事。明日はレフトで使っておくんなまし。

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2006年5月25日 (木)

北海道日本ハム(東京)●2-5

先発投手が今日の試合を決めたのだろう。八木とGG、この時点で半分決まっていたとも考えられる。6回に3点奪われたGGだが、それまでが良かったのではなく、ヒルマン監督の失敗だったといえる。盗塁で惑わしたりしなくとも黙っていればGGはヒットを打たれるのだ。リスクを背負う事はなかったのに自滅してくれたおかげで無失点だった、という今日の試合だった。八木を打つのは厳しいかなと思っていたけれどやはりそうだったようで。7回まで投げさせ得点は由伸の犠牲フライのみ。2点差ならまだ可能性はあるかなと思ったが林が稲葉に2ラン。あの西武戦で猛省して目が覚めたと思ったが、それは勘違いだったようで。ここで出番のあった意味を彼には考えてもらいたい。

負け越しとなったこの3連戦、最後に岡島から二岡が打ったホームランを見て、この選手は今年大丈夫だろう、と安心した事だけが救いだった。また明日から出直すしかない。

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2006年5月24日 (水)

北海道日本ハム(東京)○4-1

初回、小笠原に技ありのソロを打たれ先制される嫌な展開だったが、2回に小久保・阿部の連打からチャンスを作り亀井がタイムリーを放ち同点に。内海バント、清水凡退の後、小坂がセンター前ヒットを放ち勝ち越し。ダルビッシュがボークで自滅し3点目が入った。

1点を取られた内海であったがそれ以外はほぼ問題なく進んでいた。ノーアウト一塁二塁のピンチも小笠原を併殺にしとめ難を逃れた。SHINJOのセンター前に抜けるかという当たりを小坂が守備範囲の広さを見せつけアウトに。

そんな内海を援護したのが7回。ツーアウトから小坂が出塁すると盗塁を決めた。二岡が左中間を破るタイムリーを放ち貴重な追加点を得た。

9回にノーアウトから小笠原に打たれるもセギノールを併殺にしとめた。9回でも140km/h台後半が出るのだから大したもの。最後はSHINJOをピッチャーゴロにしとめ試合終了。3試合ぶりの勝ちを収めた。

この日のお立ち台は小坂と内海。小坂は巨人に来て初めてのヒーローインタビュー。タイムリーは勿論だが守り、そして7回に盗塁を決め勝利に大きく貢献した。内海はこれで5勝3敗だが、その3敗はいずれも味方打線が湿っていた日。試合を壊す事のない投手に成長したという事だろう。今や左腕エースと言っても良い。

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2006年5月23日 (火)

北海道日本ハム(東京)●3-5

初回、西村がヒチョリにヒットを打たれた後阿部が盗塁を刺したが、その後四球2つに死球1つ与え木元に2点タイムリーを浴びるというダメピッチャーの典型的パターンで失点。その後金子・SHINJOにホームランを浴びスクイズを許し、自らはバント失敗併殺をくらうなど散々な出来。「まだまだ青い!」としか言いようのない出来だった。

そんなリズムだったからか打線も低調で、初回にスンちゃんがタイムリーを打った以外はリーから追加点を取れず9回に。武田久から小久保と阿部のタイムリーで2点返すのが精一杯。MICHEALをひきずりだしたが最後は小関がファーストゴロに倒れて試合終了。

私はまだ7回くらいから見たから良かったかもしれないが、最初から見た人にとっては腹が立ってしょうがない内容だったことだろう。私が見た時でさえ、「点差を考えたバッティングを全くしていない」と驚いたのだから。ランナーを溜める事がまず大切なのにポップフライポップフライ、って自分ら一体何を狙ってるんだ、と。ここでソロホーマー打ってもしょうがないだろうに。次に繋ぐバッティングが出来ていなかった。楽天戦からポップフライが多くて気になっていたがこれが続くようなら少し心配だ。

阪神に0.5ゲーム差まで詰められたがこれだけ勝ったり負けたりが続けば当然のこと。焦る必要はない。シーズン最後に笑うためには自ら崩れるのではなく地盤を固める必要がある。今は耐える時期。そう考えよう。尚成が今日二軍で投げて6回1安打無四球無失点という素晴らしいピッチングをした事が唯一の朗報だ。

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2006年5月21日 (日)

東北楽天(フルキャスト)○5-1

初回、有銘が2つの四球とスンちゃんへの死球を与えワンアウト満塁となった。ここで由伸がきっちり犠牲フライを打ち上げ先制点。小久保がタイムリーで続き初回に2点を先制した。2回から楽天は青山が登板。そりゃあノムさんも怒るか。その青山から3回、二岡がライトへホームランを放つ。この選手らしいホームランだった。

楽天は青山からグリン、吉田、谷中と繋いできたがその谷中をとらえたのが7回。スンちゃんがポテンヒットを放つと続く由伸がライトスタンドへこの日三本目のヒットとなる2ランホームランを放った。これでもう戻ったといってもいいのではないか。

中4日の先発だったJPはピッチャー横に抜けるかという打球をダイビングでとったり気合十分。しかし7回、フェルナンデスにレフトスタンドへソロホーマーを打たれる。一人置いて山﨑の手に死球。山﨑が激怒しJPもひるまず向かおうとする。PCの前で「やめろ、殴るな」と言ってしまった(内心は山﨑相手に怒って退場なんて勿体ないだろうという思いもあったから)警告試合となった。山﨑の怪我が重くない事を今は願おう。

8回ツーアウトから交代した林が最後までいいピッチングを見せた。先週の日曜日で目覚めたかな。連敗を2で止めた。

JP中4日で次の北海道日本ハム戦はどうするんだ?という思いもあったが監督・コーチは次の千葉ロッテ戦を睨んでいるのだと思う。実際千葉ロッテは中日相手に3連勝。ここのところ9連勝と勢いに乗っている状態。そのロッテに少しでもいいピッチャーをぶつけたい、JPを万全の状態で臨ませたいという思いがあったのだろう。しかしそれを意味あるものとするためには、北海道日本ハムに勝たねばならない。チャンスが来るピッチャーの奮起に期待したい。

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2006年5月20日 (土)

楽天(フルキャスト)●5-6X

野球というものは本当にわからないもの。9回に一場を捕らえ、謙次が勝ち越しタイムリー、そして押し出しで試合は決まったかに思えた。しかし、9回に豊田が鉄平と礒部にヒットを打たれると、最後はフェルナンデスに逆転サヨナラ3ランを浴びる。豊田の初めての失敗はあっさりだった。小久保がバントしてまで勝ち越した点を守れなかった。守護神としての役目を果たせなかった豊田も残念だが、押し出しの後もう一点取れなかったのも悔やまれる。

なんか呪われてる気がしてきた。お祓いでも行ってこようかな、、、本当に。

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2006年5月19日 (金)

ソフトバンク(東京)●2-4

今日は試合を見ていないため大きな事は言えませんが、もったいない敗戦だったかなと。中盤で取られた点はスンちゃんの判断ミス。アウトにするならすぐにボールを取ってタッチすべきだし、無理と分かったらあれはファールになったボール。どっちが取るの?という状態になったのだろうがあれでセーフになったのは痛すぎる。結果ズレータに再び2点タイムリーを許してしまったのだから。1点差なら神内はわからなかっただろう。ただ、あの追い上げの場面で清水のピーゴロには萎えた。今日はチームで3併殺。自ら流れを絶っていたのではないか。こういう試合もある。だからこそ新垣・和田相手に連勝できたのは大きかった。金曜からは楽天戦だが相手は連敗中だけに勝ちたいはずだ。油断せず戦って欲しい。

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2006年5月18日 (木)

ソフトバンク(東京)○4-0

初回、健太朗がツーアウトから二連打されズレータを迎えたが内野ゴロにしとめ先に点を与えなかった。その裏、先発の和田から謙次がツーベースを放った。ツーアウト一塁二塁となって、由伸が詰まりながらも一二塁間を破るタイムリーヒット。5試合連続で初回に点を取ることに成功。

由伸が2本目のヒットを放ち、慎之助が二塁手のグラブを弾くヒット、これで由伸が三塁へ。続く仁志が初球外角ストレートを流し犠牲フライ。これで由伸が生還。状況を考えたバッティングが出来ていた。

二岡が和田のストレートをセンター返し、これがバックスクリーンに飛び込むホームラン。広陵高校の後輩・健太朗を助けるホームランとなった。

7回に連打を浴び、カブレラを低めいっぱいのストレートで三振にしとめ、代打宮地が出たところで林にスイッチ。カブレラの三振も紙一重だっただけにここがかえどきと判断したのだろう。代わった林は宮地・仲沢と連続三振にしとめピンチを切り抜けた。その裏にスンちゃんがタイムリーになるかというヒットを放ったが清水が的場にブロックされアウト。

8回、ワンアウトから小久保がポテンヒットで出塁すると岩館を代走に起用。慎之助の内野ゴロの間に進塁。仁志が内角に来たボールを引っ張りレフトフェンス直撃のタイムリーツーベース。相手を諦めさせる1点となった。9回はワンヒットを浴びながらも豊田が抑え試合終了。同一カードの勝ち越しを決める2連勝を果たした。

健太朗がこれを機に自信持てば新しい柱になれそうだ。内海に続き新たな若武者がチャンスを掴もうとしている。解説の長池さんも言っていたが体幹がしっかりしてきた。内海もそれで今年は信頼できる先発になっている。なので健太朗も、という期待を抱いてしまうのは無理もないだろう。

打線ではなかなか出番の来なかった仁志が素晴らしい仕事をした。率は上がっていなかったが今年の仁志はより状況を考えたバッティングが出来るようになってきている。実力至上主義の今年、守備の小坂がスタメンに入り、また打撃好調時に川中がスタメンに入るなど、なかなか出番に恵まれなかった。調子は悪くない。今の姿勢を続ければきっとレギュラーも見えてくる。

3連勝すれば6連勝も見えてくる。期待したい。

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2006年5月16日 (火)

ソフトバンク(東京)○7-3

巨人の4番を担った監督の対決。そして両リーグを代表する投手のぶつかり合いとなった。1回裏、ツーアウトから二岡がツーベースを放ち、スンちゃんのファーストゴロをズレータがエラーした間にホームに生還。投手戦が予想される試合で貴重な1点を先制した。

5回、清水が内角に入ったカットボールを清水らしい弾丸ライナーでライトスタンドへ運んだ。続く二岡が外角のストレートをこれまた二岡らしい流し打ちのホームラン。3-0となり今日のパウエルなら勝っただろう、そう思っていた。

しかし7回、甘くなったカーブを松中・ズレータに連打されると、その後柴原、代打宮地、この日3タコの大村にタイムリーを打たれ同点に追いつかれる。柴原のタイムリーの時、ズレータは三塁タッチアウトに見えたがこの判定に泣かされた。結果パウエルは降板。あれだけ怒っていたのを見るとやはりアウトだったのだろう。交代した林が川﨑を三振にしとめ流れを食い止めた。

7回裏ワンアウト後、三瀬から二岡がヒットを放ち猛打賞。続くスンちゃんが真ん中のボールを叩いてレフトスタンドへ運ぶ値千金の勝ち越し2ランホームラン。三瀬リ炎上という結果となった。

8回表、林が二人をしとめたところで交代。日曜は滅茶苦茶叩いたけれど今日のボールなら大丈夫だろう。あのコースに決まればそうそう打たれはしない。裕也がズレータと対決したが特大ファールフライと思われた打球が天井に当たり戻ってきてファールフライ。1球で料理出来て運も向いてきた。

8回裏、阿部がボール球をヒットにして、仁志が送り、小関が粘りに粘って四球。尚広のファーストゴロをズレータがエラーし満塁。ここで当たりの戻ってきた清水がレフト前ヒット、松中がエラーしている間に2塁ランナーも生還し2点が入った。

9回はスンちゃんのファインプレーもあり豊田が無失点で切り抜け試合終了。連敗を食い止める大きな一勝となった。

今日は序盤から新垣を苦しめていた時点で巨人優位の試合だったのかもしれない。勿論同点に追いつかれて嫌な流れではあったが、無敗投手に黒星をつけそうなところまで来ていたのだからそれだけ打線も調子が出てきたのだろう。今日清水に火をつけてくれたのは大きかったかな。それにしても好調な小関や謙次がスタメンから外れるというのはそれだけ厚みが出て来ているのだろう。嬉しい悩みだ。明日は和田相手に苦戦を強いられるだろうが一戦必勝で臨みカード勝ち越しを狙って欲しい。

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2006年5月14日 (日)

西武(インボイス)●8-11

初回に満塁から由伸の内野ゴロの間に1点を先制した巨人だったが、それを無にするだけでなく試合を壊したのが先発の野口。一気に5点失った。4回にタイムリーが出て3点返すが、5回にタイムリーを打たれまた差が開いた。

4-6で迎えた7回、ランナーを一人置いて小久保が同点2ランを放った。これでまだわからない、と思ったがその裏、裕也が先頭打者を歩かせるとカブレラと和田にヒットを打たれ勝ち越しを許す。8回には林が炎上して4点を追加される。

9回に川中のタイムリーで2点返すのが精一杯だった巨人。試合は終了し同一カード三連敗という最悪の結果となってしまった。

結果から考えるとまずはローテを動かしたのは大失敗だったのかなと。野口があれだけ役に立たないのなら初戦の松坂に当てて捨てゲームにするという方法もあったのかなと思う。まだ土日の方が点を取っていたしそこに内海を当て込めば勝てる可能性もあったのだから。あとは西武が純粋に強かったのも要因。打たれすぎという声もあるけれど、カブレラと和田が当たっている時にぶつかってしまったのは不幸ともいえるかな。全体的に走れる選手が多く長打の多いチームだった。今年今まで当たったチームで一番打線に迫力があった。そういうチームだからグローバーや野口程度の選手が抑えるなんてのは難しい話。初回に5点取られながらも選手は諦めずに良くやったと思うが、8回に出てきた林だけは別。一番間隔空いてて余力があるのに無様なピッチングで試合を壊した。今日は失点したものの連投で疲れのある中どうにか勝ちに繋ごうとした久保や福田の姿を見ているからこそ許せない。

試合が終わった後座り込みたくなったがすぐに立ち上がった。悔しいけれどしょうがない。「秋にはいいもの見せてやるからな」「この借りは返すからな」ファンのこの声が同じファンである私にとっても支えとなっている。まだまだ戦いはこれからだ。

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2006年5月13日 (土)

西武(インボイス)●4-6

地元インボイス西武ドームでの観戦。試合開始まで時間があったのでスタジアムにあるレストランで食事を摂った。28年この街で生活しているがここには行った事がなかったので味わえてよかった。

試合は初回、先発西口から川中がソロホームラン、スンちゃんが2ランホームランを放ち3点を先制する。その裏グローバーがツーアウト満塁のピンチを迎えたが石井義人を三振にしとめピンチを逃れた。

何とか抑えてきたグローバーだったが4回に捕まった。江藤のツーベースを皮切りに4連打を許し同点にされる。赤田を歩かせたところで野間口にスイッチ。ところが野間口もヒット4本打たれこの回計6点を許してしまう。

その後巨人は二岡がタイムリーを放ち、7回に相手のミス二つからチャンスを迎えたが由伸が見逃し三振に倒れチャンスを生かせず。

最後は小野寺に抑えられ試合終了。今シーズン初の同一カード2連敗となってしまった。

色んな要素が重なり負けた試合。まず最初のミスは由伸。初回、スンちゃんのホームランの後、ノーツーからボール球に手を出しファールフライ。小さなプレーに見えてあれが西口を落ち着かせてしまったとも考えられる。見逃してればノースリー、3点取られてアップアップだった西口を一気に崩せるチャンスを自分で潰してしまったのだ。ただ、7回の三振を考えてみても調子が戻ってないと考えるのが妥当だろう。本調子でないまま5番に起用した事が失敗とも取れる。

3回にはヒットで出た尚広が牽制死。一年にそう何度も牽制アウトになるっていうのはセンスの問題なんだろう。1回なった時点で学んで欲しかったのだが。これも自らチャンスを潰してしまった事となった。また、7回にエラー二つでノーアウト一塁二塁となった場面で川中がバント失敗してツーストライクから結局意味の無いファールフライを打ったのも大いに猛省すべきこと。あの場面で正しいプレーが出来ないようでは初回のホームランはプラスにも何にもならない。

という試合内容を考えるとこのチームの強さはまだまだ本物ではない。強いチームであれば7回に相手のミスを逃さず得点に出来たろうし、自滅するようなこともないし、今のグローバーや野間口のようなピッチャーが一軍で投げてはいないだろう。まだまだこれからのチーム。この連敗をバネに飛躍して欲しい。

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西武(インボイス)●1-3 プラス松井秀喜

ヤクルト相手に散々な出来だった西武だが、松坂だけは別格だったという事か。初回に1点取ったもののあとは散発。となると1-0で勝つしかなかったわけだが、内海が8回に捕まり逆転を許してしまう。いいところまで行っただけに残念という気持ちもあるが、内海は責められない。めぐり合わせで当たっているクリーンアップに廻って点を取られた。ただそれだけのことだろう。こういう試合もある、それが野球。土日は地元で共に戦う!

松井の連続試合出場記録が止まってしまって残念だ。衣笠の記録を抜けるのはこの男しかいない、そう思っていたが、芝が引っかかって手を傷めて途中退場というのは誰の悪戯なのだろう。ショックはあるだろうが戻ってきたらまた大暴れして欲しい。

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2006年5月11日 (木)

オリックス(大阪)○2-0

試合は見ていないけれど、工藤がマメを潰し途中降板となったアクシデントがありながらも良く勝ったなというのが正直な感想。4回から交代したフランケンが四球を出さずゲームを壊さなかった。相手は新人ながら柱となっている平野。慎之助のホームランで先制。尚広ヒットの後に小関がツーベースを放ち尚広が生還。この2点をフランケンの後を受けた林・豊田で守りきり連勝。これは大きい。

由伸が金曜から復帰濃厚だが、となると今の外野から誰かが控えに廻ってしまうことも考えられる。開幕からレギュラーを手にしつつある謙次、腰痛から復帰した尚広、そしてキーとなる場面で良いバッティングを見せる小関。嬉しい悩みだろうがどういう選択をしてくるか。原監督の判断に注目だ。

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2006年5月 9日 (火)

オリックス(スカイマーク)○8-4

初回に谷の犠牲フライで先制されたが、阿部のタイムリーで同点に。また、尚広の2点タイムリーで勝ち越しに成功。しかしJPが2本タイムリーを浴びて再び同点に追い着かれた。

激しい雨の中、7回先頭の謙次がバットを折りながらもレフト線へツーベースヒット。小坂が送って、尚広のところで代打清水。前にも同じシーンを見た気がするがここは代わった菊地原から四球を選んだ。広島時代の菊地原はウェルカム状態だったがオリックスに来て最優秀中継ぎを受賞するくらいになった。成長したのか、小関をショートゴロに打ち取り謙次が挟まれアウト。投手は萩原にスイッチ。代わった萩原から二岡がセンター前ヒットを放ち清水が還り勝ち越し。

8回、ワンアウトから小久保とJDが連打。阿部が倒れた後謙次がショートへ内野安打。続くはしばらく音無しの小坂。しかし小坂が萩原の内角ストレートを引っ張りセカンドの横をライナーで破るタイムリーを放った。続く清水が押し出しを選び追加点。代わった本柳から小関が2点タイムリーを放ち試合は決まった。

8回裏、JPが谷にソロアーチを浴びたものの、9回からは佐藤がしめて試合終了。交流戦初戦をものにして3連勝を果たした。

そんじょそこらの中継ぎじゃぁ巨人の粘り強い打線は抑えられない。デイビーを降ろした時点で一気に巨人有利となったのは間違いない。8回の追加点が大きかった。しばらくヒットのなかった小坂が打ったという事も明るい材料。明日も勝とう。(味スタから念を送ります)

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2006年5月 8日 (月)

東京ヤクルト(東京)○8-5

GGの先発なので失点は覚悟していたが今日の相手は藤井。苦手な左だけれど序盤で点を取るしかないなと踏んでいた。

初回、GGは三者凡退で切り抜け、その裏、先頭打者の謙次がラッキーな内野安打で出塁すると、小関がライト線ツーベース。昨日途中退場した二岡が四球を選びノーアウト満塁とビッグイニングになるチャンス。しかし、スンちゃんが空振り三振、続く小久保も追い込まれた。嫌な雰囲気となったが内角に来た球を引っ張りレフトスタンド最前線へ運んだ。いきなりのグランドスラムで4点を先制した。

2回、先頭のラミレスにポテンヒットを打たれた。この時点で感じたのは、まあヒットもアンラッキーだし今日のGGは悪くなさそうだな、ということ。しかしランナーを出したGGはそうではなかったようだ。ラロッカにライトスタンドへ2ランを打たれる。その後ツーアウトを奪うもこの日ライトに入った三木にセンター前ヒットを打たれ盗塁を許した。いいんだ、次はピッチャーの藤井だから、と思ったらヒットを打たれた。バックホームをしてランナーは返さず、と思ったら阿部が落球して三木がホームイン。ちょっと嫌な予感。それは的中する。3回、先頭のリグスにレフトスタンドへ同点ホームランを打たれた。リグスに3試合連続で打たれるのは考え物だぞ?試合は振り出しに戻ってしまった。

その裏、小久保に対し藤井は四球を与えた。明らかに嫌がっていたのがミエミエだった。続くはこの日6番に入ったJD。JDの当たりはレフトフェンスに直撃した。タイムリースリーベースとなり貴重な追加点。2年前阪神に居たジョージ・アリアスのスイングを思い出したがパワーは全然違う(汗)いいんです、JDはアベレージヒッターなんだから。JDを三塁に置いて慎之助が打った瞬間入ったと分かるホームランをライトスタンドへ運んだ。久々だなぁ、打った瞬間に自分がガッツポーズしたのは。藤井は4回の表に代打を出されてKO。何気にその裏が大事だと思っていたがバッテリーが交代し、花田に抑えられて無得点。

5回、二人ランナーを出した時点でGGから西村へスイッチ。1点は奪われたもののそれだけに止めた。JDやスンちゃんのファインプレーもあり、7回を裕也、8回を福ちゃんが抑えた。7回に小久保のタイムリーで追加点を得ていて3点差。9回のマウンドは勿論豊田。簡単に3人で抑えてゲームセット。巨人が東京ダービー3連戦を勝ち越しで終えた。

初回に4点貰ったんだからもっと楽に勝てよ、という声があっても無理はない試合。しかしながらこれが今のGGの実力であり、GGをローテに入れざるを得ないチームの力なのかなとも思う。だからこそ今日は勝てて良かった。藤井に助けられたのもあるが、新たに加わった小関・ディロンが攻撃に良い形で絡んできているのが大きい。投手が心もとない時は野手がカバーする。今日はそれが出来ていたからこその勝利。

上原が1回ローテを外れるため交流戦は厳しい戦いが予想される。下から上がる可能性のある野口や栂野にとってはチャンスであるが多くは望めないし、うるぐすでも言っていたようにJPはパ・リーグ相手に4月の神ピッチングが出来るのか、という疑問も。順調に貯金は重ねられないかもしれないが、これまで同様、同一カードでの勝ち越しを目指していければと思う。

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2006年5月 7日 (日)

東京ヤクルト(東京)○8-2

初回、内海が青木に打たれ、バッテリーエラーも出てノーアウト二塁のピンチを迎えた。しかし、リグスと岩村を連続三振にしとめラミレスもライトフライに。1点覚悟の場面を無失点で切り抜けたのは大きい。

その裏、先頭の小関が先発の川島から初球をクリーンヒット。小坂の当たりも二塁打コースに見えたがリグスにキャッチされ小関は戻れず併殺。いい当たりがあそこに飛んじゃったのは運が悪いとしかいえない。二岡がセンター前ヒット。スンちゃんが追い込まれながらもライトスタンドへ先制の2ランホームラン。ところが、その後川島がベンチに下がる。治療のアナウンスの後結局交代。松井が登板。

3回、米野の当たりがセンター前に。小関がダイブするも取れず後へ。ディロンが打球処理にもたついている間に何と米野は三塁へ。これはいくらなんでも暴走で三塁アウト。ノーアウトのランナーになるところだっただけに助かった。しかしディロン外野は心臓に悪い。4回にリグスにソロアーチを浴びて1点差とされ、松井には4回まで抑えられていた。こうなると初回にもう2点欲しかったなぁと思ってしまった。

5回裏、先頭のディロンがライト線へツーベースヒット。続く謙次が追い込まれてからショートゴロを打ったがディロンはサードへ暴走。当然宮本は三塁へ。しかし、そのボールがディロンに当たりサードの後を転々。ディロンのスライディングに交錯した岩村は起き上がれず、ディロンはそのままホームイン。結果として得点にはなったけれどあれはストップのケース。この辺りはきっちり指導しなければならないでしょう。その後内海が送りバントをきっちり決めて謙次は三塁へ。二打数二安打の小関。猛打賞行けるなと思っていたらここでスクイズ。これが決まりさらに追加点。打たせたかったなと思いつつも、スクイズをやるんだったら誰も読めない場面というのが認識できる作戦だった。味方を欺くくらいの方がばれないから。

6回、交代した高井が初球を二岡の膝に当てる。二岡はそのまま倒れて結局ベンチに運ばれて交代。一人倒れて小久保がヒットの後、慎之助がセンターフェンス直撃の2点タイムリーツーベースを放った。高井はマウンドを降りたがブーイングでもしてやりたい気分だった。代わった高津からディロンがヒットを放ち尚広に交代。尚広がきっちり盗塁を決めた。ワンアウト二塁三塁から謙次が犠牲フライを放ち追加点+尚広が三塁へ。内海がタイムリーを放ちさらに追加点。小関が猛打賞となるヒットを放ちランナー二塁三塁とチャンスを広げたが小坂が倒れ攻撃終了。その後は北海道日本ハムから移籍してきた古城を使うなど余裕の采配。

9回に岩村のツーベース、ラミレスのヒット、ラロッカの内野ゴロで1点を失ったが内海は最後まで投げ切って試合終了。負けられない1戦をものにした。

今日に関しては川島の状態が悪かったというアドバンテージもあり絶対勝たなければならない試合だったが、そんな中で内海が頼もしいピッチングを見せてくれた。去年までの彼だったらバッテリーミスの後自滅していた可能性もあるが今年は違う。2三振とった後も気を抜かなかったのが大きい。野手の収穫としては小関。シュアなバッティングは魅力的。守備ももともとゴールデングラブを経験しているだけに計算は出来る。由伸不在で尚広の状態がまだ完全ではない中で小関の存在は大きい。ディロンは交流戦のDH第一候補といえるでしょう。レフト守備は危なっかしいけれどヒットを量産出来る選手。彼が入ることでチャンスが生まれてくるし大切な戦力だ。

負傷退場した二岡だが打撲のようなので長引かないかなと安心。慎之助も大事を取ったと考えましょう。

前のカードで負け越しているだけに明日はカード勝ち越しを決めて、5月イーブンの状態で交流戦に臨みたい。

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2006年5月 5日 (金)

東京ヤクルト(東京)●5-10

初回、ツーアウト二塁一塁で館山から小久保が放った打球は何と天井に当たってしまう。当たらなければ完全に入っていた。その後、ラロッカの打球は簡単に入ってしまった。野球の神様の悪戯だったのだろうか。しかしその裏、慎之助が今シーズン初ホーマーを放ち同点に追いついた。

しかし野間口というピッチャーは空気が読めないようで。3回に連打を許し一気に4点を失った。点を取った後に取られるのが一番良くないのをこの選手は理解しているのだろうか。4回にも追加点を許し厳しい状況に。6回は代わった西村がリグスに2ランを浴びる。その裏、スンちゃんが久々のホームラン。これで2-8。

7回、これまでコーナーを丁寧に突くピッチングで抑えてきた館山を小関が捕らえスリーベース。続いて今日一軍に上がったディロンが来日初安打。これで1点。清水の弾丸ライナーは入ったかと思ったがフェンスに直撃するツーベース。小坂の内野安打とラロッカの悪送球の間に2点入り3点差に。しかしその後追加点は入らず。

9回、前田が登場。出てきて2点取られた。ごめん、アンタもういいわ。ナインの同点に追いつく気を削ぎそのまま試合終了。

初回の小久保の当たりがそのままスタンドインしていれば流れをつかめたかもしれない試合であったが今日の敗戦は妥当だったのだろう。2回目のチャンスを貰った野間口の次は無いだろう。まだまだ早いということが分かっただけでも収穫ではないだろうか。西村にしてもリグスに一発を浴びるようではまだまだ。二人がより練習するための勉強になった試合だったと考えよう。投手で鴨志田がまずまず良かったのが収穫か。

ディロンは掛布さんも絶賛していたがバッターとしての能力は素晴らしい。ボール球には手を出さないし状況に応じたバッティングの出来る選手。しかしレフトでレギュラー起用となるとそれは勘弁して欲しいのが正直な話(笑)スンちゃんが外野出来るのであれば廻してもいいのかなと思うけれど、尚広の状態が良くなったら今の外野にはそこまで無理をして入れることも無いのかなと。謙次・尚広・小関の3人なら守備は計算できるから。

まずい状況という声もあったけれど元々我々はチャレンジャー。そうそううまくは行かないもの。勿論カードの勝ち越しは考えたいから明日からは連勝ですよね。

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2006年5月 4日 (木)

阪神(甲子園)●2-3X

中5日登板の上原が初回に今岡に2点タイムリーツーベースを打たれ先制を許した。5回に阪神先発の杉山から上原・清水が連続タイムリーを放ち同点に追いついた。

しかし上原にアクシデントがあったのか5回途中で裕也にスイッチ。その後巨人は林・福田と繋いだ。満塁のチャンスは2回あったもののいずれも生かせず。

10回、福田が先頭の久保田にフォアボール、さらにワイルドピッチで二塁に進めてしまう。ツーアウトまで取り、矢野もサードゴロ、と思ったがベースに当たり三塁線を破られてしまう。その間に久保田が還りサヨナラとなった。

色々な見方が出来ると思うが、劣勢の中良くここまで戦えたなという思いもある。上原のアクシデント、小久保の欠場という悪状況の中延長までこぎつけたのだから。まぁそこまで行って負けたのは痛いという見方もあるが。川中の素晴らしい当たりが甲子園の風に消されたり野手の正面だったりというハードラックもあったし(本当にあの風は厄介だなぁ)

今日ミスをしてしまった福田を責める気は無い。一人が敗因って言うわけじゃないから。勿論やったミスは論外。今日の最後、矢野の打球がベースに当たったのは、野球の神様が福田に与えた警鐘なんだなと思っている。そこから取り返すか潰れてしまうかは本人次第だ。勿論これを乗り越えて一回り成長する事を願っている。

カード初の負け越し。明日からまたやり直しだ。

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2006年5月 3日 (水)

阪神(甲子園)○2-0

巨人はスンちゃんのファーストゴロで1点を先制。二岡・スンちゃんが連打した回に小久保がバントをして阿部がタイムリーを放ち追加点。

工藤は3回までをパーフェクト。四球からピンチを招く場面もあったがカットボールや直球等強気の攻めを見せ6回を0点に抑えた。7回は裕也が完璧なピッチング、8回、林が四球二つでヒヤヒヤさせたが福ちゃんが今岡を抑え事無きを得た。9回は豊田がこれまた完璧なピッチングでランナーを出さずに試合終了。苦手の下柳に黒星をつけ今年の甲子園成績を1勝1敗とした。

今日は何と言ってもまずは工藤でしょう。いつものカーブはストライクが入らなかったためそれほど使っていなかったけれどやっぱりベテランの駆け引きなんでしょうな。ストレートで攻めるトコは攻め、変化球でかわすトコはかわす。

そして試合のターニングポイントともなった小久保のバント、これに関しては今年の原野球という声もあるけれど、慎之助に対する絶対的な信頼があるからこそ出来たのだと思う。ホームランが出ないけれどチャンスになったら結果を残してくれる選手が居るのは本当に心強い。

各スポーツ紙は明日の先発が上原という予想をしていますがさてどうでしょう?個人的にはローテを崩さず野間口で行ってほしいかなと思っています。上原は3連戦の頭で使いたいから。

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2006年5月 2日 (火)

阪神(甲子園)●4-5X

5回に4点を取ったが6回に同点に追いつかれ最後は関本のサヨナラホームラン。今シーズン初の火曜日敗戦。

ターニングポイントは6回でしょう。金本を迎えた場面、全てストライク勝負で打たれていました。あの場面はボールを3回使えたのに何を焦ったのだろう。まぁその後の清水の守備は…ああいうプレーだとタイムリー1本でも足りないくらいですね。2本打ってトントンかお釣りがちょっとくる程度でしょう。お粗末なクッションボール処理でした。

ドームでの阪神戦を見ても感じたのだが、監督が過度に阪神を意識しているのではないかなと。負けられない気持ちで臨むのは分かるけれど、バックホームを試みた尚広を下げたのは感情的になっていたとしか思えません。判断ミスだとしても後で叱ればいいプレーでしょう。尚広を下げてくれて阪神は助かったでしょうに。その下げた事によってパウエルの代打に宜之を使う羽目になったのは自業自得。残しておけばあの場面川中を出せたのだから。(まぁ個人的に言わせて貰うとあの場面の宜之起用はかなり萎えましたけどね)

とまぁ監督に対する批判も少し出てしまいましたが今日の4番5番も情けなかったですね。あれだけチャンスがあったのだから1点くらい取ろうよ。

今日に関しては自滅という気もします。阪神・甲子園アレルギーでもあるのでしょうか。ただ、を乗り越えない限り優勝は無いでしょう。明日からの奮起に期待します。

(追記)鈴木選手の腰痛があったための交代でしたね。大変失礼致しました。

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