東京ヤクルト(神宮)○11-9 絶望から歓喜へ
今年初の神宮参戦。平日しか今まで行った事がなかったから、あーいう風に整列入場するんだなと初めて知った。幸い席は確保できたがとにかく暑い。あっというまに買ったジュースを飲みきってしまった。メロンのカキ氷を買って、これって今応援している某サッカーチームの試合で売り出せば流行るんじゃないかなと思ってみたり。まぁ、メロンの色でどこだかバレバレなんだけど。
試合は初回大荒れに荒れた。内海が青木をアンラッキーな内野安打で出塁させるとリグスにヒットを打たれ早くもノーアウト一塁二塁のピンチ。ここが肝心だったが岩村とラミレスを歩かせてしまう。ラロッカの犠飛で2点目。宮出と田中にも打たれ、自らの暴投もあり、さらには米野と青木にヒットを打たれ計7失点。このチームはどうなってしまうのだろうという絶望的な気持ちで初回を終えた。
2回にノーアウト満塁のビッグチャンス。ここで7番の謙次が併殺打。ここで1点しか取れなかったという気分になりまだまだ晴れては居なかった。
3回、内海がラッキーな内野安打で出塁すると二岡が続いた。さらに木村がツーベースを放ち2点目が入った。由伸は三振に倒れるも、スンちゃんがポテンヒットを放ち2点追加。アリアスが歩いた後、慎之助が2点タイムリーツーベースを放ち1点差に。続くは謙次。ライトへ放ったヒットで慎之助が帰還し同点に。普段は周りの人とハイタッチすることはドームじゃあまりないのだがこの時ばかりは周りと喜びを分かち合った。まだチャンスは続いていたがワンアウト一塁二塁で内海は併殺打。イケイケだったのだろうけど、あぁなるくらいならあそこはバントでしょう。
4回、ワンアウト後丸山貴から木村が四球を選んだ。続くは不振の由伸。どうなるかと思ったが打球はライトへ。打球はギリギリでスタンドインして、勝ち越しの2ランとなった。さらにスンちゃんがバックスクリーンへホームランを放ち点差は3となった。
6回ツーアウト一塁でバッテリーエラーからランナーが進んだ後、スンちゃんがタイムリーを放ちさらに追加点。内海は2回以降はラロッカのヒットだけに抑えていたが無駄な四球もあったため疲れも出たのだろう。ツーアウトからリグスにツーベースを打たれた後、巨人戦では不思議と打てない岩村に2ランを打たれて2点差に。ここで久保に裕也にスイッチし後続を断った。
7回、高井がいきなり慎之助にデッドボール。こいつはもうどうしようもない。謙次が倒れた後仁志がツーベースを放った。代打大西が出たところで高井から松井へ。そして巨人も大西を下げ小関を打席に。しかし浅い外野フライ。二岡敬遠で満塁となるが木村が見逃し三振。8回も、古城のヒットからツーアウト一塁二塁とするが謙次が三振。流れが変わりそうで不安になった。
8回、代打鈴木健が出たところで野間口から林にスイッチ。そしてヤクルトは代打オレとでも言ったのか古田が打席に。ヒットを放って巨人ファンからも拍手が起きた。青木にもヒットを打たれてピンチに。リグスをショートフライにしとめた後岩村のライトフライでツーアウト一塁三塁。ここで真田にスイッチ。同点にすべく青木が走ったがこれを慎之助が見事に刺してピンチを断った。
9回、あっさりツーアウトをとった後、宮出に三塁線を破るヒットを打たれる。思ったよりも打球は近かった。宮出は二塁を狙ったが古城の送球が早くタッチアウトでゲームセット。巨人が連敗を止めた。
一度地獄を見たというのは今日の試合の事だろう。絶望的な気持ちだったが、今日の試合に選手の魂を感じなかった人間はいないはずだ。これから先、順位がどう転ぶかはわからないが、こういった試合を見せられればファンは離れない。まぁ元々連敗中でもあれだけの人が駆けつけるチーム。そういった人々にいい試合を見せる事が大切だ。
しかしまぁ9点取られた先発投手に白星がつく試合も7点リードのあるチームの投手が3回でKOされたのもどちらもそうそうない事だよなと(笑)
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