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2006年8月31日 (木)

広島(ヤフー)●0-3 温度差

中継が始まり驚いた。ピッチング練習をしていたのは西村だった。上原ではないのか。黒田とのエース対決を見たかったのだが。

そんな対決の序盤は本当に差がくっきり。脇谷が二回やらかしたり、西村が宇野ばりのヘディングを決めたりしたが広島に点は入らず。逆に黒田は今年一番ではと思わせる内容。両チームの攻撃時間が全然違っていただろう。

それだけピンチが続けばいつかは取られる。先頭の吉田をヒットで出した次が問題。倉にデッドボールを与えノーアウト満塁。黒田バントから東出のタイムリーが飛び出し先制され、松本のバントで倉がアウトでその間にランナーが二塁三塁に。嶋に2点タイムリーを許し事実上の終戦。そらもうあの死球よ、それだけよ。

七回で黒田を下げるというサービスをしてくれたものの取り返せず完敗。3タテはならなかった。

今日の試合はチームとの温度差を感じずにはいられなかった。次の中日戦は土日で二連戦。内海と建銘が投げれば大丈夫だろうと思っていたし、今日は上原が投げて黒田に勝って三タテとなり、チームや上原の飛躍にも繋がると思っていた。が、蓋を開けてみたら先発は西村。西村を育てたいという気持ちも理解できなくはないが、ファンは上原と黒田の対決を見たかったのではないか。優勝が薄くなった今、そういった見せる試合も必要だと思う。そんな意味では今日の試合は肩透かしをくらったかのようだった。物足りなさだけが残ってしまった。

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イースタン 千葉ロッテ(ジャイアンツ)●4-5

辻内が登板すると聞いたので夏休みの今日はジャイアンツ球場へ直行。そのとおり先発のマウンドには辻内が登っていた。自らのエラーと岩舘のエラーが絡み初回に2失点。その後、アリアスや小関のヒットが絡みワンアウト満塁から、辻内のタイムリーと仁志の2点タイムリーが飛び出し逆転に成功する。

しかし三回、ノーアウト一塁から併殺を取ったと思われたが岩舘が落球してオールセーフ。その後ヒットでノーアウト満塁。ショートゴロでホームフォースアウトと思いきやまたもや岩舘がキャッチャーへ悪送球。逆転されてしまった。

辻内は5回を投げて4失点。岩舘のミスもあったが、辻内自身にもミスはいくつかあった。ゲッツーが無理なのにセカンドに投げてランナーに当てた場面、送りバントを決められなかった場面、一塁付近のゴロをアウトにしようとしたがボールをこぼしたプレー。こういったプレーが出来ないと一軍では厳しいだろう。ピッチングだが、ストレートに関しては問題ないと思うが、変化球があまりにも入らないため打者に読まれてしまうだろう。結構ヒットされていたのはそのため。まだまだ精進が必要だろうなと思わせる今日の内容だった。

試合は大西の犠牲フライで追い付いたものの、九回ツーアウト、東野が竹原にノースリーからバックスクリーンにホームランを打たれ勝ち越された。その裏、炎上投手ミラーが出てきて先頭の堀田にデッドボールでチャンスもあるかなと思ったが、仁志がお家芸のショートゴロ併殺…ここでもかいっ!

収穫としては六回から八回まで素晴らしい中継ぎを見せた鴨志田くらい。あとは實松が二軍の帝王化してもおかしくないくらい良かった。一個は判定に涙を呑んだけど、盗塁をさして肩も良いみたいだし。しばらくは二軍の捕手レギュラーを守るか。となると善則は…。

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2006年8月30日 (水)

広島(ヤフー)○4-0 信頼

初回、ヒットとワイルドピッチが重なりワンアウト三塁のピンチがあったが、嶋がファールフライしてくれたことで助かり無失点に。

二回、スンちゃんが出塁し、小久保が繋いでノーアウト一塁三塁。慎之助が浅い外野フライで凡退したものの、二岡が1-2から外角の変化球をセンター返しして先制点を得た。

この日のGGは危なげないピッチング。終わってみれば無四球だった。元々低めのコントロールは良い投手だと思っていたがバッターにとってはタイミングの取りやすいピッチャーだった。それは二回に廣瀬と石原に初球を連打されている事に現れているだろう。しかし、今日はカーブがとても有効だった。JPに教わったのか?というようなカーブが決まり今日のストレートが150km/hを計測してたため緩急の差は30km/h。新しい武器を得て素晴らしいピッチングとなった。

六回、先頭の尚広がヒットで出塁すると盗塁。由伸はショートゴロでランナー進めず。スンちゃんが敬遠され小久保勝負。敬遠のあとの初球が肝心だろうと思ったがあっさりと直球が外角に入り小久保が三遊間を破るヒットを放ち尚広が生還。続く慎之助がヒットを放ち満塁で二岡。佐々岡が投じた低めのフォークを掬い上げた打球はレフト前に転がり二人が生還。4-0となった。謙次が倒れた後、GGは打席に向かおうとしていたが清水が交代で出場。無失点のGGはここで降板となった。この調子ならもう1イニング任せられたかもしれないが、突如崩れる傾向のあるGGを考えるとここでの交代は誤っていない。そして、監督が後ろの投手を信頼しているからこそここで代えたのだろう。七回を乗り切れば豊田と尚成が使えるのだから。

七回を裕也、八回を豊田、九回を尚成が抑え試合終了。二試合連続の完封勝利となった。

GGは4ヶ月ぶりの白星。奇しくも、前回の勝ち星の時3ホーマー10打点でヒーローとなった二岡が今回もヒーローとなった。そういえばその時も六回まではGG無失点だったな。抑えれば打線が点を取ってくれる。打線も、メンツが揃ってきて後ろに繋げばタイムリーを打ってくれる、そういった思いが六回の攻撃に現れていた。6~7月の暗黒期にはなかった姿だ。

さて、昨日も書いたが明日が肝心。黒田を倒して3タテしたいところ。こちらもエースをぶつけるだろう。川上とのエース対決では敗れている上原。黒田相手に意地を見せて欲しいところだ。

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2006年8月29日 (火)

広島(熊本)○6-0

14年ぶりの熊本でのゲーム、序盤は投手戦を思わせる展開。JPもいつもどおり素晴らしいピッチングだったが、大竹が序盤最高の滑り出しだった。10敗している投手とはとても思えなかった。だからこそこれまで勝てなかったのは何かあるのだろうと思ってしまった。5回にスンちゃんがチーム初ヒットを放つも小久保が併殺打。その後連打で満塁のチャンスを迎えるもJPが倒れ得点ならず。しかしながら、打線が二周り目から捕らえ始めてるのは理解できた。そこから踏ん張れていなかったのが大竹だったのだろうか。

6回、先頭の脇谷が出塁すると尚広はバント。得点圏では打つ由伸がセンターへツーベースを放ち先制。スンちゃんが敬遠の後小久保が意地の犠牲フライを放ち2点目。

7回、前田と森笠にいやらしいヒットを打たれノーアウト一塁二塁。ブラウン監督は浅井に送りバントの指令。しかし二球を失敗し、三球目はバントが空振りでワンアウト。続く代打廣瀬が併殺打でピンチを逃れた。

その裏、ワンアウトから謙次が四球を選ぶと代打清水はセンターライナー、と思いきや森笠が落球しワンアウト二塁三塁に。ここで脇谷は忠実にセンター返しのバッティングでヒットとなり二人が生還した。その後バッテリーエラーとスンちゃんのタイムリーでさらに2点を追加して6-0。

その後豊田-野間口と繋いで完封。熊本で素晴らしい試合を見せた。

相手のミスには大いに助けられたもののいい時の巨人に戻りつつある内容だったのではないか。小久保の二併殺というミスを周りの選手がカバーした結果の6得点だし、後半守備固めで入った川中と古城が良いプレーを見せていた。久々の全員野球が見られたなと感じた。各選手が与えられた役割を果たせればチームは強い。バント失敗した浅井とあっさり併殺の廣瀬、炎上中継ぎ陣を考えても今日は巨人が勝つ試合だったのだろう。ブラウン監督もそういっていたし。

さて、今日は今日でおしまい。3タテを狙うには黒田を打ち崩さなくてはならない。厳しいかもしれないがチャレンジする心を忘れちゃあいけません。勝ちに行きましょう。

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2006年8月27日 (日)

阪神(甲子園)●2-3

序盤コントロールに苦しんだ杉山と、一軍で四球を出したことがない姜建銘の対決。初回にツーアウト満塁のチャンスを逃しなかなか点の取れない巨人は、由伸のツーベースの後杉山がワイルドピッチをして、スンちゃんの犠飛で先制した。しかしシーツのタイムリーで同点とされた。その後どうにか踏ん張った建銘の度胸は大したもんだなと思った。

八回は藤川球児に完璧に抑えられその裏、ワンアウトから関本にデッドボール。シーツレフト線を破られ由伸がもたつく間に二塁三塁。ここは金本敬遠だろうな、と思ったら投手が林から久保に交代。久保が歩かせていた。これは戸惑うだろうなと不安になっていたら濱中にタイムリーを打たれた。それだけでなく鳥谷にも打たれ終戦、、、

かと思いきや、地上波終了後今日はもう何もないかな、と部屋に戻ったら父親に呼ばれ何事かと思ったら、二岡が藤川からホームランを打ったらしい。まぁ一矢を報いたともいえなくはないけど、初回のチャンスを潰したのも二岡だし複雑。試合は終了。3連勝はならなかった。

まぁあの継投も謎だったんですがね。結局は関本への死球がケチのつきはじめってとこでしょうか。久保も久保で鳥谷にあそこで追加点与えるかね。建銘が親御さんの前であれだけ頑張ってるんだから。この試合は勝ちにしないと。

まぁ惜しかった。九州決戦頑張れ。

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2006年8月26日 (土)

阪神(甲子園)○10-0 内海10勝

中継が始まった頃には4-0になっていた。二回にオクスプリングから小久保がバックスクリーン右にソロホームラン。三回にはランナーを二人置いて由伸が走者一掃のタイムリーツーベース。スンちゃんにもタイムリーが出ていた。そして中継が始まった場面はワンアウト二塁三塁のチャンス。マウンドには吉野。内海は三振したが、続く脇谷がレフト前に2点タイムリーを放った。その裏を抑えてこの時点でパーフェクトピッチング。

五回、ツーアウトを取られたところでピッチャーは桟原に交代。甘く入ったカーブを小久保が見逃さず、バックスクリーン左にソロホームラン。この場面で左右に拘る事もなかったと思うのだが。しかしまぁ小久保のパワーはお見事。

その裏金本にヒットを打たれ完全試合の夢が絶たれた内海は濱中にストレートの四球を与える。鳥谷の併殺崩れでランナー一塁三塁。自分の四球だけに点を取られてもおかしくないが、阪神の下位打線相手なら行けるかなとも思っていた。そして結果は、矢野を三振、藤本を外野フライにしとめて無失点となった。

あとは内海完封の瞬間が放送に収まるか収まらないかが問題。九回は清水・宜之・古城という打順。これならすんなり終わるかな、とも思っていたらダーウィンが炎上して古城の二点タイムリーツーベースと小坂の内野ゴロで計三点が入って中継終了。こんな時に打たなくてもと思いつつ、ダーウィンの劣化に驚いた。

その裏、ランナーを二人出すも点は許さず完封勝利。内海が10勝目を手にした。

先発の時点で勝負は決まっていたと言えるだろう。昔の河原なみの阪神キラーになりつつある内海と最近低調のオクスプリング。濱中への四球以外は文句のないピッチングだった。この10勝目は彼が左のエースとなったとも言えるものだった。本当に飛躍の年になった。嬉しいことだ。

しかし今日一番のサプライズは、

亀山つとむがいつの間にかマラドーナ化していたこと。

現役時代の倍は体重あるだろあれ…

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2006年8月25日 (金)

阪神(甲子園)○5-2 上原100勝

シーツに浴びたホームラン、ただのセンターフライかと思ったのにあの伸びは一体なんだったんだろう。少々やな感じだったが流れを代えたのも上原だった。7回ツーアウトの場面で福原からヒットを放ちマウンドからおろした。阪神はJFKのJを出し逃げ切りを図るが先頭の脇谷に四球。この時の岡田監督の表情を見て、これはいけるかもな、と思った。代打・木村のタイムリーにエラーが絡み1点を手にした後、由伸がレフト前に2点タイムリーを放ち逆転。スンちゃんも続いたところでJFKのKが登場。小久保が軽打で4点目、二岡がタイムリーヒットで5点目を得た。7回途中から林・豊田・尚成の継投で逃げ切った。

福原を代えてくれて助かったとも言えるが阪神のプレーが低迷期を思わせるようなものだったともいえる。点には結びつかなかったものの九回、先頭の由伸が江草から四球を選ぶとワイルドピッチで何と三塁まで到達した。そこで点が取れないウチの打線も問題ながらも、ああいうプレーが出てしまうのはやはり調子が悪いのだろう。福原という大きな壁を乗り切った巨人、今度こそ3タテに期待したい。

報道ステーション、最高です。加登脇をとりあげてくれるなんて日テレでもなかなかないぞ。しかもタッチが終わった後にやってくれる、なんて優しい局だ。

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横浜(札幌)●6-10 力を出させる仕事

グローバーが3点差ありながらも炎上。色々な要因はあったろう。順番どおりなら上原のはずが何故か中4日で登板。そして阿部が負傷交代でキャッチャーは加藤だった。ここ最近のグローバーではなく、来日当初の状態になってしまった。

監督「先発投手の責任ですよね、5、6回を抑えるというのが。」

(゚Д゚)ハァ?

万全の状態で投げさせたんならそれは言ってもいい。単に阪神戦で上原を使いたかった、それだけだったんじゃないの?必要以上に何故阪神を意識するのか理解に苦しむ。今だって勝ち越しているんだから意識することないでしょう。意識しすぎて五月の試合は失敗したんだから。シーズンもほぼ終わりの時期に何故こういうことをしたのだろう。選手に文句言う前に自分が選手に力を発揮させる環境を作ることが出来たのか。しっかり考えてください。

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2006年8月24日 (木)

横浜(横浜)○3-1 殺伐浜スタ

投手戦だった。JPは脇谷のエラーがあった後に河野に打たれたタイムリーによる1点だけに抑え、一方の吉見も、スンちゃんの内野ゴロの間に取られた1点のみに8回までを抑えていた。大の苦手である小久保が戻ってきたから吉見から今日は点が取れるだろうと思っていたが、その小久保が珍しく吉見相手に併殺もあり全然ダメ。9回まで吉見を投げさせてしまった。

九回表、尚広ヒットの後由伸が四球を選び、スンちゃんの内野ゴロの間にそれぞれ進塁し、二塁三塁となったところで小久保が歩かされ満塁で慎之助勝負となった。初球を打ったが前進守備のファースト真正面。ところが何を思ったか佐伯は一塁を踏んでからホームに投げたのだ。確実にホームで刺さないといけない場面だし、一塁を踏んでからだとホームはタッチプレーとなるためフォースアウトにする場合より時間を要する。これが自分の贔屓チームの選手がやったらそれはもう怒っていたことだろう。浜スタの雰囲気が心配である。

九回、尻魔神は何故かツーアウトから佐伯を歩かせるだけでなく、金城も歩かせ一発が出ればサヨナラの場面を作ってしまう。相川に代打・多村。当たりはレフトへ。守備範囲の広い小坂とぶつかり大丈夫か?と思ったがどうにかとってゲームセット。落としていたら同点に追い付かれていたろうから取ってくれて助かった。というかしっかり声をかけないと。

ヒーローインタビューはJPだったけれど今日の試合を決めたのは間違いなくあの人しか居ないだろう。明日継続して使ってくるかどうかが見ものだ。

相手の状態が良くない時だしここは3タテを狙って欲しい。

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2006年8月23日 (水)

横浜(長野)○3-1 飛躍の瞬間 姜建銘

巨人の先発は姜建銘。プロ初先発でどれだけ出来るかと思っていたが最高の出来と言っていいのではないか・・・見てないけどorz

ハマの番長は本当に巨人に優しい。岩村や中島と同類だな。三回、ツーアウト満塁から二岡が走者一掃のタイムリーツーベースを放ち先制。本来ならもっと取ってもおかしくなかった。13安打してるのだし3点はちと少ない。

しかしその3点でも姜建銘にとっては十分な援護だった。六回まで二安打ピッチングとほぼ完璧。その打たれた相手が佐伯というのがまぁなんとも。七回、二岡のエラーと小久保のエラーで1点を失った後、相川にいい当たりを打たれたが尚広が好捕。姜建銘を救うプレーだった。守りきって試合終了。

新たなスター候補が出てきた。横浜打線の低調にも助けられた面はあるだろうが大したもの。これからしばらくは固定で使って来年に備えて欲しい。若いからのびしろは沢山ある。そして姜建銘の登場で一番危機感を抱いているのは明日先発の西村だろう。5番手の座を奪われかねないからこそ明日は奮起して欲しい。チーム内の競争が活発化すれば全体のレベルも向上する。相乗効果に期待したい。

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2006年8月20日 (日)

中日(東京)○3-1

二回、ワンアウトから小久保がセンター前ヒットを放ったがダッシュでそれを取ろうとした福留が後逸しボールが転々と。その間に小久保が三塁へ。続く慎之助は浅い外野フライでツーアウト。二岡がライト前にタイムリーを放ち先制する。謙次が続き、この回は投手で終わればいいや、と思っていたが何とレフト線にタイムリーヒットを放つ。佐藤充から2点を取ったのは大きい。

五回、アレックスと井上にヒットを打たれてノーアウト一塁三塁。谷繁に四球を与えてノーアウト満塁。おそらく落合監督は併殺を恐れて佐藤に打つなという指示を与えたのだろう。バントのジェスチャーだけを見せて三振。ここまではある程度計算どおりだったろうが、荒木がショートゴロでゲッツー。これは大きかった。

八回、スンちゃんと慎之助にヒットが出てツーアウト一塁三塁から再び二岡が岡本からタイムリーを放ち大きな三点目を手にした。

九回のマウンドは尚成。井上にホームランを打たれたがあとは抑えて試合終了。中日戦の連敗を11で止めた。

お互いにチャンスは潰しあっていたものの悪い試合ではなかった。下位打線に苦しみながらも内海は踏ん張った。要所で併殺を取れたことも大きい。頼もしくなったよな。本当に。

終わったことは反省してこれからまた一勝一勝積み重ねるだけだ。

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中日(東京)●0-3

多くは語りません。一言だけ、、、

ノーアウト二塁三塁でセカンドランナーに倒れた選手会長は、女子バレー日本代表の爪の垢でも煎じて飲んでなさい。

以上

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2006年8月18日 (金)

中日(東京)●1-6 真のエース

今日の試合で完全にリーグのエースが決まったと言っていいだろう。川上はウチ相手に投げて負けなしに対し上原は相手のエラーに助けられた一勝のみ。本人はメジャー志望だけれど、それならせめて一度は川上に投げ勝てよ、と。tanisigeに二発打たれたけど被弾が多いのは考えもの。昔からエアポケはあったけれど…。勝てない要因って言うのはそこにもあるんじゃなかとうかと思っている。

中日に十連敗ということはどうでも良い。力の差なんだから。実際相手は四番がサボってるのに6点取ってるんだからね。素直に相手を褒めたい、が、投手陣は福留の打率上げてスンちゃん三冠王の邪魔はしてくれるな、と。八回投げてた左の人は、下げない理由が分かりません。思い出作りってことでいいんでしょうか(猛毒)

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2006年8月17日 (木)

東京ヤクルト(東京)○3-2 二つの分岐点

初回に打たれたのとエラーが絡んで1点を奪われた後、クリーンアップ三連打ですぐ同点に追い付いた。しかし、三回にまた似たような形で点を取られ分からない展開。こんな時はヒートアップチケットだ。こりゃあ行くしかない、というわけでドーム参戦。

着いた時はちょうど五回の表を抑えたところだった。前回神宮でKOした石川が今日は頑張っているようだ。先頭の脇谷がバントヒットを狙うもアウト。それだけ今日の石川がいいと思ったのだろう。続く尚広もセーフティバント、これが決まりワンアウト一塁。二岡の打席で尚広が走りチャンスに。しかし三振。その時古田監督がマウンドに。どっちで勝負したいのかをきいたのか、それとも、勝ち越しのランナーを出すのを嫌ったかは分からない。先月の由伸だったら完全にスンちゃんは敬遠だったろうが、今日はタイムリーも出ているし迷いがあったのだろう。結局スンちゃん勝負となった。これが第一のターニングポイント。タイムリー狙いのスンちゃんはセンター前に運んで尚広がホームインして同点。バックホームの間にスンちゃんは二塁へ。続く由伸の当たりはサード頭上を越えるレフト線ツーベース、これで勝ち越し。もしこれでスンちゃんが敬遠だったなら、いくらいいコースの二塁打とはいえスンちゃんが帰ってこれた保証はない。勝負してくれたこと、そしてスンちゃんがしっかり二塁を陥れたことが大きかった。

六回、交代した五十嵐から謙次がヒットを放った。木村凡フライの後、JPはバント。脇谷はフォアボールを選んだ。ここで私は清水を使えば打てるのではないかなと思った。今日の五十嵐はストレートがストライクにならずフォークでしかカウントを取れないし、緩急もさほどない。清水にとってもやりやすい選手ではないか、と思ったが尚広が打席に。しかし、あえなく三振。バットを叩きつけていたがうーん、ここは点を取りに行っても良かったな。

八回、ツーアウトから宮出がラッキーなヒットで出塁。宮本にも続かれて二塁一塁のピンチ。ここで代走三木が二塁へ。この後が第二のターニングポイントとなった。三木は三盗を試みタッチアウト。この場面で走る理由が私には分からなかった。三木の足ならワンヒットで帰れる可能性もあるわけだし、仮に田中浩康でアウトになったとしても、次の回一人でも出れば好調なリグスにまわってきていたのだ。ここでアウトになると最終回で二人ランナーに出なければリグスに廻ってこない。後の事を考えても理解に苦しむ盗塁だった。

九回のマウンドは尚成。ワンアウトから米野がラッキーな内野安打で出塁。代打度会は凡退。ここで青木にヒットが出ればリグスに廻ってしまう。叩き付けた当たりはアンラッキーなヒットになるかと思ったがスンちゃんがどうにか背を伸ばしキャッチしてそのままベースを踏んで試合終了。どうにか逃げ切った。

相手に助けられた試合ともいえるが内容はさほど悪くはなかった。初回を1点だけに抑えたのも大きかった。そんな意味ではJPの粘りが産んだ勝利ともいえるだろう。数ヶ月勝利に恵まれなかったが、愛する息子を抱きかかえ嬉しそうな一時だった事だろう。久々に大好きな焼酎と熱燗で今日は酔って欲しい。さて明日から首位いじめといきますか。

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2006年8月16日 (水)

東京ヤクルト(東京)●2-11 プロにあるまじき三人の男達

四回に同点に追いついてゲームはこれから、という時にだった。西村は先頭の石井一久にストレートの四球を与える。その後ストライクが入らず甘いストレートを青木にヒットされ、そのままリグスに対して安直にストレートを投げ3ランを打たれる。その前の同点においついた場面、スンちゃんが盗塁して作ったチャンスを謙次がセンター前にヒットを打ち活かしたというものだった。野手の力を合わせて取った得点だ。それを全て無にするピッチャーへの四球。チームの雰囲気を乱す最低のプレーだった。

八回のマウンドには真田が。先頭打者をヒットで出塁させるとその後のバントをフィルダースチョイス。その後送られて次の打者を歩かせて交代。一体何しに出てきてるんだ。油断が体型に表れている。投げられる体にしてから一軍で投げてくれ。

九回、その前のピンチはたまたま渡会をゲッツーにしとめた前田だが青木を歩かせてリグスに2ランを浴び岩村にソロを浴びる。この回に自責点6。これが前田クオリティ。3点差でヤクルトのリリーフ相手ならわからなかったのに本当に空気を読まない。この炎上っぷりが一億円なのだから日本も景気が悪いとは思えない。

ただの敗戦で片付けることは許されない三人の出来だった。

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2006年8月15日 (火)

東京ヤクルト(東京)○10-3 やりたかった野球

初回、内海がいきなり青木にツーベースを打たれるも、岩村四球以外、つまり助っ人トリオを抑えて無失点で切り抜けた。その裏、脇谷がヒットで出て尚広が進塁打。三番に入った慎之助がタイムリーを放ち先制。スンちゃんが相手のエラーで続き、由伸がタイムリーツーベースを放ち二人が生還、しかし由伸はアウト。あれは一体何だったのだろう・・・。謙次がストレートの四球を選び古城がヒットで続くと、小坂がツーベースを放ち4点目が入る。その後の内海で終わったが、相手のエースとも言えるガトームソンからいきなり4点を取ったのは大きい。四回、ワンアウトから小坂がヒットで出ると内海がバントを決めバッターは脇谷。ライト線へタイムリーツーベースを放ち追加点。完全に勝利ムード。

六回あたりからワンセグにて観戦。青木を見逃し三振にしとめた後、猫ひろしに東京ドームホームランをライトへ打たれてしまう。この球場ならありえる事だししょうがない。まぁ5点差になってから打つのも見事な帳尻ということで。

その裏、マウンドには田中充が。先頭の謙次がセンター前ヒットで出塁。ここで代打二岡。この時にワイルドピッチが出たのだが一気に謙次は三塁を陥れた。二岡は四球を選び代走孝富。小坂はショートフライ。併殺が怖い場面だが、内海のバッティングは良い。リスクはあれど打たせるのも面白い場面。そしたら本当にセンター前に運んで追加点が入った。ワンアウト一塁二塁。脇谷がライトへヒットを放ち満塁。続く尚広が右打席で2-2となった場面、田中充がインコースへ素晴らしいボールを決めた、と思ったらボールの判定。その後明らかなボールを投げてしまい押し出し。今思えばこの判定にも助けられた。代わった花田から慎之助が二点タイムリー、そしてスンちゃんの犠牲フライが出てこの回は5点を奪った。

七回を投げて内海は交代。次が中四日だし無理をさせることもない。しかし変わった真田が四球と死球でワンアウト一塁二塁としたところで林にスイッチ。岩村を抑えた後、チッチキチーに2点タイムリーツーベースを打たれてしまうが、真田の自責点なので別に良い。ラミちゃんの帳尻もまた見事。ベンチに居た真田は…ぱっつんぱっつんになっていた。いつのまにあんなに太ったんだろう??

九回は久々の一軍となる豊田がマウンドへ。最後は福川をストレートで三振にしとめゲームセット。連戦の頭を勝利で飾った。

これがまさにやりたかった野球なのではなかろうか。出たランナーを無駄にしない野球が出来ていた。課題といわれていた一・二番の出塁だが、この日は脇谷が四安打した。特に四本目のヒットはかつていた高村良嘉でもアウトになるような打球だったろう。それをヒットにしてしまうのだから恐ろしい。敵から見たら嫌な選手だと思う。今までに居た俊足系(高村や宮﨑)と違うのは、シュアなバッティング。叩きつけるだけではなくミートも巧い。きっちり振り抜いている。いいコースに飛べば長打も期待出来る選手だ。同じ11月4日生まれとして、Diamond Hero は脇谷亮太選手を応援します。

先頭二人が出ることにより三番慎之助も生きてくる。チャンスでの強さは二岡に勝るとも劣らないものを持っている。二岡が復調すれば三番は変わるだろうが、やはり慎之助はランナーが得点圏にいる場面で使いたい。そうすれば得点力もついてくるだろう。こういう繋ぐ野球も出来れば強くなると思う。久々に見ていて面白い内容のゲームだった。

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2006年8月13日 (日)

広島(広島) ○11-6 つるべ打ち

まぁエース級じゃなきゃこれくらいは出来る子達なんです、ええ。GGの勝ちが消えたのは残念だけれど同点に追い付かれてから慎之助の勝ち越しHRを皮切りに良く取り返した。これで由伸がホームラン打った試合は負けなし、という記録が継続中。怪我さえなければ今頃中日と優勝争いしていたことだろう。能力のある選手は揃っている。あとはコンディションを整えるだけ。それが来年の課題。中日だって防御率2点台の先発は3人だし、ウチにだって十分チャンスはあるでしょう。来年戦えるようにするためにも一つ一つ実りある試合をしていくことが大切だ。

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広島(広島)●2-3x 貧打再び

見てなかったんで何も言えず。大竹のアクシデントがあって追加点奪えなかったのか。相変わらずしょぼい…二岡の具合が気になる・・・まあまた今夜だ

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2006年8月11日 (金)

広島(東京)●1-2 うまくいかない時

JPは悪くなかった。あの森笠の2ランだけだったろう、失投は。しかし、出たタイミングがあまりに悪すぎたのではなかろうか。その回の表、スンちゃんのヒットから暴投で二塁に進んだ後で由伸が進塁打となるセカンドゴロを打ち、慎之助が犠牲フライ、という主軸が黒田からどうにかして1点を取っていた。点を取った後に取られてはいけない。流れを相手に与えうるからだ。今日はその失投が最後まで響いてしまった。まあ突っ込むところは多々あるのだが。何故二岡にワンアウト一塁の場面で普通に打たせようとしなかったの、とか、黒田が大事を取って降板した直後にいくら左の高橋建とはいえこっちが出したのは三浦ですかそうですか、とか。スンちゃんと勝負させるためには尚広を走らせずとも良かったのではなかろうか、とも思う。やっぱり一流投手相手だとなかなか打てんわな。明日、明日。

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2006年8月10日 (木)

東京ヤクルト(神宮)●2-7 勝てたな…

今日は石井が相手だし健太朗が4点取られちゃ勝てんわな、と思っていたが、公式で結果を確認すると、エラーから崩れた。だ、誰だ、と思ったら、アイツかよ…。そう考えるとアイツを使ったことがそもそも間違いじゃないのかい?内野安打マシーンと化しつつある脇谷を使った方が誰しも納得が行くだろうよ。皆様、ディロンはイラネ、ってとこでよろしいでしょうか、、、あ、言っちゃった(川淵です)

その変なプレーと真田の炎上がなければ勝てた試合だったかなと。石井は最後まで投げないんだから点を取るチャンスはあった。為す術が無いなら諦めはつくんだけどな。。。今日の敗戦は悔しいわ。

巨人ファンだけでなくヤクルトファンも敵に廻した谷博。この審判がこれからどういう道を歩むのか、見ものである。

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2006年8月 9日 (水)

東京ヤクルト(神宮)○8-4 平々凡々とは行かず

初回に謙次ツーベースの後、清水タイムリーで先制。二岡の2ランで藤井からいきなり3点を奪いワンサイド気味。1点は奪われたものの、スンちゃんの犠牲フライ、由伸の2ランで着々と追加点を手にしていた。あとは内海が勝つだけ、と思っていたら4回ツーアウトの時に、青木の頭へ死球を与え退場となってしまった。あと一人抑えれば勝ち投手の権利を得られたし、内海なら楽に勝てた試合。残念でならない。

野間口がラミレスに一発を浴びて点差は4。8回、ワンアウトの後、木田から脇谷がツーベースを放つ。一点を取るチャンスだと思いきや、代打の亀井が三振、続く謙次が三振とランナー残塁で終わった。前も脇谷が打った時この二人って凡退しなかったっけ?

9回のマウンドは田中充。先頭の清水がこの日猛打賞となるヒットで出塁すると、二岡がツーベースで続いた。サイクルがかかっていて、かつ、ラミレスが左中間寄りに守っていたことを考えるとレフト線ならば…と考えてしまった。続くスンちゃんの当たりは浅い飛球。ラミレスがワンバウンドしてからキャッチしたように見えたがアウトの判定。ビデオで見るとワンバウンドしていたように感じる。そして何より、一塁ベースにいたスンちゃんがバウンドしたと言っているんだから間違いないだろう。判定は覆らずアウトの判定。スンちゃんは怒りを露にしてベンチ前の柵を蹴っていた。その後由伸の2点タイムリーが出ても喜んでいなかった。味方の得点には必ず喜ぶ男があれだけ怒っていたのだから誤審なのは間違いないだろう。

6点差もあり、マウンドには栂野が。それはわかる、が、キャッチャー實松、を見て嫌な予感がしてしまった。ワンアウトの後、城石にホームランを打たれ、米野にヒットを打たれ真中を三振にしとめた後、ワイルドピッチで青木に四球。リグスにタイムリーを打たれた時点で尚成に交代。栂野を経験させるためにはあの判断は間違ってはいないが、何故實松なんだ。栂野-實松バッテリー、中日戦で炎上した事があるのを忘れたわけではあるまい。正直彼を出すのならカトケンとか、下から誰か上げて欲しい。尚成はそれまで4三振の岩村をセカンドゴロにしとめ試合終了。不機嫌そうな顔で實松の頭をグラブでポンと叩いていたのが印象的だ。「俺が出る試合じゃないだろう」と渇を与えていたんだと思う。

と、終わってみればワンサイドゲームに見えて最後までわからない展開だった。九回の追加点がなければ尚成を出したんだろうけど、あの場面は追加点を取って良いのだから仕方がない。若いバッテリーに猛省してもらいましょう。打つほうは8回の無得点以外は良いのではないか。若い打順の選手が活躍するなんて久しくなかったから。清水が猛打賞で二岡が4安打と気を吐いていた。清水にはこれからどんどん取り戻してもらおう。内海は次頑張れ。

今日頭に死球を受けた青木選手が少しでも早く万全にプレーできることを心より祈念致します。

最後に

谷博審判員が職を退くことを願って止みません。

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2006年8月 7日 (月)

横浜(東京)○4-1 もっともっと

初回に牛田から由伸が3ランを放った後、慎之助が続いて4点を手にした巨人。あとは上原が投げるだけだったが球数が多かった。7回村田にソロを浴び、一打同点のピンチを迎えた場面で林の救援を仰いだ。その後裕也・尚成が抑えて試合終了。

勝ったのは良い、とはいえやはり内容はもっと良くしなければならないだろう。この日は投手に関して問題なし。打線はもっと点を取れた。謙次は得点圏で三度廻ってきてるのだからそこはモノにしないと。先頭の脇谷がスリーベースで出たのに得点できないし。あれだけ下位がチャンスメークしたのだから上位で返さないと駄目。今日の良かったことは由伸の猛打賞と脇谷のチャンスメークか。

火曜からは打線が強力な東京ヤクルト。投手がいかに失点を少なくするかだろう。

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2006年8月 6日 (日)

横浜(東京)○8-5 怒りと喜び

ドームにて連日の観戦。JPは抜群の立ち上がりで初回を三者凡退で切り抜けた。その裏、ツーアウトから二岡がライトへホームランを放ち先制する。

三回、吉村にツーベースを打たれ、相川を抑えてワンアウトで那須野は当然バントを狙うも見逃し三振。続く琢朗をアウトにして点を許さなかった。その裏、先頭の謙次がツーベースで出塁。続く木村は送るつもりだったようだが2球失敗してその後振り遅れの三振。二岡が四球を選び、スンちゃんの打席で那須野が暴投してそれぞれ進塁。大きなチャンスとなったがスンちゃんの当たりはレフトへの浅いフライ。これでは帰れずツーアウト。由伸はファーストゴロに倒れ追加点を得られなかった。那須野のミスで流れがこっちに来るところだったがこちらも木村のミスで流れを寄せられなかったというところか。

六回、先頭のスンちゃんがバックスクリーンへ豪快に運んだ、が、、、ちょうど打つ時に目の前を通ったオッサンのせいで見ることが出来なかった。皆が喜ぶ中一人でオッサンに対して怒っていた。ま、悪気はないんだろうけどさ・・・。

ヒットは吉村に打たれたのみであとは村田へ四球を与えただけとほぼ完璧なJP。しかし7回、ワンアウトから村田にツーベースを許してしまう。続く内川に四球を与え古木。当たりはライト線へのツーベースとなり一人生還。ここで尾花コーチはマウンドへ。当然吉村を歩かせて相川勝負、と思っていた。しかし初球に慎之助が外す素振りもなくストライクゾーンへ。その瞬間、「何で勝負なんだ!」と叫んだ時には打球は内野の頭を越えて転々と。その間に二人ホームインして逆転を許した。後から考えれば勝負するか否かをJPに委ねたのかもしれないが絶対に勝負させてはいけない場面。負ければあまりに悔いが残るし納得できないものだった。

その裏、クアトロKの一人、川村がマウンドへ。代打・清水が四球を選び続くは代打・脇谷。送りなのかな、と思ったらセンター返し、これが抜けてランナー一塁二塁。謙次が送り、木村のところで代打・亀井だな、と思っていたら木村はそのまま。亀井にかけてもいいのにな、と思っていたが木村が四球を選んだ。満塁で二岡。しかし浅いレフトフライに倒れランナー帰れず。続くスンちゃんも追い込まれた。追い込まれてからが強いスンちゃんだけれど、これで打てなかったら完全に流れは相手だな、と思っていたので何が何でも打ってくれ、と思っていたら、ライト線へ逆転2点タイムリー。カッコ良すぎる!攻撃が終わった後、スンちゃんのタオルマフラーを買いに売店へ。

さぁ今日は勝ったろう、と思った八回ワンアウト、久保が小池にソロホーマーを浴びて同点に。…ふざけるなオイ…。JPに久々に勝ち星をつけようとしたスンちゃんの思いをあっさりと打ち砕いた。その後死球・四球・バントでツーアウト二塁三塁。古木に対し林がマウンドへ。ショートゴロに打ち取り勝ち越しを許さなかった。

八回裏のマウンドには高宮が。ワンアウトから清水がレフト前ヒットで出塁。脇谷が今度は送りバントを決めてツーアウトながら二塁のチャンス。ここで謙次には敬遠気味の四球。林の代打は吉川。どうにかツースリーに持ち込んだ。ランナーはオールスタートとなるこの場面、外角低めのストレートを右中間に流して清水・さらには謙次が還り2点差に。プロ初安打は値千金のタイムリーとなった。続く二岡がライトスタンドへ運び4点差。試合は決まったと思っていた。

九回、マウンドには尚成。先頭の吉村にソロホーマーを浴び3点差。相川にヒットを打たれ代打・種田。ここは三振にしとめワンアウト。しかし琢朗にヒットを許しホームランで同点の場面を与えてしまう。村田に廻るのは嫌だな、と思っていたら小池がショートゴロ。これがゲッツーとなり試合終了。どうにか逃げ切った。

試合終了してライン上に立ち挨拶している場面で、「タツノリッ、ジャイアンツッ」コールがあったが今日は言えなかった。ここまで苦しい試合になったのはベンチに責任があるから。吉村を歩かせておけばここまで苦しまなかったのではないか。仮にその後の相川に打たれたのであればそれはしょうがない。勝つことを考えての結果であれば不満はないけれど、今日に関しては納得がいかなかった。

監督の後輩が揃って足を引っ張る試合というのも珍しい。また、スンちゃんや二岡がチャンスで打てなかった後きっちり結果を出しているというのもまた面白い。駄試合と言われてしまうかもしれないがそんな中にでも面白さは潜んでいる。というか、今日の采配、また、スンちゃんがタイムリーの後すかさず盗塁したのを見ると、スンちゃんプレーイングマネージャーいいじゃないのとか考えてしまった。まぁこれは冗談にせよ、本当に勝つために何が出来るかを常に考えている選手だなぁと。

でも空気読まずに私の前を横切ったあのオッサンだけは…許すまじ(え。

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2006年8月 4日 (金)

横浜(東京)●1-2

グローバーは吉村に先制弾を浴びるも出来は悪くない。中日戦の炎上以外、出来は良い。ようやく本来の自分を出せるようになってきたか。ディロンも同点のホームランを打ち、守備では小池のミスを突きアウトにした。その後、ツーアウト三塁の状態で金城を迎えていた。色々声はあるだろうがあの場面で勝負の決断は間違っていないと思う。それまでの打席全てセカンドゴロに倒れている。しかし打球はセカンド後方にポロリと落ちた。この時点で試合は終わった。巨人は最下位に沈んだ。

吉見は元々そんなに悪いピッチャーじゃないのだが、4月に攻略できたのは小久保が居たからに他ならない。高校の大先輩をとても苦手にしている。その小久保が居なくなってから怖さがなくなったのだろう。

それにしても今日働いたのはアメリカンだけだった。猛打賞の吉村より何倍も金貰ってる野手陣は客にちっとは還元しろ、という気持ち。最下位に落ちたことはあまり気にしてない。落ちるとこまで落ちなきゃ目が覚めないんじゃない?という思いもあるから。優勝できなきゃ二位もビリも同じ。まあなったらなったでお馬鹿なマスコミが面白おかしく書くんだろうけど。

ある意味今年は巨人ファンの真価を問われる年なのかもな・・・。

今日働いていたのはアメリカンだけだった。

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2006年8月 3日 (木)

阪神(東京)●1-5 マイペース

井川や福原がどんなに打たれようとも、この下柳だけはマイペースに抑えるのだ。しかし今日はそれでも打ったほう。10安打で1点というのはどういうことだ、と。木村が三安打したけれど、初回の失点は彼のエラーがきっかけ。二番としての働きは十分なだけに勿体無い。真田はずっと良かっただけに今日点を取られたのは残念。しかも安全パイを押し出しだなんて…。

明日から最下位との対決。沈んじゃならない。明日から二日間、選手とともに戦う。

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2006年8月 2日 (水)

阪神(東京)○3-2 4番ノチカラ

金本の内野ゴロの間に先制されたが、鳥谷のエラーがあり同点に追い付いた。6回、内野安打の木村を置いて、スンちゃんが福原の甘いカーブを捕らえ打球は昨日のサヨナラホームランと殆ど同じ位置に飛び込む勝ち越し2ランホームラン。その後満塁とするも追加点は入らず。

7回、先頭の濱中にホームランを打たれランナーを溜めて代打・桧山を迎えた時点で西村は交代。マウンドには林が。ここで岡田監督は町田を使ってくるかなと思ったがそのまま桧山勝負。ど真ん中の変化球を空振りしてくれて三振。8回ツーアウトからスペンサーにだけ裕也が投げて9回は尚成。ワンアウトから金本にヒットを許しバッターはシーツ。次の片岡には当然代打。ここでさっき使わなかった町田が出てきたらまずいな、と思っていたらシーツがサードに引っ掛けてくれてゲッツー。巨人が連勝した。

相手の采配に助けられた部分はある。代打の代打を送られなかったのは助かった。右の切り札とも言える町田を迎えずに済んだから勝てたのかもしれない。

この日もスンちゃんが決めた。あとの選手の頑張りも求められるだろうが、前みたいにソロホーマーばかりというわけではないし、力のないチームなりにどうにかやっているのが正直なところだろう。木村が二番でいい働きをしているのも大きいか。若手のサードが居れば非力なはずのビッグ・バン・パワーを出さずに済むのに。そうそう、昨日のテレビでも色々言っていたけれど、吉川は今年11年目なので決して若手ではないだろう、と。

親会社 よく言った!

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2006年8月 1日 (火)

阪神(東京)○4x-2 400-401

初回にスンちゃんの韓日通算400号2ランで先制したが、鳥谷のソロと藤本の犠牲フライで同点に追いつかれた。8回、ワンアウトからランナーを出して濱中の当たりは強烈だったが古城が素晴らしい反応とフィールディングを見せてダブルプレー。9回、裕也が金本を歩かせるも後続を断った。

その裏、二番の木村が四球を選びワンアウト一塁。粘りながらも二岡は三振。ヒットが出ればベターだったが、進塁打で塁をあけてスンちゃん敬遠というよりはよい。あくまでこの状況での話だが。

スンちゃんが良く見てカウントは1-3。どうしても勝ちたいならばここは四球でもしょうがない場面。次の由伸が当たっていないだけにそうすべきだったろう。しかし井川の選択はスンちゃんと勝負だった。インハイの難しいストレートだったがジャストミートして打球はバックスクリーン横に飛び込む401号サヨナラ2ラン。エース同士の締まった試合はこの男によって勝負が決まった。

最後の勝負はお互いのプライドだろう。勝ちに行くなら絶対に四球で良い場面。そこで勝負を選んだのはエースとしてのプライドだったのだろう。ただ、一つ気になったことがあった。二岡を三振にしとめた時、井川がにやっとしていた。気のせいかもしれないが、その瞬間の緩みも関係がなかったとは言い切れない。最後まで集中していれば違ったかもしれない。ともあれ、球界を代表する左腕エースから2本のホームランを放ち勝負を決めたのは真の4番ということだ。そして愛する家族の前でこれだけのことをやってのけるのだから、やはり大物だ。王さん、A・ロッドに並ぶ20代での400号、歴史にその名を刻んだ。親とも話していたが、今のチームは不甲斐なくても、スンちゃんのプレーだけでも見る価値は十分にある。本人はメジャー志望だろうが、出来ることなら巨人でいっぱいプレーを見たいと思うのは我侭な願いだろうか。

最後に。「小関選手のベース踏み忘れの後からホームランを量産するようになったと思うのですが」とかいう空気の読めない事を聞いた記者が不幸になりますように。

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