横浜(横浜)●0-2 繋がらない線
始球式は1000回放送している世界ふしぎ発見より草野仁さんが登場。昨日のうるさい酒飲みと五輪仲良し首脳陣より素晴らしい人選だと思う。ムキムキで有名な草野さんがどういう球を投げるのかという楽しみもあるし。そして投じたボールは低いながらも悪くない。やっぱり相当鍛えてるのだろうなと感じた。
ジャイアンツにしか勝てない土肥と、元横浜門倉の先発。この門倉に対しては横浜ファンからブーイングが起きていた。このような状況でどれだけのピッチングが出来るのだろうと楽しみにしていた。
土肥はそれほど良いというわけではなかった。が、連打は許さなかった。ヒットはたまに出るのだが繋がらない。そして一方の門倉。四回ツーアウトまでパーフェクトピッチング。序盤に球数を多く投げながらも七回を二安打一四球と上出来だった。
ターニングポイントとなったのは八回だった。どちらも七番から始まる。岩舘からだったが、ここは打たせていった。前の打席でヒットを打っていることが理由だろう。前も凡退であれば間違いなく交代であった。しかし岩舘は凡退。続く尚広がヒットで出塁すると門倉は送りバント。仮に尚広が出なくとも門倉を打席に立たせていたはずだ。尚広が出てくれたことによりチャンスが生まれた。ここは由伸に賭けるしかない。しかし由伸はセカンドゴロで攻撃終了。
その裏、この日ノーヒットだった内川に代わり古木。こういう試合は一発が怖いからここは要注意だな、と思っていたが、打球は無情にもライトポールに直撃してしまった。ここに来て打たれてしまうのか。続く相川に今シーズン初ヒットを許し、下窪に送られワンアウト二塁。相川に打たれたのを限界と見て私は代えるべきかなと思ったが門倉続投。後々で球数をみればその時点で110球。球数で判断したのだろう。しかし仁志に追加点となるタイムリーツーベースを打たれて門倉は交代。その後は前田が抑えた。
最終回にマウンドに登ったのはクルーン。ここで佳知がヒット、さらには音無しだったガッツにもヒットが飛び出しノーアウト一塁二塁。スンちゃんが内野ゴロでセカンド封殺。ゴンザレスと慎之助で決めなければだめだ、と思ったがゴンザレスが併殺で試合終了。今シーズン初黒星を喫してしまった。
明日のスポーツ紙はどうせ「巨人天敵土肥に今年も苦戦」「仁志古巣に恩返し」といったことでも書くのだろう。そういった出来になってしまったのだからしょうがない。どうせ一週間後に土肥は三回でKOされてるのだろう。それがまた腹立たしいわけなのだが。他にもやる気出せよと。
土肥というよりも左の軟投派には今年も苦労しそうだ。次週は山本昌と下柳が来るのは目に見えている。どうにかならないものだろうか。出られないならどうにか球数を投げさせる。土肥が85球で終わって門倉が114球で終わっているのはその差だろう。相手が最初早打ちしてこなかったのはそれも考慮してなのかもしれない。考えるという意味では今日は相手が上手だった。
貧打に泣くのは覚悟しているので今更いう事もない。投手がゲームを作れているのでディフェンス中心で行くしかない。
明日は別の観戦があるためそこから念を送る事となる。明日勝って最低限三連戦の勝ち越しは決めよう。
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