阪神(東京)●3-4 熱戦に見えても結局は
初回に由伸・ガッツと一人置きにヒットが出た後、二岡がタイムリーで先制。慎之助死球の後、拓也がタイムリーで追加点、ビッグイニングかと思いきや慎之助が中途半端に飛び出して挟まれ、その後サードに留まっていた二岡が飛び出して挟まれアウト。勿体無いアウトだった。
二回に林威助がライトスタンドへアーチを放ち1点差に。続く三回、金本が犠飛を放った後、今岡に打たれツーアウトランナー二塁三塁。誰もが当然敬遠と思われた場面で勝負を選択し、二球目を林威助にセンター返しされ二点を追加される。
四回に野口のタイムリーで一点を返した。
能見は五回投げきったところで交代。久保田が七回途中まで、ウィリアムスが八回途中までを投げて、ワンアウトランナー三塁の場面で藤川にスイッチ。その前に慎之助に変えて小坂を代走に送っていることから、なるほど、ここはホリンズ・カトケンと続くんだな、と考えていた。ホリンズは倒れたが次のカトケンに期待、と思いきやバッター矢野。初球をグリップに当てた後三球三振。
最終回にガッツが意地のヒットを見せるが最後はスンちゃんがセンターフライに倒れ試合終了。連勝はならなかった。
途中から見た人はいい試合してるじゃない、と思うことだろう。だが結局今日の試合は監督の采配ミスでしょう。林で勝負する理由が無いもの。木曜のタイロンに関しては得点圏にランナーを進めたくないというのもあったし、前田のボールも甘いものではなかったのでそれほど異は唱えなかったが、今日のは誰が見ても納得できなかったのではないだろうか。次は当たっていない矢野。結果的にヒットは打っていたけれどそういう問題ではなく形を作るのが大切だ。ファンとベンチに温度差があるというのが問題。
采配を叩くのはまあ他所でもやっているだろうからこの辺にしておいて、相手側は九月の戦いのような交代をしてきて何としても一勝をという気持ちは見えたが、これで一年が持つとは私には思えない。そういう意味では相手にじわりとダメージは与えられたのではないか。こちらとしても野口・会田が結果を出したのは収穫。次も門倉が不甲斐ないピッチングしたらいっそのことローテ奪っちゃえ。まだまだチャンスはあるだろう。
選手は良くやっている。あとはファンが納得するベンチワーク、それだけだ。
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コメント
こんばんは。
加藤選手など、若手も出てきていますが、確かに納得のいけるベンチワークでない部分はありますよね。。
門倉投手は本人がすべて悪いとも思いませんが、2度の先発を失敗してしまいました。
中継ぎは頑張っている人もいるので、配置換えもあるのでしょうか?
明日以降、また気持ちを切り替えて頑張って欲しいですね。
投稿: 小鳥遊 | 2007年4月 8日 (日) 00時54分
小鳥遊様
コメント有難うございます。
素人の私が納得しないのだからやはりエレガントなベンチワークとは言えないでしょう。
カドさんは前回は良かったと思います。打線が問題でしたから。
ただ、JPやウエが戻ってくることを考えると、今日のピッチングで生き残りは厳しいでしょうね。積み重ねが必要ですから。
相手にとっては大きな一勝でも我々にとってはほんの一敗、と考え切り替えることですね。応援する側も頑張りましょう。
投稿: Taka | 2007年4月 8日 (日) 00時59分