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2007年4月21日 (土)

クローザー

先発が土曜以外はほぼ安定(建銘がまだまだ調子出ていないけど徐々に戻してくれるでしょう)、真田・会田・林の83年度トリオも結果を出している。チーム防御率は2.57。そんな素晴らしい布陣の中だからこそ抑えの不調が大きく目立っている。そこを解消できれば投手陣の総合力は12球団でも上位に来るものと考えられる。(昨日うるさい日本代表監督が「いやぁ、両チームとも抑え(まだ豊田が投げてない場面)はええねえ」と言っていたのを聞いて「お前らのトコはJFKだけだろ、こっちは先発もいいんだ」とつっこんでしまった)

次のクローザーは誰になるのか。第一候補は昨日名前を挙げた福田だろう。去年は序盤結果を出していたものの徐々に制球難に苦しみシーズンを通しては働いたとは言えないものだった。課題はコントロールだがストレートとスライダーの切れを見るとやはりクローザーで見てみたいと思う。そんな彼を「福ちゃん」と可愛がっているのが豊田。抑えの心得を伝承するのはやはりこのラインではないか。天然ボケのところがあるのでどこまで理解できるかはとも思うが、ここ数年の投手にはなかったマウンド度胸に期待しよう。
セットアッパーに健太朗が入るというならば、会田・林も当然候補となる。今日は一イニングを投げ切れなかった会田だが、今年の安定は実に素晴らしい。先発で使いたいとも思える選手だが、先発陣の厚さ(上原・JPが戻ってきた時)を考えるとやはり後ろか。2005年にはクローザーを務めていた林(この配置転換は堀内の数少ない功績の一つ。残りの一つはドラフト)を使うことも考えられる。豊田不在の試合ではきっちり抑えているし問題ない。
個人的には無いと思うが先発の配置転換。原さんが前回就任時に最初に抑えを任そうとしていたのは上原だった。だが、本人の先発へ向けての取り組みを見て無理だろうと判断しその年は河原に任せた。そういう経緯もあり本人が首を縦に振るとは思えず。そしてもう一人の候補として挙げられたのが建銘。次代の柱として先発で育てて欲しいという思いが強いが、勝てない試合が続けば配置転換も有り得る(森西武の渡辺久信とか)。そんな意味ではうまくいかなければ木佐貫も候補だったが、見事にチャンスをものにしているから先発で今後も使うでしょう。深町はコントロールの乱れもありまだまだ。

以上を踏まえて考えると次のクローザー有力度は、
1.福田
2.林
3.会田
の順だろうか。といっても暫くは林になりそうだけどね。林の位置は野口や真田がうめとくれ。

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