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2007年5月27日 (日)

オリックス(東京)●4-6 一つではない敗因

久々のドーム。なんだか空いているように思えた。リーグ戦のほうが熱が入るのだろうか。とりあえずスタメン見ていたが、ローズに対しては特に何もなし。拍手もブーイングもないってことはある意味本当に嫌われてるのかもしれないな、などと考えてしまった。

尚成もユウキも三イニングを抑えて四回に。先頭のアンパイと思われたアレンにヒットを浴びた後、警戒しなければならないラロッカに打った瞬間入ったと分かるツーランを打たれ先制を許してしまう。
しかしその裏、先頭の由伸がストレートの四球を選ぶと、佳知がヒットで続きノーアウト二塁一塁。ガッツの打席でバッテリーエラーがありそれぞれ進塁すると、ガッツのファーストゴロの間に由伸が還りまず一点。続くスンちゃんがライト線にツーベースを放ち同点に。二岡がヒットで続いた後、リーグトップの犠飛を記録している慎之助が一つ記録を伸ばし三点目が入った。

これで乗れるかと思ったが予想外だったのは五回だった。大引にヒットを打たれると、的山にエンドランを決められノーアウト一塁三塁。ユウキがスリーバント失敗でワンアウトになるも下山にもエンドランを決められワンアウト一塁三塁に。ここでアレンに犠飛を打たれ勝ち越されてしまった。

六回裏、ノーアウトから先頭のガッツが打った瞬間分かる同点ホームランをライトスタンドに放った。続くスンちゃんも四球を選んだところで二岡が送りバント。イケイケでも良かった気がするが確実に点を取ろうとしたのだろう。その後慎之助も四球を選び意外性のある下位打線に。しかし拓也は外野フライに倒れてしまう。ホリさんも長打を狙ったが外野フライ。得点にはならなかった。

七回裏、代打清水を告げたところでオリックスベンチが動いて昔チームに居た吉田修司にスイッチ。となると左キラー謙次の出番。期待に応えて三塁線へツーベースヒット。ノーアウト二塁で得点圏打率リーグトップの由伸を迎えた。が、ここは送りバント。これは釈然としなかった。ランナー一塁ならともかく、得点圏にランナーが居るのに由伸で勝負しないのか。バントは決まったがこの後点にならなかった時がちょっと怖いなと不安になっていた。それは的中し、佳知が意味の無いファウルフライ。ガッツは吉田の変化球に最後は三振。嫌な流れになってしまった。

八回、スンちゃんがピッチャー強襲の内野安打を放ち出塁。バントが点に結びつかなかったせいかここは二岡に打たせようとしていた。結果はレフトフライだったがその後が最悪で慎之助が併殺打で終わってしまった。

九回にツーアウトランナー二塁のチャンスとなるも当然由伸は敬遠。代打は脇谷。しかしレフトフライ。右が居ないししょうがないのかな、と思ったら三浦が視界に入った。と同時に、ここで使わなかったら何のために上げたんだ、という思いも出てきた。

巨人は林-会田-西村-野口と繋ぎ11回は上原。この回がラロッカから始まるのを考えるとこの選択は当然。ここを抑えればあとは下位なのだから。しかし先頭のラロッカにデッドボールを与えてしまう。これでローズに火をつけなきゃいいなと思った初球、簡単にストライクを取りに行ったストレートを狙い撃ちされてあとは打球を見送るだけだった。

その裏、慎之助のヒットだけにとどまり試合終了。長い戦いの末に勝てない痛い試合となった。

突っ込みどころは様々だけれど、まずは11回のバッテリーはお粗末としか言いようが無い。デッドボールの後簡単にストライクから入ってホームラン。ふざけるなよ、と。主力にしては軽率すぎるプレーだ。勿論この二人に救われた試合もあるだろうが今日は猛省すべきだろう。
あまりベンチの采配には文句は言っていなかったものの今日は大いに不満は残るものだった。帰りの電車で知らないおばちゃんも口にしてたけれど、何であの場面で由伸にバントさせるよ。そのくせ八回には二岡にバントさせないでゲッツー。長嶋さんの時もそうだったのだけれど、ノーアウト二塁でバントさせるの好きだよねホント。ワンヒットで帰れる可能性があるのだからそこまでする必要が今日はあったのだろうか。黒田や藤川相手ならともかく。バントさせるべき場面と打たせるべき場面の認識にずれがあるように思う。他の人の内心は知らないけれど、由伸の得点圏打率知ってる人は打たせたかったんじゃないかな。

久々にイライラだけが残る試合となった。あとあの「ジャイアンツダイキライ」元チリチリは私の中での生卵ぶつけたい元助っ人ワースト3にランクイン。お互いに嫌いになれそうだわ、ホント。

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コメント

こんばんは。
今日のバントシーンはどれも納得できないですよね。
私も由伸のバントは意味が理解できなかったです・・・。
唯一の救いは、なぜか50G-Poもついたことでしょうか。

投稿: 華音 | 2007年5月28日 (月) 00時32分

華音様

やはり同じ考えでしたか。。
理解できない采配で負けてしまうとやはり苛立ってしまうものですね。

G-Poでまさかガッツの250号に対してボーナスポイントがつくとは。あれはちょっとしたラッキーでしたね。

投稿: Taka | 2007年5月28日 (月) 00時36分

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