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2007年5月31日 (木)

ソフトバンク(東京)○6-2 平日の好ゲーム

ネットで経過を見て、ガッツが凡退したところで定時となったため退勤。そしたらその直後にスンちゃんに一発が出たようだ。ドームに着くと、チケットは売り切れで立ち見のみとのこと。平日でこれはびっくり。やはり王さんが来るとなると違うのだろうか。立ち見チケットを購入して中へ。その時点で六回表に突入していた。

六回裏、和田から先頭のガッツがラッキーなレフト前ヒットで出塁すると、スンちゃんが一二塁間を破るヒットを放ちガッツは一気に三塁へ。ここでチーム得点圏打率が高い二岡。しかしここは三振してしまう。嫌な雰囲気だったが、和田も安定していないのか慎之助にフォアボールを与えた。ワンアウト満塁でホリさん。ライトへ犠牲フライを放ち追加点を得た。

八回、先頭のアダムにヒットを許すと、王監督は代打にブライアン・ブキャナンを起用。THEE MICHELLE GUN ELEPHANTのファンならピクリと反応しそうな名前だ。一発だけは気をつけなければならない場面で初球のスライダーが甘く入り完全に同点ホームランだ、と思ったらこれが切れてファール。ここで尾花コーチが間を取りにマウンドに。その後三振にしとめた。代打・田上にヒットを許した後、代打・荒金のピッチャーゴロの間にランナーが進塁。次の大村のところで慎之助は座っていたがストレートのフォアボール。首位打者との勝負は避け次の本多との勝負を選択した。最後は低めのボールでショートゴロにしとめてこの試合最大のピンチを乗り切った。

和田に代打が出たのでマウンドには三瀬が登っていた。ワンアウトからスンちゃんが肘に死球を受けたところで三瀬から柳瀬にスイッチ。そして代走に尚広。執拗に牽制してきていた。普通に走らせるかなと思ったらベンチの選択はエンドラン。二岡が一二塁間を破るヒットを放ち尚広が三塁へ。ここで王さんが動き小椋を投入。二岡に代走小坂。
小椋の初球はワイルドピッチ、これで尚広が生還し、小坂は二塁へ。続く慎之助がセンターオーバーのタイムリーツーベースを放った。そして続くホリさんが試合を決定付けるツーランホームランをライトへ放った。

球数が多かったため僅差なら上原が出てきていただろうが点差もあったため金刃に完封を狙わせる事に。まずは多村をファールフライにしとめワンアウト。続く難関の松中も追い込んだ。これは行けるかと思ったが、引っ張られた打球はライトポール上部直撃のソロホーマーとなった。これで金刃の完封は消えた。さらに小久保とアダムに連打を浴びたところで尾花コーチがマウンドに。交代もあるかと思ったが最後まで投げさせる事に。斉藤に犠牲フライを打たれもう一点取られたが、最後は田上を三振にしとめゲームセット。プロ入り初完投となった。

この試合は金刃にとって今後の飛躍に繋がるきっかけになるのではないだろうか。八回に命拾いしてからさらなるピンチを迎えつつもその回を無失点で切り抜けた。日本を代表する左腕の和田に投げ勝った事も自信になるだろう。また、完投できたことで今後それが増えていくだろう。未来の左腕エースとして着実に階段を昇っている。
平日開催にしては多くお客さんが入っていた。そんな中今日は素晴らしい試合が見せられたのではなかろうか。投手戦の中、四番が先制点を叩き出し、繋ぎから犠飛で追加点。最後に点が欲しい場面で駄目押しという素晴らしい展開だった。
そういう試合で最後まで応援に参加して勝利の余韻に浸りたかったが、1-9後の先発応援歌の後で退席した。スンちゃんの応援歌を聞きながらドーム外へ。理由はこれを手に入れるためだった。

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いつも当たらないなぁと思っていたが地道に通っているとこういういいこともあるもんだ。しかし微妙に運を使っちゃったんじゃないかなとも思ったり。

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2007年5月28日 (月)

オリックス(東京)○8-2 脅威の三番打者

ネットで経過を見て、ガッツのホームランで初回に先制したのを確認。三回表、一点取られてるからなんだろうと思ったら的山ホームラン…はぁぁぁぁ?またキサの一発病かよ…と落胆していたすぐその裏、ワンアウトから由伸四球・佳知ヒットと続き再びガッツ。ここで勝ち越しタイムリーが欲しいなと思っていたら何とホームラン。点差を一気に3と広げた。四回には由伸の犠牲フライと佳知のタイムリーで6-1としてほぼ勝利を手中に収めた。

ヒートアップチケットを手にしてまだかなまだかなとワンセグで中継を見ていたら慎之助ツーベースの後、ホリさんがレフト前にタイムリーを放ち7-1となった。そして入場。

七回、買ってきた食事を食べ終わってゆったりしてたら元チリチリに一発を浴びていた。その程度で済めばよかったのだが、北川四球の後で大引に打たれツーアウト一塁二塁。ここで木佐貫は降板。六回三分の二で二失点なのでゲームは作れているが、注文をつけるならばあの点差なら七回八回は投げてくれよと。それが出来るようになればより安定しているという事だろう。次に期待したい。野口がアレンを抑えて追加点は与えず。
その裏、先頭はガッツ。追い込まれてからの打球は左中間へ飛び、「あぁこりゃツーベースになるわ、すごいなガッツは」と思っていたら打球はまだ伸び、あ、あれ、入ってしまった。何とこの日三本目のホームラン。点を取られた直後に二回ともホームランを打っているのだから天晴だ。隣のばあさんが「三本目だよ、三本目」と嬉しそうに話しかけてきた。三本とも見たのか、、、羨ましすぎるぜ。
八回は建銘、九回は健太朗が抑えて試合終了。連敗は免れた。

誰が何と言おうと今日のヒーローはガッツ。先制・勝ち越し・点を取られた後の突き放しと三本とも試合のキーとなる部分で打った価値あるホームランだ。ここ三試合で五本と素晴らしい成績を残している。セ・リーグ全体が苦戦している交流戦で二勝を手繰り寄せたのは彼の力が大きい。本当に感謝したい。

昨日悔しい思いをして帰ったお客さんで、今日も見た人は多少昨日の悔しさが消えたのではなかろうか。最初から見た人は滅多に見られないものを見られたのだからとても嬉しかった事だろう。途中から見た私にも一本ホームランを見せてくれたのだから嬉しいものだ。そして今宵のG-Poは82。それだけでもにやけてしまいそうな今日のゲームだった。

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2007年5月27日 (日)

オリックス(東京)●4-6 一つではない敗因

久々のドーム。なんだか空いているように思えた。リーグ戦のほうが熱が入るのだろうか。とりあえずスタメン見ていたが、ローズに対しては特に何もなし。拍手もブーイングもないってことはある意味本当に嫌われてるのかもしれないな、などと考えてしまった。

尚成もユウキも三イニングを抑えて四回に。先頭のアンパイと思われたアレンにヒットを浴びた後、警戒しなければならないラロッカに打った瞬間入ったと分かるツーランを打たれ先制を許してしまう。
しかしその裏、先頭の由伸がストレートの四球を選ぶと、佳知がヒットで続きノーアウト二塁一塁。ガッツの打席でバッテリーエラーがありそれぞれ進塁すると、ガッツのファーストゴロの間に由伸が還りまず一点。続くスンちゃんがライト線にツーベースを放ち同点に。二岡がヒットで続いた後、リーグトップの犠飛を記録している慎之助が一つ記録を伸ばし三点目が入った。

これで乗れるかと思ったが予想外だったのは五回だった。大引にヒットを打たれると、的山にエンドランを決められノーアウト一塁三塁。ユウキがスリーバント失敗でワンアウトになるも下山にもエンドランを決められワンアウト一塁三塁に。ここでアレンに犠飛を打たれ勝ち越されてしまった。

六回裏、ノーアウトから先頭のガッツが打った瞬間分かる同点ホームランをライトスタンドに放った。続くスンちゃんも四球を選んだところで二岡が送りバント。イケイケでも良かった気がするが確実に点を取ろうとしたのだろう。その後慎之助も四球を選び意外性のある下位打線に。しかし拓也は外野フライに倒れてしまう。ホリさんも長打を狙ったが外野フライ。得点にはならなかった。

七回裏、代打清水を告げたところでオリックスベンチが動いて昔チームに居た吉田修司にスイッチ。となると左キラー謙次の出番。期待に応えて三塁線へツーベースヒット。ノーアウト二塁で得点圏打率リーグトップの由伸を迎えた。が、ここは送りバント。これは釈然としなかった。ランナー一塁ならともかく、得点圏にランナーが居るのに由伸で勝負しないのか。バントは決まったがこの後点にならなかった時がちょっと怖いなと不安になっていた。それは的中し、佳知が意味の無いファウルフライ。ガッツは吉田の変化球に最後は三振。嫌な流れになってしまった。

八回、スンちゃんがピッチャー強襲の内野安打を放ち出塁。バントが点に結びつかなかったせいかここは二岡に打たせようとしていた。結果はレフトフライだったがその後が最悪で慎之助が併殺打で終わってしまった。

九回にツーアウトランナー二塁のチャンスとなるも当然由伸は敬遠。代打は脇谷。しかしレフトフライ。右が居ないししょうがないのかな、と思ったら三浦が視界に入った。と同時に、ここで使わなかったら何のために上げたんだ、という思いも出てきた。

巨人は林-会田-西村-野口と繋ぎ11回は上原。この回がラロッカから始まるのを考えるとこの選択は当然。ここを抑えればあとは下位なのだから。しかし先頭のラロッカにデッドボールを与えてしまう。これでローズに火をつけなきゃいいなと思った初球、簡単にストライクを取りに行ったストレートを狙い撃ちされてあとは打球を見送るだけだった。

その裏、慎之助のヒットだけにとどまり試合終了。長い戦いの末に勝てない痛い試合となった。

突っ込みどころは様々だけれど、まずは11回のバッテリーはお粗末としか言いようが無い。デッドボールの後簡単にストライクから入ってホームラン。ふざけるなよ、と。主力にしては軽率すぎるプレーだ。勿論この二人に救われた試合もあるだろうが今日は猛省すべきだろう。
あまりベンチの采配には文句は言っていなかったものの今日は大いに不満は残るものだった。帰りの電車で知らないおばちゃんも口にしてたけれど、何であの場面で由伸にバントさせるよ。そのくせ八回には二岡にバントさせないでゲッツー。長嶋さんの時もそうだったのだけれど、ノーアウト二塁でバントさせるの好きだよねホント。ワンヒットで帰れる可能性があるのだからそこまでする必要が今日はあったのだろうか。黒田や藤川相手ならともかく。バントさせるべき場面と打たせるべき場面の認識にずれがあるように思う。他の人の内心は知らないけれど、由伸の得点圏打率知ってる人は打たせたかったんじゃないかな。

久々にイライラだけが残る試合となった。あとあの「ジャイアンツダイキライ」元チリチリは私の中での生卵ぶつけたい元助っ人ワースト3にランクイン。お互いに嫌いになれそうだわ、ホント。

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2007年5月26日 (土)

東北楽天(フルキャスト)○4-1 一つ勝つのは難しい

初回に先発青山から由伸が四球を選び佳知が送った後、ガッツがバックスクリーンへ先制のツーランを放った。
その裏、先発の内海は渡辺と山﨑にヒットを打たれた後、リックを歩かせツーアウト満塁。ホセに外野まで持っていかれたがスタンドには届かず事なきを得た。

二回、ワンアウトから拓也がセカンド内野安打で出塁すると、続くホリさんがワンストライクから真ん中に来たボールを引っ張りツーランホームラン。楽天のピッチャーもホリさんの攻め方は分からなかったらしい。ツーアウトから由伸が四球を選んだところでピッチャーは有銘に。

四回裏、ワンアウトからウイットにストレートのフォアボールを与えると、ツーアウトから藤井に流されツーアウト一塁三塁。しかしここはサードゴロにしとめ無失点で切り抜けた。

七回ツーアウトまで有銘にパーフェクトに抑えられていたが、ホリさんと謙次が連打でツーアウト二塁一塁。ここで得点圏に強い由伸がセンター前に運んだ。鉄平がかなり前に出ていたので無理だと思っていたがランナーはゴーのサイン。惜しかったがアウト。あれだけ前に出てたんだからさすがに止めて良かったんじゃなかろうか。

その裏、高須のサードゴロをガッツが弾いた後送球が逸れノーアウトから出塁を許してしまう。その後渡辺と鉄平に連打されて一点を返されてしまった。代打・鷹野が出たところで内海は降板し豊田に。その交代した豊田が最高のピッチングを見せた。
まずは代打で出ていた鷹野をフォークボールで三振にしとめると、続く四番山﨑をアウトコースのストレートで追い込み、二球フォークを挟んだ後、最後はインコース低めのストレートで見逃し三振。このピンチを逃れると、八回も二人から三振を奪い完璧な内容だった。
最後は上原が三人で抑えて試合終了。交流戦初白星を手にした。

まずは内海に関して。七回一失点と数字だけ見れば上々だが今日の内容には決して満足しないで欲しい。たまたま楽天打線に当たりが出なかっただけで、ホセのフライにせよ、渡辺のサードゴロにせよ、少しずれてたら点に繋がっていた。ストレートの走りでどうにか抑えてはいたが結果オーライでは良くないだろう。左のエースとなるためにより精進して欲しい。
打線はここのところの状態を見てもわかるようにそれほど良くは無い。序盤に点を取るとあとは大人しくなってしまう。今日だって有銘が先発だったら正直分からなかった。勿論先発としてマウンドに上がったら同じピッチングをするとは限らないが。この様子だと二週間後間違いなくぶつけてくるでしょう。それまでにはチーム全体で対策を講じなければならないだろう。

と、少し辛口になったものの、試合後にガッツが豊田をインタビューに呼ぼうとしたシーンは好感を持てた。今日は豊田が一打同点のピンチを抑えた事が大きかったし、ガッツもそれをわかっていてチームメートを立てる。素晴らしい事だ。

明日はドームでオリックス戦。デイビーと平野が既に投げているから安心、と思いきや阪神投手陣が火をつけやがった…。ま、こちらのエースはそう簡単に打たれないよ。

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2007年5月24日 (木)

北海道日本ハム(札幌)●2-4 一人相撲

サッカー観戦前に携帯で速報を見て、なんじゃこりゃ?と。ダルビッシュから二点取ったのも驚いたが初回に四失点とはどういうこっちゃ?と。ツーアウトからランナーを出した金刃が悪送球やら四球やらの後にタイムリーで同点にされた後、一発を浴びるというもの。一人相撲以外の何物でもない。新人どうこうに関係なくこういうピッチングが一番腹が立つ。
その後はハーフタイムに中継を見たが、ダルビッシュのボールに切れがあり、これは厳しいなと。45分ごろテレビを見たらハンカチ王子が出ている。ハンカチ要らないから中継見せろやと思ったときふと違う事が頭によぎった。「終わった?」
その通りで試合終了。2-4のままだった。

去年は貧打で交流戦惨敗だったがここまでの二敗はすべて自滅によるもの。見ているほうも不完全燃焼。久々に凹んだ北海道シリーズとなった。

明後日からは東北シリーズ。楽天は調子良いだけに油断できない。でもちょっとマー君は見たかった。

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2007年5月22日 (火)

北海道日本ハム(札幌)●1-3 負けるべき試合

由伸の先頭打者ホームランで始まり、さらにツーアウト満塁のチャンスだったが清水が凡退してグリンをKOすることが出来なかった。
この日先発の福田は五イニング中、三イニングで先頭打者にフォアボールを与え結果的にそれが全て失点に結びついた。五回表にワンアウト三塁から点を取れなかったこと、その裏に突き放された事で今日の試合はほぼ決まったようなものだった。

今日は勝ってはいけない試合だったのだろう。先頭打者を三回も歩かせるようなピッチャーに白星が付くほど野球は甘くない。一点しか奪えなかったのもそれによってリズムに乗れなかったものとも言えるだろう。今日はここまで負けのつかなかった福田の気を引き締めるための敗戦だったと考えよう。

セ・リーグの他チームが全て負けたのはラッキーとしか言いようがない。また明日やり直しが出来るのだ。といっても休養十分のダルビッシュか。。。

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2007年5月20日 (日)

中日(ナゴヤ)○5-1 左腕エース→エース

三回に由伸のホームランとスンちゃんのタイムリーで2点を手にした。

五回にODAの犠牲フライで一点を失ったが、六回、二岡のスリーランホームランで点差を広げた。その後はヒサが八回まで投げて最後は上原が抑えて三タテを免れ、交流戦前を首位で終えた。

試合は大して見ていないけれど、福留・ウッズを無安打にしたのは評価できるでしょう。井端に出塁されていただけにその得点機を抑えたのは大きい。内海も勿論頑張っているが、左腕エースの称号はヒサで問題ないだろう。去年怪我により抑えを経験した事がいい方向に結びついている。左腕エースどころかエースといっても過言ではない。今の出来から考えてもヒサは間違いなく生涯最高のシーズン成績を残すであろう。どこまで伸びるかは見てみたい。

火曜日から去年低迷した交流戦。今年は去年と違い怪我人がそれほどいないため、魔の交流戦にはならないだろうが、油断は禁物。試合数が少なくなりいい投手が出せるのだからここで波に乗ってもらいたい。

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2007年5月19日 (土)

中日(ナゴヤ)●3-4 リセット

チームが負けたというよりは姜建銘が負けたという表現が正しいかもしれない。四球の少なかった。あの投手が押し出し二つ。大きな壁にぶつかっている。ローテは厳しくても一軍に残るチャンスを与えられたのが今日だったが、答えはもう出ただろう。今日のようなピッチングをする人間を一軍に置く余裕はない。幸い交流戦で先発枠は減らしても問題がない。なのでみっちり鍛え直して戻ってくる事を願っている。下の成績だけで判断するのも難だが、中継ぎ補充という事で、結果を出してる東野あたりにチャンスを与えてみるのも良いのではないか。

さて、今日は自滅した形だが、やはり中日は強い。それでもこれ以上は負けられない。厳しい戦いとなるだろうが、選手の奮起に期待するしかない。

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中日(ナゴヤ)●2-5 おかえし

先週のお返しをされたという事だろう。この日は内海が四失点。また、二回でKOした川上に今日は二点に抑えられた。スンちゃんのツーランどまり。勝ちたいところだったが負けてしまったものはしょうがない。が、2-4の時出てきていきなりウッズにホームラン打たれた真田にはそろそろ再調整でもしてもらいましょか。

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2007年5月17日 (木)

横浜(草薙)○9-6 魔物が棲む球場

初回、ツーベースが二本出たのに無得点。何でやねんとびっくり。

三回に仁志に犠飛を打たれ先制されるも、四回に拓也がタイムリーで同点。しかしその裏に吉村に勝ち越しタイムリーを打たれまたビハインド。吉見に勝ち投手の権利を与えると思いきや五回に佳知が左手一本でソロホーマーを放ち同点に。六回のピンチを木佐貫が抑え試合は七回に。

木塚-川村と繋いだ横浜は那須野がマウンドに。由伸と佳知は二人ともファーストゴロ。この回は厳しいかなと思ったがガッツがセンター前ヒットの後、スンちゃんがセンター前にヒットを放ちツーアウト一塁三塁。ここで先月のドームで那須野からタイムリーを放っている二岡。追い込まれた後に打ったボールはピッチャーのグラブを弾き内野安打。守りのいい投手なら取られていたかもしれないが大きな勝ち越しタイムリーとなった。そのすぐ後、慎之助が高めの変化球を引っ張りこれが狭いスタジアムが幸いしスタンドイン。6-2として大きく優位に立った。

その裏、マウンドには会田。立て続けにヒットを打たれノーアウト一塁二塁となる。ここで迎えたのは相川。相川ならゲッツーを打ってくれる、そう思っていたら案の定ショートゴロ、よしよしさすが、と思っていたら急にバウンドがポーンと高くなった。「えええええええええ???」というようなイレギュラーで一点を返されてノーアウト一塁三塁。ホームランが出れば同点の場面だったが、佐伯がこれまた案の定セカンドゴロでダブルプレー。その間にホームインされるもランナーを掃除してくれて大助かり。あの相川の当たりだけがアンラッキーだった。

八回、マウンドには高宮。ワンアウトから尚広がライト線へヒット。内川が追い付いていたが尚広がセカンドを陥れた。その後佳知が狙い打ったかのように鈴木尚のいるレフト前にヒットを放ち、尚広がホームイン。大きな一点となった。

その裏、林がマウンドに上がり大丈夫、かに思えたがワンアウトから鈴木尚と村田に連打され代打種田。悪いながらもピッチャーゴロにしとめた、かと思ったが林が取れずに内野安打となりワンアウト満塁。一打逆転の場面でベンチが動いた。解説陣は上原は早いから真田を出すのではと言っていたが、次に出るピッチャーはこの男以外考えられなかった。上原がマウンドに登った。慎重に攻めてフルカウントから内川を三振にしとめツーアウト。そして逆に吉村には大胆にアウトコースストレート勝負ですぐに追い込んだ。最後は最高のフォークが決まり無失点で切り抜けた。

九回、交代した山北からワンアウト後に慎之助がヒットを放つとピッチャーはホセロに交代。ツーアウトから謙次がツーベースを放ち二塁三塁に。ここでホリンズは四球を選んだ。ヒットを打てば明日はスタメンも狙える尚広。タイムリーも期待できたが、ホセロがコントロールを乱し押し出し。続く古城にも押し出しの四球を与えた。山北のままだったら二点はなかったかもしれない。チームにとって大きな二点となった。

その裏、ワンアウトから小池にヒットを打たれ迎えるは仁志。これで最後併殺打でヘルメット叩きつけて終了だったら巨人ファンとしては最高の展開だろうな、と思ったら、あらあら、打球はレフトスタンドへ。二点を返される。その後石井にヒットを打たれるも、後続を断ちゲームセット。今年初の同一カード三連勝となった。

この草薙には魔物が棲み付いているのではなかろうか、と思えて仕方がなかった。狭いのもあるし、安定していないグラウンドコンディションもあり、何が起こるかわからない嫌なスタジアムだった。今日出たホームランは他のトコだったら多分入っていないだろう。整備されたトコなら会田の二失点はなかっただろう。点差はありながらも下手したら負けていた、そんな空気がそこにはあった。が、その空気を一変させたのは上原だ。この試合最大のピンチで二連続三振と素晴らしい結果を出した。ストッパーは一イニング限定が私も理想だとは思うが、あの場面は上原しかいなかった。その期待に応え悪い流れを断ち切ってくれた。ヒーローインタビューは木佐貫と慎之助だったが、上原がヒーローでも良かったのではないかと思っている。

三連勝するしかないなと思ったら本当に三連勝。そして中日も三連勝。やはり本番は明日からだ。カード勝ち越しを決めて、交流戦前を一位で終えたいものだ。

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2007年5月16日 (水)

横浜(横浜)○8-5 溜めて爆発

序盤は寺原に苦しんだ。三回までパーフェクトに抑えられていた。四回、由伸がツーベースで出た後、佳知のバントが相手エラーを誘いノーアウト一塁三塁。ここで先制は確実かに思われたが、ガッツセカンドライナー。続くスンちゃんがピッチャーライナーで併殺。その直後、村田にソロホーマーを打たれ先制されるという悪い流れ。

六回、古城が出れば金刃が送れると思い、出塁を願っていたらヒット。金刃が送り得点圏に。由伸が倒れた後、佳知にタイムリーが出て同点。ガッツのヒットが出てスンちゃんに廻ってきた。ネットの速報を見たらホームラン。慌ててワンセグを開いた。打球が吸い込まれている、おー、早速VTR再現してくれてるな、と思ったら、ゆったり廻っているのは二岡。そしてスコアは5-1に。あ、あれ、連発だったの?ネットを見ると確かに連発だった。三巡目は抑えさせなかった。寺原から五点を奪い降板させた。
七回、ツーアウトから金刃が四球を選び由伸ヒットの後で、佳知がスリーランを放ち点差を広げた。
その裏、石井に死球、と思ったら慎之助が倒れている。かなり痛そうにしてそのまま交代。試合結果はもう見えている。慎之助の事だけが心配だった。
といいつつ、九回に山口が吉村に満塁ホームランを打たれ三点差。今日の出番はないと思っていた林を使うことに。勝つには勝ったがちょっと勿体無かった。かといって山口はここ以外で出番もそうそうないし。

と、そんな山口の事はさておいて慎之助の具合が気がかりだった。が、公式の速報で骨に異常がないことを知った。少し安心。長引かない事を願おう。カトケン出た時の炎上ぶりもかなり不安なので…。

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2007年5月15日 (火)

横浜(横浜)○5-0 勝ち抜け

四回に拓也の犠牲フライで先制し、五回にガッツのファーストゴロで追加点。六回に慎之助のソロ、謙次のタイムリーツーベース、由伸のタイムリーツーベースで計三点を得て工藤をマウンドから降ろした。
先発の福ちゃんはヒットは打たれていたものの七回を投げて何と四併殺。無失点で切り抜け八回を林、九回を豊田が抑えて完封リレーとなった。

相手の拙攻に助けられた感はあるが、これで福ちゃんが交流戦ローテ入りするのは確実だろう。左腕三人は確定なのでこれで残りは一枠となった。四球を出さなければ彼はやれる。
攻撃陣はもっと取れたなとも思うがいつもいい状態というのは難しいので仕方がない。主軸がそれほど打てなくても五点取れたことが収穫か。しばらくセンターは謙次が良いでしょう。

しかし中日が負けそうも無いからこっちも連勝するしかないんだよな。寺原を崩せるかどうかだ、このカードは。

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2007年5月14日 (月)

中日(東京)●3-6 悔しさが残った週末

初回に井端に打たれた後、外したにもかかわらず盗塁を決められる。荒木の犠飛で三塁に進まれた後、福留の内野ゴロの間に生還され先制を許す。

二回、先発の山本昌から二岡がライトスタンドへ同点ホームランを放った。

四回、ツーアウトから中村を歩かせた後、李にフルカウントから打たれホームランかと思ったが由伸がストップし一安心、と思ったら何とこれをエラー。二点目を与えてしまう。

六回にウッズに特大のホームランを打たれ1-3となる。

チャンスが巡ってきたのは七回裏。二岡と慎之助が連打で、拓也が送りワンアウト二塁三塁。尚広のところで謙次を代打に起用。その謙次が期待に応えてセンター越えの同点タイムリースリーベースを放った。なおもワンアウト三塁で代打清水。しかし三振。その後由伸も内野ゴロで勝ち越しまでは行かず。

八回のマウンドには林が。先頭の荒木を歩かせると福留にフルカウントからセンター越えのツーベースを打たれ荒木にホームインされてしまう。ウッズの内野ゴロで三進され、森野の犠牲フライで追加点を奪われる。

九回にマウンドに登った建銘が谷繁に一発を浴び三点差。最後は岩瀬に抑えられて試合終了。連敗で一週間を終えることとなった。

林が打たれたからというよりは、ゲームの流れを考えると七回裏で逆転したかった。戦犯を挙げるのは簡単な事だがそういう気には今日はならない。誰かのせいにするより悔しさの方が強い。見ている人間がこういう状態なのだから選手はもっと悔しいはずだ。
ここまで首位という結果には満足するべきなのだろうが、そこに慢心してはいけない。そういう意味ではこの連敗は気を引き締めるきっかけになって欲しい。今週は上位決戦。いい形で次の六試合を終えることが大切だ。

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2007年5月12日 (土)

中日(東京)●5-9 エンタの神様

誰が来るかと思ったら中日は中田。悪いイメージは持っていない。それほど中田とは当たっていないが思い出されるのは去年15点取った試合。初回抑えれば今日は勝てるだろうと思っていた。

その初回、久保が井端にツーベースの後、荒木にヒットを打たれノーアウト一塁三塁のピンチ。ビッグイニングになるかもしれないなと覚悟していたが、福留、さらにはタイロン・ウッズを三振にしとめツーアウトとした。続く森野も追い込んだ。これを切り抜ければ大きい、と思った次のボールだった。

快音を残した当たりはライトスタンドに吸い込まれるスリーランとなった。覚悟していたとはいえ難関を切り抜けた後でこれは痛い。

裏を中田に完璧に抑えられた。二回表、ワンアウトから谷繁に無駄な四球を出し当然中田に送られる。井端を打ち取ったかに見えたが中途半端に反応した久保がグラブにあて、コースに廻っていた二岡が完全に逆を取られヒットとなりホームに生還される。三回にも中村にタイムリーを打たれ5-0となり久保は代打を送られる。

中田のピッチングを見ていたが切れもあり適度にばらつきがあったが、飛ばしているので完投は無理だろうなと思った。本人もその気はなかったのではないか。中継ぎに任せて行けるところまで行くというスタンスが感じ取れた。三回にガッツの打席で暴投して巨人は一点を取った。

四回の表は野口がマウンドに。その初球を井端にホームランされていきなり失点。ヒットと四球二つで満塁として森野にタイムリーを打たれる。また、李のサードゴロがゲッツーのはずが一つもアウトにならず失点。そのおかげで谷繁の外野フライが犠牲フライとなり計4失点。

その裏、拓也がホームランを放った。六回にツーアウトから中田を攻め、ランナー一塁三塁から拓也がライト線にタイムリースリーベースを放ち、代打古城の内野安打で一点を追加。が、反撃もここまで。

ガッツの連続試合安打が皮肉にも小笠原デーでストップしてしまった。

久保はエンターテイナーだ。ピンチを作り失点を覚悟しないといけない場面で、強打者二人を三振にしとめ、続く打者も追い込み、巨人ファンの期待を高まらせ、中日ファンにはまずいなというムードを与えてから、スリーランホームラン。喜びかけた巨人ファンを落胆させ中日ファンを一気に喜ばせた。見事な演出だ。



ふ ざ け ん な 。


と書いたものの打たれての結果だからしょうがない。元々久保はヤクルト戦で投げてもらうために阪神戦から先発させてたのだから中日戦で打たれるのも想定の範囲。これで次の試合はないだろうなと分かっただけでも収穫。
それよりも問題なのは、森野にあまりにも打たれ過ぎでしょう、ということ。森野のホームランは5。豊田が打たれたスリーランに、林が打たれたスリーラン、そして今日。殆ど巨人じゃないか、と思ってまた思い出した。建銘もツーラン打たれてる。五本中四本打たれるんじゃバッテリーやそのコーチの責任といわれてもしょうがないでしょう。そして23打点中知っているだけで12打点を与えてる。半分以上って…。ウッズは全チームに打ってるからしょうがないって諦めもつくけどなあ。ウッズで頭一杯になって森野のトコで気でも抜いてるんじゃないかとか思ってしまうのも事実。

中日ファンがビジターで何度も何度も井端にハピバス歌ったり、おっさんにビールこぼされ鞄が汚れるなど散々だったがそんな中、三打点と奮闘してファンを喜ばせた拓也には大きな拍手を。

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2007年5月11日 (金)

中日(東京)○8-1 うまくいっちゃう時

帰宅してからG流でハイライト観戦。

初回、ワンアウトランナー二塁三塁でウッズを迎えるという恐怖。しかしここはサードゴロでベースを踏んでから一塁送球のゲッツー。ほっと一安心。

裏に由伸がバットを折りながらもファースト後方に打ち内野安打。今日の相手は川上だけに当然ベンチはバントのサイン。しかし佳知が二球失敗でバントは断念。が、その後インハイに入ったストレートを引っ張りホームランを打ってしまった。失敗から思わぬ形で二点も取ってしまった。続くガッツがツーベースの後スンちゃんが選び、二岡に対しバントのサイン。しかし二岡も二球失敗。が、ここでレフト前ヒットを放ちガッツが生還。一塁三塁に。慎之助が犠牲フライを放ち初回に川上から四得点。二回のバント失敗があったにもかかわらず、思わぬビッグイニングとなった。
二回にガッツがレフトスタンドへホームランを放ち、三回の表で川上は交代。信じられない展開だった。

先発の内海は中村に一発を浴びるもその後得点を許さなかった。ガッツのファインプレーにも助けられた。

試合はその後ガッツのソロホーマーと由伸のツーランで追加点を得てワンサイドゲームとなった。

結果オーライではあまりよろしくないのだけれど、ミスがいいように幸いしてしまったかな。きっとそういう日だったのだろう。失敗した選手は当然バント練習でしょう(笑)
試合後の打率を見てみたらガッツがチームの三冠。それでも打点数で見るとリーグではそれほど高い位置ではない。それでも得点はリーグトップなのだから全体のバランスが良いのだろう。去年はスンちゃんへの依存度が高かったが逆に今年は周囲が打っているからスンちゃんの不調が目立たず。ただ、これで全部爆発したら逆に手がつけられないか。
これで怪我人が出なければ去年のような事態にはならないだろう。大崩れしないチームにはなったかな。

さあ土日はいい試合を見せておくれ。

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阪神(甲子園)●2-3 生き残りをかけて

初回に四球を与えて金本にツーランを浴びた木佐貫。慎之助がソロを放つも鳥谷に打たれ差は開いた。慎之助がもう一本打ったがその後はKJFに抑えられて試合終了。三タテはならなかった。

昨日せっかく阪神リリーフを打ち砕いたのにという考えも出来なくはないが、一勝二敗が二勝一敗になったと思えば良いだろう。ただし木佐貫の点の取られ方は良くない。ツーアウトからフォアボールを与えた後、不調かつ巨人戦は今年アーチのない金本にホームランを浴びたのだから。三回~五回までアウトは全て三振と、能力があるところを見せたが、三振を奪う事が大事なのではなくあくまで優先はチームの勝利。まだ二勝一敗だがこれまでゲームを作れたかというのは疑問が残る。先発で準備している投手はまだいるのだから、ローテに残るためにも次はゲームを作らなければならないだろう。レベルが高い投手陣の中で彼が飛躍する可能性は十分にある。次こそ納得行く勝利を。

巨人が点火して相手チームを潰させるということが結構あったが、阪神の次の相手はヤクルト。なんともまあどうでもいいカードなんだろう。こっちはこっちで切り替えてカード勝ち越しだ。

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2007年5月 9日 (水)

阪神(甲子園)○6-5 打破

初回に金刃が林威助にツーランを浴びて先制を許し、二回にも関本のタイムリーが出て三点差。が、三回に下柳から打者一巡の猛攻で四点を返した。

五回裏に今岡にタイムリーを浴びて試合は分からない展開に。

金刃を下げて六回のマウンドには会田が。ここで相手の代打・葛城にバックスクリーンへ運ばれる勝ち越しホームランを許す。六回以降のビハインドはこのチームが相手の時は重荷となる。久保田の後にウイリアムスと藤川が投げるのだろう。ここを崩すのは難しい。しかし相手も必死なのか八回から藤川を投入してきた。何としても逃げ切りたかったのだろう。しかしここで出てきた事が大きく、謙次が粘って多くボールを投げさせた。
その裏、山口が先頭の葛城を出してシーツに送られるも、鳥谷と秀太を連続三振にしとめた。

九回、由伸がヒットで出ると代走尚広。盗塁を成功させるとパスボールで三塁に。ここで佳知がツーベースを放ち同点に追い着いた。逆転のチャンスだったが、ガッツとスンちゃんは連続で三振となった。ここで打席に立ったのは去年藤川からアーチを放っている二岡。藤川の暴投でランナーが三塁に進んだ後、得意の流し打ちでライト前ヒットを放ち何と逆転に成功した。

その裏、上原が先頭の林を出すも、後続を抑え巨人がカード勝ち越しを決めた。

実際の試合は見ていないが、このハイライトだけを読んでもすごく見たいと思う劇的な試合だ。相手の勝ちパターンを崩しての勝利は大きい。ここのところの二岡はバットを振らないで三振など今ひとつ調子が上がらないなと思っていたらいやはやこの日は三打点。ヒーローとなった。また、忘れてはいけないのが、八回を抑えて勝利投手となった山口。ランナーを出しても慌てず後続を抑えたおかげで育成選手からとうとうプロ初勝利を手にした。素直におめでとうと言いたい。

さて、今日の深夜、ケーブルで再放送。

どーする俺?

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2007年5月 8日 (火)

阪神(甲子園)○7-1 飛躍に向けて

途中経過を見たら7-0になっててビックリした。先発の福ちゃんが八回を一失点に抑えて先発として初勝利。試合は見ていなかったが思わぬ場所で飛躍する可能性を見せた試合だったのではないか。数週間前に甲子園で劇場が終わった後、福田、後は頼んだ、と書いていたが、気付いたら先発になっていた。大魔神の22番を背負い将来のクローザーは約束されたものかと思ったがこうなるとは。
しかし先発ローテに入ったこともある真田と林が中継ぎで福ちゃんが先発なんだからどう転ぶかわからないものだ。

さて阪神は杉山を今日使っちゃったみたいだけど木曜は誰を使うのかね。

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2007年5月 6日 (日)

東京ヤクルト(東京)●1-2 いつかは来る敗戦

到着は開始20分前。G-Poのピンバッジを貰って、今日はG-FMが爆笑問題田中裕二だったのでラジオを借りる事に。席に着こうとしているといつもと違う歓声が。ノックを受けて一塁に送球することを体験させるファンサービスにその田中が出ていたのだ。背格好から言って野球少年と違和感ないだけにホントにアナウンスされなかったら気付かなかったろうな。

初回は尚成が三者凡退で切り抜けた。ヤクルトの先発は石井一久。やはり中四日で持ってきた。先頭の由伸に四球を与えこれはいけるかなと思ったがその後凡退。試合は投手戦となり展開も速かった。

六回、ワンアウトから飯原に右中間へ打たれた。この回からホリンズに代わって入った尚広がワンバウンドで追いついたかと思ったがボールが後ろにそれ飯原は一気に三塁へ。その前にセンター前ポテンヒットのシーンがあったがその時守っていたのはホリンズだった。このヒットが試合の流れを左右すると考え原監督は尚広をセンターに入れたのだ。ホリンズだったら余裕で追い着かない当たりで後ろに逸れなかったかもしれない。が、尚広の守備範囲に助けられる事は多いし責められない。その後ガイエルの当たりがセンター前にポトリと落ちて一点を先制されてしまった。

七回、先頭の宮出がライトへ流した。打球はライトライナーかと思ったが、そのライナーは何とスタンドに入ってしまった。これはさすがに予想外だった。こういう事があるからドームは怖い。それにしても宮出は二打点とも巨人相手って何か恨みでもあるのだろうか。

八回裏、尚成はやむなく交代。代打で出た謙次がヒットで出塁。続く由伸のピッチャーゴロの間に謙次は二塁へ。続くはここまで三打席凡退の佳知。石井相手に粘りを見せた。そして最後に引っ張りサードゴロかと思ったがこれを飯原が捕れず。謙次が一度戻っていたが慌てて三塁を廻りホームへ。一点が入り試合が分からなくなった。続くのはこの日二安打のガッツ。ガッツも佳知同様粘りに粘った。ここでタイムリー、と願ったがピッチャーゴロ。続くスンちゃんはサードファールフライに倒れ石井から同点タイムリーを打つことは出来なかった。

九回裏のマウンドには高津。二岡が1-3とよく見てカウントを有利にしたかと思ったが直後にショートゴロで凡退。粘って欲しかった場面だったな、ボール先行しただけに。続く慎之助はライトフライ。ゴンザレスはセカンドファールフライで試合終了。ゴールデンウイークを勝ちで締める事は出来なかった。

尚成の出来には非常に満足している。が、野球はそれでも勝てないことがある。投手には気の毒だが年に数試合はこういう事もある。それが今日だったのだろう。中四日であれだけ投げた石井を褒めて良いのではないか。が、何でそれを他所のチームでやらないのという思いも勿論ある。少し話が逸れたがそのヒサの負け日が連勝の後で良かったのかもしれない。そういう意味では昨日までの内海と裕也の頑張りが大きかった。他が負けた時にヒサがカバーしっぱなしだったのだからこういう事もあるだろう。今日の石井相手じゃ厳しいのかもしれないが、欲を言うなればガッツや佳知の粘りを他の打者も実践してくれという事でしょう。

九連戦で疲れもあるだろうから明日はゆっくり休んで欲しい。

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2007年5月 5日 (土)

東京ヤクルト(東京)○8-0 復活の狼煙

昨日の事を考えて早めに行ったら今日はそれほどでもなかった。何だったのだろう、昨日のは。

ヤクルトは二番に飯原を起用してきた。ちょっと驚いた。青木の前にランナーを溜められたほうが怖いのにここのところいい働きをしている宮本を六番?こちらとしては助かるものだ。初回にセンターフライが二つ。これを見て後ろに居た関西のオバちゃんの一言。
「これがホリンズだったらたちまち大ピンチやで」舐めすぎです(笑)

ワンアウトから佳知とガッツが連打。ここで不調のスンちゃん。打つには打ったがライトライナー、と思ったらガイエルが捕れずワンアウト満塁のチャンス。続く二岡はショートライナーだったが、これはライナーでよかった。故意落球ギリギリのところでワンバンでゲッツーにならないだけでも良かった。続く慎之助の当たりはセンターへボテボテで抜けそうになったがセカンドがぎりぎり追いついて二塁フォースアウトを狙ったがセーフ。これで一点が入った。続くゴンザレスは捕らえたように見えたが飯原に取られこの回はチェンジ。

二回にラミレスヒット・竹内内野安打でノーアウト一塁二塁のピンチ。ここで宮本ならば当然送りバントだろう。が、このバントが高く上がりピッチャーフライ、と思ったが裕也が落としフォローに来ていたスンちゃんがサードへ投げバントを成功させなかった。続く田中にヒットを打たれたがバント失敗していたのでまだ点は取られていない。ここで迎えるのは昨日唯一打点を挙げた米野。警戒が必要な場面。ここは米野を三振にしとめた。続く松井をセカンドごろにしとめ無失点で切り抜けた。

その裏、ワンアウトから裕也がライト線へヒット、単打かなと思ったがガイエルがもたついてる間にセカンドへ。続く由伸がライト前ヒット。伊原コーチはぐるんぐるん腕を廻した。そしてガイエルの送球はサード側に逸れてセーフ。ガイエルで二点を貰った。

三回裏、ツーアウトから慎之助がライトへツーベース。続くゴンザレス相手になかなかストライクが取れない松井。ボールが先行した。ボールが高めに入りゴンザレスがこれを引っ張りタイムリーツーベース。
その時の後ろのオバちゃん
「(投げたすぐ後)打たんでええ(四球狙え)。(タイムリー) お、おお~…」明らかに期待してなかったろ(笑)

四回裏、先頭の由伸がヒットで出塁。続く佳知のバントはピッチャー正面でセカンドアウト。「今のはバントが下手だったなぁ」とこぼすと隣のおっさんが「バントは良かったけど由伸のスタートがねぇ」とこちらに聞こえよがしに子供に話してた。いや、あんだけピッチャー真正面転がされちゃスタートもクソもないでしょう…。続くガッツがヒット。バントが決まっていれば、ということにならなければいいが。が、それを吹き飛ばしたのがスンちゃんだった。左中間へ飛んだ当たりはスタンドイン。スリーランホームランとなり試合をほぼ決めた。復活を予感させるホームランに気分を良くしビールを注文。そのビールを受け取った後の初球、打った瞬間分かるホームランでどこまで行くのかというだけだった。ラミレスが一歩も動かない完璧なホームランを二岡が放った。ああいうのも気持ちいいや。

五回に松井のところで当然代打。真中が出てきたが、こういうビハインドの場面で使うというのは勿体無いが、今日の試合じゃ使いどころもないだろうな。きっちり結果を出しツーベース。が、この後が今日一番のパフォーマンスだった。ガイエル・飯原、そして青木を三振にしとめた。七回にもツーアウト二塁一塁で青木をセカンドゴロにしとめ点は奪われなかった。

七回裏、ゴンザレスがヒットで出て一人倒れ裕也が送りバント。続くはこのひ猛打賞の由伸。レフト線へ惜しい当たりを連発していた。そして再びレフトへ。これがフェンス直撃となりラミレスがもたついている間に三塁を陥れた。勿論ゴンザレスはホームイン。これで8-0となった。

八回、ラミレスに三本目のヒットを打たれた後、竹内にデッドボール。宮本の当たりはショートを破るかと思ったが小坂が横っ飛びでこれをキャッチ。素早く投げればゲッツーも出来たがグラブに引っかかりセカンドフォースアウト。グラブに引っかかったのはしょうがない。あれを止めただけでも小坂のビッグプレーだ。その後田中を併殺にしとめこの回も無失点で切り抜けた。

九回も裕也がマウンドに。最後は畠山をサードゴロにしとめ試合終了。意外にも裕也はこれがプロ初完封勝利だった。

あれだけ点差が開いたなら裕也は大丈夫。終盤で一打同点とか逆転の場面を作らなければナイスピッチングが出来ることを証明したのが今日の試合だろう。あの青木を無安打に抑えたことも賞賛してよいのではないか。青木で止めたからこそラミレスの猛打賞が活きなかったわけだし。先週は抑えていた松井が今日はスンちゃんと由伸に点火してくれた。ここでこの二人が復調すれば上位打線は相手にとっては脅威だろう。
あとは守りの差が出たと言えるでしょう。ガイエルが見事に守りで二点に絡んだのに対しこちらは小坂がピンチを防いだ美技を見せた。やはり野球はミスをした方が負けてしまうもの。そんな意味ではこれまでのところチームはミスが少なくいい試合をしていると言えるだろう。

三タテをすればこの前のカード負け越しがチャラになる。ゴールデンウイークを笑って終えたいものだ。

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2007年5月 4日 (金)

東京ヤクルト(東京)○4-1 変わりつつあるチーム

仕事後、17時30分頃にドームに着いたがC席入り口まで長蛇の列。あまり去年まではこんな事無かったんだけどなあ。ギリギリに入る人が増えたのかな。それとも再入場を活用している人が多くなったからなのか。1-9に間に合わないどころか試合にも間に合わないのでは、と思ったがセレモニーにギリギリ間に合った。今日は二敗している藤井相手だが、ドームでなら内海は抑えてくれるだろうと期待して試合に入った。

初回を三人で抑えこちらもツーアウト。最初は何もないかなと思ったらガッツが打った瞬間分かるホームランをライトスタンドへ放った。先制は大きい。

しばらくは動きがなかった。被安打は内海の方が多かったが出来は明らかに良かった。藤井は二回から五回までヒットは与えなかったもののフォアボール二つと結構苦しんでいるように思えた。

六回、この日ヤクルトの初ヒットを記録した米野。ライトへ流された打球はそのままスタンドに入ってしまった。この回、ツーアウトから立て続けにヒットを打たれたがラミレスを内野ゴロにしとめ同点に止めた。

その裏、先頭の内海がフルカウントまで粘り最後は良く見て四球を選んだ。由伸は初球バントを試みたが失敗。相手のすきを突くバントだから初球で決められないと効果はない。普通に打たせたが見逃し三振。ランナーを進められなかった。
二番佳知の打球はサード飯原の横を抜け長打コース。センターよりにラミレスが守っていたのもありなかなかボールに追いつかない。深い位置でボールに追いついたラミレスを見て伊原コーチがぐるぐる腕を廻した。ボールが帰ってきたが内海のホームインが早く、勝ち越しに成功した。これが何とチーム二本目のヒット。二安打で二点は素晴らしい。

七回ツーアウトランナー二塁で打席には米野。ここで米野を歩かせ藤井のところで代打を使わせることも考えられたが米野勝負。藤井相手のほうが点が取れるとベンチが判断したのだろう。勿論長打で勝ち越されるのを防いだというのもあるだろう。米野を抑えて裏の攻撃へ。
慎之助が二球続けてバントのふりで揺さぶりをかけてボールに。それが成功し四球を選んだ。続くゴンザレスは最悪のサードゴロゲッツーに思われた、が、飯原が落球しセカンドはアウトになったもののゴンザレスはセーフ。まだツキはある。ホリンズは倒れ打席には当然内海が入った。再びスリーボールに。二打席歩かせる事は無いと思うがあわよくば、と思っていたら最後は明らかなボール球。ランナーが得点圏に進んだ。ここで由伸。右中間を越すヒットを放ちゴンザレスがホームイン。ここで止めるかと思ったが伊原コーチはゴーのサイン。が、明らかに間に合わず途中で内海が戻り、最後はサードに投げられアウト。点を取られ集中が切れていた可能性もあるし、強打者の二番三番だからここはランナーを置いてプレッシャーをかけても良かったのでは。

八回、代打畠山に内海がこの日初めての四球を与える。素早く尾花コーチがマウンドへ。すぐに切り替えられたかガイエル・宮本を打ち取った。次が肝心だ。青木を出すとホームランが出れば逆転の場面でラミレスとの対決を迎えてしまう。抑えれば今日はもう勝ちだろう。抑えてくれ、と思っていたら結果はセカンドゴロ。これで今日の勝ちは確信した。
その裏、マウンドには高井が。いきなり佳知が歩かされた。一人倒れ最近不調のスンちゃん。チームに貢献したい思いが人一倍強い男はバントを選択した。いい位置に転がりスンちゃんはセーフ、が、驚いたのはその後だ。佳知の代走で出ていた小坂が三塁へ走っていた。高井がカバーに入るも間に合わずセーフ。これが今年伊原さんが植えつけた意識が出たプレーだ。二岡が当たりの弱いショートゴロで併殺崩れとなり小坂が生還。小坂が取った一点と言っていいだろう。

内海が最後まで投げるかと思ったが、中五日を考慮してか上原がマウンドへ。あっさりツーアウトを取り、最後は飯原をセカンドフライにしとめゲームセット。今年やられていた藤井に黒星をつけることが出来た。

明らかにチームの意識が変わってきている。二点目はラミレスの守備を考えると当たり前のプレーにも思えるが、投手の内海まで走らせるのだからチーム全体で前に向かう意識が浸透しているのだろう。七回のは明らかに失敗だったが、八回の小坂はお見事。面白い野球をしているなと思えるものだった。終わってみれば僅かに四安打。しかし四得点。こういう野球をされたら相手は嫌だろうな。ヒットの数は劣るも、内容は完全に上回る試合だった。

試合後にライトスタンドに乗り込んだらゴールデンウイークなのかお子様が結構居て応援もしていた。良い良い、この子達の将来が楽しみだ。明日もこういった子達にいいゲームが見せられますように。

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2007年5月 3日 (木)

中日(ナゴヤ)●5-6x 野球はやっぱりわからない

仕事が立て込み終了後にサッカー観つつワンセグで状況を確認。ガッツとウッズのホームランで1-1。川上を七回で降板させ久本を投入してきたところから見た。
久本からガッツと二岡がヒットで出塁し、慎之助が倒れた後代打拓也。レフト前ヒットを放ちまず勝ち越し。二塁三塁に。素晴らしかったのはその後。尚広がセカンドへ内野安打。一点を得るのは分かる事だがウッズが投げてこないと決めていたのかセカンドの拓也はホームへ。コーチの予感は当たりウッズはボールを取ってワンテンポ置いてから慌ててホームへ。さらに一点。その後由伸にもタイムリーが出て4点差となった。

が、その裏に真田が炎上。一点を取られワンアウト一塁三塁のピンチ。ここで林にスイッチするも、森野に3ランを浴びて同点に追いつかれてしまう。
九回裏に会田が登板したが最後はウッズにタイムリーを浴びて痛いサヨナラ負けを喫してしまった。

八回は明らかにチームが変わったと言える最高の攻撃だった。だからこそ勝ちたかった。が、ここのところの中継ぎ起用を考えるとあの場面で真田起用は理解できる。結局勝ちパターンの中継ぎを使うことになってしまったがそれは結果論だと思う。どこかのJFKじゃないけど毎日毎日だといつかガタが来る。元気な真田を出して打たれたということは、今以上のポジションにつくことは暫くないだろう。

ビジターで二勝一敗。初戦も二戦目もどっちに転んでもおかしくなかったが、勝てると思った今日は負けたのだから野球はやはり分からない。ただ、リリーフ陣はここのところ登板が重なっているので、内海は何が何でも明日は完投だ。休ませておくれ。

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2007年5月 2日 (水)

中日(ナゴヤ)○5-3 全員で掴んだ5,000個目の白星

初回に朝倉のワイルドピッチであっさり先制した。

二回、金刃の素晴らしいストレートをウッズが見逃し三振。怒るほどのコースではなかったが何故か審判に向かって暴言を吐いていた。これでウッズは退場。連敗のストレスなのか。それ以外であの場面怒る理由もない。

三回に由伸のホームランで追加点を得たが、その裏に谷繁にタイムリーツーベースを打たれて一点差とされてしまう。

五回にノーアウト一塁三塁から尚広がきっちり犠牲フライを決めて三点目を得た。が、その回と六回に満塁のチャンスでガッツと金刃が凡退。

チャンスの後にピンチは訪れ、ワンアウト一塁三塁。ここで森野をピッチャーゴロにしとめ併殺だ!とガッツポーズをしていたら、あ、あれ、ボールが逸れてランナーが還ってきた。藤井のスライディングをかわした二岡がバランスを崩して悪送球となってしまった。野手のミスが出た後で持ち直すのは難しいと判断したのか会田に交代。が、その会田が中村にタイムリーツーベースを打たれ同点とされてしまった。

七回にワンアウト一塁二塁のチャンスを迎えたが、不調のスンちゃんが倒れ、前のミスを取り返したかったであろう二岡もサードゴロで得点出来ず。

八回裏は福留から始まるので林だろうと思ったがピッチャーは豊田。フォークを当てられセンター前ヒットを許してしまう。藤井バントの後、ドームで3ランを打たれた森野を敬遠。中村と勝負。この選択は間違っていない。が、ボールがあまり来ていないのでヒヤヒヤなのは変わりない。内角低めのストレートを叩いた打球はショート正面。これが併殺となりピンチを逃れた。

延長に入り三番から始まる巨人打線に対して中日は岩瀬を投入してきた。ここを抑えれば大丈夫と踏んだのだろう。ワンアウトからスンちゃんがヒットで出るが二岡は最悪のゲッツー。
その裏、二イニング目に入った林。ワンアウトから荒木に打たれた後、盗塁を決められたため当然福留を敬遠。ノーアウトなら当然バントだったろうがワンアウトということもありここで代打立浪。初球を打ち上げサードフライ。が、怖いのは次だ。森野が本番だ。コントロールミスはあったもののすばやく追い込んだ。そして最後はアウトコースの変化球。最高のコースで空振りを奪い無失点で切り抜けた。

十一回も岩瀬。巨人はワンアウトの後で代打謙次。岩瀬に対して粘りを見せたがバットを折られショートフライ。ここで尚広が出ればピッチャーに代打が送れるので何としても出てくれ、願っていた。打球のコースがよくセカンドの荒木が追いついたもののいい送球をしても尚広の足では確実にセーフ。ランナーが出たところで代打ホリンズ。ここは走る場面ではない。ホリンズの長打に期待するしかない。そして、外角の変化球を右に流した。鋭い打球はライト線へ一直線。強肩の福留だったがコースがよく、ランナーが尚広なのでここはゴーサイン。全速力の後、滑り込んでゆうゆうセーフ。大きな勝ち越し点を手にした。さらに由伸がレフトオーバーのタイムリーツーベースを放って二点差とした。

最後に出てくるのは彼しか居ない。記念すべき試合で抑えのマウンドにいるのも何かのめぐり合わせなのだろう。ツーアウトを取り、最後は谷繁をアウトコースのストレートで見逃し三振にしとめ試合終了。巨人が5,000勝を達成した。

5000勝目は本当にチーム全員で掴んだ白星と言えるものだった。野手のミスで降板したが金刃はしっかり投げていたし、連投の中で最後に最高のボールを投げた林は見事。由伸は三点に絡む活躍。そして試合を決めたのはセンターを争う二人だった。守備範囲の広さと走力、さらには最近の打撃が上向きな事もありスタメン起用された尚広は二点に絡んだ。スタメン落ちしたホリンズはあの場面で繋ぐバッティングを見せて結果的にタイムリーとなった。同時に使いたい気持ちもある。さらには昨日のヒーロー謙次も控えているのだから贅沢な悩みだ。

それにしても、監督の予想はほぼ的中し29試合目での達成。18勝12敗予想だったからいい線は行ってるでしょう。その結果を導いてくれた選手を褒めるべきだろう。

上原も言っていたけれど今日は今日で、また明日から積み重ね。これからも勝ち続けよう。

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2007年5月 1日 (火)

中日(ナゴヤ)○9-5 俺達を忘れるな

仕事しながらこっそり(?)ワンセグつけてた私ですが何か。

福ちゃんが5点取られて今日は厳しいかと思ったが、六回に山本昌から二点返して二点差になり、これは向こうの継投次第では分からないなとも思えた。
尚広を二塁に置いて代打は謙次。石井が投げた高目のストレートを叩いた打球はレフトスタンドに飛び込む同点ツーランとなった。ワンアウトから佳知がヒットで出ると、ガッツがレフトフェンス近くまで飛ぶタイムリーツーベースで勝ち越し。二岡にもタイムリーが出て二点差。
八回には再びガッツがタイムリー、また、九回には死球の小坂が盗塁後、尚広がタイムリーを放ち四点差。

投手は六回野口・七回会田・八回林・九回上原と無失点リレーで逃げ切った。野口は久々の勝利投手おめでとう。

今日は謙次がよくやってくれた。また、タイムリーの出た尚広も連日でいい働きをしている。控えに居る彼らがこれだけの能力を発揮してくれるのは心強い(でも一時期代打が全く打てない時期があったんだよなぁ、今思えば)。そして野口もこれまでビハインドの時に試合を壊さなかったのが報われて今日は勝ち星を手にした。レギュラーだけじゃなく俺達が居る、彼らのアピールが伝わった。

それにしても、一番と四番が五タコ、七番四タコで九点取るなんてそうそうないんじゃないかな。よく勝った、本当に。

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東京ヤクルト(神宮)○9-3 高橋と高橋

仕事を終えて球場に向かう途中で他球場の結果を確認すると、何と阪神と中日が同一カード三連敗。上位が不調なのか下位が好調なのか分からないがこのチームが三連敗する事だって十分に有り得る。でもここは空気を読まないで勝ってしまおう。そう思ってスタジアムに乗り込んだ。

昨日売店が混んでいたのはやっぱりハンカチ王子の影響だったのか。今日は全然並んでなかった。モツ煮を購入。これはこれで美味だったが、カシマサッカースタジアムのモツ煮を体験したものにとってはやっぱりあっちの方が似た値段でもボリュームあるよなぁと思ってしまうもの。でもカシマのモツ煮は鹿島がJ2落ちない限りは味わえないな。え?緑色のチームの昇格?いやいやいや、あの監督が続ける限りは…。

予想通りの先発だった。こちらは尚成で向こうは石川。

試合はいきなり動いた。由伸の打球は最初外野フライかなと思ったが想像以上に伸びてスタンドイン。今年三本目の先頭打者ホーマーとなった。
二回ワンアウトから、慎之助がバックスクリーン脇へソロホーマーを放ち追加点。

尚成ならこの二回は大丈夫だろうと思ったが違っていた。ツーアウトから田中にヒットを許した後、盗塁を試みた田中を刺そうとした送球が逸れて三塁に進まれてしまう。しかも投げた球はボールとされ福川はフォアボール。続く石川はピッチャーとはいえ打撃は良い。少し嫌だなと思っていたが打たれてしまった。レフト前にポトリと落ちて一点差とされてしまう。

三回、尚成がセンター前ヒットを放ち由伸は三振。が、その後佳知とガッツがセンター前にヒットを放ちワンアウト満塁。このチャンスにスンちゃんはレフト前にタイムリーヒットを放ちまずは一点。続くは前の打席で三球見逃し三振と何とも気のない結果に終わった二岡。が、その二岡に石川は一度もストライクを放れず押し出しに。二打席立って一度もバットを振らないというのも珍しいな。さすがに石川はもうダメだと思ったのか遠藤と交代した。慎之助の打球は浅いライトフライだったが伊原コーチはゴーサイン。ガッツがセーフとなり一点を追加した。

六回に三番手の花田から尚広がヒットを放ち尚成がバントを成功させワンアウト二塁。続く由伸。打った瞬間にわかるツーランホームランを左中間に放った。これで7-1となった。

その裏、ノーアウトから宮本と青木に連打されラミレスの外野フライで宮本が三塁へ。続く畠山はショートゴロでゲッツーかと思ったが青木のスタートが良くセカンドはアウトに出来ず一塁のみアウトとなり一点を与えてしまった。

七回、二岡と慎之助が連打でノーアウト一塁二塁。拓也バントという選択肢も考えられたが彼のバットに賭けた。が、あえなく三振。続くは早くから守備に入っていた尚広。右中間に飛んだ打球はガイエルの頭を超える二点タイムリースリーベース。

八回を林が抑えて九回表の攻撃が終了した時点でレフトスタンドが沸きあがった。背番号19がマウンドに向かって走り出した。上原の今年初登板だ。皆が待っていたことは今日の歓声が証明しているだろう。渡会と飯原にツーベースを打たれ一点を失ったが、最後はガイエルを見逃し三振にしとめ試合終了。最低限の一勝を手にしてビジターの東京ダービーを終えた。

今日のヒーローは当然二人の高橋だ。尚成は七回二失点で五連勝。月間MVPは彼以外考えられないだろう。巨人の貯金は5。そして尚成の貯金も5。彼の活躍のおかげで四月を首位で終えることが出来た。由伸は去年の不調は脱したと言っても良いでしょう。二本目の当たりは完璧だった。今年三本目の先頭打者アーチで相手が警戒してくれればこっちのものだ。怖さを抱かせる事が大切。

上原はボール自体は悪くなかったと思うがまだまだこれからでしょう。欲を言うなれば、来週のホーム中日戦で復帰する事かな。表ローテにすごい偏ってしまう事になるけれど。

三連戦は終了したが明日は名古屋に移動して再び三連戦。週末のヤクルト戦まで過密日程となるが、相手も条件は一緒。勝ち越して東京に戻ってきて欲しいところだ。

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