北海道日本ハム(東京)●2-3 甘さの残るチーム
木佐貫とグリンが先発。
二回に小谷野がツーベースを放ち、続く坪井のライト前ヒットで生還され先制を許してしまう。
六回、森本ヒットの後、田中のバントを処理する際に慎之助が足を捻り送球できずそのまま退場。ノーアウト一塁二塁のピンチで稲葉を併殺にしとめて、セギノールも追い込んだが、フォークが甘く入りツーランを打たれてしまった。
七回、ツーアウトランナー一塁から二岡がフライに終わったと思ったらボークの判定。命拾いした二岡がセンター前ヒットを放ち一点を返した。
九回、マイケルが出るかと思ったら武田久をそのまま打たせて裏も続投。何かあったとしか思えない。その武田を攻めてワンアウトからホリンズが出塁し、二岡がセンターにライナーを放ちこれを森本がギャンブルに行き失敗し、ボールが後ろに逸れる間にホリンズが生還し一点差。脇谷が三塁線を破るヒットを放ちワンアウト一塁三塁。ここで相手は江尻にスイッチ。巨人は謙次が代打で登場。今日は勝てる流れだ、そう思っていた。
が、謙次はバント。スクイズなのか?しかし尚広はスタートしたようにも見えない。スクイズならホームまで一気に走るはずだ。まさか謙次に送らせて後続勝負というのは有りえない。由伸を敬遠するのは明らかなのだから。その通り由伸は敬遠で實松勝負。というかもう謙次バントで還れない時点でもう終わったと思っていた。案の定實松はサードゴロで試合終了。勝てる試合を落としてしまった。
結局アレは何だったのだろう。スクイズだったのか?何が悪かったのかはっきりしないだけにモヤモヤだけが残るゲームとなった。あのような中途半端な形で終わるのであれば謙次に打たせて欲しかった。それで併殺だったとしても私は納得しただろう。一番期待出来る打者であの結果ならしょうがない、と。まあその前に三塁に行ってから代走を使うという時点でも甘さがあっただろう。代走を使うのであれば何故二塁から使わないのか。これは首脳陣のミスと言われても仕方が無いだろう。
イケイケで勝てた試合ではあったが、木佐貫に猛省を求める意味でも今日の敗戦を生かさなければならないだろう。ピンチからツーアウトを取り追い込んでからまだボールが二つ使える状態で被弾。久保にも言えることだが新人時代から何ら変わっていない。このように詰めが甘くてはローテには入れてもエースにはなり得ないだろう。
チーム全体がまだまだ甘いと認識せざるを得ない今日のゲームだった。危機感を持って全員が明日から臨む事を願って止まない。
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