横浜(長崎)●3-8 ダメなものはダメ
長崎の人には申し訳ないが中止になってくれれば良かったのに、と思わせる今日の敗戦だった。先制されたその裏、ノーアウト一塁三塁で点が取れなかったことがケチのつき始め。内海はその後相川に二本タイムリーを浴びるという出来の悪さ。前回のバント失敗からの練習は全く活かされず今日も失敗。
土肥に対してホリさんのタイムリーと金城のエラーで二点をどうにかうばいまだ試合は分からなかった。
が、全ては七回で決まった。六回から投げていた深田が先頭の相川に打たれたものの、続く土肥の代打・石川のバントをスムーズに処理しランナーをアウトにした。これで波に乗れるかなと思ったら投手交代。なるほど、併殺マシーンの仁志相手に内野ゴロを打たせるのが得意な会田か、うまいね、と思ったらピッチャー西村。え?直球しかないやつじゃ仁志でもゲッツーは難しいぞ。悪い予感は的中し仁志に流し打ちされてワンアウト一塁二塁。その後下窪を歩かせ満塁に。金城に対して1-3となったところで直球を投げるしかなく、151km/hのストレートは左中間に弾き返され走者一掃のタイムリーとなり試合は決まった。その後もワイルドピッチで追加点を与え一人で完全に試合をぶち壊した。八回は前田がきっちり点を取られた。その裏にスンちゃんがタイムリーを放つもさすがに点差がありすぎた。上位が勝ったので久々にゲーム差が縮まってしまった。
今日は初回と七回が勝負を分けたと言っても良い。ノーアウト一塁三塁で点が取れなかったのはクリーンアップの責任だ。あそこで一点を取っておけばわからなかった。そして内海の状態が悪かったのも響いた。早く退いたため西村とか前田とか使うことになってしまったのだから。西村は、いくらスピードボールを持っていてもダメなものはダメ、というのを我々に示してくれた。若干スピードは落ちても豊田や上原が抑えているのは正確なコントロールがあるからだ。カウントを悪くして速度しかない直球を投げるのは打ってくださいと言っているようなもの。このまま敗戦処理から格が上がるのは今年はまず無いだろうなと理解出来た。暑~いジャイアンツ球場で汗にまみれて下さい。
それにしても交流戦明けから失点が多い。打線が良くても基本は投手。安定無くして優勝はありえない。明日も厳しい戦いが予想されるが木佐貫にしっかり投げてもらわなければ。最低限一勝一敗だ。
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