東京ヤクルト(神宮)●4-5 ヨケイナコト
二ヶ月ちょい振りの神宮。平日ナイターなので早くから行かなくとも席は確保できた。しかしまあこのまったりしすぎ感は何となく苦手。太鼓が使えないのもあってかドームとは全然違う雰囲気に今ひとつ馴染めず。
初回、グライシンガーから由伸がツーベース。先制出来るかと思ったが後が続かず得点ならず。その裏、金刃が青木をフルカウントから変化球で打ち取りに行ったがこれがポテンヒットとなり、続く田中に送られワンアウト二塁。ラミレスのレフトフライでサードまで進まれツーアウト。同じようにしのぎたいところだったが、ガイエルにツーベースを打たれ先制を許してしまう。
三回、ツーアウトからガッツがレフト前ヒットを放った。続く慎之助が打った瞬間、スタンドに入るのを確信した。当たりはバックスクリーンに飛び込む逆転のツーランとなった。その裏、先頭の青木にデッドボールを与え、田中に送られ同じようなパターンかと思ったが、ラミレスをセカンドゴロ、ガイエルをピッチャーゴロにしとめた。
四回、スンちゃんが四球を選ぶとホリさんが引っ張りレフト前ヒット。拓也が外野フライを放ちスンちゃんが三進。続く金刃は一塁ランナーを進めるためのバント、と思いきやスンちゃんがスタート。このスクイズが成功し送球エラーを誘い金刃もセーフ。こちらも予想出来なかったスクイズだった。点が取れるかと思ったが由伸ファーストゴロ、佳知センターフライで追加点は奪えず。
その裏、宮本と宮出に連打を浴びノーアウト一塁三塁。好調の福川を三振にしとめたが、飯原にツーベースを打たれ一点返される。この後最良の形はグライシンガー凡退で青木敬遠の田中勝負、だったが、グライシンガーが打球を叩きつけ高いバウンドに。これではホームを刺せず同点とされてしまう。迎えるは青木。ここは同点どまりにしたいなら勝負すべきではない。が、選択は勝負。不安を抱いていたら青木にデッドボール。起き上がった後、青木が投げたヘルメットが一塁側に飛んで行った。初回も避ける必要があるボールを投げられていて三回続いただけに怒ったのだろう。これが良からぬ方向に火がつかないか不安となった。この回は続く田中が凡退してどうにか失点を免れた。
五回、ラミレスとガイエルを三振にしとめ安心したかはしらないが、宮本に内角を攻めた初球を狙い撃ちされてレフトスタンドに運ばれた。ツーアウトから勿体無い失点となった。
六回、金刃に打席が廻ってきたがそのまま立たせた。あの一発で懲罰交代もあるのかなと思ったがこれまでの金刃が残した結果を信頼して先発として次も任せようという意図だったのだろう。が、先頭の福川にレフトスタンドへ運ばれる。打球は私の目の前にいたギャルママのすねにぶちあたった(ちなみにこの後ずっと氷で冷やしてたようだが、やっぱり痛いんだろうな。)これで金刃は交代。余計な一点を与えてマウンドを降りた。
巨人は会田-前田-西村と繋ぎ、ヤクルトは八回に吉川を挟んで九回は木田がマウンドに。木田なら大丈夫かなと思ったが拓也三振、大道セカンドゴロで早くもツーアウト。が、由伸が追い込まれながらもツーベースを放ち出塁した。ここぞという時のガッツを考えると佳知で決めたいところだ。打球はセンターに抜け代走の尚広が生還し一点を返す。こうなったら後はガッツに託すしかない。バッテリーエラーで二塁にランナーが進み同点のチャンス。が、最後は内角のストレートを見逃し三振で試合終了。なんともやりきれない幕切れとなった。せめてバットは振って欲しかった。
負け惜しみになるのだろうが、グライシンガーが特別いい投手だとは思わなかった。確かに試合は作れるピッチャーだと感じたが、これまで苦しめられた藤井や石井一久に比べると打てそうだと感じた。今日は金刃が青木に対し余計な因縁を作った結果負けてしまったという事だろう。以前別の選手が執拗に内角を攻めてドメに最後やられただろうに。四回が死球じゃなく四球であればまた違ったのかもしれない。が、いずれにせよ捕まったか。今日は監督が言う三点に抑えて四点奪って勝つゲームが出来なかった、ということだろう。
相手は館山と石井一久が登板でこちらはGGと尚成。前回石井に苦しめられたのを考えると明日は勝ちたい。全然期待できないGG出すならヤクルトに強く、青木も抑えられる裕也を限定で上げておくれ。
| 固定リンク
「観戦」カテゴリの記事
- DeNA(東京)◯4-2 いざCSへ(2024.10.02)
- ヤクルト(神宮)●4-5x 夜に映えるオレンジ(2024.09.29)
- 中日(東京)◯3-1 あとひとつ(2024.09.27)
- DeNA(横浜)◯12-4 運と収穫(2024.09.26)
- DeNA(横浜)●0-1 負のオセロ(2024.09.25)
コメント