東京ヤクルト(神宮)●2-6 天の悪戯

いよいよという感じがあまりなく、気付いたら、あ、今日だ、という感じで臨んだ。平日とはいえさすがに開幕戦。いつもよりは列が長かった。座ったのは後列でコアから少し離れたところ。回りには地蔵もいるし偏った選手系ファンもいる。やっぱり自由席は前列かなあと。二時間暇だなあと思ったが、懐かしい曲が流れてきたのでそれを楽しんでいた。というかあの曲10年前なんだ。。

お互いのスタメンはほぼ予想通りで、プレイボール。

去年初球ホームランの由伸は、初球ボール見逃しで最後は三振。初回は二岡が今年チーム初ヒットを放つものの後が続かなかった。その裏、セカンドの坂本が落球？と思ったら様子がおかしい。二塁に走っていった川島慶が下がっていっている。守備妨害だった。そんな珍しいシーンの後で田中に打たれた。続くのは青木だったが一塁ゴロで彼にしては珍しいダブルプレーとなった。
二回表、予想通りブーイングの中打席に入ったラミレス。チェンジアップを叩いた打球はバックスクリーンに飛び込む先制ホームランとなった。今年から両翼は広くなったがバックスクリーンに飛ばせばそんなの関係ねえ、とばかりに公式戦初披露。移籍した選手に打たれるってのはきついよなあ、と思っていたがその後大変な事に。
その裏から雨足が強くなってきていた。そのせいか先頭のリグスを歩かせてしまう。続くガイエルにツーベースを打たれノーアウト二塁三塁。あっさり逆転されてしまうのか、と思ったがまず宮本を浅いライトフライ。続く飯原が打ち上げたので無失点で行けるかもしれない、と思ったがこの打球を李が捕れずにヒットとなってしまった。同点に追い着かれ二塁三塁で福川。石川のバッティングを考えると塁を埋めてゲッツー狙いは無い。打たせてとるところだったが福川を歩かせてしまう。続く石川の内野ゴロの間に2点目が入った。さらに川島のセンターへ抜けるかという打球に坂本が追い着いたが足を滑らせ3点目が入った。田中にもタイムリーを打たれ4点目。青木を抑えこの回は終了。一気に試合は厳しくなった。
その4点を取られた後、雨足が緩くなり、気付けば雨は止んでいた。ホント最悪の雨だ。

四回、石川にヒットを許した後、川島のショートフライを二岡交代によりショートに入った坂本が落球。石川がアウトでランナー入れ替わり。川島が盗塁し得点圏にランナーが進んでしまう。するとあっさり田中にタイムリーを打たれ5点目が入ってしまった。
五回、一軍初登板となる大祐はツーアウトを奪ったが、宮本ツーベースの後、飯原にタイムリーを浴び失点。

七回、坂本が石川から四球を選んだ時点で相手コーチがマウンドに。代打大道ヒットの後、由伸が前の打席で宮本にナイスキャッチされてしまったのと似たような打球を放ち今度はヒットとなり一点追加された。ここで石川は降板し花田に。拓也がセカンドゴロに倒れこの回は終了。

林昌勇－五十嵐と繋がれ開幕戦黒星スタートとなってしまった。

振り返ればやはりあの二回の雨、ということになるだろう。攻撃が終わってその後から止み始めた事が本当に恨めしい。といいつつも、同じ人間に三本打たれたバッテリーにも腹が立ってみたり。青木の中の人が違っていたことを考えると今日は勿体無い。一年だけか、と言われないように次頑張ってもらおう。今度は雨無いからそれは理由にならないぞ、と。
まあ天気の気まぐれが無ければもうちょい接戦にはなっていたろうな。勝ち負けが変わったかは微妙。貧打は変わらずなので。それが解消されないと今後もちと厳しい。

明日はセスか。またブーイングだろうけれど完封で黙らせちゃいましょう。