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2008年5月25日 (日)

北海道日本ハム(東京)○6-4 相手を助ける野球

開始間際にドーム到着。先発は木佐貫と藤井。グリン-ダルで来るかもしれないと心配していた。まあ藤井をぶつけてきたのも嫌がらせだろうが、まだ希望はある。

初回、ツーアウトからガッツがヒットで出塁すると、ラミレスの当たりはホームランだと思ったがレフトフェンス直撃のツーベース。この間にガッツが還り先制した。続く慎之助が右中間へタイムリーツーベースを放ち二点目が入った。

ツーアウトから二点を手にしいい雰囲気になった後、木佐貫がワンアウトから高橋にヒットを打たれると、続くスレッジが左中間へ流した打球がそのままスタンドイン。クリーンアップが取ってくれた点をあっという間に無にしやがった。

同点でガックリした直後の攻撃、拓也が流した打球が伸びてそのままお客さんがキャッチ。ひちょりも苦笑いしていたんで前に乗り出してはいなかったのだろう。そうであれば文句も言ったろうし。まあ苦笑いはきっと、同点になったのにもう打たれたのかよ、というひちょりの声だろう。

四回、先頭の田中賢介にヒットを打たれ迎えたのは稲葉。流された打球はスレッジのアーチと同様にそのままスタンドインして一気にビハインドとなった。マークしなければならない人間にこうもあっさり打たれるとは情けない。
が、相手も相手だった。ワンアウトから佳知がヒットで出ると、拓也が三塁線を破るツーベースを放った。レフトがもたついてる間に佳知が一気にホームインして同点に。点を取った後に取られるのはダメな投手がやること。そういう意味では藤井も木佐貫と大差ないということか。
なおもワンアウト二塁。寺内は何にもならない内野フライでツーアウト。ネクストには大道が立っていたが木佐貫がのこのこと出てきた。ここは大道で良いのに。点を取ったら、大祐-藤田-健太朗-豊田-マークと繋げば良いではないか。木佐貫は打てるはずもなく三振。

五回、代わっていない木佐貫が鶴岡にいきなりツーベースを打たれた。相手は藤井がそのまま。1点入れば勝ち投手の権利が得られるとでも思ったのだろうか。藤井はバント出来ず三振。ひちょりも打ち取るものの小谷野に意味のない四球を与え木佐貫は降板。藤田がマウンドに。田中をレフトフライにしとめピンチを逃れた。
六回ツーアウトまで藤田が抑え、スレッジを歩かせたところで健太朗にスイッチ。ここは早いのではなかろうかと思った。裏はラミレスから始まる。ツーアウト満塁でピッチャーなら代打を出すだろうからそうなると健太朗は一回のみでかつ七回を違うピッチャーで乗り切らなくてはならなくなる。この回は抑えたが次の回以降不安になる交代だった。

相手はまず野手を代えてきた。ショートの陽が下がり飯山が入った。すると直後にラミレスが二遊間へ放った打球をその飯山がエラーしてラミレスが出塁。守備を固めるのに入った選手がエラーとはこれいかに。
相手の采配を心の中で笑っていたらこちらの監督がまた妙な事をしてきた。調子の上がっている慎之助に送りバントの指示。が、一度失敗した後のバントはサードフライ。併殺を恐れたんだろうけど調子を考えれば打たせて欲しかった。
佳知がヒットでランナー一塁二塁になり今日二打点の拓也が打席に。ここまで当たっている事を考えるとここで代えるだろうなと思っていた。予想通り交代でピッチャーは弥太郎、って東京ヤクルトかよ。その拓也はセカンドゴロ。併殺だけは免れろと願っていたら一塁はセーフ、助かった。助かったには助かったが、懸念していた通りになりそうだった。左二人が控えていたから、健太朗を下げるために敬遠してくるかなとも思っていた。寺内に代えて清水。ここでこんにゃくが出てきてピッチャーは宮本に。当たっていない清水だから抑えられると思ったのだろうか。選択は勝負のようだった。が、最初の変化球が後ろに逸れてあっさり勝ち越しに成功。これで仮に清水が出ても健太朗を下げる事はない。が、清水はレフトフライだったのでどのみちここで交代される事は無かった。

七回を健太朗。八回を豊田が抑える理想の展開。その裏はクリーンアップ。投手は星野。ガッツは大きなフライを打ち上げ続くはラミレス。二打席目にホームラン狙いの三振をしていたが、この打席は狙っていい場面。皆の期待も当然ホームラン。すると、打った瞬間それと分かる打球が左中間へ。ビールの看板に当たる大きな大きなホームランとなった。

最後はマークが抑え試合終了。連敗は二で止まった。


とまあ、素人ながらも私ならこうする、というシーンがいくつもあった事を考えると、相手の監督に助けられた面もあるのかなと。六回のチャンスで健太朗に代打となったら仮に勝ち越せても危なかった。しかも暴投なのだから本当にラッキーだ。ラッキーと言えば健太朗はこれで6勝目。先発がこの調子ならごっつぁん勝利はまだ増えるだろうな。
李承燁デーだった今日は拓ラミデーと相成った。本人がいなくても○○デーは実は全勝か。それならいっその事出来る限り○○デーを作ってしまえなんてことも一瞬考えてしまった。冗談は置いといて、拓也は二打点は勿論、その後併殺にならなかった事が大きかった。これが後の得点に繋がったのだから。ラミちゃんはドームで一発が多くなり、キングも狙えるだろうな。何度もラララライを我々に見せておくれ。

明日は交流戦男のグリン。厳しい戦いになるだろうが、接戦になれば勝てる可能性は大いにある事が今日分かった。一つ一つ確実に返していこう。

~追記~
チケが買い易くなったのはいい事だけれど、その影響なのか今日もライトにはぶすっとした地蔵がいることいること。試合見たいだけならゆったり座れる席をお勧めしまっせ。

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コメント

こんばんは。
今年の地蔵の多さは半端ないですね。
今日もLGで地蔵に囲まれながら応援してました。
外野は応援する席なんだと明記して欲しいものです。

それにしてもラミは全ての局面でヒットが打てますね。
今日は先制・試合を決める一打、最敬礼しかございません。

投稿: 華音 | 2008年5月26日 (月) 01時13分

華音さん

こんばんは。
ホント意地でも応援しないぞという人達に見えますね。生で見てても楽しそうじゃないし、不思議なもんです。いっそ応援席という名にしてもらってもいいくらいですね。

全ての局面で打てるラミちゃん、今日この後クロウの記録を抜けるか注目ですね。

投稿: Taka | 2008年5月26日 (月) 02時22分

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