東京ヤクルト(東京)○12-4 稀に見るクソ試合が一転
ライトスタンドにて観戦。先発は予想通りエイドリアンと増渕。過去二回ボコボコにしてきたこの投手をまたKOか、と思っていたが試合は違う展開に。
初回、先頭の福地に打たれると宮本のレフトフライでタッチアップされワンアウト二塁。あれで二塁を許してしまうのかとがっかりしつつも、得点圏弱い青木だから逆にいいかも、なんて思ったら四球。その後畠山にフルカウントでランナーは自動スタート。これを何度も繰り返したので疲れさせるにはもってこいだ、と思っていたら四球。田中の当たりはショートゴロ。ゲッツーは難しいから一点はしょうがないか、と思ったら坂本が悪送球。これでセカンドランナーまでホームインされてしまう。続く飯原の犠飛で三点目が入ってしまった。
四回に福地を歩かせて宮本のバントでワンアウト二塁。青木の当たりは一塁ゴロに見えたがイレギュラーしてヒットとなってしまう。が、問題はその後の処理で福地に還られた事だった。手痛い四点目を失ったところで、バーンサイドと李は交代。
さて、攻撃は、五回まで毎回ランナーを出しそのうち四回はノーアウトからの出塁にもかかわらず、増渕から一点も奪えなかった。中でも四回の四死球でノーアウト一塁二塁からの由伸ダブルプレーが最悪。
この時までは近年稀に見るクソ試合だ、と心の底から思っていた。
六回、拓也がツーベースで出塁すると、ガッツがセンター前ヒットを放ちノーアウト一塁三塁。ここで相手は増渕を下げ五十嵐をマウンドに。確かにここからが増渕が炎上する時だから交代は正解だろう。流れを変えられないかが怖かったが、ラミレスが三遊間を破るヒットを放ち一点が入った。続く由伸にはストライクが入らず四球で満塁に。ここで代打・亀井。期待していたがセカンドゴロ。一点は入ったが併殺でツーアウトとなってしまった。痛い併殺だなと思っていたが、慎之助がタイムリーを放ち三点目が入った。正直敬遠も有り得るかなと思っていたので助かった。
七回のマウンドには松岡。二岡と尚広が倒れツーアウトに。ここで考えていたのは押本勝負かなと。投手のところで古城でも出すんじゃないかと思っていた。が、その予想も外れた。拓也が放った打球が伸びてライトスタンドに突き刺さった!思ったより早く同点になった。続くガッツがヒットで、打席にはラミレス。ここで繋いで由伸勝負になるのかな、と思って見ていると打球はライトへ。行くか?どうか?見守っていた打球はそのままスタンドイン!!値千金の勝ち越しアーチとなった。
八回の守備で拓也コールをしていると何故かラミレスがラララライ体操。コールを聞き間違ったかレフトがラミコールをしたかのどちらかだろうな。ふと見るとヤクルトファンの前で「そんなの関係ない」パフォーマンス。いくらなんでも危ないぞそりゃ・・・・。
八回裏、慎之助にもアーチが出て七点目が入った。ワンアウトから二岡にヒットが出てスタンドから祝福の拍手。尚広も続き、拓也のタイムリーで一点追加。ガッツが打席の時に「デューク」が始まった。ガッツにもタイムリーが出て九点目。七点目が入ってから今日は大丈夫だろうと自ら応援は流しモード。しかし次のラミレスだけはまた熱が入る。ここはアーチだけ狙えば良い。本人も分かっていたのか低めに手を出して追い込まれた。が、粘った後左中間に放った打球はスタンドに届く3ランとなった。まさにネ申レス!!凄すぎるよ。
九回は東野が抑え試合終了。まさかの逆転勝利となった。
今日はブログも怒りの一文で終了かな、と思っていたら意外や意外。しかし六回からの成績を見てみると恐ろしいな。何と12安打。拓也とガッツなんてその三イニングだけで猛打賞だもの。そして4-4で6打点と大暴れのネ申レス。故意死球に負けることなく古巣に痛い恩返し。本当にあの八回の勝負強さは何なんだろう。ファイナルカウントダウンを聞くと何か起きる予感がするもの。
ピッチャーズデーのカードは昨日の木佐貫に続いて出たのはセス。前回の三枚がリリーフ陣で、今回の二枚は先発とまあいい具合に取れた。
明日の川島は難敵だが狙うはやはり三タテだ。
決勝弾の時いなかったジャビット君は罰金だそうな笑
拓さんの存在は本当に大きい。
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コメント
こんにちはー。
今日はニアミスだったみたいですね(^^;
今度、きちんとご挨拶します
ラミの暴れっぷりはヤクルトにしたら悪夢でしょうねw
目の前で毎回毎回ラララライされたら目も当てられないですよ。
投稿: 華音 | 2008年7月26日 (土) 23時56分
華音さん
こんばんは。
もしかしたらと思っていたら本当に近かったですね。
ご挨拶できればと思います。
相手からしてみたら悔しいでしょうね。好き放題やられていますから。しかし本当にヤクルト相手に良く打ちます。その勝負強さに驚くばかりです。
投稿: Taka | 2008年7月27日 (日) 00時22分