阪神(東京)○7-0 先ずは完勝
初回にガッツの2ランで先制するとその後は試合が動かず。六回にセスがワンアウト二塁三塁のピンチを迎えるが、関本三振・野口センターライナーと後続を断った。七回に四球二つでツーアウト一塁二塁のピンチを迎えたところで山口にスイッチ。現地ではここから観戦。一打逆転のピンチであったが金本をショートゴロにしとめ点を与えなかった。
その裏、代わった渡辺に対し、先頭の鶴岡がフルカウントから四球を選び出塁。坂本バントで山口に代打と思いきや、代打亀井。再びフルカウントとなったところでランエンドヒット。ショートゴロでセカンドはセーフだなと思っていたらセカンドへ投げていた。スタートしていた鶴岡はセーフで、亀井もセーフとなりノーアウトランナー一塁二塁となった。ここで代打かと思ったら山口が打席に。滅多に打席に立たない中継ぎにそのままバントさせて危なくないかと思ってみていたら二球失敗。その後ボールが二つ入り2-2。まあ併殺よりは三振だな、と思ったら見事なバントが決まった。
ワンアウト二塁三塁と追加点のチャンスを迎えた。ここで相手は江草にスイッチ。尚広が一塁後方へ放った当たりは惜しくもファール。フェアなら二人生還だったが尚広はその後三振。
続くのは拓也。江草もコントロールが定まらずフルカウントとなる。このカウントでほぼ勝負あり。拓也が引っ張った打球はレフト線に落ちる二点タイムリーツーベースとなった。点を取れなかったら流れが変わっていただけに大きな得点だ。
その後ガッツがぼてぼての内野安打で出塁。次がラミレスというところで阿部にスイッチ。ノーヒットのラミレスだったが、ファイナルカウントダウンが掛かると何かが違うのか、力強く叩いた打球はそのまま右中間に飛び込む3ランとなった。凄過ぎるわ、この選手は。
山口が八回を抑え、久々に上がった日サロが147km/hを出して切れが戻ったなという印象を与え試合は終了。初戦は完勝となった。
ピンチをしのいだのが大きかった。去年の九月くらいだったか。山口が出てきて相手にびびって四球から打たれるという怒りしか沸かないピッチングをしていたが、その姿はなかった。自信を持って金本に向かっていき抑えて流れを食い止めた。計算できるピッチャーだ。あとは酷使されないことを願うのみ。
そして仕事人拓也。大事なところで価値あるタイムリーを打ってくれた。ゴンザレスがああいう事態になりどうなることかと思ったが何ということはない。この拓也がいるのだから。まあ体調を見て使っているのかもしれないけれど、彼を下げて古・や脇・を使って落とした試合を考えると勿体無い。二年前は試合勘が鈍っていて今ひとつの働きだったけれど、大成功と言えるトレードなのは間違いない。
明日勝てば6ゲーム差。勝ってこそ次のことが考えられるのだろう。今日でさえ熱の入った試合だった。こういった試合を多く味わうためにも一つ一つ勝つしかない。
G流を見ていたが、解説してた浪花の春団治、酷いなありゃ。阿部のことを「ただねぇ、馬場はねぇ~…」だと。どっから馬場が出てきたんだ、どっから。それでショックを受けたかは知らないが(んなわけねぇ~)直後にラミに被弾してしまったとさ。
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