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2008年11月28日 (金)

おやおや

ゴネケツの事を書かなくちゃなと思っていたら尻ブログがプチ炎上。まあ便乗した成りすましも数多いんだろうけれど、やっぱり良しと思う奴は居ないよなあと。
前半は今岡やフォードにホームランを打たれるなど散々な出来で、仮にたまにいいピッチングをしても六回くらいで降板。中継ぎに消された勝ちもある、と言ってるけれど、彼らが抑えたから8勝出来たんじゃないのかね、と。
査定には入っていないけれど、日本シリーズでの逃げ腰ピッチングで印象悪くしてる中であの発言。まあ期待はあまりしないでおこう。

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2008年11月21日 (金)

順当な結果

休みだったのでプロ野球コンベンションをテレビで見ていた。途中の特別表彰で、新人選手特別賞なるものが発表され、そこに坂本が呼ばれた時点で、一番気になっていた新人王はもう明らかだった(というか他の候補が現地いなかった時点でバレバレか・・・)
巨人から選ばれたのはベストナインでセス・慎之助・ラミ。最優秀投手にセス。そして新人王は予想通りの山口。MVPはこちらも文句なしのラミレス。育成選手第一号が新人王に輝くっていうところが素晴らしい。二位である坂本の倍近く票が入ったことが評価を証明している。本当に彼にとって飛躍の一年になった。
それにしても、パ・リーグ新人王で該当なしにした一人ってどういう成績なら新人王と認めるのだろうか。15勝3敗で駄目じゃあ新人王なんて数年に一回しか出ないと思うのだが…。

昨日の話しだが、越智の背番号が22に変更された。巨人ではクローザーとして考えているということだろう。写真を見ても明るかったのでシリーズ最終戦のことはひきずっていないようだ。あの経験でもっと成長するだろう。期待している。
さて、取られてしまったのが同期でドラ1の福ちゃん。先ずは実績を残してそこから数年後は師匠の20番を継承、というのが理想か。

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2008年11月19日 (水)

泰示55・三年でがらりと変わった男・右の柱となるか

今年のドラフト一位・大田泰示が仮契約を結んだ。一番のニュースは彼の背番号が55だということだ。松井秀喜が背負っていた55番はずっと空白のままであり、内心は永久欠番になるのかなとも思っていたので意外だったなと。大田は高校通算本塁打数と同じ65番を背負わせゆくゆくは一桁になるものかと。が、これも期待の大きさなんだろう。そう思わせる選手ということか。前につけていた選手が偉大だとは思うが、彼なりの55番を見せるしかない。そんな大田の年俸は1200万。巨人の高卒ルーキー史上最高額だそうな。大きく育って欲しいものだ。

契約更改。今年リーグ優勝の原動力となった山口が年俸4500万円で更改した。育成枠でプレーした二年前の年俸は240万円。来年の収入はその時の18~19倍ということになる。何というサクセスストーリー。同期の大卒選手よりはるか上を行ってしまった。一億目指しちゃえ。

そして倍増以上となった東野は背番号が17に変更されるとのこと。長く背負うと思われていた姜建銘が17をつけて僅か二年で戦力外。その繰り返しにならないよう、驕らず打ち込んでもらいたい。この番号をつけるようになったという事は右の二番手になるのだろうか。来年が大事になる。

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2008年11月15日 (土)

スカイハイ・ゴーウエスト

出る人は長くなりそうなんで先に来る人から。サンスポの飛ばしかと思っていた日ハムのマイケルと工藤の移籍が正式に決まった。ここ数年クローザーを任せていた選手を放出するのだからよほど野手が欲しかったのだろう。セ・リーグでどこまで出来るかはわからないがセットアッパーを任されそうだ。となるとその役割を担える選手が多かった今年だけに、誰かがスターターに廻るのか。気になるところだ。工藤は前も書いたけれど松本と本当に被るんだよなあ。一軍に入れるかどうかという位置でしょう。そしてもう一人、日ハムをクビになった歌藤は、伊原さんがプッシュでもしたんだろうなと思ってしまう。オリックスの監督時代にひたすら投壊という事情もあったのだろうがひたすら歌藤を投げさせていたのを思い出す。多分その頃のような事態にはならないから大丈夫、かな。チャンスをモノにして頑張ってくださいな。

出る側。二岡はやっぱりあの騒動が原因だろう。不倫だからという単純な理由じゃなく、怪我をして一日も早く復帰に向けて調整しなければならない立場であるにもかかわらず遊んでいた、ということが問題。ガッツが苦しそうに脚を引きずりながらも、ラミが指の痛みを隠しながらも懸命にプレーしていた状況だからなおのこと。今年一年ショートを守った坂本との勝負は来年かな、という思いもあったが決まったからにはいっそう野球と向き合い結果を出して欲しい。
林は手術明けの今年は明らかにボールの切れが衰えており、まだおもわしくないのだろう、と思わせる内容だった。彼も来年かなという思いがあった。元々やりたかった先発で出来たかもしれない。市船時代のチームメートである育成4位の福元が入って本人もさあこれからって時の移籍だったからショックもあったろう。ハムで左の中継ぎは宮西だけだしボールが戻れば十分にチャンスはある。
そして今日発表された清水の移籍。少ないチャンスで調整も難しかったのか今年は最後まで調子が上がらなかった。谷・ラミレスと立て続けに外野が入り腐ってもおかしくない状況ではあったがその同じポジションに入るラミレスと談笑していたのが印象に残った。去年の謙次代打逆転満塁弾があった試合で、下げられた時も不平を言わず笑顔で、頼むぞ、と送り出していた。懐の深い人間だ。悔やまれるのはミスターが左右にこだわり過ぎて左ピッチャーの時に必ず外してたこと。レフトに元木、仁志を使ってまで下げなくとも(マルちゃんなんてのもあったな。)高校・大学時代を過ごした埼玉の西武からオファーがあり移籍することとなった。日本一になったチームに金銭で譲渡というのも不思議なものだが江藤とともに野手をまとめて頑張ってくださいな。

スタジアムでは盛り上がったゴーウエストとスカイハイがなくなるのは寂しいものだ。移籍先でも使うのだろうか。いずれにせよ新天地での飛躍を願うばかりだ。

勝利へ導け弾丸ライナー 大空向かって飛んで行け
ライトへ清水レフトへ清水 ソレソレホームラン

勝利を呼び込め ぶつけろみなぎる闘志
行けよ二岡打てよ二岡走れ二岡

己を信じて投げろ 力の限りに
林マサ林 唸れ左腕見せろ

(旧バージョンの方が長かったのでこちらで)

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2008年11月12日 (水)

2009日程発表

2009年の日程が発表された。開幕はドームで広島と三連戦。堀内が三年前にやらかした三連敗だけはするなよー。ミセリで見事に流れが変わったんだったな。今年は地方開催があまりないようだ。いつもの北海道シリーズと九州シリーズ、そして都市対抗の時期の大阪・福井くらいであとはドーム。この日程を見て、私は九月に五連休があることを初めて知った。。。すごいな、この時期の夏休みは避けようっと。

佳知の残留も決まりのようだ。良かった良かった。

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2008年11月11日 (火)

夢の翼広げ 旋風になれ

サンスポの一面は二岡ハム。って書かれると新しいハム会社みたいだよな。まだ公式で発表されてないのにwikiで所属がもう変わってやんの。仕事早過ぎ。二岡-MICHEALの交換かと思いきや林ですか。今年は手術からの回復でさあ来年から、って思っていたので驚かされた。ハムからは工藤が来るとか?はて補強になっているのだろうか。小柄で左利きで俊足、これってまんま松本じゃないかと・・・。

原監督は三年契約。交代する理由も無いんで続投だろうなと思っていたけれど三年ですか。全うすれば六年か。前回の二年で更迭した時とはえらい違いだ。まあ次の指導者も考えてはいるのかと。とりあえずワシが育てたの就任はなさそうなのでほっとした。ナベツネが「若い選手をどんどん育てて」って言ったのはちょっとびっくりした。
コーチ陣も決まったがキャプテンが野手総合になったのみで一軍はさほど変化なし。てっきりシリーズ打率二割という責任を取って打撃コーチのどちらかがいなくなるかと思ったが。二軍監督に岡崎、そしてコーチに大西が就任。数年後は漢もコーチになったりして。

そして昨日書いた小坂の移籍話。本日正式発表された。右肩痛がなければ出番ももっとあったのだろう。今は回復したとのこと。コーチとして残って欲しかったようだが現役で出来るうちは続けたいという気持ちと仙台でやってみたいという気持ちを汲んで金銭トレードとなったのでしょう。彼の守備を見て坂本などは得たものは多いはずだ。いつかはコーチとして来て欲しいという思いもあるが、その前に楽天で素晴らしいプレーを多く見せてくれることを願っている。


風を切って走れ 行けよ 小坂誠!
 夢の翼広げ 旋風になれ

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2008年11月10日 (月)

東北帰還やら残留やら戦力外やら

小坂先生が楽天に行く??
 金銭トレードで楽天に行くかもと報知に記載。あの守備は日本の宝で将来は是非コーチに、と思っていたがやはりプレー出来るうちは一試合でも多く出たいものだろう。もっと使われて良い選手なだけにチャンスとなるか。

監督を男にするためFA行使せず残留
 ケツは来年巨人でプレーするそうな。男にするって後で言うなら土曜のマウンドで逃げるなボケとつっこみそうになったが、まあどうなることやら。半端な成績でメジャー行けるとは思うなよ、と。

さようなら吉武
 小久保さんの人的保障でやってきたわけだが、あまり出ることも無くさようなら。去年は1.89とまずまずの防御率だったが今年は三試合で12.00と散々な出来。となれば今年の中継ぎ陣が充実していたので出番もなくなるもの。まあ急激な劣化は無いと思うがどうなんでしょ。古巣が拾ったら頑張ってみればよいかと。

まあ、小坂先生が出るとなったらあの男が6番を背負うのだろう。まさかそのために、なんて邪推してみたり。あとは吉武が出ることによってモアイくんの首筋が凍えてきたことは間違いなかろう。

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2008年11月 9日 (日)

日本シリーズ 埼玉西武(東京)●2-3 終戦

なんだかあっけない終わりだったように思える。通路の二段上の席で人が通りまくって入り込めなかったのもあるが、八回で終わってしまった雰囲気だった。

この試合だけを考えてみれば結果論だが豊田さんに7回か8回どちらかを任せれば違っていたかなと。ベンチが大祐に託したということだろう。無論彼を責める気はない。彼のおかげでここまで来たのだから。死球一つで流れが変わってしまったがこれも野球だ。しかしながら、変化球が入らなくなった大祐に変化球求めて野田を歩かせたキャッチャーのリードはお粗末だったとしか思えない。

シリーズ全体を考えると阿部の穴が最後に響いたという感想だ。5戦で見せた勝負強いバッティングを見るとチームに欠かせない大きな柱だったんだなと思う。彼がいれば打線に厚みが出たのだろうがこの日も二安打という貧打。西武投手陣を打ち崩せなかった事が敗因だ。どうでもいいけどMVPって岸なのね。てっきり平尾だと思ってた。が、裏MVPはガッツに当てた星野だろうね。

さて、終わったことはもうひきずらない。来年のことだ。日本一を逃したことで、矢野にしか通用しないことを露呈したアジアの案山子が来年も居座ることになりそうだ。また、来年も村田・篠塚で行くんだろうか。シリーズの貧打見ちゃうとどうにも。今年は多分大きな補強は無いような気がする。問題は上原の穴か・・・。

シーズンが終わったんで更新は気が向いた時になります。ホントは冬眠でもしたい気分ですが、一年間お疲れ様でした。また来年。

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2008年11月 8日 (土)

日本シリーズ 埼玉西武(東京)●1-4 全ては明日決まる

相手が強かったというよりはこちらの自滅。はっきり言ってもいい。戦犯は高橋・坂本・寺内。明らかに状態が悪い中島と中村にびびって歩かせて、クルーンからアーチを放ち調子の良い平尾に廻して打たれる。これが高橋の言う自分らしいピッチングなのか。ふざけるな。
ラミレス・李・亀井がゲームの流れを持ち込もうとしてくれたのにノーアウト二塁三塁からあっさりピッチャーゴロで空気を読めない坂本。二番の役割が何にも出来ずせっかく出たランナーを殺す寺内。この二人が明日出ることは無いと思いたい。
相手は平尾と岸だけだった。勝てる試合ではあったが一部の人間が足を大いに引っ張ったことにより残念な結果になってしまった。

さて、ひきずっていても結果は変わらない。明日は大一番となった。こちらも使えない選手は出さないし、相手も平尾に目処が立ったことで後藤を使う理由も無くなった。プレッシャーは同じ。ここまで来ると気持ちの問題だ。相手も総力戦だろうがこちらも総力戦。先発は内海だろうが上原の三度目はあると見ている。このシリーズで貢献できなかった男が最後に流れを持ち込めるか。全ては明日決まる。

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2008年11月 6日 (木)

日本シリーズ 埼玉西武(西武)○7-3 実を結んだ我慢

先発はスポーツ紙の予想が当たり上原と涌井。

初回を三人で抑えられたその裏、片岡のバットを折りながらもヒットされてしまい、栗山・中島に連打を浴びてノーアウト満塁の大ピンチ。まさか一回で決まるのか??続く中村を三振。ワンアウトから石井の当たりはセカンドゴロ。二塁後方へ飛んでいて一塁は間に合わず一点を奪われた。一点に抑えたい場面、後藤を三振にしとめ追加点は与えなかった。あの展開で一点なら御の字だ。

二回、ワンアウトから慎之助が放った打球は伸びてバックスクリーンに飛び込んだ。向こうが繋いで苦労して取った一点を簡単に返した。流れは悪くない。さらにその裏に細川が負傷して交代し一気に有利になるかと思われた。

しかし、三回に流れを変えるプレーが。ワンアウトから中島をショートゴロにしとめたかと思ったら、なんでもない場面なのに坂本の送球が逸れて柵を越えてワンベース。中村をセンターフライにしとめたものの石井にライト前へ運ばれ二点目を取られてしまった。さらに後藤・佐藤に連打され満塁に。ここでの追加点は絶対に禁物。銀仁朗を三振にしとめピンチを逃れた。

四回のマウンドには山口が。あれだけ打たれては上原の交代も止むを得ないだろう。ランナーを出したが最後は中島を三振にしとめた。すると表の守備に中島が出てこない。脇腹を痛めたようで交代となった。五回ツーアウト一塁二塁のピンチで健太朗にスイッチし、銀仁朗をサードフライにしとめピンチを逃れた。
六回に内野安打からツーアウト三塁のピンチを招くが、平尾をセンターフライにしとめ追加点を与えなかった。

ここまで涌井を捕らえられそうで捕らえ切れなかった。前回に比べればバッティング出来ているのでチャンスはあるかと思ったが、七回先頭のガッツがアウトで今日も駄目なのかという思いが出てきていた。しかし次のプレーが大きなきっかけになった。ラミレスの当たりは二遊間を破るセンター前ヒット、と思ったらベースに当たりバウンドが変わった。それを見逃さなかったラミレスはセカンドを狙う。一度ベースを離れてまずいと思ったがセーフ。得点圏で慎之助に廻るという理想の形になった。このチャンスで慎之助が一二塁間を破るライト前ヒットを放った。ラミレスは二塁から全力疾走で三塁を廻った。ボールは帰ってきたがラミレスの脚が先にベースに着きセーフ。同点となった。ヒットが欲しいこの場面で続く亀井の当たりはセンター後方へ。当たりはフェンスに直撃した。慎之助は三塁に止まり二塁三塁に。外野の間を抜けるヒットで二人帰れれば、と思っていた。そして脇谷が叩いた打球は勢い良く伸びて左中間後方へ落ちた!二人が生還し脇谷も三塁を陥れた。値千金の勝ち越し二点タイムリーだ。さらにこの日の戦犯になりかけていた坂本が左中間にタイムリーツーベースを放ち一点を追加し、涌井を降板させた。

中村から始まる七回は大祐で行くと思ったら豊田がマウンドに。三人で完璧に抑えた。そして八回は大祐。先頭をサードゴロにしとめ、代打・大島の当たりはサードファールフライと思いきや脇谷がエラーでアウトにならず。センター前に打たれ出塁を許す。が、その後はサードゴロ二つでスリーアウト。役目を果たした。

満塁弾でサヨナラが考えられるので一点が欲しかった。先頭の亀井がヒットでチャンスを作ると盗塁で得点圏に。脇谷のセカンドゴロで進塁すると、坂本のところで三井から谷中に。ここで坂本を下げて代打はスンちゃん。浮上のきっかけが欲しかったがデッドボールで一塁三塁。ここで鶴岡に代打・佳知。なるほど。原さんは今後を考え不調の二人にきっかけを与えようとしてるんだな。そして佳知がボールくさいアウトローの変化球を流して一塁頭上を破るヒットで一点が入りなおも一塁三塁。ここで尚広がスクイズ。ちょっとフライになったが中村の前に落ちてスンちゃんが生還。大きな二点が入った。

五点差でも最後はクルーン。ワンアウトから平尾にレフトスタンドへ運ばれた。ソロなら構わない。ツーアウトから石井を内野安打で出したが、最後は後藤を三振にしとめ試合終了。敵地で勝ち越して日本一へ王手をかけた。


ワンサイドゲームになりえたものだったが、ピッチャーが良く辛抱した。先発の上原は早くに降板したが、各回のピンチを一点で止めた事が良かった。中四日で明らかに球が走ってなかった上原を見切って中継ぎを投入してピンチもあったがなんとか追加点を与えず試合を壊さなかった。対する西武は中継ぎに不安があるため涌井を下げられず七回まで来てしまった。それまで二本のヒットしか打たれていないとはいえどうにか凌いでいたという印象があった。それでも中四日。確実に疲労はあり七回に限界が来た、ということだろう。
そしてそのチャンスをモノにしたのはラミレスのワンプレーから。バウンドが変わるラッキーもあったがあの貪欲な姿がナインの火をつけたとも言える。それにキャプテンが応え、亀井・脇谷・坂本も続いた。それまでたまっていたものが爆発した。

万全な選手はいないため苦戦が続いている。その中でどうにか少ないチャンスをモノに出来た。全員で掴んだ王手。残り二戦と言わず土曜で一気に決めて欲しい。もうすぐだ。

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2008年11月 5日 (水)

日本シリーズ 埼玉西武(西武)●0-5 敵ながら天晴れ

序盤に岸が球数を費やしているのを見て最後まで持たないんじゃないかと思ったが終わってみれば147球投げてシャットアウト。点差が開いて楽になったというのもあるが殆どピンチを作らず四球もガッツへ出した一つだけなんだから文句のないピッチングでしょう。フルカウントでストレートだろうなと分かってても三振しちゃうのはあの変化球があるから。久々に見た好投手。幸いだったのはこれが四戦目ということで中三日と無理をさせなければ彼が二回目にスターターとして放る可能性が低いということ。
そして我々はグライシンガーをこのシリーズではもう見ないで済むということが収穫だ。一点目はイレギュラーで不運だったが、その後の取られ方が悪かった。中村のアーチはラミレスがクレームをつけるくらい微妙な当たりだったけれど元はといえば追い込みながらも下らない死球を出したのが原因。シーズンで何度も見たような。二本目のアーチは論外ね。明らかに六回裏を投げる気がないのがミエミエだった。前の打席アーチ打たれてる選手にど真ん中って。

さて、明日が大事だ。中四日で上原は無いと見ている。ベテラン二人を中六日で投げさせたい。そして今日出番が無かったことを考えると、ルパンの先発が濃厚だろう。七色の変化球で相手を惑わせるか。それとも久保は久保だった、となるか。とりあえず似た色だから相手が得意のヤクルトだと思って放るとよろし。

最後の最後まで分からないシリーズとなりそうだ。

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2008年11月 4日 (火)

日本シリーズ 埼玉西武(西武)○6-4 強くあれ巨人

半ドンで帰宅後猫屋敷へ。内野席の前の方なのでブルペンがホント目の前。なのでこんな写真も撮れちゃったりする。

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トゥル岡さんたまたまカメラ目線

外野席応援もいいけれど、内野は内野でこういう楽しさがあるもんだ。ゲン担ぎに和幸のネギ塩ロースかつを食べたがこれが正解。寒い中豚汁で温まった。始球式はウィアーの禿莉王が西武ユニ着てたが…似合わん。

初回、尚広がファーストストライクをライト線に運びツーベース。拓也の打球はショートゴロで三塁は無理だと思っていたが尚広は走っていた。なんと進塁打となった。次のガッツの打席で石井がワイルドピッチをして尚広が生還。あっさり先制に成功した。

二回、ツーアウトから亀井のファーストゴロを平尾がファンブル。石井のベースカバーも遅れ気味で亀井がセーフ。勇人が進めた後、鶴岡が選んでランナー一塁二塁。これも確かファーストストライクだったろう。尚広がミートした打球はレフトに。長打になるかと思ったら何とスタンドイン!!ラッキーなヒットから三点が手に入ったのだから大きい。
ノッている尚広は裏の守備でもワンアウトから後藤が放ったセンター前に落ちるかという打球を転がりながらキャッチ。さすがゴールデングラブ、と言える守備だった。

内海は三回にノーアウト一塁二塁のピンチを迎えるも、ボカチカをゲッツーにしとめ片岡を外野フライに抑え点を与えなかった。五回まで文句のないピッチング。

六回、先頭のラミレスが引っ張った打球は尚広のアーチと同じようにスタンドイン。大きな五点目が入った。

その裏、ワンアウトから片岡にヒットを打たれると盗塁を許し、栗山のヒットで一塁三塁に。中島にタイムリーを浴びて内海は降板。健太朗がマウンドに。相手はずっと眠っている中村。ここで流れを切りたかったが、中村が引っ張った打球がレフトスタンドに入ってしまい一点差に詰め寄られてしまう。その後はどうにか抑えた。

七回を大祐が抑えて八回に。投手は七回から投げている小野寺。先頭はガッツ。初球から果敢に振っていきツーストライクと追い込まれた。確かストレートだった。ミートの瞬間、完璧だ、と思えた打球は右中間に。ボカチカが追うのをやめる文句なしのホームランだった。

二点差で豊田-クルーンか…と思っていたら大祐が続投。あのクリーンアップに豊田の球威じゃ厳しいと思ったのだろうか。中島から始まる嫌な打順ではあったが大祐が見事に三者凡退にしとめた。

九回はクルーン。微妙なジャッジもあったが二点差あるとこのピッチャーは余裕を持って投げているのが本当に良く分かる。結局二つ三振を奪って試合終了。追われながらもどうにか逃げ切った。

今年の後半で見違えるような選手になったな、尚広も。一点目も彼の脚だし、試合の流れを持って行ったスリーランは大きかった。これまでは怪我だったりポカしたりでなかなか固定出来なかったが今やもう欠かせないセンターだ。いっそ貪欲にMVPでも狙うといい。小笠原ミレスアベックアーチ伝説は守られた。特にガッツのアーチは本当に意味のあるものだった。一発のある西武打線相手に一点差は怖く、増して最後のクルーンが取り乱す可能性がある。だからこそ二点差にしたあの完璧なアーチは大きかった。二日前に死球を受けた選手の打球じゃない。あんな鋭い打球が出るのだから本当に強い選手だ。そして追い上げられた後流れを与えなかった大祐の働きも忘れてはいけない。この一年で実に強くなった。強い選手を補強し、生え抜きも徐々にではあるが逞しくなってきている。次の試合も楽しみだ。

勝って良かった。負けたらそうとう凹むバースデーになるとこだった。終わりよければ全て良し(そういや脇谷のハピバスやらなかったな…)

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明日も頼むぞ!!



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侍の笑顔

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2008年11月 3日 (月)

日本シリーズ 埼玉西武(東京)○3x-2 恐ろしい男

珍しく内野一階席で観戦。いつもはオレンジシートであるとこの近く。入場して向かうと、何と一塁側にもかかわらず打倒讀賣 の姿が。あのヒョロメガネ自分とこはシーズン終わってるのに何しに来てるんだか。それとも何か?巨人相手の時だけ姿を見せる特に好きなチームを持たない輩か。ここまでくれば真性である。

先発は尚成と帆足。尚成は三回をパーフェクトに抑えた。巨人は初回にツーアウトからガッツの大きな当たりがライトへ。入ったかと思ったがフェンス直撃のスリーベース。続くラミレスが一塁ゴロで得点ならず。二回に四球・死球・バントでチャンスを広げると、鶴岡が犠牲フライを放ち先制に成功。

西武ベンチが円陣を組んだ四回、片岡にツーベースを打たれた後送られてワンアウト三塁。1-3から甘く入った変化球を中島に捕らえられレフト上段に運ばれた。

五回、ワンアウトから拓也が内野安打で出塁すると、ガッツが初球を捕らえレフトフェンス直撃のツーベースで二塁三塁に。逆転濃厚な場面であったが、ラミレスはファーストゴロで凡退。スンが四球を選び佳知。しかしここはボテボテのサードゴロで逆転は出来なかった。

六回、帆足の代打平尾にヒットを打たれると片岡に送られ二塁に。栗山を歩かせたところで尚成は交代。健太朗がマウンドに。中島相手に厳しい場面だったがライトライナーにしとめると、中村をサードゴロにしとめピンチを逃れた。
その裏、交代した大沼がストライクを取れず0-3に。その後追い込まれたが勇人がライト前ヒットを放ち出塁。鶴岡が送って表の守備から入っていた亀井。打球はライト線に落ち、タイムリーツーベースとなった。

七回、投手は星野に。ガッツが追い込まれた後、数日前にくらったところと同じ箇所に死球が。一度はランナーとして戻ったものの、痛みは引かず寺内と交代。怒りを見せる場面であったがスンは三振。漢・大道が代打で出たところで相手は小野寺にスイッチ。しかしその小野寺も大道の手にデッドボール。これはひどい。ここで勝ち越したいところであったが勇人は外野フライに倒れてしまった。

八回から大祐が投げていて九回の表に入った。栗山相手に苦しみ、左中間にいい当たりを飛ばされた。が、これを尚広がランニングキャッチ。抜けていれば勝ち越しのランナーが出ていただけに大きなプレーだ。続くのは中島。ライトに流された打球はファールに。危なかったなと思ったらもう一球。今度は明らかなファールだったがグラウンド内に入るかどうか。これを亀井が壁にぶつかりそうになりながらもキャッチ。大きなプレーが二つ出た後で最後は中村を三振にしとめ裏の攻撃に。

相手は岡本がマウンドに。寺内が三振してワンアウト。次は状態が最悪のラミレス。この場面も厳しいだろうと思われた。0-1からの二球目だった。高く上がった鋭い打球が伸びて左中間スタンドに飛び込んだ!!チームにとっても本人にとっても大きなアーチとなった。

いやはや、恐ろしい男だ。昨日のタイムリー以降は好機を何度も潰して明らかに状態が良くないなという時に最後の最後で結果を出すのだから。序盤で打っていれば楽だったのかもしれないが、   1点リードでクルーンが出たかもしれないことを考えるとこれがベストだったのかもしれない。また、忘れてならないのは彼のサヨナラ弾に繋げた健太朗と大祐のピッチングに、尚広の美技、そして亀井の美技&タイムリーだ。素晴らしかった。

二戦目を取れたことは大きいが気がかりなのはガッツの具合。調子が戻った矢先にまた当てられたのは痛い。打線の状態が良いとは言えないだけにここはラミの後を打つスンに早くあたりが出ることを願いたい。所沢で最低限勝ち越しだ。


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「シンジラレナーイ」

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2008年11月 1日 (土)

日本シリーズ 埼玉西武(東京)●1-2 たった二本ではさすがに

四回に中村のエラーからツーアウト二塁とし、ラミレスのライト前ヒットで先制したが、そのすぐ後に上原が後藤にバックスクリーンまで運ばれ同点にされてしまう。さらに五回に中島にアーチを浴びて1-2としてしまった。打線は涌井の前に1安打と沈黙。九回に拓也がチーム二本目のヒットを放つも、ラミレスがこの日二度目の併殺打で試合終了。

投手戦であまり書くこともないゲームとなった。ヒット二本じゃさすがに勝てません。まあ涌井が見事だったか。ラミは先制点以外ブレーキになったけれど彼でだめなら仕方がない。上原もドームで二点なら悪くはない。ただ取られたタイミングが少し悪かったかな。

引きずっていても仕方がない。明日が大事。帆足が来るか岸が来るか。どちらも打ちあぐねていたので今日のような厳しい戦いが予想されるが勝ってイーブンに戻したいところだ。

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