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2010年4月10日 (土)

拓さんとともに

4/7朝に聞いた悲報。その時はただただ信じられなかった。帰ってからテレビをつけるとZEROをがやっていた。昔の映像や仲間の悲しみに満ちた表情を見ると自身も感情を抑えられなかった。それだけ存在の大きなプレーヤーなのだと実感した。こうして一人で居る時間も拓さんのことを思い出しているのだから。

巨人に来た時は驚いた。若手器用に切り替えという方針で二軍過ごしではあったが広島を支えた選手が来てくれるのかと。最初はコンディション不良だったが二年目からセカンドを担った。移籍三年目で三番に座った時のヒーローインタビューで「主力が居ないから弱いと思われたくない」と言った姿はチームを引っ張る責任感の強さが表れていたように感じた。巨人に欠かせない選手となった。移籍してきて初めての優勝を経験し、三連覇の年に念願の日本一に。そして現役を退いた。

そしてコーチに就任。選手の良き兄貴分として素晴らしい指導者になると期待していたが、その道が絶たれてしまった。夢もまだまだあっただろう。本当に早過ぎる。

動く拓さんの姿を見ることは出来ないけれど、勇姿は私達の心にずっと残っている。拓さん、天からチームを見守っていて下さい。


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