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2011年11月17日 (木)

喜ぶのはまだ早い

ここまでの流れを見て私は2000年の日本シリーズを思い出した。ホームで連敗してほぼ絶望的な流れだったが、ビジターで三連勝。王手をかけた五戦目は高橋尚成がプロ人生最高の投球を見せ完封。流れに乗って6戦目に勝って日本一となった。今日の試合で言うなればソフトバンクも育成上がりの山田が6回を0封。ここまでは似ている。

ただ、絶対行けると思っていたのに落としてしまう、ということも忘れてはいけない。それは2008年の日本シリーズ。西武ドームにて涌井を捕らえて王手をかけたとき、私の中では行けると思っていた。勢いづける勝利というだけでなく、中島が負傷、さらには扇の要である細川が脱臼と相手がほぼ死に体だったからだ。あと二戦は東京ドーム。実際に職場の人達も「いよいよですね!」という感じで声をかけてくれていた。ところがだ。8年前に最高のピッチングをしていた尚成がまともにバッティングもできない中島にビビッて歩かせたことで流れが悪くなった。その試合は負け。7戦目も坂本のアーチが出て「こういうドラマってあるものだな、いけるよ」と思っていたら、前の試合まで活躍を見せていた越智が捕らえられ敗れてしまった。こういうこともあるのが短期決戦。油断は禁物。

とはいえ、今日中一日で攝津を持ってきた秋山さんの采配は、3年前に岸で勝ちに行ったナベQの采配を思い出させるものだった。西武黄金時代のメンバーは勝ちに行く術を知っているのだろうと感心した。リードして7回以降はSBMの三人に任せれば少ないリードでも乗り切れるのではないか。…ちなみにMは馬原ではなく森福のことです。


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