今年も糞采配を見るのか

あー、甲子園を含むゴールデンウイークのプレオーダーハズレかよ、ケッ。連休中の甲子園が取れるわけがないし、連休の後半はどうしたものか。前半のドームも外野取れないかもしれないのか。たいていの場合は最悪でもレフG取れるのに。早いこと阪神戦もレフトの半分を（略

オープン戦はいろいろ試す時期、というのは分かる。が、試しても全く意味がないことをさせるのはいかがなものだろう。坂本の二番起用をまたやるとは思わなかったわさすがに。二番は併殺の少ない左がベスト。私が見てきた中で右打者の二番は、バントの名手・川相、右打ちのスペシャリスト・二岡、広角打法の谷。そう、彼らは右に打てるから二番を務められたのだ。坂本は明らかにプルヒッター。決める人であり、チャンスを広げるタイプではない。彼を将来の軸にしたいのであればこの二番起用は遠回りにしか思えない。

坂本を活かせない二番起用にプラスして流れを読めない原采配。相手がストライクを取れずに先頭打者を歩かせているのに、頭の中にスクリプトでも仕込んであるかのように送りバントの指示。立ち上がり不安定のピッチャーにタダでアウトを与えることは愚策に思えてならない。この回に福井は三つ四球を出したことを考えると、まさに相手を助ける采配と言えよう。

ジョン・ボウカーの二番起用を良策と考えたのは、チャンスを広げうる選手だからだ。過去の二番でいうなれば清水に近いタイプだろう。それによりあのバント病が改善されれば、という淡い期待があった。が、坂本を二番において今日のような展開でバントさせてるようじゃ、こりゃ無理だ。治らない。

NPBの悪しき慣習かもしれないな。1点を取りに行く野球を美的と見るのは。私が数日前に書いたこのコメントはやはり的を射ている。
　「一点を取りに行く野球は一点で放棄する野球」
先頭打者出塁→送りバント、という考えから脱却するにはやはり二番ボウカーが理想。

にほんブログ村