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2012年7月31日 (火)

中日(東京)●0-2 誰にもわからない

澤村はよく投げた。敗戦投手となってしまったのは酷な話だ。昨日の予告先発発表時から誰しも疑問は抱いていただろう。中五日で臨むなら何故139球の完投をさせたか。先週の時点で完投させたのは澤村を中六日で投げさせるという意思の表れだと思っていたが答えは違った。何故だろう。その理由は内部が知っているのみでファンは誰も分からない。先週の完投は全然無理させる試合ではなかっただけに謎ばかりが残る。不思議だ。

東京ドームで敗戦を見たのは6/10以来。東京ドームでの完封負けは5/2以来。そう考えるとこういう日が来ても不思議ではないのかなと。あんまり見どころはなかったけれど長野のバックホームはしびれたなあ。攻守両面で欠かせないわ。

ま、今日は4安打じゃ勝てないか。大野は村田も言っていたとおり腕が振れてたな、確かに。次は打ってくれるでしょ。連敗しないことです。

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2012年7月29日 (日)

広島(MAZDA)□1-1 楽しみな若手投手陣

キャプテン不在により引き分けが精一杯という試合だったか。實松は若い投手をリードして1点に抑える働きを見せたが、阿部不在によって代打を使いたいところで代えられずそのまま打たせるしかなかった。1失点という結果は褒めるべきかもしれないけれど、その取られ方は猛省するところ。一塁が空いていて次が倉。そこでエルドレッドにフルカウントからストライクの変化球投げさせては…。1-2と追い込んだ時点でカーブ投げさせれば振ったんじゃないかね。ちょっと外に偏りすぎたか。

監督の采配はとにかく前にという考えに縛られすぎている感がある。最近帳尻しか出来ていないエドガーに期待できない気持ちもわかるが、バント出来る選手か、ということも考えないと。最悪の三振の後で實松に2-1からエンドランの指示出していたけれどこれもひとつでも前にという焦りなのではと感じた。サネはバットを投げ出してどうにか当てるのが精一杯。つまり動かなければ3-1と四球の芽も出てきたわけだ。コントロールのある投手なら分からなくもないが…。というかこの二打席で二塁にいたのは尚広。ワンヒットでコースが良ければ一気に生還出来るのだからフリーで打たせるのも十分にアリだったろう。最終回のワンアウトから犠打もちょっと残念。どちらかがヒットなら坂本に廻せたのだから。合ってなかった福井ではなくなったからチャンスがあったかもしれない。

と書きつつも分けたことは評価したいところ。宮國は最初球が高かったことを忘れさせるくらい結果は良かったが、本人は出来が良くなかったことをしっかり理解していた。アナウンサーが驚くくらい結果は良かったのだが、この本人が納得していなかったところに今後期待させられるものがあった。エルドレッドに打たれたタイムリーの場面も反省していた(本当はキャッチャーが反省すべきところ)し、結果だけに満足していないところは評価したい。
西村・山口につないだのは田原と高木京介。田原はツーアウトを取りながら赤松にぶつけてしまったことで京介がイニング跨ぎとなったが、しっかり抑えていた。死球は反省すべきところだが、田原は勝ちパターンでも使いたくなる投手だなと思えた。京介も短いイニングであの球速があればなかなか相手も打ちづらいだろう。この度胸あふれる新人を取ってきたスカウトを褒めたい。社会人出の投手が当たったのは近年記憶にない。長野入団を三年遅れさせた上野やドボン、レタス・トガノなどは何だったのか。と余計なことを書いたが、今年一年目の彼らが今後引っ張ってくれることを期待したい。下にいる人間にも危機感を抱かせないと。

火曜からは二位との直接対決。負けなかったことでまだ連勝中。タオルを何度も回せることを願おう。

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2012年7月28日 (土)

広島(MAZDA)○9-2 敵地でやりたい放題

勝っている時に流れを変えても当たる時は当たるものだなというような今日のゲーム。一番松本、七番長野というスタメンで今日は勝てたのだからめぐり合わせが良過ぎる。ちょっと早いなという気もするが。松本は5-3に1四球で4度出塁。二番が二併殺していたので得点は1だったが、今後十分期待できる内容だった。長野は3-3。二打席目はツーアウトから四球で出たランナーを返す長打を放ち、三打席目は満塁でサファテから2点タイムリーと価値あるものだった。このオーダーで決まりではないだろうが、起用の幅が広がることは間違いない。長野・松本の一・二番だって十分考えられる。

村田が久々に仕事をした2ランの直後に代打で起用した谷が完璧なアーチ。この時点で監督は笑いが止まらなかっただろう。七回に松本がアウトになったのはダブルスチールを狙ったのだろうと考えている。前の打席アーチを放っている四番の前であれはやりすぎと思ったが、今日は色々試せて収穫はあっただろう。先を見据えて坂本・村田・阿部・高橋・長野全てを交代させる余裕を見せた。相手が「舐めやがって」と思ってもおかしくない交代だが流れは与えなかったのだから良し。さすがに高木康を使ったら相手のマグマが爆発するのでそれは実行しなかったが。読者の方々も待ち望んでいた一岡のピッチングも見られたわけだ。何もしなかった藤村も最後に打った。生き残りをかけた選手達がいい具合に引き締まっている。

2勝1敗ペースで良いと以前書いたが、この三連戦に限っては撤回しよう。嫌いな選手ワースト5に入る奴が明日の先発。これは負けるわけにはいかないでしょ。っていう私情は抜きにしても、大きなチャンスだと思っている。菊池内野手(笑)使ってるんだから隙は十分にある。次に戦う時は東出が帰ってきているから、もう出ることはないでしょう。宮國はとにかく低めを突くこと。ボール球振り回すカープ相手にはそれが有効。

主力野手にはいい休養になったことだろう。火曜からの中日戦に備え明日はぐっさんも健太朗も出していい。こんな時期にデーゲーム組む死球球団には勝ちましょう。

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2012年7月27日 (金)

広島(MAZDA)○9-0 大人と子供

今日は1点以上取った時点で勝ち。そういうゲームだった。杉内の出来は文句のつけようがない。あのノーアウト一塁二塁で相手の迷将がバントという当たり前の作戦を取ったとしても抑えていただろうなと。1安打だから皆打ててなかったのだが、アマ谷・菊池・岩本なんかは全然タイミングが合っていなかった。特に岩本は三打席連続三振と完璧に封じた。好調カープ打線でも杉内にとっては全く関係ないのだろう。力の差を見事に見せつけたピッチングだった。

これが4-0という試合であれば、能無犬が流れを悪くした最悪の試合ということで明日も間違いなく引き摺るのだが、八回以降の得点で陣容を変えてくる可能性があるなと。コント白濱に中学生守備の菊池はさすがに外れるだろう。石原離脱はカープにとってはマイナスなのだろうが、倉のリードの方が苦しめられる可能性はあるため出されたらちょっと厄介ではある。なので明日以降も油断は禁物、と。でもあんな前進守備指示する監督だからなあ~。やっぱりちょっと油断しそうだ。ってのは冗談だが一番気の毒だったのは広島の高校出ながらもG党の祐輔だよな。あの指示さえなければ普通のレフトフライだったのに。そこでお役御免のはずだった。安全パイ歩かせて慎之助勝負となったのはその辺が代えどきだったということ。上に恵まれないのは気の毒だが、G党ということで巨人戦以外では応援しようっと。

と話に挙がったが、やっぱりキャプテンは素晴らしい。ここというところでしっかり結果を残すのだから。しかも追い込まれた後だもの。4安打の固め打ち。やっぱりこういう選手がいると強いわ。
原さんの起用を褒めるなら、ボウカーを2打席で下げたことかな。そこで代わったマツが3点のきっかけを作ったわけだし。下げられた側も刺激になるでしょう。カジーもいるし外野の一角は競争だね。

明日は謎のデーゲーム。この時期に何を考えているんだと突っ込みたくなる仕打ちだな。見る方にとっても罰ゲームでしょ。遠征される方々は倒れないようお気を付けください(あのビジパフォ席じゃ日陰無さそう)

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横浜DeNA(東京)○6-4 キヨシ監督の芽が潰えた日

試合前にネットで、「東京ドーム最多タイの10連勝」という記事を見た上で移動を始めたらホールトンが一人相撲で2失点。○日間何やってたんだ、という川口の言葉が思い浮かんだが、そんな日なのか、はぁ~。

なんて思いながら現地に着いたのはまだ1回裏。なんという遅さ。1回は得点を奪えなかった。2回に由伸のツーベースからチャンスをつくるも谷凡退でダメかと思いきや、ホールトンが自ら打っちゃったと。3回に慎之助のタイムリーで同点に追いつくと、4回に長野のホームランで勝ち越しに成功。

その次の回、クレイマーを下げると思ったがキヨシは代打を出さずそのまま行かせた。するとその裏に村田・慎之助に連打が出た。由伸にバント指示も二度失敗。併殺を心配してのことだろうが、結果は四球でノーアウト満塁。ここでマズイと思ったのは私だけではないはず。相手は投手を変えた。満塁で打てないエドガーは案の定内野ゴロで点を取れないと谷が最悪の併殺打。

六回はホールトン続投。ノリをアウトにするも、ラミレスにレフトスタンドへ同点アーチを打たれる。そしてこの回で降板。流れという声もあるだろうが、100球超えていたりある意味仕様通り。ドームで被弾はデフォルトだったと。

七回は西村が登板。金城に打たれると、バントしようとした荒波に対し最悪の死球。内村は当然バント。慎之助が三塁アウトにしようとしたが悪送球で勝ち越されなおも一塁三塁。ノリの内野ゴロで挟殺プレーで一人アウトにしたものの二塁三塁。ここでラミレスを歩かせ筒香勝負を選択。するとキヨシが動いた。将来の主軸を任せたい筒香をチャンスで下げて誰を出すかと思いきや、ルイーズ。とても正気の沙汰とは思えなかった。併殺の香りもするルイーズはボール球をブンブン振り回し三振。渡辺も抑えて奇跡的に1点差で乗り切った。そしてその後小池を守備固めで使うおかしな采配。ウチの監督の方がマシ、ってか比べたら原さんに失礼か。

七回のマウンドには加賀。坂本がピッチャー強襲のヒットを放つと村田は死球。投手が代わり、慎之助が篠原から四球を選んで満塁にすると、由伸が死球で押し出しとなり同点に。相手は大原に交代。勝ち越しは余裕と思われたこの場面で何とエドガー。そして最悪の併殺打。案の定である。謙次は歩かせて満塁で代打・加治前。加治前の粘りに大原が苦しみフルカウントに。高めのボール球をなんとヒッティング。「何でボール打つかねぇぇぇ」というようなことが声に出るくらいのものだった。これは痛いぞ、と思ったが次もボールで押し出し。勝ち越しに成功した。

八回は山口がツーアウトからヒットとアンラッキーなヒットで二塁三塁のピンチを迎える。しかしここで内村にクロスファイヤーを投じ見逃し三振に。そしてその裏は相手も山口。だが、キヨシは全く分かっていなかった。セーブのつかないビハインドの時に山口は仕事をしないということを。坂本がヒットでチャンスをつくり、村田が四球を選ぶと、慎之助がセンター前ヒットを放ち坂本が生還。点差を広げる大きなタイムリーだった。

九回はスコット。先頭を歩かせワンアウトを取ったあと、小池に投じた甘いボールをレフトに打たれた。やられた、と思ったがレフトフライ。ヒヤッとした。ヒットを打たれ一塁三塁になるも、最後は一輝を二塁ゴロにしとめて終了。勝って東京ドームの連勝記録を更新した。

色々ありすぎてとにかく疲れた試合だった。最後まで見ていたから当然坂本ファンの大津ゴールは見ていない、トホホ。5回のチャンスで由伸にバントをさせずに打たせれば分からなかったかもしれないが、単打でもノーアウト満塁。エドガー・この日の谷に廻る時点で終了だったわけだ。この二人がしっかりすればもっと楽に勝てただろう。悪いけど今日は叩かせてもらう。何故ならあのノーアウト満塁の場面で人間のクズに抑えられたのだから。屈辱だ、あんなの。とにかく腹が立った。

勝ちパターン三人衆がそれぞれピンチを迎えながらもよく勝てたもんだ。バントしてくれる選手に死球出した西村が勝ち投手?納得いかねええ。まあでも勝てたのは相手の采配のおかげだろうな。キヨシが巨人の監督になることはないだろう。監督一年目で甘さがあるとしても、とても任せられたもんじゃない。エドガー・谷に助けられたものの継投ミスで5回で試合終了となった可能性が高かった。ビハインドだから代打出すだろうと思ったが分からないものだ。敵ながら代打・ルイーズは今年最低の采配でしょう。あそこで代えるならそもそも筒香をあの打順で使うなという話。代えるにしても小池の方が怖かったわ。これがキヨシクオリティか。教える立場としては絶対に戻ってこないでください。

キャプテンはもう一つ反省することが出来たけれどその後しっかり取り返したから良し。ラミ対策はチームでなんとかしておくれ。この日のヒーローは加治前だったが、私の中では坂本。いい流れを引き出してくれた。チームを引っ張る自覚が出てきたかな。これからも期待出来る。

次はズムスタで広島戦。木曜に同じくらい長い試合をしていたから疲れもあるだろう。まずは初戦を取りたい。7月残り4戦、1勝すれば毎月のノルマである月貯金5ペースは維持可能。左腕二名に頑張ってもらいましょう。

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2012年7月26日 (木)

横浜DeNA(東京)○6-2 働く人が働いた

主軸が働いてそのまま結果に現れたゲーム。坂本は同点タイムリーと國吉KOに繋がる2ランを放った。キャプテンは初回に勝ち越しタイムリーを放ち、澤村を最後まで投げさせた。その澤村は139球の完投でリードを守りきった。長野の二つの出塁が得点に結びついた。

そのほかの選手の活躍も喜ばしい。寺内が粘りに粘って國吉を苦しめた。三振に倒れたものの、それでホッとしたのかすぐ次のボールが坂本の2ランに繋がったと。右でも出たということはもう定位置とったと言ってもいいでしょう。ようやく気付いたか、原さんも。そしてエドゴンと俺のボウカーのアーチ。長打のあるこの二人が七番八番にいることが強み。ただし、ボウカーは枠の関係で外れる可能性がある。ゴンを上回る投手が出ればチャンスはあると思うが…。エドゴンは村田のHRを追い抜く勢い。パワーの付いたエドガー、素晴らしいね。

水曜ながらも45,000人もお客さんが入った。そして勝つことが出来た。後半戦スタートは最高の船出と言って良いだろう。


俺は行けなかったけど(どーん…)

まあ、それはしょうがないとして、明日初物で苦しめられる可能性があるので今日勝っておいて良かった。また、今日の完投で、今後は中六日で廻すことが確実になった、と言って良いだろう。このまま行けば今日投げた澤村は八月だけで三度中日相手に投げることとなる。今日のピッチングで何かつかんでくれたらいいのだが。ここが力の見せ所だ。

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2012年7月24日 (火)

四番の働き

明日から後半戦が始まる。ここ数年は終盤戦を制するチームがペナントを制している。4.5ゲーム差あるがまだまだこれからということ。最後に優勝したときも、突き放したのは八月末のナゴド三連勝だったのだから。メイクレジェンドを成し遂げたときはもっと差が開いていた。ペナントはここから。

打の枢軸三人(長野・坂本・阿部)、先発三人(杉内・内海・ホールトン)は安泰だと思っている。そして後ろを締める三人(西村・山口・マシソン)が怪我さえなければ最後までいいペースで行けるだろう。そこにプラスして何が必要か。四番村田の働きではなかろうか。ここで他の選手と比較したOPSを出してみる。

金本知憲:.703
石川雄洋:.697
村田修一:.695

44のベテランや古巣で長打があまり期待されない打者にも劣っているのだ。後ろに最強打者が控えていることで四球が少ないのも納得出来るが、四番として考えるなら物足りない数字だ。勘違いされないよう念のため書くが、叩き目的でこの数字を出したわけではない。この数字が上がってくれば優勝は近づいてくるが、その保証はない。下位から一気に優勝を狙える位置に上り詰め、これから優勝に向けた戦いが始まる。こういう状況を彼は味わったことがない。プレッシャーが並ではないことは想像に難くない。難しい戦いになるだろうが、それにおしつぶされたら四番は務まらない。優勝へのモチベーションが上回り乗り越えられるか。そこが今後のキーとなるだろう。

もう一つ、今後の戦い方だが、2勝1敗ペースで進めばいいと思っている。ホームの中日戦以外は「無理に」スイープを狙うことはない。勝ちパターン3人衆の三連投をいかに避けるか。一年戦うためにはそれも考えなければならないだろう。何故ホームの中日戦でスイープを狙うか。それはナゴドで負け越してもいいようにするため。トータルで勝ち越していれば良い話。

明日から熱い夏が始まる。最後まで共に走り共に歓喜を。

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2012年7月22日 (日)

歓喜に溢れる東京ドーム

○□○○○○○○○

これは交流戦を終えてから東京ドームで開催された試合の結果。二週連続スイープを含み8勝1分けで勝率10割という素晴らしい結果。

ちなみに開幕から負けた試合は以下のとおり。
 03/30…カツオにあわやノーノー喰らう
 03/31…継投に遅れが生じ飯原に逆転タイムリーを打たれる
 05/02…亀井さんの有り得ないレフト守備
 05/28…翔さんに被弾
 06/08…澤村炎上・星野イニング跨ぎのイミフ起用で敗戦
 06/10…成瀬完投
そう、これだけである。成瀬に完投されてから私達は東京ドームで負け試合を見ていないのだ。中日のナゴヤドーム連勝記録には及ばないが、この結果だけでも素晴らしいことだと思う。交流戦終了後くらいに湧いて出てきた例の話で動員に影響するのかという心配はあったが、常に4万人以上入っていた。その要因は、優勝争いをしていてかつお客さんを満足させるゲームが出来ているからなのだろう。去年までなら、村中・能見を相手に序盤で3点取られた時点で終了していた。二人の状態もあるが、どちらもビハインドからKOに持ち込めたことは去年と違うと言って良いだろう。去年似たような時期に開催された中日三連戦はサブローの移籍後初打席ホームランを空砲にするロメロ起用のせいで1勝2敗と負け越していた。今年はスイープ。去年のスイープ以降引き分けを挟んで東京ドームでは中日に8連勝中と良い結果を残している。

2004年の6月に東京ドームで中日をスイープした時に今年は優勝出来ると思っていた。しかし、その3週後に札幌ドームで同じ中日相手に三連敗を喫している。ここからズルズルと落ちて優勝を逃してしまった。その時と状況は違うが、8月末のホーム中日三連戦は全て地方開催。この三戦がキーとなるように思える。3年前は8月末にナゴヤドームでスイープを決めたことでそのまま優勝出来た。時期的にもシーズンを占う三戦であると読んでいう。

後半戦は25日からドームで始まる。これまでと同じようにホームで勝てることを願うのみ。

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2012年7月21日 (土)

勢いに乗ったチーム

今年大成功となった試みといえば、橙魂デー。交流戦最初のカードのオリックス戦2試合で来場者にユニフォームをプレゼントしていたわけだが、両日とも多くのお客さんが訪れた。平日のオリックス戦であのようになると誰が予想出来ただろうか。その試合でスタートから勢いをつけることに成功した。金子千尋から初回由伸のグラスラで大量点を手にして、翌日も勝って連勝スタート。ソフトバンク戦ではウィリー・モー・ペーニャと松田宣浩を封じることに成功してこれまた連勝。去年はこの2チーム相手にホームで全敗していたが、真逆の結果となった。これも最初の2試合で勢いに乗った影響だろう。ホームの雰囲気は間違いなく良くなってきていた。
西武ドームの試合は忘れられない。九回裏に杉内がランナー二人を出して山口にスイッチ。山口は四球を出してノーアウト満塁のピンチを迎えていた。この時ばかりは私もさすがに覚悟を決めていた。そろそろやられる頃かなと。ところがだ。ヘルマンを三振に仕留めると、阿部をサードゴロゲッツーに仕留め逃げ切ったのだ。ゲッツーが成立した瞬間の喜びは忘れられない。9連続VIVAをしながら外野に気分良く向かったことが思い出される。
交流戦のホームゲームで唯一見なかった試合は歴史に残るゲームとなった。田中将大との投げ合いを制した杉内が、あと一人というところで完全試合を逃したものの、ノーヒットノーランを達成した。18番を手にした時に反対意見も出ただろうが、それに見合う選手であることを証明した試合となった。いい雰囲気で連勝して交流戦の前半は10勝2敗という素晴らしい結果となった。
交流戦後半は前半ほどの成績は残せなかった。しかしながら、連敗しなかったことが大きかった。先発小山で勝った試合、そして杉内が炎上しながらもホームランで逆転した試合にチームの強さを感じ取ることができた。そして仙台では序盤で試合を決めて初の交流戦優勝を勝ち取った。

難しい交流戦で10の貯金が出来た。これが今も生きている。チームに余裕を与えたことは間違いない。特に千葉戦の逆転勝利は、去年の姿とは全く違っていた。平日に45,000集まったのもその影響だろう。2点取られたら終了、という情けない姿ではなくなったのだから。優勝を狙える位置に戻って来れた交流戦となった。

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2012年7月19日 (木)

チームを救った二人と上昇のきっかけとなった決断

今から三ヶ月前は苦しい日々を過ごしていた。無力のチームに落胆したファンは多かったのではないか。最初の五連敗はいわゆるどん底だった(五敗目の記事に対するコメントはレス含め42件!)その悪い流れを変えた選手は以前どこかで監督が述べていた二人。不惑を迎えるベテランの谷と、その彼と20歳近く離れている二年目の宮國である。開幕当初の構想であった二番ボウカーをなかなか下げられずにいたが、谷が二番に入ることで流れが出来て得点に繋げることが出来た。そして宮國は連敗中の苦しい状況のプレッシャーをものともせず、プロ初登板で白星を手にした。泥沼から抜け出せなくなるところを二人が救ってくれた。

一時チームは持ち直したように見えたが、その後再び五連敗を喫する(こういう弱ってる時にまたもコメントを寄せる聖人日ハムファン、今生きてる?笑(煽りに乗らず俺が残したコメントは実に秀逸))その二日後の熊本の試合は雨で流れた。ただ、この中止により、エース杉内を週末に持ってくることが出来て大成功となった。そして、今の躍進に繋がるきっかけとなったのが翌日鹿児島で行われた試合。神宮の試合から坂本を三番に据えていたが、この日から長野を一番に起用した。高さ危険太郎の炎上もあり15-3と大勝したこの試合から流れが一気に変わった。長野が出ることで坂本に得点圏で回るようになり、坂本が打って点が入るようになる。今年の攻撃の形が出来た試合となった。ここからだ。カード負け越し無し記録がスタートしたのは。

谷は変わらず活躍を続け、宮國は一時離脱しながらも再び戻って来た。長野は調子を落としているがこれから上げてくるだろう。そして坂本だが、いつもの夏不調が今年は長引かなかった。去年は三番で起用されても結果を出せずにすぐに外されたが、今年は三番をキープしている。今後は攻守の中心として引っ張る立場になりそうだ。

次回は交流戦終了までの躍進に関して。

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2012年7月18日 (水)

阪神(甲子園)□2-2 負けるはずがおかしいな

今日はもう最後まで楽な気持ちで見ていられた。7回の福田なんて昔だったら「ざけんな」って怒ってたかもしれないが、「まあ勝ち越しは決めたんだし今日ならいいよ」という考えでいられるのだから。ちょっと前に頑張ったことで見る目も変わってきているのも事実。

今日は流しモードになるかと思ったら、結局普段通りの継投だったなあ。和田が坂本のところでメッセを降ろさなかったからだ。ホームラン打ってるしメッセには強いんだっての。まあひとつ辛口になるならば四番でしょう。坂本のタイムリーで一塁二塁となるはずが、アレの怠慢守備で一塁三塁というチャンス。ここでモノにしておけば相手の隙を突く強者の野球となったのでモノにして欲しかった。彼に対して思うところはオフの間にでも。

まさかの三連投となったぐっさんが先頭に出塁を許しヤバイなと思ったら、華麗なツラゲが見られるとは。失礼ながらも相手の併殺で大笑いしたのは記憶にない。最後にこんな巨大なネタを投下するとは…スパイス効きすぎ。

さて、オールスターのため一週間の休養。その間暇なときにでも前半戦に思ったことをダラダラと書こうかと。といってもオフモードなので私の気分次第でもあります。

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2012年7月17日 (火)

阪神(甲子園)○4-3 for the team

キャプテンの2点タイムリーと坂本の2ランで楽勝と思いきやそんなことはなかった。ゴンザレスが脳みそを使っているとは思えないピッチングで5回裏に1点差まで追い上げられてKOされていた。それを救ったのは後ろの選手たちだった。

リードの高木康ということで嫌な感じはしていたが一人を抑え浅井が代打で出たところで交代。福田かなと思ったら出てきたのは誠次だった。ツーアウト後に村田のこの日二つ目のトンネルが出るが、動じずに大和を抑えて役目を果たした。ぐっさんは完璧。というか安心しすぎて広島の逆転劇の方に集中していたくらい。

八回から健太朗。三人で抑えてスコット、と思いきや続投。何故?と思ったが明らかに投げていなかったので初めから休ませるつもりだったということか。最初平野に3-0となってまずいなと思ったがフライに仕留めたところで本人の中でかなり楽になったろう。マートンを三振、苦手の桧山を貫禄のセカンドゴロに仕留めて逃げ切った。

一部(ホントに一部)では妙にセンスのないニックネームをつけられている(何がお馴染みだ、テメェのとこしか使ってねえじゃねえか)勝ちパターン三人衆には頭が上がらない。二回投げるのは実に難しいのだが、彼らは結果を出す。ヒーローは坂本だが今日は健太朗にもあげてほしい。勿論明日は休ませるだろう。スコットに頼るのは明日だ。ズムスタの奇跡で休み前4ゲーム差は確実なのだからなんならぐっさんも休みにしていいくらい。三人くらい脚を引っ張る輩がいる中で実に大きな勝利であった。

運に助けられている事も忘れてはいけない(絶望的な相手クリーンアップだったり坂本が最も得意なコースを選択する捕手だったり)が、そんな中でも誠次が戦力になろうとしている。福田ではなく彼を使ったということは、そういうことなのだろう。競い合って欲しいということで。

このままスイープ!なんて欲も前なら出てきたが今はそうでもなかったりする。三人に怪我なく一年間働いてもらうほうが大事だ。ギアを上げるのはまだまだこれから。

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2012年7月16日 (月)

阪神(甲子園)○2-0 ロースコアの典型

ロースコアの時こそ一発で決まる。今日はまさにそういう試合だったということだろう。ランナーを一人置いてエドガーがスタンリッジに追い込まれながらも真ん中のストレートを捕らえてレフトスタンドへ2ランを放ち、これが決勝点となった。チャンスになりそうなところもあったが、ルンバ監督がチーム最強打者の打席でランナーを動かす失態もあり、点は取れなかった。誰かロープで縛っとけ。

まあ今日は真鍋がアウトハイをかなり甘めにとっていたことが幸いしたかな。何度か取ってもらって助けられていたから。ストライク先行になればあとはボール球振らせれば良いのだから割と楽に戦えたのではないか。まあ二回のピンチを0で凌いだ事が大きいかな。テツは中五日であそこまで投げれば十分。八回のピンチもぐっさんがきっちり抑えて完封リレーとなった。

ここ4試合は2点打線ながらも2勝1敗1分け。まあ、月の前半は打線にかなり助けられたのでここはピッチャーの頑張りどころというところか。ゴンはとにかく低めに集めること。というところで明日に切り替え。

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2012年7月15日 (日)

中日(ナゴヤ)●1-3 負けも経験

スタメンを見たときに、いくらなんでもやりすぎだろう、なんて思ったりもしたが試合が終わってみたら悪くない作戦だったよなと。仮に現地に行っていても不満はそこまで感じなかっただろう。中四日の吉見を崩せれば波に乗れそうな可能性はあったが、川口亘太という刺客がいたことを考えれば無理する場面ではなかったということ。「我々を勝たせない何かが働いた」(関塚隆)「生活がかかっているのでちゃんと見て欲しい」(平野恵一)くらいのことは誰か言ってもいい。そんな輩がナゴドに来ちゃったんだから厳しいわな。ただし敗因とはまた別の話。

今日は宮國にとって良き経験になったのではないか。プロ入り初めての黒星となったわけだが、五回に与えた無駄な死球から流れは変わりうることを学び取れればそれで良い。キャプテンのように失敗を忘れずにその後のプレーに繋げればこれが財産となる。ボークは気にしないで良い。木俣さんも戸惑うくらいの微妙なものだったので。五回の失敗を突いた井端や山﨑に勉強させてもらったと考えよう。って考えられるのも昨日の勝ちが大きかったからだな。

ゲームそのものに関しては、あのメンバーにしては出来た方じゃないのかなと。川口亘太工作員じゃなければ吉見から2点取れていたのだから。しかも寺内と藤村が作ったチャンスで。ノーアウトランナー一塁で我らの併殺王を代打で使う監督の名采配ぶりには驚かされたが、まあ今日で良かった。ちなみに今日のオーダーは自前外国人と生え抜きオンリー。和製大砲さえ現れてもらえばもう言うことなし。

勝ちパターントリオをしっかり休ませることが出来た。甲子園で勝ち越していい形でオールスター休みに入ろう。

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2012年7月14日 (土)

中日(ナゴヤ)○2-1 敬遠死球の罰が当たった

先ずは今日の勝利を喜びたい。これ以上ない結果に非常に満足している。ここで勝てたことで日曜を楽に戦える。あまりにも大きすぎる逆転勝利だった。悔やまれる点はこの試合を現地で見届けられなかったことだが、チケットが取れなかったものは仕方ない。今日は読者のお二人が現地観戦されているそうだ。今夜はきっと美味しいお酒と名古屋グルメを満喫されることでしょう。素敵な夜をお過ごしください。

試合中は今日は何書こうかなと考えているもので、あのまま負けてたら四番の責任、と書くつもりだった。それと山﨑に被弾した初球の入り方。それについて長々と書かずに済んだのは喜ばしい。

七回、先頭の謙次が出塁していればホールトンに代打が送られていたと思う。幸いなことに、ここではアウトになったことでホールトンが八回まで使えた。そして九回。一人でもランナーに出れば慎之助を使える。慎之助は岩瀬にめっぽう強い。そして先頭の由伸が死球を受けて出塁。続く谷はアウトになったが私は送らせなかった判断を評価したい。先ず同点を、と考えるだろうが、中継ぎの疲弊を考えたらノーアウトのランナーから逆転をしたいところ。試合進行もスムーズだったので、同点止まりなら三人投入になりかねないからだ。ワンアウト後、謙次が追い込まれながらもセンター横にヒットを放ち一塁三塁。ここで当然慎之助の出番。塁を埋めたら一打逆転になるため敬遠はない。追い込まれるまでマン振りしていたがそこからだ。高めに浮いたボールを外野に運んだ。1点は確実、と思ったら外野の間を抜けた。一塁から藤村も帰り逆転に成功した。一打で決める最高の働きを見せてくれた。
山口が裏を抑えて試合終了。大きな白星となった。

外国人の舐めたマネかチーム指示かは知らないが連日にわたり敬遠死球という卑劣なことをしてりゃ罰も当たるもんだなと。そして最後の最後で与えたくない死球を与えた、と。まさに死球に笑い死球に泣いた相手チームだな。
慎之助のタイムリーにつなげたホールトンの好投。彼には辛口になっていたが、興味深いデータがある。以下は先発投手のWHIP.

杉内:0.93
ホールトン:1.06
澤村:1.17
内海:1.20
ゴンザレス:1.72

四番手の先発、と思われていたが実は二番目に良い数字なのである。2番手以降は勝ち負けにそんなに差はない。数試合の炎上イメージがあったので、まさかこんなにいい数字を残しているとはと驚かされた。実際に今日は無四球だったし、もしかしたら皆様の見る目も変わるかもしれない。

重い日曜を迎えそうだったが本当に気分の良い時間だ。いい状態で明日を迎えられることを喜びましょう。

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2012年7月13日 (金)

中日(ナゴヤ)□1-1 そううまくは行かねえか

あと一人のところで勝ちが消えるとはねえ。ここで勝っておけば明日から楽に戦えたのだから痛いと言えば痛いが、もともと貰った1点だったしそれで勝てるほど甘くはねえか。ホームは無理な当たりなのにこぼした鈴木にはガッカリだけど。

ソーサの記録を止められるかなと期待したが惜しかったなあ。うーん、取りたかった。ソーサとナゴドの記録を止めるなんてカッコ良すぎでしょ。エドガーは判定に納得出来ていないかもしれないが、打つなら初球だったなと。いつものソーサとは違うだけに取りたかった。でもやはり、真鍋に不幸が訪れることを心から願おう。

明日はソト相手で古城が外れるだろう。これでベストオーダーが組めるというもの。明日勝って気を楽にしよう。

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2012年7月12日 (木)

広島(東京)○6-2 不安は監督のみ

移動中に長野の先頭打者アーチを知る。慎之助のタイムリーで初回に3点入る楽勝モード。2回に現地入りしG-Poの来場登録に並んでいたら歓声が。長野がヒット打ったのか、と思ったらさらに声が大きくなり三三七拍子。またホームラン打ったのか!惜しくも見られず。

現地に入るとオレンジ一色。広島ファンまで引換券を手にオレンジユニ貰いに来ていた。そうそう、広島といえば通常レフト指定席も占めるくらい多く来ているのだが、今日に関してはいつもより来ていないように思えた。というか、チケットが取れずに来れなかったのだろう。レフGにも地蔵が大勢いたように、ユニ目当てにニワカが大量に押し寄せたことは想像に難くない。レフト指定がどういうものか知らずにユニ欲しさにチケット取ったのだろうと。その効果があったのか見事なオレンジだった。

澤村はいつ同点にされてもおかしくないくらい危ないピッチングではあったが、六回を投げ切った。点は取られなかったが、エースと呼ぶには程遠いなという印象。アマ谷の一塁ゴロを内野安打にしてはいかんだろう、と。先日の虎戦でも併殺取り損ねていたし。守りはゴンやテツの域には達していない。最低限の役割を果たした、という試合か。

試合は長野が八回にダメ押しの2点タイムリーを放ち決まった。見事な活躍で実数発表以来最多動員となった試合を白星で飾った。


と、書けているのは全て長野のおかげ。彼の活躍がなかったら今日の記事は間違いなく怒りが伝わるものとなっただろう。二次会やらずに帰ろうかと思ったくらい腹が立っていた。オレンジ一色の素晴らしい日に勝ったのだから、「ハーイ、オッケー、うれし~」という風に考えられる人もいるだろうが、そういう人間ではないし読者さんもそれを望むまい。そういう意味では、八回のダメ押しがあったことでボロクソに叩く記事が見れずに残念に思われるかもしれない。

何が不満かってのはもうタイトルのとおり。一番頭に来たのは無駄なイニング跨ぎで山口の防御率を悪化させたこと。八回に出てきた瞬間自分の目を疑ったわ。周りに人がいるにもかかわらず、「何でだよ?」って声あげたくらいだから。左の岩本を抑えたいからという左右病でしかないだろう。それも馬鹿げているし、西村が広島キラーであることを考えれば躊躇なく頭から使うところ。頭からなら0点だった。監督が決めたのか川口が決めたのかは知らない。山口に謝罪の一言くらいあってもいいだろう。
そして重症とも言えるスモール病。なまじ名前も知れ渡っていてWBCで勝っちゃった実績もあるだけにタチが悪い。1点を取るための自己犠牲の精神こそがティームワーク、だなんて誤った価値観を広めかねない。六回裏に二イニング目のサファテから由伸が四球を選んだ。この後はエドガー・古城・投手と続く。ここで何を思ったかエドガーに送りバントの指示。トチ狂ったとしか思えない采配だった。OPS.800超えのエドガーに送させて古城・隠善勝負。信じられない。その次の打席でエドガーが凡退したのはこのバントと無関係ではないだろう。「アイドントライクハラサン」と言ったとしても納得する。
七回裏、長野がサードにゴロを打った。堂林なら、と期待したらその通りに暴投。これでノーアウト二塁に。よしよし、これでバントもいらないや、と思ったら谷がバント。広島との相性だけを考えれば正しいのかもしれない。が、広島の中継ぎでは一番スキのある中田廉が相手。打ち取った当たりなのに二塁まで行かれたことで少なからず動揺はあったろう。そんな相手にとにかく前に進めたいから、とバント。あれで楽になったろう。坂本を抑えれば行ける、と思わせたのは想像に難くない。
そして点が入ったのは、何故か尚広にバントさせなかった八回裏だったと。犠打を否定しているわけではない。主軸でもとにかく前に、といった考え自体がナンセンスなのである。オチシンではないが「阿部にバント?助かるぅ~」という落合の言葉どおり。「原監督が動かないことです」と言った張さんにも納得。

まあ、トップがルンバしているのに勝っちゃうのだから強いのかもしれないな。これ以上邪魔されないことを願おう。ナゴドで勝ち越し目指そう。

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2012年7月11日 (水)

広島(長良川)●2-4 連戦中の一休み

5回の被弾で決まった、という試合でしたかね。マエケンvsディッキー、慎之助ベンチという状況だったから、勝てば儲けものというゲームだったので敗戦のショックはあまりない。六回からはボールも高めに集まり出してチャンスだったのも事実だが。まあいつも打てるとも限らないのだし、後半にマエケンを苦しめることは出来たのだから悪くはない。こういう時に高木京や田原を使えたのは収穫。勝ってばかりだと出番も限られてしまうから。館山が絶賛していたという田原。彼がどこまでやれるか興味はある。
明日は休み前最後のドーム。橙魂デーで満員になることは間違いない。ここで勝って気分良く名古屋に行ってもらおう。

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2012年7月10日 (火)

広島(京セラ)○7-4 流れを変えた死球

初回に炎上気味の2失点でいきなりビハインド。四回に相手がサービスで4点をプレゼントしてくれたが、その次の回にあっさり同点に追いつかれてKOされる7月唯一の敗戦投手。流れは最悪だったが、五回に福田がエルドレッドを三振に仕留め、六回も抑えたことで一つ流れは訪れた。
広島は大竹を下げて菊地原を投入。ワンアウト後、由伸が背中にぶつけられ出塁。この死球がきっかけで流れが変わろうとは。エドガーの打席でワイルドピッチがあり、相手が見失っている隙に由伸が三塁へ到達。エドガーは追い込まれながらもセンター返しを決めて勝ち越しに成功した。古城ヒットの後、加治前のところで梅津に交代。ここで代打の代打隠善。四球を選び満塁に。長野もセンター返しで1点追加。さらに佳知の犠飛でもう1点入り計3点を手にした。
七・八回を健太朗、九回をマシソンが抑え試合終了。5連勝を飾り、7月は6勝1敗となった。

もうかったゲームとも言えるが、六回しかないことを選手も分かっていたのだろう。相手のミスを逃さず一気に勝ちを拾ったのだから。内海は選手全員に感謝すること。そしてぐっさんを休ませた福田と健太朗はいい仕事した。明日はマエケン、無理することはない。
といいつつ、明日勝ったら一気に行きそうな気がするな~。木曜は橙魂だし。ただしあくまで本番はナゴド。燃え尽きないように。

今日の動員は甲子園を上回ったようだ。関西でこの結果は喜ばしい。

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2012年7月 8日 (日)

阪神(東京)○3-2 守りきってスイープ

穴豚VSエースコックというポーク対決。現地につくまでは打ち合いだろうななんて思っていたが、現地についてスタメンを見ると、不思議なもので投手戦になりそうだな、という雰囲気があった。これは半分正解で半分ハズレとなったが、そう感じさせたのは相手のメンツ。ホールトンが警戒するのはブラゼルだけだろうなと。新井兄弟も長打はあるだろうが一発で決められるか、と考えるとまだ怖さがなく攻められる。失った1点も今成の長打をきっかけにしたもの。その後は六回まで弟への死球以外完璧に抑えていた。8回も行けるかという球数であったが、慎重に行ったのだろう。得点が重なれば継投は違ったようにも思える。

三回にワンアウト二塁三塁から村田の犠牲フライで同点になるも1点止まり。四回にノーアウト一塁三塁から古城のタイムリーで勝ち越し、ホールトンがバントを決めて二塁三塁になるも、後が続かず1点止まり。五回に坂本のヒット、村田の死球でエースコックをKOして加藤に交代。慎之助がフェンス直撃のツーベースを放ち二塁三塁。由伸が選んで満塁に。この時点で試合は決まる、と思ったが、エドガー三振・謙次三振・ホールトン三振と追加点を奪えず。コツコツ取るも勿体ないと思わせるシーンが多々あった。

八回を山口が完璧に抑えて九回はスコット。平野のショートゴロを坂本が上手く捌いてアウトに。鳥谷も凡退させてツーアウト。新井にヒットを打たれると、弟にツーベースを打たれて1点差に。一打同点の場面で浅井が登場。浅井の当たりはショート横を抜けるかという深い当たりだったが坂本が追いつき踏ん張って一塁に投げてアウト!坂本が二度もスコットを救いスイープとなった。

もう少しうまくいけば制圧出来た試合だったが、贅沢は言うまい。ぐっさんとスコットには頭が下がる。火曜日からは九連戦。次の広島には2勝で構わないから三人を絶対に休ませること。いっそテツの時に皆休ませればいいんじゃねえか、なんて。ホントに先発と打線は頑張ってくださいませ。珍しくD席観戦だったが九回の坂本が見せたプレーには飛び上がってしまいました。隣の方、脚を踏んでしまいすみません^^;

さて、スイープということで私も飲酒タイムに入ります。素敵な休み明けになりそうです。

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阪神(東京)○7-5 濃すぎる試合

色々なことが有りすぎたので今日は長くなります。

応援団後ろの席にて観戦。試合開始しているのに皆何故か後方を見ている。「何だ?」と思って後ろを見ているとハライチ澤部みたいな・・・って本物じゃねえか。TBS系の番組の取材で来ていたようだ。ハライチがファンの一人を捕まえて、その選ばれた人がずっとカメラでマークされて、応援している姿を撮られるというなかなかの拷問。どのみちその映像が中心になっているだろうが、俺も声が入るようにいつも以上に応援してみた。ってのは冗談であの試合を見たら誰でもいつも以上に応援しちゃうよね。

杉内が初回を三人で抑えた。その裏、ワンアウトから佳知がヒットで出ると、坂本が左中間へツーベースを放ちチャンス。村田が死球で満塁に。慎之助が初球を打ちレフトへ犠牲フライ。これで先制。ピリッとしない能見はバッテリーエラーで進塁されると由伸には四球。満塁でエドガー。粘りに粘ったが最後は変化球に手をだして三振。この時点では能見を楽に捕らえて杉内が楽に抑えるだろうな、なんてことを考えていた。

二回、新井にボテボテのヒットを打たれると弟には三塁線を破られそうになる内野安打を喰らう。ここで送ってくるかなと思ったが関本を三振ゲッツーに仕留めた。続く大和も追い込んで行ける、と思ったが、三球目を捕らえられ佳知の頭上を破るスリーベースを打たれ同点となる。今成は打てる選手なので敬遠だろう、と思ったら勝負。そしてヒットを打たれ2点目を奪われた。これはもったいない、と思ったらさらに能見にライト線へタイムリーツーベースを打たれ3点目を取られてしまう。

その裏、先頭の寺内が高めを捕らえた。打球はレフトスタンドへ飛び込む3年ぶりのアーチとなった。この時点でもう何かが起きる雰囲気は十分。ワンアウト後、長野の大きな当たりがレフトスタンドに飛び込み同点となる。これで対等だ、と思えた。

三回は簡単にツーアウトを奪ったが新井にヒットを打たれた。さらに弟にツーベースを打たれピンチに。左に弱い関本なので大丈夫かな、と思っていたらショート頭上を破られ2点を取られた。

四回、先頭のエドガーがヒットで出塁。続く寺内は初球にセーフティバントを試みるもファウル。送りバントをしないのであれば杉内は続投だろうと思っていた。結果は三振。ここでバントか、と思ったら代打・加治前。代打使うのなら前の打席ホームラン打ったとはいえ寺内は送りだろう、と今ひとつ納得できなかったが、さらに意味のわからないエドガースチール失敗でランナーが消えた。単独スチールなのか采配なのかは知らない。これ自体は褒められたものではないが、この代打は後にとある恩恵をもたらす。

京介が三人で抑えたその裏、先頭の佳知がヒットで出ると、坂本が右中間へツーベースを放ち二塁三塁に。この回で同点は行ける、そう思えた。村田は追い込まれてセカンドゴロ。ホームは難しいか、と思ったが平野の送球がそれて佳知に当たりボールは一塁ベンチ前を転がった。その間に二塁ランナーも生還して同点に。さらに村田が二塁に残り一気に逆転のチャンスとなった。続く慎之助がライトへ大飛球を放ち村田が進塁。続く由伸がライトへ犠飛を放ち勝ち越しに成功。これで勝ちパターンの中継ぎをつぎ込める。

六回は福田。ワンアウトを取った後、関本・大和に連打を浴び一塁三塁のピンチに。同点までは仕方ない、と考えていたがここで今成からゲッツーを奪って点を与えなかった。

七回表を山口が簡単に抑えたその裏、佳知が三本目のヒットを放ち、代走に尚広が登場。その尚広が盗塁を決めランナー二塁に。二塁打二本の坂本に打たせると思ったらバント。きっちり決まったと思ったら筒井が取れず一塁三塁に。村田の打席で盗塁を決めて二塁三塁。二点が期待される場面だったが、村田が追い込まれたあと意味のわからないマン振りで三振。続く慎之助は四球でワンアウト満塁。ここで由伸が引っ張った打球はセカンドの横を抜けタイムリーとなった。大きな追加点を手にした。なおもチャンスが続いたがエドガーは三振。続く寺内も凡退してさらなる追加点は奪えなかった。

八回に山口が鳥谷を三振にしとめたところで交代。西村は二人をアウトにすればよい楽なところだった。が、新井兄にレフト前に打たれると、弟にはライト前へ打たれ一塁二塁。続く関本を四球で歩かせ満塁のピンチに。ここで相手は大和に代えて桧山を投入。桧山が西村に対して5-5というデータを知っていたならば諦め感はもっと強かっただろう。知らない状況でも同点は覚悟した。叩かれた打球はショート方向へ。坂本が倒れ込みながらキャッチするとバックトスで二塁に。そして寺内が一塁へ投げてダブルプレー成立。あまりにも大きなビッグプレーに我を忘れて大声をあげていた自分がいた。

九回表には再びハライチが近くに。テレビに音声を乗せようと応援にも熱が入る。ってのは冗談だが勝てば大きな試合だから当然気合も入る。マシソンが今成を三振に仕留めると、ブラゼルも高めのストレートで三振に。マートンにライト線を破られると思ったが、長野がナイスキャッチで試合終了!荒れに荒れた試合は巨人がモノにした。

実に濃すぎる試合だった。テレビ番組の収録をはじめ本当に色々なことがありすぎた。これだから生観戦はやめられない。
追い込んでから打たれたり、ツーアウトから失点したりと、今日はバッテリーの責任だ、と書こうと思っていた。が、この日崩れた杉内に負けはつかなかった。というか、二日続けて相手の方がヒットを放っているのに負けていない。この事実は十分に評価出来るだろう。仮に健太朗で逆転喰らっても彼を叩かなかったろう。チャンスに打てなかった村田やエドガーにも責任があるし、もっと言えばそもそもスターターが、という話にもなるから。その彼らを救ったのが坂本のプレー。阪神を諦めさせるには十分過ぎるビッグプレーだった。そしてそれを成立させたのは寺内の助けもあったと思っている。明らかに守りが衰えている古城や、全てにおいて精彩を欠いている藤村では分からなかった。チャンスでは悔しい思いをしただろうが、守りにプラスしてあの一発があったのだから今日は十分。
前日のヒーローだった両ベテランの働きも実に大きかった。由伸には謝らなければなるまい。守りで痛めたところが重いと考えしばらく休んで欲しいと書いていたが、木曜から三日連続でお立ち台。落としていたらこの展開は無かったのかもしれない。抹消もなく良くまた状態を上げてきたなと。これから上がる事に期待したい。

試合終了後に「高木京介投手には…」というアナウンスを聞いて京介がプロ初勝利を手にしたのだなと認識した。色々なことがあったことと勝った喜びが大き過ぎて、勝ち投手のことなどすっかり頭から飛んでいたのだ。知ったときは嬉しかった。本人が一番驚いているかもしれないが。

うーん、やっぱり長くなった。楽しみに待たれていた方には遅くなりまして申し訳ないです。日曜はホールトン。三タテしたい気持ちもありますが、勝ちパターン三人衆のことも考えて休養日としますか。打たれすぎながらも勝ち越せたことで十分、って思っちゃってる自分がいる。万一勝ったら、ジェットメガホン状態になるかもしれないけれど。勿論ライトじゃありませんよ。

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2012年7月 6日 (金)

阪神(東京)○6-3 よく投げました

メッセンジャーの大炎上に助けられ初回にタイムリー3本と澤村への押し出し四球で四点を得ると、二回に佳知のアーチと由伸のタイムリー(マートンの怠慢守備)で二点追加して6-0となった。アーチには間に合ったので良かった。

こういう展開ならあの三人を出してはいけない、そういう声もあるだろう。だが私は今日は澤村はよくなげたと思う。素晴らしいと表現しないところがポイント。相変わらずコントロールが悪いながらもタイムリーは一本も打たれなかったし、二点で抑えたのだから。7回表はバテバテながらも二人を三振に仕留めたし。他の球場で先発炎上が多発しているのを見ていてもわかるように暑くなりやや打高投低になっているのだろう。そんな中で抑えたのだから評価はして良い。山口が投げたのは関本一人だけだったという結果にもつながったわけだし。知らなかったけど対左.067なのね。関本って。ベンチが知らないわけないだろうし、わからないことをするもんだなと。

終わってみれば相手の方が打っているわけだが、明日はトシが再び沈黙させてくれることを願おう。攻撃的布陣を組んでいるが抑えれば勝てる。あの恐怖の外野守備ならどこかで点も入るだろう。

相手のことはあまり書かないが、逆の立場だったら新井を叩かずにいられるだろうか、などと余計なことを考えてしまった。四番がワンアウト満塁の場面でバット一度も振らずに三球三振だもんな。ファンは辛いです。

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2012年7月 5日 (木)

横浜DeNA(横浜)○6-3 楽には勝てません

最後まで苦しめてきたベイスは明日からあっさりナゴドで三連敗。ええ、あのチームはそういうもんです。燃え尽き症候群で三戦シャットアウトなんてのも十分に有り得る話。

ぱっと見ダブルスコアでも全然楽に勝ったとは思えない。ベイス相手にとにかく打てない長野に毎年恒例夏の不調を迎えた坂本、と一番三番がなかなか機能しない中で勝てたことは素直に良しとすべきだろう。
やめろよなと思っていた二番亀井が今日はヒット。村田が三打点に由伸がアーチ、と苦しんでいた選手に結果が出た。ゴンはあの出来で良く3点に収まった。投球自体は褒められたもんじゃないが、ショフトのお粗末お見合い直後に自らを襲った当たりをヒットにせずアウトにしたのは流石でしょう。フィールディングは本当に素晴らしい。三塁ゴロによる一点にとどめたことがのちに生きてきた。
福田―山口―西村―マシソンと無失点リレーで最後まで切り抜けた。ここで見逃せないのが福田の働きだろう。日曜は三回を投げて後ろにいい形でバトンを渡し、昨日はピンチを三者三振で切り抜けるなど二回無失点、と普段以上に投げていた。それでも最低限の一回を抑えたのだから、ここのところの働きは褒めていいでしょう。昨日勝っていれば間違いなくもっとクローズアップされていたことだろう。八回の西村は危なかったけどあれは代打の順番が逆だったことに助けられた。あそこが下園だったら分からなかった。

なかなか苦しい状況だが明日からの相手もそれは一緒。連敗中という状況がメンタルにどう響くか。そういう意味ではこちらは今日の勝利で楽になれたろう。二日間湿っていた長野に期待。

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2012年7月 4日 (水)

横浜DeNA(横浜)●3-4 スモールやらなきゃ死んじゃうの?

先発が二つもエラーしてたんじゃ勝てない、という見方が多数だろう。しかし私はそうは思えない。五回ノーアウト一塁二塁のピンチからマウンドに立った福田が三者三振で相手を止めたことで十分に流れはあると思っていた。

実際に六回にチャンスは訪れた。先頭の阿部がヒットで出た。が、続く高橋が思ったとおりの併殺打。こんなの使うほうが悪い。日曜の時点でも高橋はしばらく休んでろ、と書いていたし外さなかったベンチの責任。

福田が六回も抑えた。その直後にまた流れがやってくる。選球眼ゼロの亀井がボールに手をだしてセカンドゴロと思いきや石川内野手がポロリ。代走尚広で代打謙次。ここで尚広を使ったということは単なるバントではない。キャッチャー鶴岡ということを考えても当然走らせてくるだろう。そして尚広は期待に応え盗塁に成功。これでワンヒットで同点、さらには逆転も狙えるイニングとなった。が、その直後にバント。これは最低限の犠飛も出なければ古城で終了。最低限が出ても同点止まりという消極采配。これはデータではなく印象となってしまうが、こういう時の長野は打たない。何度見たことか。チャンスで一本出なかった長野を責めるのかもしれないが、得点圏で三度あるチャンスを一つ減らした事の方がナンセンス。いや、攻守において全く役に立たない古城で一つ除外と考えれば、二度あるチャンスの半分をタダで放棄したようなものである。それも日曜のヒーローである謙次。決められる選手を犠打のために使うなと。

ビハインドに立ったメンタルの弱さなのか知らないが選球眼のひどいことひどいこと。たまたま出塁した亀井なんてストライク見逃してボール振っているんだからやっていることがあべこべ。四番は糞ボール空振り三振。最後の加治前は粘りを評価する声があるかもしれないが、選ぶ眼があるならば四球だった。狭いハマスタでは四球でランナーを貯めることが大事なのに。

内海が悪かった、で済まされない試合だなって感じたのは、それだけ福田や田原が頑張ったからなんだよな。あんなに難しい場面を抑えているのだから打者がやっぱり応えなきゃ。

でもやっぱりあの犠打は解せない。先ずは同点にするから当然でしょう、という声はあるでしょうが、そこは考えの違い、ってことで。長く読んでくださっている方々にはきっとご理解いただけることだろう。

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2012年7月 1日 (日)

中日(東京)○7-5 目出度い!!

やっぱりスイープした時には飲むに限る。5連勝してとても気分が良い。何が一番素晴らしいって、あれで藤村と高木康のツラを一軍で目にすることがなくなる可能性が高くなったってこと。害悪でしかない二人を排除出来るならこの一勝は実に大きい。ん?機嫌悪くなってると思ってましたか?いえいえ、ティームの害悪に腹を立てる事の方がエネルギーの無駄。そう、これで川崎に行ってもらえるならこんなに明るい話はないでしょうと。木佐貫~、どんでんがいなくなったらまた交換してもらうから待っててな。

ではいつものように試合のこと。まあ、メンタルの差が出たのかなという印象でした。三タテは何が何でも防がないと、と山内がプレッシャーに耐え切れず自滅したのでしょう。一方、ダメ元で臨んだ田原はピンチにtanisigeを打ち取って降板した。まああんなに早く下がるとは思っていなかっただろうけど。
先制の2点タイムリーを放った謙次だが、打つ前は少し昨日のことが過ぎっていた。杉内の代打で出たにもかかわらず一球もバットを振らずに三振。さすがに今日も同じことをやったら次はなかったろうが、見事に結果を出した。前方にいた謙次の橙魂プロコレを纏ったお兄さん、嬉しかったろうな。
ヒーローは謙次となったが、もう一人選ぶならばエドガー。スタメンに全くヒットが出なかった状況で、初ヒットが突き放す2ランと大きかったし、守りでも難しい送球を捌いていた。エラーになったらまた流れは違っていただろう。二年前より長打の期待値も高いし、一塁はほぼ固まったか。

この三戦頑張ったSKYの三人は本当にお疲れ様です。火曜はホールトンでも、得意のベイス戦だから出番があるかもしれないけれど、月曜はゆったり休んでください。由伸は月曜だけじゃなくしばらくゆったり休んでください。

順位は関係ない。とりあえず今日は5連勝とスイープを喜び気分良く過ごそう。

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