日本シリーズ2012 北海道日本ハム(札幌)●0-1x 現実を直視出来ない指揮官
宮國は本当によくやった。素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた。松本も素晴らしい守りを見せてくれた。ルーキー高木京介も相手の中軸に対してしっかり向かっていく事が出来た。彼らの働きは賞賛すべきだろう。しかしそんな彼らの頑張りを無にしかねないのが、現実が見えていない指揮官ということか。
今日の試合で言うなれば、初回のチャンスに何も出来なかった高橋が戦犯の筆頭だろう。しかしそれは打った打たないだけの話であり起用には納得している。問題なのは我々が納得出来ない起用があるという点だ。はっきり言おう。こんな大事な試合で終わった選手使ってどうするの?二打席で初球ポップフライ。害以外の何物でもない。大きな惜しい当たりがあった、という声もあるだろうが、あそこまでしか飛ばないのであれば意味はない。あれが限界ということ。ハムの中継ぎ抑えで一番崩せそうな投手は武田久だった。そこでファウルフライ。バッターよりもこんなのを使っている指揮官に腹が立つ。九月に数試合出した時点で限界なのは分かっていたのに何故今更。前日の15万円起用もそう。矢野を外してまで使う理由がない。
阿部がいなくて苦しいのはわかる。相手もこの後柱三人を投入するので楽な戦いは出来ないだろう。全力・最善を尽くした結果での敗戦ならそれは受け入れたいと思う。でも、この起用だったらそれは受け入れられない。あの選手を使ってダメだったからしょうがない、などと思えるわけがない。残りは三試合。見切ったはずの選手を使う余裕はもうない。
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