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2012年12月31日 (月)

2012年 第1位 野球を見られる幸せ

この試合は意外なことに先日見た週刊ジャイアンツでファンが選ぶ試合に確かランクインしていなかった。10位までの順番は色々迷ったりしたものの、ベストゲームだけは真っ先に決まっていた。それがこの試合。

8/30 中日(福島)○9-3 ツキはまだ残っていた

直接対決に連敗して、この試合も負けたら4ゲーム差に迫られるだけでなく、相手に勢いを与えかねなかった。そんな状況でエースが登板して三失点。「これはまずいな」と思っていたが、四回裏に大逆転劇を見ることとなった。一点差に迫ってなおもワンアウト満塁というところで藤村が打席に。初球のストレートを振り抜いた打球は右中間を真っ二つに破る走者一掃のタイムリースリーベースとなった。これで勢いに乗った打線は、慎之助のアーチ、松本・藤村のタイムリーで追加点を手にした。5年連続60試合登板を達成した山口が抑えチームは逃げ切りに成功した。

相手の勢いを止める大きな勝利、今年を象徴する橙魂ユニフォームでの勝利、若い選手の躍動、といった内容でベストゲームの価値は十分あった。ただ、その価値をより高めたのは福島のファンの声援だった。ナイスゲームだったこともあり、最初から最後まで野球を楽しめていたように映った。一年半前に起きた出来事の影響が今もなお残っていることは想像に難くない。地震への恐怖および日々のストレスも当然あるだろう。そんな中でスタジアムに足を運んだのは理由があると思っている。人によって様々だとは思うが、駆けつけた巨人ファンの方々は皆満足出来たのではないか。日々の苦しいことを忘れ、明日からの英気を養えた、ということも考えられる。また、中には、一丸となって逆転した姿に勇気づけられた方もいるかもしれない。そして、好きな選手を目の前で見られる幸せを「有難い」と感じられた方もいるだろう。理由は様々だ。しかしそこには間違いなく大きな熱気が存在した。人の心を熱くさせる野球の素晴らしさを感じられた。

2012年ももう少しで終わりを迎え、次の年がやって来る。来年もまた一喜一憂出来ることを願いたい。当日掲載出来なかった写真を添えて今年の締めとしたい(当記事の返信は年明けにでも)。今年もご愛読有難うございます。

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2012年12月30日 (日)

2012年 第2位 三年ぶりの歓喜

9/21 東京ヤクルト(東京)○6-4 三年ぶりの歓喜

当時のタイトルと被ってしまったので書く前にバレてしまったと思うが、これしかない。M1で迎えたこの試合、4-1とリードしていた時点でほぼ優勝を確信していた。しかし内海が同点3ランを打たれて試合は振り出しに。シーズン中なかなか目にすることがなかった展開で、これがプレッシャーなのかなという思いもあった。しかし選手達は強かった。再び勝ち越しに成功してどうにか逃げ切って三年ぶりの優勝を手にした。

この瞬間を迎えるために選手達は苦しい思いをしてシーズンに臨んできた。そのシーズン中も苦しいことはあった。そんなことも、優勝を手にしたことで全て良かったなと思えたことだろう。私たちファンもこの瞬間を信じて応援を続けていた。三年振りにペナントを手にしてくれて本当に嬉しかった。

勝っても負けてもファンであり続けることは変わらない。しかしやはり喜べたほうが良いに決まっている。この喜びを来年も味わいたい。

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2012年12月29日 (土)

2012年 第3位 躍動の始まり

五度の大きな歓喜を味わった今年、強い巨人の始まりはこの試合だった。その当時はシーズンを左右するなんて全く思っていなかったが、この試合がなければ今の時期に笑えていなかったのかもしれない。結果的にはそんな試合となった。

4/26 横浜DeNA(鴨池)○15-3 ワンサイドゲームと言いつつも

ほらやっぱり喜んでない(笑)5連敗のあとに一試合の中止(これは後々大きかった)を挟んで迎えたこの試合から全てが始まった。連敗した土日の神宮では坂本を三番にして、この試合で長野が一番に入った。これで今シーズンの形が出来上がり。高さ危険太郎を2回7失点K.Oさせて先発全員安打で大勝。勝ってようやく借金6、さらには相手が相手だけに全く安心していなかった。ある意味この試合で今後の連勝を見抜いていた人は神だと思う。そこまでは気付けなかった。

その後一番に固定された長野は最終的に打率.301、出塁率.382という成績を残した。一番打者として仁志が一度も到達しなかった三割に届いた。去年より打率は落ちているが、出塁率は3厘向上した。難しさはあっただろうがリードオフの役割は果たせたと思っている。
チームはその後中日戦以外全てのカードで一度も負け越すことなく優勝までたどり着いた。直後の消化試合三連戦で初めて負け越したが、ここまで組み換えがフィットするとは。単なるワンサイドゲームではなく今シーズンを決めた試合になった。


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松井秀喜引退

昨日の朝、見ることは出来なかったが会見で現役引退を表明した。昨日のうちに書きたいところではあったが社用で時間もなく少し空いてしまった。触れないわけには行かないから少し書きたい。

私が現地観戦にハマったきっかけは2000年の日本シリーズ初戦にあった。その時の熱気はテレビでは絶対に味わえないものであり、ドームに行きたい、と思うようになった。そしてその熱気を生み出したのは、松井秀喜であるように思える。
四番を打ったことは過去にあったが、定着したのはこの年が最初だった。その通りの結果を残し、ファンの期待も高まっていた。だからこそ松井の打席には雰囲気があった。相手に与える威圧感も相当なものだったろう。一球一球通常時に比べ慎重に投げていたように思える。一打席一打席を見ていたくなる、そういう選手だった。
当時はチケットの確保が難しく今みたいにほぼ皆勤というのは有り得なかった。めぐり合わせなのか、現地観戦では松井よりも高橋由伸のホームランを多く見た気がする。もちろん松井のホームランも何度か目にした。その中で絶対に忘れることのないアーチが一つある。2002年9月16日の横浜戦で森中聖雄から放ったアーチだ。なかなか手に入らなかったライトスタンドで見ていたのだが、打った瞬間に入ったと確信してどこまで飛ぶのかと見上げていた。その時、天井に打球が直撃したのだ。「当たってしまった」とその時は思ったが、打球はライトスタンドに飛び込んだ。こういうアーチはその後見た記憶がない。それが出来るのが松井秀喜ということなのだろう。生で見た松井のホームランはこれが最後となった。忘れることは絶対にない。

「人工芝でプレーすることは有り得ない」そう度々聞いていたから現役として巨人に戻ってくることはないと思っていた。まだアーチは見せられるかもしれない。しかし10年前の松井秀喜は見せられない、と現役を退いた決断に関しても納得している。
今後のことはこれから決まっていくのだろう。今はこれまで多くの感動を与えてくれたことに対する感謝の気持ちしかない。

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2012年12月26日 (水)

2012年 第4位 大きな大きな一勝

どの一勝も価値あるものだが、この勝利は本当に大きかった。これをモノに出来たことで後々楽に進められたのだから。

7/14 中日(ナゴヤ)○2-1 敬遠死球の罰が当たった

前回の直接対決で三連勝していたため、この三連戦は一つ勝てばよかった。前日は惜しくもドローに終わり、この日は点が取れず八回まで一点ビハインドだった。翌日は吉見が出てくるため、ここで落とすと連敗ということになりかねなかった。しかし最終回に岩瀬から二点取ることに成功した。謙次が繋ぎキャプテンが左中間を破る逆転タイムリーを放ったのだ。そしてそのまま勝利。七月でもっとも大きな一勝と言っても良い。
今年は岩瀬を打ち崩して負けなかったという試合が多く見られた。初対決の時もそう。この試合、さらには八月のホームで谷のタイムリーで追いついた試合、そして、クライマックスシリーズ五戦目。最後の試合以外は全てセーブ失敗させている。なかなか珍しいことではないか。これも今年勝てた一因なのだろう。

さてBEST3を残すのみ。ここで惜しくもランクインしなかった次点を…ってことはありません。もうそろそろ「あれ?これ入らないかもしれないじゃん」という思いを抱かれているかもしれませんね。それではお楽しみに。

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2012年12月24日 (月)

2012年 第5位 9.21の歓喜につながる大逆転劇

このゲームをベストと考える人もいたのではないかという試合。実際そうコメントを残されている方もいた。試合そのものも劇的、そしてこの勝利があったからこそ中日戦の勝ち越し、さらには東京ドームで優勝を決めることが出来たのだろう。私は仕事で見られなかったがチームの強さを感じられる試合だった。

9/18 中日(ナゴヤ)○9-5 今年の集大成とも言える最高の試合

Youtubeで、坂本のグラスラ打席の初球を見て思い出したことがある。そう、小林和とかいううんこ審判との戦いでもあったのだ。初回はブランコの投ゴロで終わったはずだったのにイミフファウル判定。その後逆転弾を打たれてさらには三点目も取られた。二回にも二点を取られ笠原は降板した。そう、あのキチ○イ判定がなければ笠原は五点も取られなかったのだ。
坂本の初球は外角ストレート、明らかにボール球だった。あのコースに立て続けに投げられたら抑えられてしまう。しかしこの日のソトはそこに投げられるコントロールは持っていなかった。2-1から甘く入ったチェンジアップを捕らえた打球はレフトスタンドに飛び込むグランドスラムとなった。あれならおかしな判定も出ることはない。ナゴドに詰めかけた巨人ファンは大いに喜んだことだろう。
その後、義人が勝ち越しタイムリーを放つと、亀井の二点タイムリーと實松のタイムリーが飛び出し9-5となった。勝ち越すまでは高木康と福田が無失点でバトンを繋いだ。奇跡のグランドスラムもこの日勝った大きな要因の一つだが、やはり投手が繋いで控え野手が輝いたのも理由だろう。今シーズンを象徴していたと思う。

ここでマジックを二つ減らしたことによって、9.21に胴上げを見ることが出来た。ファンの願いを叶える大きな試合だった。

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2012年12月21日 (金)

2012年 第6位 四番打者とはこういうもの

このゲームもあまりシーズンの結果には左右されないようなものだったが、やはり現地でかなり喜んだためここにランクイン。通路を挟んだ隣のブロックの人にまでタッチしに行ったもの。

8/9 阪神(東京)○4-1 これが暗黒か…

勝てたのが不思議な試合だった。こちらはスタンリッジに七回まで抑えられていた。相手は初回にバッテリーエラーから犠飛で先制した後、杉内から何度もチャンスを作ったが不思議と点には結びつかなかった。2点目を取れば勝てると踏んだのだろう。相手の策は、ワンアウト二塁三塁から四番新井良太に連続スクイズ指示でスリーバント失敗。こんなキチ○イ采配は見たことがない。本当に驚かされた。
打線が苦しみながらも1点差に踏みとどまったことで八回にチャンスがやってきた。藤村が四球を選んでからワンアウト一塁二塁となりマツがヒットでつなぎ満塁に。坂本の犠牲フライで同点に追いつくとスタンリッジは降板。筒井に代わった初球だった。「ひとりエンドラン」で慎之助が振り抜いた打球はライナーでライトスタンド最前列に飛び込んだ。最後の最後で大きなスリーランが飛び出しライトスタンドで喜びを爆発させた。

アウトカウントなどケースは全く違っていたがやはり四番は決める人。一時的な四番であったとしてもこの選手に託しているのだから振らせるべき。相手のおかしな采配に助けられたが、キャプテンが三年前の日本シリーズサヨナラ弾を思い出させる劇的なアーチを放ってくれた。それを見ることが出来たのだからよかった。

満足していた我々の少し先で、おかしな采配により去年から東京ドーム9連敗という結果に怒ったファンがメガホンを投げ飛ばしている光景が見られた。これがいわゆるジェットメガホンだ。ああいうジェットメガホンを何度も見た、ということが今年の強さの証明なのだろう。大きく差を見せつけたシーズンとなった。

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2012年12月18日 (火)

2012年 第7位 美しき弾道

特に悪い流れを断ち切ったわけでもなく、優勝の行方を大きく左右したわけでもない試合ではあるが、単純にものすごく喜んだ試合を入れてみた。

8/19 広島(東京)○4x-3 取り返せるところが凄い

試合そのものの内容自体は決して褒められたものではない。しかしあの一本が凄かった。それだけでここまで上位に来るのだからすごいホームランだったということか。3時間超過していたので延長となってもチャンスは残り一回、そう考えれば引き分けかもなと思っていた。相手はミコライオ。追い込まれていたがストレートを引っ張った。もう打った瞬間に確信した。まだ着弾していないにもかかわらず椅子に飛び乗ってしまうくらい喜んだ。あの美しい弾道をサヨナラの場面で見せられる、それが阿部慎之助なのだろう。

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2012年12月16日 (日)

2012年 第8位 去年とは違うと思わせた試合

シーズンを考えた上では今までに書いた2試合に比べるとそんな重要じゃない試合かもしれない。なので、「え?この試合が8位?」という疑問を抱かれるような気もする。交流戦優勝においては重要な1試合だったかもしれないが、それは意識していない。単純に見ていて興奮して、野球の面白さを実感した試合だったから。それがこの試合。

6/11 千葉ロッテ(東京)○8-4 最高の逆転劇

杉内がまさかの3回4失点KOとなり、3回を終了して4点のビハインドだった。いくら東京ドームが大の苦手である渡辺俊介が先発とは言え、去年の貧打チームで考えたら4点はもう絶望的なものだった。しかし終わってみればダブルスコアの勝利。去年とは明らかに違う、そう感じられた一戦だった。

この試合で一番記憶に残っているのは、何といってもキャプテンの逆転2ラン。記事にもあるように後ろの席でタッチした人が目の前の出来事に驚いていたが、あの女性の表情がこの逆転劇の凄さを表しているのだろうな。

平日にもかかわらず46,461人も集まった時にこういう素晴らしい試合が出来たのは嬉しかった。一見さんにまた来たいと思わせることが出来たのではないかと思っている。

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2012年12月15日 (土)

2012年 第9位 正解だった弟子入り

9勝1敗2分。今年東京ドームで開催した阪神戦の成績だ。今年は圧倒出来ていたように思える。その9勝の中で最も苦しんだ試合をチョイスした。

7/7 阪神(東京)○7-5 濃すぎる試合

杉内が三点取られたが、その後寺内と長野にアーチが出て同点に追いついた。これで落ち着くかと思いきや、さらに二点を奪われ四回で降板することとなった。さすがに厳しいかなと思っていたが、チャンスを作ると平野の自滅で同点に。その後由伸が勝ち越しの犠牲フライとタイムリーを放ち2点リードとなった。
これでさすがに大丈夫、と思っていたが西村が捕まった。新井兄弟に打たれて関本を歩かせて満塁にすると、大の苦手である桧山が出てきた。捕らえた打球はショートを襲った。これを坂本が捕り、打球に押され後ろに倒れながらもトスをしてセカンドがアウト。受けたボールを寺内が素早くスローイングすると一塁もアウトに。そう、ジョージア魂賞年間大賞に選ばれたプレーだ。これで試合は決まった。

去年は多くのエラーを記録し守りに対する信頼が失われていた。それに危機感を抱いたのか、名手・宮本慎也の自主トレに参加して守備を学んだのが今年だ。他チームの主力選手に弟子入りというのはなかなか難しいことだったと思うが、シーズンを終えてみてあの選択は間違ってなかったと言えるのではないか。エラーはまだまだ多いがスローイングなどが改善され信頼出来るショートになってきた。日本シリーズで糸井嘉男のショートゴロが最後となったのも彼の守りが成長したことの表れだろう。

ちょっと坂本に偏った話になってしまったが、調子の落ちる夏場に三タテ出来たのは大きかった。この試合で勝てたことで相手に流れを渡さなかったことが大きい。翌日の試合で九回に坂本が二つ難しい打球を処理してスイープを成し遂げた。その二つのプレーが生まれたのも、この日のプレーで流れを持ち込んだからだと私は思っている。

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2012年12月12日 (水)

2012年 第10位 非情の決断で三タテ

今年ももうすぐ終わり。いろいろあった今シーズンの試合ベスト10を決めてみた。私の主観であるため、「何でこのゲームが入ってないんだよ、アホか」という声もあるかもしれない。いいんです、私のブログです(どーん)そんな突然の企画、ちなみにポストシーズンは含みませんのでご了承あれ。第10位となったのはこの試合。

7/1 中日(東京)○7-5 目出度い!!

選んだ理由は、中日相手に今シーズン唯一三タテを決めた試合だから。これが後に効いたとも言えよう。先発の誠次を二回で引っ込めて送り出した謙次がきっちり結果を出してヒーローとなったことが記憶に残っていた。藤村のプレーは読んで思い出した。そんなこともあったなあと。ローテーションに入っていない投手が先発の時に勝てたのも今年を表している、そんな気がする。

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2012年12月 8日 (土)

94 小山雄輝

プロ初勝利を含め、いろいろなものを掴んだシーズンと言えるのではないか。新人だった去年の出来とは全然違っていた。角度のあるストレートに低めに決まるフォーク、さらには相手のタイミングを外すカーブなど相手にとっていやらしい投手に成りうると感じさせた。
彼が来年狙うのは勿論先発ローテーション。ローテ候補として菅野が加入したが、彼を入り込ませないだけの能力は持っていると思う。同期三人がローテーションを守り続けることも十分考えられる。今年以上の貢献に期待したい。

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93 笠原将生

出てくることは分かっていた。一軍初白星を手にしたのも彼の力なら納得出来る。まだまだ荒削りながらも楽しみな存在だ。同い年で彼より指名順位が上だった二人の投手は今年クビとなった。しかし彼は残った。他の二人にはない強さがあったのだろう。下位指名からスターターの座を掴んで欲しい。

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69 市川友也

消化試合ながらも、見てはいけないものを見た心境だった。あれがプロフェッショナルなのだろうか・・・。

そういう意味では、井野を獲得したことも納得。先ずは河野を追い越せるか。話はそこからだろう。

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63 田原誠次

シーズン中盤は素晴らしい働きを見せてくれた。しかしシーズン終盤になると体力の問題からなのか打ち込まれて最後は二軍となってしまった。来年はシーズンを通して一軍に残ることが目標となるだろう。

最後はあまり貢献出来ていなかったが、それでも将来の可能性を十分に感じさせる投手であることは間違いない。ストレートも切れているしメンタルも強い。あとはコントロールを磨けばより責任の重い仕事を任される可能性だってある。パレードに参加するだけの働きを見せていたが、プエルトリコに行っていて参加出来なかったことが残念だ。来年は銀座で素晴らしい体験をして欲しい。

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62 江柄市裕樹

交流戦で少し出始めたときはドクターKの登場かと期待が高まったが、先発としては結果を残せなかった。短いイニングを抑えられる投手であることはわかった。あとは彼がどういう位置を目指しているか次第だろう。年下の投手が立て続けにプロ初勝利を手にした。来年こそ手にしたい。

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61 中井大介

二軍で成績を残すのはもう分かっている。彼に求められるのは一軍での結果だろう。今年は走塁面でも意識が変わってきたのかファームでは19盗塁と、過去四年に記録した18盗塁を上回った。あとの課題は守りか。アジアシリーズでも三塁の守りで軽いプレーを見せていた。一軍に残るためにはその部分で向上が求められる。

平成生まれの選手で初めてアーチを放ったのはこの中井。能力はある。あとは本番でそれを出せるかどうかだ。

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60 星野真澄

「野球っていいなと思いました」初勝利を手にした時にお立ち台で発したこの一言が強く印象に残っている。ここから一歩踏み出したかなと思ったが、故障により育成契約となった。しかし、今年の経験は彼にとって大きな自信となったろう。より大きな喜びを手にするために頑張れるのではないか。支配下に戻ったら戻ったでより厳しい競争が待っているわけだが、プロとして生き残るために挑戦し続けてもらいたい。

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59 福田聡志

「絶望枠」と評された男はそこから脱却した。慎之助が忘れられないゲームと話した宇都宮の惨劇は、彼の落球ばかりクローズアップされていたが、ボウカーの来日初アーチで決まったと思わせた直後にコントロールを乱して悪い流れを作った福田にも責任があると思っていた。二度と出てくるなとも思った。

しかしその一週間後のゲームが一つのきっかけとなった。宮國が右肩の違和感を訴え初回降板というアクシデントが起き、二番手でマウンドに登った。するとこれが福田か?と疑ってしまうほど素晴らしいピッチングだった。アウトローのストレートが使えると自分で手応えを感じたのか、福田はその後一度も落ちることなく最後まで一軍で投げ続けた。そして残した成績は、8勝1敗、防御率1.61、WHIP0.94と気付けば貯金7を稼ぐ素晴らしいものだった。

契約更改の席で初めて褒められたという。何かを掴んだシーズンとなった。継続して結果を残せるか。これからが大事となる。

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57 高木京介

今年のルーキーで一番の輝きを放った選手と言って良い。4位指名で獲得出来た事が奇跡と思えるくらい素晴らしい投手だ。左肩痛復帰直後までは結果が出なかったが7月以降は28試合を投げて無失点という文句のつけようがない結果を残した。6月の1試合を含め無失点記録を29試合まで延ばした。今シーズンは山口がシーズンの半分投げていたわけだが、京介がいなかったらもっと投げさせられたことも考えられる。新人王の資格は失ってしまったがそれだけチームの勝利に貢献できたという証だろう。

ストレートの威力もあり、変化球もキレている。そして並のピッチャーなら動じそうな場面でも臆することなく向かう姿勢も良い。異様な雰囲気だった金本の東京ドームラストゲーム、満塁の場面で彼から三振を奪った姿は実に頼もしかった。そして日本シリーズでは二球で勝利投手となった。本人は右中間上段にグランドスラムを喰らったと思ったようだが、球威があったからこそライトライナーで切り抜けられた。怖い場面を抑えられたのは大きな自信となったことだろう。

「君は将来、絶対大物になる」高校、そして巨人の先輩である松井秀喜は当時少年だった京介にそう声をかけた。その予感が現実となりそうだ。

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55 大田泰示

ようやく出た一本は、期待を高まらせるには十分の当たりだった。確かに甘いスライダーだったがそれを東京ドームの左中間上段まで運んだのだから飛ばせる力は十分にある。トニ・ブランコかブラッド・エルドレッド、またはウィリー・モー・ペーニャくらいではなかろうか、あそこまで飛ばせるのは。巨人はこの選手を四番に育てなければならない。そう思わせる一打でもあった。

守りはまだまだ勉強することが多いが、あのスピードは魅力的だ。彼が三拍子揃った選手に育てば巨人の将来も明るい。来年は我慢して育てる段階に来たのではないかと思っている。今年以上に激しい競争となるが、それに負けずに定位置を掴んで欲しいものだ。

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54 D.J.ホールトン

去年に比べ成績は落ちたが、先発のひとりとしては十分な働きだったと思っている。広島以外の成績を見れば安定していることがわかる。序盤は確かに不安定だったが夏場以降は満足出来る内容だった。去年に比べ悪くなっている点で気になったのは四球。それが要因のように思える。そこが来年の課題か。
来年は二年契約が切れる年。さらに隔年で成績を残していたことを考えると当たり年。彼が15勝出来れば連覇も見えてくる。

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53 高口隆行

シーズンわずか4試合の出場。なのになぜかオープンバスに乗っていたような…。

同じ右の仲澤と山本が出たことで層が薄くなったのは彼にとって好材料かもしれない。しかし上には寺内と古城がいて、脇谷も戻ってくる。内野の控えに入るためには彼らに勝たなければならない。怪我が癒えて子供も誕生して来年どうなるか。

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52 隠善智也

今年はチャンスだったが物足りない一年となった。貴重な左投げ左打ち、下で結果を残していることを考えると上でもヒーローとなる試合が欲しかったがそこまでに至らなかった。
今年もファーム暮らし中心となった。下では十分な結果を残している。ここから川崎の帝王で止まるかどうかは本人次第。加治前はそこから脱却した。彼がどう変わるか。ポジションを掴むくらい高い志で臨んで欲しい。

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51 古城茂幸

以前ブログで辛口になっていると指摘されていた。それは否定しない。しかしそれでも古城は必要な戦力だ。レギュラーとして使うには物足りない。しかし控えに彼がいることはベンチにとっては安心出来るものだ。内野はどこでも守れて困った時にいつでも出せる。そんな彼が輝きを見せたのはCS5戦目と6戦目だった。5戦目では2点タイムリーを放った。途中のバント失敗、さらには終盤でもバントを決められなかった。しかしヒットでつないでサヨナラを演出した。6戦目も寺内の2点タイムリーに繋がるヒットを放った。窮地を救ってくれたことに感謝したい。

来年は似たような位置付けの脇谷が戻ってくる。明け渡さないように準備あるのみ。

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50 加治前竜一

プロ入りしてベストのシーズンとなったが、やはり印象に残ったのは勝負強さ。控え組ながら4度のお立ち台というのは立派なもの。今年は控えの層も厚かったからシーズン途中で降格してから戻ることはなかったが、それは彼に問題があったからではないように思える。周りも良かったということ。少なくとも二軍の帝王からは脱却したと思っている。
来年は大田も同じ土台に立つことで競争はより激しくなる。目指す方向は間違っていない。あとは継続することだ。

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49 ディッキー・ゴンザレス

4勝1敗、さらにその1敗はマエケン相手ということを考えると悪いとも言えない。もっと出来たのかもしれないが二度の離脱で来年は任せられないと思わせてしまった。中日に対する強さ、そして野球センスの高さは素晴らしいが、シーズン通して戦える選手を求めたということだろう。

残念な結果となったが、2009年の日本一は彼がエースとして素晴らしい活躍を見せてくれたことも一因だ。素晴らしい結果をもたらしてくれたことに感謝したい。そして次のところでの活躍を願っている。

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48 矢野謙次

人生を変える一打、そう言ってもいいくらいのヒットだった。九月の甲子園、九回表に榎田からスリーベースを放ち、その後谷のタイムリーで勝ち越しに成功した。それまでの彼は代打で初球凡退を繰り返していた。そろそろ小笠原を上げてくるという情報が入ってきており、そこで交代ということも考えられるのかなと思ったいたくらい結果が出ていなかった。しかしその一打と、さらには新潟でヒットを重ねたことで彼は残った。そしてシーズン最終戦は初球を仕留め代打サヨナラホームランと最高の結果を残した。

あの一打から少しずつ確信に変わっていったように思える。CSではサヨナラにつながるヒットで出塁した。日本シリーズではスタメンに抜擢。素晴らしいつなぎを見せた。ボウカーが2本のアーチを放ち8打点稼いだことで優秀選手になったが、謙次が繋いだからこそ手に出来たのだと思っている。そして嬉しいことにシリーズ6戦目は先制2点タイムリーを放ったことで私の予言を的中させてくれた。二年前のCSから感じていたが、大一番での結果を残せる強いメンタルが彼にはある。そのとおり素晴らしい働きを見せてくれた。

開幕前の試合で負傷したことで最悪のスタートとなったが、そこを乗り越えて最高の結果を手にした。レフトのレギュラーもある、そう思える段階までたどり着いた。準備を十分にして来年は今年以上の結果を残して欲しい。

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47 山口鉄也

同じくブルペンを支えた越智と久保が離脱した中でより責任感が強くなったのだろう。自分が引っ張るという自覚も出てきて最高の結果を残したシーズンとなった。
シーズン72試合登板、そう、シーズンの半分の試合で彼は投げている。防御率0.84、WHIP0.72という数字を見てもMVPになってもおかしくない結果といえよう。実際彼に対する投票もあったのだから。
シーズンで最も記憶に残っているのは西武ドームの試合。杉内がノーアウト一塁二塁のピンチを作ったところで交代。秋山を歩かせてノーアウト満塁というピンチを迎えていた。ここまで8連勝、さらには無失点試合を継続しておりそろそろかなという思いもあった。しかし彼が凄いのはそこで抑えるところだった。好機に強いヘルマンを三振に仕留めたところで優位に立てた。続く阿部を三塁ゴロに仕留め、村田の好守備もありホームゲッツーで試合を終えた。所沢に着いたのは7回くらいだが、あの一イニングだけでも十分に満足出来た。

彼が支配下選手登録されて6年になる。そして4度ペナントを手にした。入団した時は同い年の大卒新人が何人も入ったが、一番輝いたのは育成枠で入った山口だった。チームの中心の一人と言って良い。

願うことはただ一つ。彼が長く巨人でプレーを続けること。

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46 一岡竜司

一軍ではわずか4試合の登板で終わったが、ファームでは背番号と同じ46試合に登板して防御率0.55と期待せずにはいられない結果を残した。
将来のクローザー候補だが、来年一軍に定着することも十分考えられる。狙うは新人王というくらい高い志を持って臨んでもらいたい。

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45 野間口貴彦

一軍で投げたのは僅かに3試合。しかしそれは投手陣の充実を表しているとも言える。去年のオープン戦で、この選手が常時一軍にいたらまずい状況である、と書いたのを思い出した。その時の状態とは違っているのだろうが、投手全体に関してはほぼ順調な一年だったのかなということか。

ただ、来年はかなりの危機感を抱いて臨まなければならないだろう。ここで絶望枠と叩いていた福田が一歩抜け出した。田原が出てきた。一岡もファームのクローザーとして結果を残した。一軍の枠は空いていない。自分で掴むためには彼らに勝つしかない。パレードに立てたことに満足せず、貢献して立ちたい、と思って臨んで欲しい。

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44 中谷仁

出番は決して多くなかった。それでもベンチを十分盛り上げた。楽天から戦力外通告を受けて半年以上経過した6月に、再びKスタに戻り九回裏に登場した。そしてその数分後に交流戦優勝という歓喜を味わった。同じスタジアムでこういう喜びを味わえるとは去年の時点では考えもしなかっただろう。心から良かったなと思えた。

そんな喜びを手にしたが、再び戦力外通告を受けることとなった。そこで限界だと感じたのだろう。新しい道に進むため現役を退くことを決意した。来年からは裏方に廻ることとなる。

11/25の銀座パレード。オープンバスに中谷は立っていた。最後の最後でそうそう味わうことの出来ない貴重な出来事を体験出来た。最高の形で幕を閉じたと言えるのではないか。来年はバスの中から覗くこととなるかもしれない。その彼を見つけたいものだ。15年間お疲れ様でした。

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43 小野淳平

去年のスポーツニュースの企画で、澤村の特集をやっていた。その席で彼に声をかける先輩がいた。私の記憶が確かならば内海・山口・久保といったチームの柱となっている面々だった。そしてその中に何故か小野がいた。実はそこに凄く違和感があったのだが…その通りだった。

向こう気はあるのだが、ボールの質がよろしくない。平気で外国人相手にど真ん中にスライダー投げちゃうのだから。去年は初勝利を手にしたが、一歩後退したかなという一年だった。

来年は江柄市や野間口あたりと争うこととなるか。一軍に常時残るにはそこから抜け出ないと厳しい。オフにどう取り組むかだ。

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42 エドガー・ゴンザレス

シーズン途中の報せには驚かされた。まさかの再契約、と。二桁アーチの実績はあったがそれはボールが変わる前の話。パワーヒッターじゃない外国人獲ってどうするの?という思いがあったのは事実。

しかしパワーは増していた。ヤフードームでのアーチもそうだし、長打が出るようになった。前のエドガーとは違っている、そう思えた。

パワーは増していたが、何故かチャンスでは打てなかった。特に満塁では打率.071という出来で、満塁に廻ってくるなよと何度願ったことか。そして夏場にはストライク・ボールの判定に対し明らかに苛立ちを見せていた。確かにおかしな判定はあったがそこで戦う相手を誤ったようにも感じられた。

この状態では来年は厳しいなと思っていたが、その予感は当たった。今年で契約満了となった。しかし、日本シリーズで見せたタイムリーツーベースといい、チームには貢献出来ていた。その点は感謝したい。来年は兄弟で成功することを願っている。

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40 加藤健

同学年の實松にかなり差を広げられた感は否めない。それでもカトケンは必要な選手だ。捕手は歳食ってからが勝負。肩と長打は魅力的だけに来年は二番手を狙って欲しい。

そういや日本シリーズで加藤が芝居したとかギャーギャー騒いでた人って今何を思うのかな。ちなみに映像を見た限りバットにも当たっていないように思えるが、ガチャピンならぬ坂田師匠は「バットに当たった音がした」と言っている。それに対しては一切スルー。これは一体どういうことなのだろう。まあ審判が下手でなければ、単なるパスボールで終わったという話。まだ粘着する人もいるかもしれないが、あえてハム戦で使ってみるか。

しかし彼らも巨人戦は大変だね。長野・菅野・加藤に対しても頑張って煽らないといけないのだから。あー巨人ファンでよかった。

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39 レビ・ロメロ

とりあえず1試合だけ投げました。そして、ソフトバンクにトレードされました。

外国人の育成にチャレンジしたわけだが、メンタル・勝負どころでの制球が信用されずに放出という結果となったのだろう。そしてソフトバンクでもクビとなった。

次はどこでやるのか分からないが、日本での経験を活かして欲しい。

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36 ジョン・ボウカー

色々な意味で我々を裏切ってきた選手だ。

オープン戦の出来、さらに岩隈からのアーチを見て「二番ボウカーは今年の象徴となる」私はそう思っていた。しかし開幕三連戦に左が続いたことで苦しみ、チームの状態同様に上る兆しが見えてこなかった。
下位打線で守りも一塁に固定されてから少し上昇の兆しは見られた。エドガーの加入も刺激となったのだろう。ここで変わってくれればと思ったが彼とのポジション争いに敗れ降格した。

その後上がってこないでそのままシーズン終了後に帰国と思われたが、彼は日本で結果を残そうと努力し続けた。そして優勝が決まった後の数試合でチャンスを与えられた。そこで結果を残したことで、再び落とされてもまだチャンスはあると思えたのだろう。CSでも結果を残したし、彼の状態を監督も見ていた。日本シリーズで左の吉川が相手でもスタメンに抜擢した。最初の打席こそ併殺に倒れたが、次の打席では試合を決定付ける大きなスリーランを放った。そして5戦目、退勤中のため生で目にすることは出来なかったが再び吉川から先制となるツーランを放った。2勝したあとに2敗して、前日は無得点という嫌な流れだったが、それを完全に払拭した。チームに勢いを与えて王手をかけることができた。そして第6戦、打撃では結果が出なかったが、糸井が放ったボテボテのショートゴロをアウトにすべく一塁で懸命に身体を伸ばした。そのリーチがあってアウトとなり、満塁で中田翔を迎えることなく逃げ切ることに成功した。シーズンで思うような成績を残せなかった彼は日本シリーズの優秀選手に選ばれた。

期待されたらその通りには働かなかった。しかしながら、ポストシーズンでは我々の想像以上の働きをしてくれた。打率なんか関係ない。大事なところで打てたのは事実なのだから。そしてシリーズを終えて正式に再契約が決まった。これもシーズンの数字だけを見ればサプライズになるのだろう。しかしその頃には来年も残って欲しいという思いを抱く人は決して少なくなかったのではないか。双方の願いが叶ったことに満足している。

来年は求められる役割も明確になった。今年とは比べ物にならないくらいの成績を残せることを願ってやまない。

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35 西村健太朗

彼はどの位置でも結果を残せる選手。クローザー転向となっても彼自身のことは全く心配していなかった。逆に去年先発で結果を残していたからこそ、転向によりそこが手薄にならないかという心配の方が強かった。しかし、若い投手も出てきたことでそこが落ちることはなかった。つまり結果としてこの起用は成功だったと言える。

クローザーを務めたことでチームの顔の一人となれた。それは喜ばしいこと。持っているものは素晴らしい。それが認知され、さらに大事な場面を任されることで彼にとっても自信となった。離脱していた2009年とは違い、今年は日本一に貢献出来た喜びを感じているのは間違いない。

来年の起用はどうなるのか気になるが、本人は今のところクローザーとしてタイトルを狙っていることだろう。控えめだった彼がどう変わるか。来年も楽しみだ。

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33 石井義人

地獄から天国へ、そんな一年だったのではないか。昨年結果は出ていなかったがまさかの戦力外通告を受けて次の職場を求めていた。そんな打撃の天才に目をつけたのが巨人だった。そして彼を迎え入れてチームは日本一に輝いた。両者にとって最良の結果となった一年と言えよう。

去年の成績が信じられない、彼の打撃を見てそう感じた。同時にこれは巨人にとって大きな補強になったかなと思えた。一軍への合流は開幕して少し経った後。その後も一度落ちているが、一年間ずっといたようにも思えるのはそれだけ貢献出来ていたからだろうか。代打での打率が.405、シーズン通しての得点圏打率は.444と素晴らしい結果を残した。

CSではMVPに輝くサヨナラタイムリーを放った。代打に出した佳知を下げてまで義人を使ったという事実は、彼に対する信頼の厚さを表していた。そしてそこで打ち損じ気味ながらポテンヒットを放ち結果を残した。この補強が正しかったこと、そして彼を戦力外とした判断が誤っていたことを証明したシーンだった。

色々な喜びを感じられた一年だったろう。今度は連覇の喜びを味わうべく高いモチベーションで臨んで欲しい。

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2012年12月 4日 (火)

31 松本哲也

統一球によりポジションを失った男が再びポジションを手にしようとした一年であったと言えよう。中盤までは目立たなかったが、二度目の昇格からポジションをつかみ始めた。
二度目の昇格をした日はナゴヤドームでのゲームだった。そう、和田の打球をフェンスにぶつかりながら好捕したあの試合だ。やはり松本は一軍に必要だとベンチが再認識するには十分の内容だった。
その一ヶ月後の阪神戦、タイムリーとセンターオーバーかという打球をフェンスに衝突しながら好捕したプレーが認められお立ち台に上がった。あの時の涙を見てかなり苦しんできたと誰しも感じ取れたことだろう。ここから再び松本が立ち上がることとなった。そして秋は美酒に酔った。

二番を誰にするか監督は毎日悩んだことだろう。直近の状態を見た限りだが、来年の二番は松本になる可能性が高いと思っている。長打こそ期待出来ないものの、粘れて繋げる選手だと思っている。理想は長打のある左打者。しかしいやらしいバッティングが出来る二番も魅力的だ。そして何といってもあの守備力。彼がセンターに入ることで右中間とセンターラインが堅くなる。本人はまだまだ競争と思っているかもしれないが、私は掴んだと思っている。

あの応援歌は秀逸だ。再び何度も歌えるようになったことに喜びを感じる。

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2012年12月 3日 (月)

30 宮國椋丞

持ち上げ過ぎと言われるかもしれないが、新たなスターが登場したと思っている。長身でモデルのようなスタイルでマスクも良い。しなやかなフォームから三振とゴロの山を築くピッチングは美しい。フィールディングも良いものを持っている。小谷さんが巨人で最後に見つけた大物、それに偽りはなかった。

一軍デビューとなったのはチームが五連敗していた最悪の状況だった。そして完全アウエーの甲子園とプレッシャーしかかからないような試合だった。しかし彼はそれを楽しむかのように躍動した。そしてチームの連敗を止めるプロ初勝利を手にした。その一ヶ月後の東京ドーム初登板では何と104球の完封勝利という素晴らしい結果を残した。

交流戦でニューヒーローになるかと思われたが、初戦一回表を投げ終わった裏に右肩の違和感を訴えて降板し、2ヶ月離脱することとなった。そして復帰以降は上位と下位で結果がくっきりと分かれることとなった。下位三球団相手には素晴らしいピッチングを見せるが、上位二球団相手には一度も勝てなかった。まだまだ上位には通用しないのか、という風に見てしまったが、日本シリーズでは7回零封という素晴らしい結果を残した。デビュー戦といい、メンタルの強さは相当なものだと感じられた。

この投手には大きな可能性がある。琉球の星から巨人の星、そして日本の星となってもらいたい。

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2012年12月 2日 (日)

29 真田裕貴

       

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27 實松一成

去年の収穫は實松が成長したこと。27番を手にしたことでも期待の高さがうかがえた。彼がいたからこそ鶴岡を引き止めることはなかった。もう去年の時点で二番手となっていたのだから。そして今年もその期待に応えてくれた。

慎之助を欠いたゴールデンウイークと、足を痛めていたシーズン終盤は實松がいたからチームが崩れることはなく勝ち続けられた。特に宮國の初完封を導いた5/1は素晴らしかった。100球以内での完封も狙えたという試合はそうそう無いだろう。

心配していたのは、FAの権利を手にしたこと。控え捕手ながらもこの二年でかなり自信をつけていたろう。だからこそ彼を欲しがるチームが必ず現れるように思えた。しかし彼は残った。このチームでプレーできることにやりがいを感じてくれている。残留宣言は本当にグッドニュースだった。そう感じられたのは彼の存在が大きくなっている証だろう。

試合前の準備も一番早いという努力家。それが実を結んだのは間違いない。同じように臨んでチームにいい影響を与えて欲しい。

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26 内海哲也

いろいろな声があったが終わってみれば一年間ローテを守り通してエースは内海だった、と言えるシーズンだったのではないか。二年連続最多勝・防御率一点台と巨人の柱から球界を代表する投手になったといえる結果だった。中でも交流戦では無類の強さを誇った。連勝記録は止まらず今年も交流戦は五連勝、そして交流戦MVPを手にした。

その一方で、肝心な試合で結果を残せずにいた。今シーズン屈指の試合となった郡山での一戦でも彼は3失点して4回には代打を出されている。優勝が決まった試合も勝ち投手にはなったが宮出に同点弾を喰らっている。そしてCS2試合は0勝。大事な所で勝てないのか、という残念な気にもなったが、それを覆したのが日本シリーズだった。大事な初戦を0で抑え、追いつかれて迎えた第5戦は大量リードの中八回を投げ切り中継ぎを助けた。このシリーズで2勝を挙げシリーズMVPに輝いた。大事な所でも結果を残す、そういう選手になったということだろう。

成績だけではなく、今のチームが出来たのも彼が選手会長だからではないか。派閥があってやりづらい雰囲気だと感じていた彼は雰囲気を変えることにした。後輩をファーストネームで呼ぶことで距離を狭めようとしたのもその一環。先輩がいい環境を作れたからこそ、宮國や小山などの若い投手が伸び伸びプレー出来たのだと思っている。

いつか世代交代の波は訪れるだろう。しかしまだまだ阿部キャプテンと内海選手会長が率いるチームを見ていたい。なのでもう数年は今の役割をお願いしたい。

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25 村田修一

もっとも叩かれた選手と言えるだろう。同一リーグの四番を張った打者の成績としては物足りなく感じるのも事実だ。それでも一定の評価は必要だろう。これまでの九年間とは全く違う一年を過ごしてきたのだから。

最下位が当たり前でプロ意識を欠いた集団、本人がそう思ってなくても実はそうだったことを思い知らされたのは入団してから。選手達の意識の高さに驚かされたという。常に勝利のために何が出来るかと考えている、当たり前の事のようにも思えるがそれが前の球団では出来ていなかったのだろう。
最初は移籍しても最下位か、という苦しみを味わうこととなったが、今度は今までにない苦しみを経験しただろう。追われるもののプレッシャー。プロ生活で貯金生活を経験したことがなかった彼が、今年は優勝を争う位置で下に迫られるプレッシャーと戦うこととなった。それを喜びに変えられる余裕はさすがになかっただろう。七月まではそこそこの成績を残していたが夏場以降の出来は散々だった。あまりにも打てないため神宮では早退指令が出て、頭を丸めて臨んだ新潟ではホームランをファウルにされツキにも見放された。しかしチームは順調だった。そこから二週後に優勝を決めたのだから。
一部では優勝受取人という声もあった。そんな彼が貢献したのはCSだった。第六戦では山井からバックスクリーン左にアーチを放ち点差を広げた。今シーズンで一番価値あるホームランだった。一番嬉しいホームランだったのではないか。
一転、日本シリーズではほぼ空気となったが、最後に大きな喜びを味わうことが出来た。この日は移籍してきて良かったと心から思えたことだろう。苦しんだ。だからこそパレードでは素直におめでとうと声をかけられたのかもしれない。

先日川口コーチが評していたように守りではかなり投手を助けられた。あとは枢軸として誇れる打撃が出来るか。大きな夢をひとつ叶えた今、次は自分が引っ張って勝ち取りたい、と思うことが今後大切だろう。重圧のあった一年だったが本当にお疲れ様と言いたい。

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24 高橋由伸

数字だけを見れば主力としては物足りなく映るだろう。しかしシーズンを通して見るとその数字以上の活躍をしている印象がある。それは大事な局面で結果を残してきたからなのだと思う。打数は村田に比べ150近く少ないながらも、打点は2しか違わない。いかにチャンスで打てているかだ。シーズン二本のグランドスラム、そして新潟で村田の代打として出て走者一掃のタイムリーツーベースなどなど。大事な所でホームランを打てる技術は大したもの。楽天では田中から決勝点となる2ランを放ち、翌日もホームラン。300号アーチは0-0の均衡を破る価値あるものだった。

ホームラン以外での貢献も大きい。IsoDは驚異の0.12!阿部慎之助の0.09を上回っている。次打者の関係で歩かされることも多かったのだろうが、選べる目を持つことで相手投手を大いに苦しめることが出来たろう。相手が警戒するのも一発を打てる技術があるから。

ポストシーズンの貢献は不十分だったのかもしれない。ビールかけでもそう言われていたが「いいんです」そう、自分のことよりもチーム。今年の結果は本当に嬉しかったことだろう。来年は競争が厳しくなるが、チームに貢献し、一度でも多くの歓喜を味わって欲しい。

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22 越智大祐

まさかという一年だった。シーズン序盤打ち込まれたことで本調子からは程遠いと思っていたが、難病を発症することになろうとは。
過去に同じ病気になったプロ野球選手もいるが、復帰しても二年で引退している。先は厳しいかもしれない。しかしながら我々は待つしかない。マウンドに戻ってくることを。そう信じて彼もリハビリを乗り越えてきた。沖縄あたりから合流したい、という目標を立てた。順風満帆とは行かないかもしれないが、いつの日か東京ドームのマウンドに戻ってくることを願ってやまない。

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20 スコット・マシソン

キャンプ中に加治前の頭にぶつけた時はとんでもない投手が来たなと思ったものだが、シーズンが始まるとその姿はどこにもなかった。それどころか近年屈指の優良外国人助っ人となていた。プレー・人間性すべてにおいて。

今にして思えばオープン戦でバレンティンに二発打たれたこと、あれが成功のきっかけとなったのではないか。あの結果、彼は二軍スタートとなった。しかし、そこで豊田清の教えを受けることが出来た。一軍に戻ってきた頃にはコントロールが改善されていた。そして7月中旬まで、中継ぎの柱となり時には抑えも担当しチームを支えてきた。
夏場に離脱したことで今年はポストシーズンに戻ってくれば儲けものと思っていた。しかし実際は、儲けものどころか、戻ってこなければ日本一になることはなかったと言える。それくらいの働きを彼は見せた。そして日本で大きな喜びを手にしたのだ。

彼のピッチングを見て思うのは、日本にいること自体奇跡ということ。その彼がプレーしてくれることは本当に有り難い事だと思う。「お前メジャーで何本打った?」とラミレスの言うことにどこ吹く風だった非力ゴミ三塁手とは全然違う。日本のプレーヤーに対する敬意を忘れず謙虚な気持ちでプレー出来る選手だからこそ日本で成功出来たのだろう。そんな選手だから我々も応援したくなる。能力を考えたらいつメジャーに戻ってもおかしくない選手。その時が来ることは覚悟しているが、出来るだけこのユニフォームを着て皆と戦って欲しい。そう願わずにはいられない。

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18 杉内俊哉

間違いなくシーズン中盤までは引っ張ってきた。移籍一年目の違うリーグであれだけの成績を残せたのは十分だろう。柱のひとりとして十分貢献していたし、周りにも刺激を与えられた。18番にふさわしい活躍だったと思っている。悔やまれるのは今シーズン最高のパフォーマンスを見せた楽天戦を生で見られなかったことだ。今年見られなかった3試合の中に入ってしまうのだから運が悪かった。しかしそれ以外の試合でも素晴らしいピッチングを見せてくれた。一番記憶に残っているのは5月の甲子園。1安打1四球と文句のつけどころがない内容だった。

十分な結果ではあったが本人は満足していないだろう。大事な夏場とポストシーズンで投げることが出来なかったのだから。幸いだったのは日本一になれたこと。そうでなければ強く責任を感じていたのではないか。

故障が癒えればこの投手に関しては何ら心配していない。来年は何かを決めるマウンドに立っていて欲しい。

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17 東野峻

2011年の開幕投手、今年の登板数はわずか1試合のみ。プレシーズンを無失点で乗り切ったにもかかわらず一軍メンバーから外れたことで何かしらおかしくなったのだろう。長いシーズンを考えればいくらでもチャンスはあった。宮國が離脱した時期に1試合を終えて再び二軍に戻ったことを不遇と考えたのかもしれない。しかし次が期待できないという烙印を押されたのも彼の責任ではないか。二軍で防御率5.83という結果では呼ばれないのも致し方ない。
ダルビッシュ世代で下位指名から開幕投手にまで成長を遂げた投手、出すのは惜しまれる。しかし巨人で頑張りたいという思いが消えた以上、GMも移籍させたほうが本人のためと考えたのかもしれない。巨人でやりたいと思う選手達で頑張る、これは清武さんのころと同じ思いだろう。
巨人を見返すつもりでやる、と意気込んでいるがそれは数年すれば消えてしまう。頑張るのは自分自身のためだ。そう思って長いプロ野球人生を送って欲しい。

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15 澤村拓一

ジェットコースターのような一年だった。
交流戦最初の試合となるソフトバンク戦までは、制球に苦しみながらも右の柱としてしっかり仕事が出来ていた。甲子園で127球投げて7回を0に抑えた時には一つ乗り越えたのではないかとすら思えた。
しかし、おかしくなり始めたのは10連勝で迎えた千葉マリンでの試合から。そこから交流戦は4連敗。交流戦7敗のうち澤村だけで半分以上負けたこととなった。変化球が思うようにコントロール出来ないから四球を連発。たまに入っても甘くなって捕らえられるという悪い流れだった。
あまりの球数の多さに阿部からは「300球でも受けてやるよ。好きに投げろ!」と突き放さた。坂本がヒーローインタビューでこういうコメントを残していた。「小山がすごくいいテンポで投げてくれていたので、すごくいいリズムで打席に入れました」本人は嫌味で言っているわけがないのだが、これは澤村の時はテンポが悪いから野手も乗ってこないんだよな、と感じさせるには十分のものだった。
たまに白星はつくものの、阪神やナゴヤドームの中日相手と得意なところ限定となり、他チームからも稼げずにいた。そんな苦しい状況で交通事故を起こした。私はもう今シーズンは休ませたほうがいいだろう、そう思っていた。
しかしここから彼は蘇った。杉内の離脱というチーム事情があったのだろうが、監督は再び彼を先発に戻した。DeNA戦で勝って二桁勝利を達成し自らの借金を0にした。そして崖っぷちで迎えたCS4戦目、それまで逃げ腰だった投手とは違い果敢に攻めた。ヒーローインタビューで雄叫びをあげるくらいの出来でチームは息を吹き返した。そしてCSを制覇。彼がいなかったらここで敗れていたかもしれない。チャンスをものにした澤村は日本シリーズで二番手として登場した。八回をゼロに抑えて武田勝との投げ合いに勝った。六戦目は最後にスリーランを打たれたもののゲームは作っていた。その後援護があり勝つことが出来てチームは日本一となった。そしてアジアシリーズも制覇、さらにWBC代表にも選ばれた。

終わってみれば素晴らしいシーズンとなった。日本一のペナントを持って歩いたということはチームの中心と認められた証だろう。日本一に導いてくれた点は本当に感謝している。しかしながら、ここで満足してはいけない。ルーキーイヤーから二年連続二桁勝利も立派な記録だが、貯金を作れていない。普段のフィールディングや、阿部から叩かれた時のようなチョンボもあり、投球以外のところで物足りなさはある。真のエースとなるために、こういった課題を克服する必要がある。力があることはポストシーズンで証明できた。あとは継続することだろう。

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13 高木康成

仕事上は最高だったと思えるシーズンは苦しいスタートだった。開幕前に母親が他界したことは本当にショックだったと思う。そこからペナントに臨まなければいけないというのは辛かったことだろう。
その苦しい始まりだったシーズンの成績は、満足出来るものと言えるのではないか。たまに炎上することもあったが、ビハインドの場面に出ては試合を繋いでくれた。去年の出来は散々だったが今年の出来は評価して良いと思う。
苦しみで始まったシーズン、墓前でいい報告が出来ていることだろう。来年以降もいい報告が出来るように貢献して欲しい。

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12 鈴木尚広

彼が控えにいること、これがチームの強さを証明しているのかもしれない。打撃を考えるとリードオフとしては正直物足りない。しかし、守備力・走力だけを見れば大抵のチームでレギュラーを取れるだろう。尚広ここにあり、と示した二試合のプレーが強く印象に残っている。よく今シーズンのハイライトでも使われているが、オリックス戦でボウカーのレフト前ヒットで三塁を陥れた走塁。そしてもう一つはレジェンドユニフォームを纏った横浜戦で渡辺直人が放ったセンターオーバーしそうな打球を背走してキャッチした守備。特に後者は山口を救いここで落とさなかったことが三タテに繋がったとも言える。周囲の信頼も厚い。CS5戦目で初球ヒットを放った矢野謙次は「自分が出て尚広さんをランナーに出したい」と何が何でも出塁しようと思っていた。そしてあのサヨナラにつながったわけだ。

もっと出番があってもおかしくない選手。出場機会を考え他へという思いが出てもおかしくない。しかしそれでも、鈴木尚広はこのユニフォームが一番似合う。素晴らしい走りと守りをこれからも魅せて欲しい。

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2012年12月 1日 (土)

守り神との対面

守り神?縁起物?まあいいや。今年ベンチを支えた彼らに会ってきた。

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今朝ドームで買ったわけだが入店後に買い占めるやつがいてあっという間にライオンが消えたっ!と思ったらしっかり補充分が用意されていて買うことに成功。モノは既に買えたわけだが、ここはやはり本物を見たい!ということでソラマチへ行き、撮ったのが上の写真。どちらに行っても買えたってことか。今シーズン途中から一軍に”帯同”していたわけだが、実に良い雰囲気を作ってくれた。一時期外されそうになったが監督の一言のおかげで最後までベンチ入りし、見事に日本一も味わった、と。パレードにいたのもきっと同じ、と思いたい(笑)何ならハワイも行っちゃえ行っちゃえ~。
いやあ満足。

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速報

イヌとライオンはまだあるよ@東京ドーム
先ほどライオンが補充されたようだ

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