ヤクルト(東京)○6-3 強気な若者達
スコアだけ見たらナイスゲームなのだろうが、見ている側も疲れるような試合だった。二回に渡る満塁のピンチを無失点に抑えたことが勝利につながったのでしょう。あれだけ好打者が空振りするようなストレート放るのだからストライク投げとけよ、と言って苦笑いしそうな今日のピッチング。近いタイプを挙げると中田賢一、そう、暴れ馬。速球派は荒れる傾向なのかもしれないが、彼の時はもう大きな心で見るしかないか。キャッチャーも大変だろう。それでも、自分でタイムリースリーベース放って白星掴んだのだから、今日は喜んで良いでしょう。
結構チャンスは作ったのでもっと取れてもおかしくなかったけれど、まあ、勝てればいいんです。本当にダメな時はあの四回だって無得点になり得るのだから。今はチャンスで誰かがアウトになっても違う誰かがカバー出来ている。そう、負担が偏らず全員無理なく出来ているということか。
そういう良いチーム状態の中で結果を出せている若い中井と到。中井はチャンスに恐れず振り切れるからあれがポテンとなったのではないか。到のコメントを聞いても明らかに変わってきている。やるべき事をやってダメなら仕方ないというのは積み重ねた取り組みに自信があっての事だろうし、落ちたらどうしようという焦りもそこには無い。中井の活躍がかなり刺激になっているように思える。今日白星の笠原とともに、活躍出来る喜びを感じられている事だろう。
そしてそんな彼らが伸び伸びプレー出来るのは支えている先輩の存在があってこそ。うまく噛み合い、層が厚くなったと実感出来る。スパートをかけるのはもう少し後だろうが、これからのチームが楽しみだ。
今のところホームのヤクルト戦は全勝。明日も、という気持ちは勿論あるが、七回以降の三人のうち最低一人は休ませて欲しい。小山が七回まで投げるか、点を取りまくるか。どちらかが叶って勝てますように。
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