新たな舞台に心沸き立つ人 引退する人
FAの人的保障が決まった。この記事で予想したことがそのまま的中することとなった(といっても脇谷が一塁を守れる人とはあまり思っていなかったため少し違う)
数年前なら一岡のプロテクト漏れは考えられなかったがそれだけ層が厚くなったということなのだろう。漏れてしまったのだからそりゃあ取られる。それぐらいの選手だ。残念ではあるが、新天地での活躍を願いたい。
おかわりをDHに、そして浅村をセンターラインで起用した場合、一・三塁が薄くなるのでそこを中心に守れて一発のある選手を取ると思っていた。その西武が選択したのは脇谷だった。伊原さんからの評価が大きかったようだ。育成契約を経て復帰した開幕戦でヒーローとなった翌年にチームを離れることとなるのは寂しいが、この移籍は大きなチャンスだと思う。広い球場で強いライナーを飛ばせれば彼の脚力も活きてくる。ポジションを奪ってもらいたい。
文句も多々書いてきたが、記憶に残る活躍を見せた選手でもあった。2007年中日との最終戦で朝倉から逆転アーチを放ったあとのガッツポーズはかっこよかった。一時期携帯の待受け画面にしたぐらいだから。2009年CSは一振りでMVPに輝いた。八回裏一点差の場面。代打で起用されて、浅尾が投じた初球ストレートを引っ張ってライト藤井の頭上を越えて一塁ランナーまで生還して逆転に成功した(当時解説の破天荒からは三塁に行かなかったことを駄目出しされていたけれどまあいいでしょう。)その時の脇谷コールを覚えている人は多いのではないか。そして新たなホームとなる西武ドームでは、2008年日本シリーズ第五戦に涌井からレフトの頭を越える逆転ツーベースを放ったことが記憶に残っている。あの一打で日本シリーズは貰ったと思っていたがあの後に…ってのは置いといて。
記憶に残る選手でした。有難う、ワッキー。
そしてかつて背番号7を背負った選手が現役を退くこととなった。移籍の一因と考えられた例の件が起きた時はとにかく腹が立ったが、ファンを沸かせる選手だった。肩の強さ、右打ちの巧さ、勝負強さが記憶に残っている。テレビで見た2000年の優勝を決めるサヨナラ弾と、2006年のツーラン・グラスラ・グラスラの10打点は印象深い。そして、あのスカイ・ハイ。巨人を去る時に「もう一度スカイ・ハイを聞かせられなかったことが心残り」と話していたように打席に入る前から雰囲気を作っていた。巨人最終年あたりから膝の痛みに苦しんだ。それがなければまだまだ続けられたかもしれない。ただ、明日からは膝を気にしないで済むのではないか。ゆっくり休んでいつかグラウンドに戻ってきてほしい。
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コメント
お久しぶりです。
いよいよ、新しいチームのスタートですね。
どんなチームになっていくのか、今からとても楽しみです。
とりあえず私としては、片岡選手の加入でちょっと弱気になっていた自分に喝を入れて、ずっと欲しかったプロコレクションのユニフォームを注文して、(もちろんあの方の・・・笑)開幕に備えたいと思います。
投稿: だいすけママ | 2014年1月10日 (金) 22時26分
だいすけママさん
お久しぶりです。
新しいシーズンに向けて動き出しましたね。
とうとうプロコレ行きますか!来週から予約開始のようですね。あの方の飛躍に期待します。
投稿: Taka | 2014年1月11日 (土) 14時02分