物事蓋を開けて見なければ分からない、というものの、ここまで出ているオフシーズンのネガティブな情報というのは心配になるものです。というか、ほぼ我々ファンが願っている方向とは逆に進んでいるように思えてならないので未確定ながらもあえて触れることとしましょう。
○中五日ローテーション
菅野-内海-大竹-澤村-杉内-小山…これで六枚揃えられるでしょう。中五日にする理由がない。今年はハイペース調整に球数を意識しない中五日ローテを組んだが一年間ローテを守ったのは杉内のみ。そしてポストシーズンで誰一人QSに成功しなかった結果を見ても、これは失敗として反省すべき材料と認識されるものと思っていた。ところが監督はそう思わなかったようで。「6人で回すと弱さを感じる人が出てくる」という考えは正しいと思うが、だからといって5人にすればいいというものでもないように思える。どの球団も6人全て強いかといわれたらそうではない。強かった2002年だって六人目は新人の真田だった。最初に書いた六人で十分でしょう。誰かが離脱した際にはファームの選手にチャンスを与える、それで良いのではないか。5人に絞ってしまったらチャンスだってそうそう回って来ない。30代のスターターがいつ衰えてもおかしくない。今こそ次世代を意識した起用をすべきだと思うが。内海が今年と変わらず横浜相手にしか稼げないようであれば彼からローテを奪えるような存在が現れないと数年先は厳しい。その機会を考えるとやはり中六日が望ましいのではないか。
○FAによる補強
慎之助の一塁転向により小林を中心に捕手を回すこととなり、彼らだけでは不安ということで相川獲得の話が出たのでしょう。獲得後の2年間は運良く成功するかもしれないが、それはその場しのぎの補強と思えてならない。運良く、と書いたのは成功するとは思えないため。それは防御率を見ても良く分かる。2011年~2013年はリーグ五位。下は横浜。そして今年防御率最下位。そういうことだ。横浜では4回最下位、ヤクルトでは阪神がこけた時以外全てBクラスの正捕手を人的保障という痛手を生み出してまで獲得することが正しいとは思えない。マイナスが大きくなりうるため私は反対だ。
もう一人噂になっている金城に関して。日シリ最終戦後に「横浜から誰かとらねえかな。。」とは書いたがFAで取りに行くとは思ってもみなかった。出る喜び枠…となるかもしれないけれど今は外野の空きがない状況。いくら経験のある金城でも一軍に入れる保証は無い。それでも取るのか。ただ、本人にとっては苦渋の決断だったようだ。現役を続けたいけれどフロントの構想に入っていないため本意ではない宣言となったのだから。これなんだな、本当に「辛いです」という気持ちは。
というわけで、金城獲得はあっても他は反対。中五日ローテは曲げるような気がするけど、相川獲りそうだな…。
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