楽天(コボスタ)●3-4x Don't stop the momentum !
「原さんの采配は悪くない、バント出来なかった橋本のせいだ。」という考えの方はここを見てもいい気はしないでしょうからこのページを閉じることをお勧めします。
本っっ当にあの監督さんは勢いを止めて自分の采配で勝ったと見せようとすることが大好きなんだね。吉川のツーベースで同点に追いついてなおもノーアウト二塁で勢いはこちらにある、というところで橋本にバントさせようとするんだもの。仮にあれが成功しても則本は三振取れる投手。ヒットゾーンの広いコボスタであればヒットでも吉川は生還出来る可能性もあるし、普通に打たせて内野ゴロでも進塁は出来た。二度のチャンスより三度のチャンスでしょう。連日マルチヒットで上り調子の橋本に何故送らせるのか。あれで橋本が責められて消極的になったらガッカリだわ。彼の勢いを止める采配だった。
その場面以外でもあの監督は動きすぎ。初回ワンアウト一塁二塁で四番にエンドランさせてライナー併殺。三回はツーアウト一塁から四番のところで盗塁させて失敗してイニング終了。何で四番に対して自分の間合いで勝負させないかね。
皮肉なことに、決着がついたのは中川のサヨナラ弾。振れる選手の思い切りが勝ちに結びついたということ。スモール大好き監督の下じゃこういう選手は育たないのかもしれないね。
立岡と吉川について。彼らはドラフト上位指名でプロ入りしたがそれぞれ一度挫折している。秋山二世と言われた立岡は移籍後に故障して左打ちに転向した。立浪二世と言われた吉川に関しては練習態度などが噂にあがっているが、亀澤を早い段階で狙っていて彼を据えるので出したのでは、ということも考えられる。最初に入団した球団で中心選手になる可能性もあった彼らが巨人で這い上がろうとしている。特に今日の吉川には驚かされた。則本からマルチ長打出来るとは思わなかった。ファームの成績を見ても今ひとつだったので分からないものだ。寺内の怪我で巡って来たチャンスを生かせたことは彼にとっていい風。二人がドームのお立ち台に上がれることを願っている。
高木には勝たせたかった。ピンチを作ったのは四球と失投だが打たれたのは捕手の要求どおりだったので相手が上回ったと言うこと。先発の役目を十分に果たしている。今日だって誰かが勢いを止めるおかしなことをしなければ白星がついていたことだろう。来週は去年の日本一球団と対戦することになる。高木のことだからあんまり怖いと感じずワクワクするんだろうな。彼の投球が楽しみだ。
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