広島（東京）◯2x-1 もとにもどる

野球とは実に面白いもので、あのサヨナラ劇はどれか一つでも違う作戦で動いていたら実現しなかったでしょう。そういう意味では、八回に高木勇人以下の打撃をしていた人の後に出た相川のヒットは価値あるものだった。立岡の二打席は犠打も考えられたが、打たせた事には納得している。最終回に犠打が決まったら黒田のギアはもう一段階上がって点は入らなかったのかもしれない。全てが良いように働いた日なのだろう。

黒田から点を取ったのは2012年からの枢軸プラス尚広に亀井。強かった頃のチームは三人が引っ張っていた。そういう意味では、元の形に戻ったことになる。新成というスローガンからは離れているが、やはり彼らの力に頼るということでしょう。実際に形になってきているのだから。

とはいえ、このサヨナラの流れが明日以降に繋がる、と考えるほど今の打線を信じちゃいない。まだ一つ取り返したに過ぎないし、他で炎上している投手に抑えられたということは何度もあるのだから。唯一言えるのは、高木勇人に負けが付かなくて本当に良かったなということ。ただし、今日は初対戦ということもあったので次が大事。期待している。

1-0で勝つのって本当に難しい。マイルズはよく二度も成し遂げたなあ。

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