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2015年10月20日 (火)

タツノリッジャイアンツ!

第2期監督期間は10年か。色々な人が体を崩したり外見が変わったりするのを見て監督業は激務だなと感じていた。それを表に出さずグラウンドに出るときは明るい表情を見せる原さんのタフさに何度も感心させられた。おそらくやろうと思えばまだ出来ただろう。停滞しているチームに新しい風を吹き込んだほうが良い、と判断されたのかなと思っている。

今でこそホームはほぼ毎試合行っている私だが、2005年にドームへ行った回数を書くと恐らく驚かれると思う。その数、2。当時激務だったのもあるが、その頃のチームに魅力を感じなかったのもある(うち1試合は後藤光-伊達-浅草観光のクズというリレー…どこのチームだよ)。弱い上に一部の選手が好き勝手に動いたり気力のない三振をしている姿を見て「こんなのはチームじゃない」と。

そんな状況で原さんが戻ってきた。最初の年こそ歴史的貧打でBクラスに終わるもののそれまでのチームとは明らかに変わっていた。今では当たり前に犠打決めた時はベンチの選手ほぼ全員が声かけしているが、当時その姿を見て前年とは明らかに違うまとまりを感じられた。そこからはチームも右肩上がり。それにつられて私のドーム通いも増えて気付けば毎年ほぼ皆勤になってきた(これは今の出向先によるところも大きいが笑)。今はほぼ当たり前のように4万人以上のお客さんが入っている。一時落ち込んだ時もあったがこれも原さんの功績と言えるでしょう。

得点時に周囲のファンと交わすハイファイブはグータッチになり、このグータッチは他チームの選手間でも見られることが増えてきた。1-9を監督応援歌で締めるのも原さんが始まりだったのではないか。こういう応援でも影響受けたんだなあと実感出来る。来年得点した時はどんな風に喜んでいるのだろう。

我慢のシーズンもあったが、いい思いを何度も出来た。中でも強く記憶に焼きついているのは、メイクレジェンドを成し遂げた日の神宮外周と、2012年CS最終戦後のドーム外周かな。体験した人にはわかると思うが、あんなに知らないファンと喜び合うことなんてそうそうない。あの感覚はそうそう味わえない。不利な状況から逆転したことによる反動だったのかもしれない。

現地に通うようになり二度日本一の瞬間に立ち会えた。これは私だけかもしれないが、決まった瞬間から数日間は身体も心もフワフワした感覚になる。人によって状態は違うだろうが、言えることは、日本一を見られたからということ。こういう思いを出来たことを有難く思う。

歓喜の「タツノリッジャイアンツ!」はCSファイナル初戦後で最後となってしまった。そう思うと寂しさはある。ただ、いつか終わりは来るもの。チームはこれから新しくなる。「新成」の時ということだろう。原さんが残した良き部分を残してまた良いチームになると願いたい。その上で長きに渡る貢献に感謝をこめて

 タツノリッジャイアンツ!

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コメント

原監督本当にお疲れ様でした。いろいろありましたがファンは良い思いをさせていただきましたね。記事の通り選手に強さを求める所から始まり、チームを立て直しましたから。自分は辰徳世代にドップリ浸かっている年代なんで正直今回の辞任はとても残念です。しかし、2003年オフの突然の退団発表に比べたら断然達成感があります。今のチームに新陳代謝が必要なのは納得ですし、この様な選択も予想できていたのですでに気持ちは来季です。
自分も最後のタツノリッジャイアンツを神宮の初戦でできて良かったです。その日は新潟出張帰りで行くか迷っていたんですが行ってよかったです。原さんはまた違った形でチームに力を与えてくれるでしょう。

投稿: あおっち | 2015年10月20日 (火) 13時57分

この10年間は、本当に、本当に素晴らしい思い出ばかりです
自分は原政権まではにわか巨人ファンと言っていいものでした、ただなんとなく松井が好きで、メジャー挑戦とともに巨人の関心も移ろう。
そんな自分を巨人ファンにしてくれて、野球観戦を人生の趣味にしてくれたのは彼の力なくしてありませんでした。
間違いなく黄金時代を支えた立役者であり、それはこのあまり魅力を感じられない最終年を差し引いても彼の功績は計り知れないものがあります。
原監督は現状ある戦力の中でその年のベストの順位を持っていく事にかけては最高の名将であり、そしてそれは巨人にとっては最もあって欲しい将の資質でした。
その彼が自分の引き際を悟って身を引くならば、きっとそれは正しい事なんだと思います。スムーズな受け渡し、高橋のためにもう少し背負って欲しかったという思いはありますが、彼ならきっと立派にやってくれるでしょう。

2012CSは3戦目のお通夜、4戦目のシャウト、6戦目の盛り上がりは絶対に忘れません。
友人と「来年か再来年か次の日シリは一緒に行こうな」と帰り道に約束したのがそのままその年の日本一胴上げの日になってしまいましたから(笑)、その落差が6戦目に爆発するとああなると。

原監督には絶対にやるべき事が一つ残っています。ファンフェスタに顔を出して退任報告をするべきでしょう。ホームのファンに顔を合わせないでやめるとか許しません。監督は退任時はファンからブーイングなり拍手なり貰ってから辞めるもんです。それが彼の10年間の評価になります。我々ファンの評価を受け取ってからユニフォームを脱いで欲しい。

投稿: しらね | 2015年10月20日 (火) 14時36分

今年の不甲斐ない巨人に、新首脳陣を希望しておりましたが、やはり、原さんがいなくなるのが現実になると、寂しいものです。優勝を決める試合を、球場で見ることができたのが最高の思い出です。川上巨人以来応援していますが、一番応援しがいのある巨人でした。素直に感謝いたします。お疲れさまでした。

投稿: TTT | 2015年10月20日 (火) 15時05分

お久しぶりです。
Takaさんのブログを拝読したのはいつからかは忘れましたが
最初は「原監督嫌いなのかな」と思ったことがよくありました。
でも球場に行き始め、外野で応援するうちに
好悪じゃないんだなと理解。
むしろ自分のほうが感情に左右され過ぎな状態でありました。
勝てばうれしいし、負ければ悔しい。
その采配は監督にゆだねられている。
2012年のCSの歓喜の瞬間は自分にとっても
忘れられない思い出です。
次はいつになるんだろう。
由伸が詰められてて原くんの勇退が
悪くでるんじゃないかと心配ですが
『強い巨人』が帰ってくるまで希望は捨てません。
ファン感は原くんのユニで行ってきます。

投稿: みつとし | 2015年10月20日 (火) 19時35分

あおっちさん
二年目以降は常に優勝を争えるチームになりました。この時点でファンはいい思いを出来ていると実感出来ますね。10年間チームを見てきて一丸となることの大切さを教えられた気がします。
今回のCSは頭のどこかでこれが最後かもしれないと思いながら応援してきました。最後に駆けつけられて良かったですね。ジャイアンツ愛を抱いている方なので間違いなくチームになんらあの形で携わってくださるでしょう。

しらねさん
最終年はもう主力の衰えに因るところが大きかったですが、常に優勝争い出来るチームを作った功績は認められるべきところですね。
二年続けて打てないチームになってしまったことで新しい風を入れるべきと思ったのでしょう。正直今日の報道には驚かされましたが…。納得出来るまで現役でプレーさせてほしいなという気持ちはあります。
2012年のCSは本当に崖っぷちから天国でしたね。この先日本一になることはあるでしょうが、あの時以上の興奮は味わえないのではないかと思うぐらいです。
不甲斐ない野手だらけのファンフェスタか…と思っておりましたが事情が変わってきますね。ファンの評価はもう答えが出ているような気がします。

TTTさん
終わりが来るときはこういう心境なんだなと実感している今です。○○ロスの方たちの気持ちが少しわかったかなと。
川上さんの頃から応援されている方が一番応援しがいのあるチームと仰るのですから、間違いありません。その事実が功績の大きさを物語っていますね。

みつとしさん
お久しぶりです。
好き嫌いの話になりましたら、「好き」になります。ただ、どうしても理解出来ない采配を見たときには辛口になります。そこを嫌いと受け取られたのかもしれませんね。
これは常に感心しておりますが、組織を一つに束ねる力は近年の監督では抜きん出ています。そこは次の監督にも受け継いでもらいたいところですね。
想定とは違ったファンフェスタになりそうですね、今年は。

投稿: Taka | 2015年10月20日 (火) 19時40分

初めまして。3年前から、ひそかにブログを読ませていただいている者で、本日が初コメントとなります(^^;ファン歴15年です。CSは、ヤクルト打線もやや硬かったので、隙はあったと思うのですが、残念でしたね・・・。

原さんに関しては、感謝の気持ちですね。仰るように、メイクレジェンドと2012年のCSは、忘れることが出来ません。

また、2007年の優勝決定試合と、2009年の日本シリーズ第5戦も忘れられません。特に、前者は、長年優勝しておらず、この年も一時は3位に転落して、もう難しいのかな・・・と思っていた中での、逆転サヨナラ勝ちでの久々の栄冠は、本当に嬉しかったです。思えば、あの年から3連覇2回が始まったんですよね。2009年も、あのサヨナラ勝ちで流れを引き寄せて、次の戦いで、7年ぶりの日本一になりましたからね(^^;

これからもブログの更新、とても楽しみにしています。本当にいつも楽しく読んでいます。改めて、ありがとうございます(^^;長文失礼致しました。

投稿: キャビネット | 2015年10月20日 (火) 19時55分

キャビネットさん
はじめまして。コメントありがとうございます。CSは打線の差が出ましたね。投手陣は良く頑張っていましたが、残念です。
その2試合は良く覚えております。2007年の優勝は5年ぶりでした。通う試合も増えたからか、頑張った選手がフラッグを持ってグラウンドを廻る姿に涙しましたね。生きていて嬉し涙を流したのはあの時だけです。
2009年の日本シリーズ5戦目も劇的でしたね。レギュラーシーズンの被弾は最後の確変中だった金本のみという山口が高橋信二に打たれたことに驚いておりましたが、その裏にレギュラーシーズン無敗の武田久から二本のアーチでサヨナラでしたからね。その直後に急遽飛行機と宿を確保したことを思い出しました。札幌で受けた「日本一になりました!」という喜びの声は忘れられません。
これからもお読み頂ければ幸いです。コメントもお気軽にお寄せください。

投稿: Taka | 2015年10月20日 (火) 21時14分

はじめてコメントさせて戴きます。今年一年、Takaさんのブログを拝読させて戴き有難うございました。
お気持ちのこもったコメントと鋭い視点に、毎朝関心しながら通勤しておりました。
私自身は五歳から王選手に憧れ、ランニングシャツに『1』の背番号をマジックで書き入れ、高校生になると『HARA・8』のハッピを着こんで、予備校をサボり後楽園球場に行っておりました。(大体の年齢がご想像戴けると思います)
大人になり暫く現地応援を離れましたが、今や小学生の息子と一緒に応援するサンデーG党です。
今季は息子がドップリハマってくれたお陰で、久々にたくさん応援に行くことが出来ました。

そんな息子に来シーズンのスターティングメンバーを訊ねたところ…
1(中)立岡・2(三)井端・3(遊)吉川・4(一)アンちゃん・5(右)亀井・6(二)片岡・7(左)堂上・8(補)相川
と答えました。私の呟きの影響が大きいのかもしれませんが、小学生の視点に驚いたもので書かせて頂きました。しかも、岡本は代打要員、阿部は緊急キャッチャーで一軍に残すけど、あとは二軍で練習してほしいそうです…
そこで私の意見は『40代は二人出さないほうが良いのでは』に留まりました。
長文大変失礼致しました。今後もお邪魔でなければお伺いします。

投稿: とし吉 | 2015年10月21日 (水) 01時08分

とし吉さん
はじめまして。コメント有難うございます。
自分の中では淡々とした性格だと思っておりましたが、知らず知らずのうちに気持ちが出ていたのかもしれませんね。それだけ熱があるということで笑
私より長く応援されている方からコメントを頂け恐縮です。私が現地に通うようになったのはキャビネットさんがファンになられた時期と重なるぐらいです。
お子様も同じ思いで応援してくれるのは嬉しいことですよね。お父様以上のG党になれる可能性を秘めてますね笑
さて、考えられたオーダーですが、勇人を外してきましたか。それだけ不甲斐なく映ったか、大畿に対する期待が大きいのかもしれませんね。私からは、「井端さんは構わない、相川さんはお勧めできない」です…^^;
こんなところでよろしければいつでもお気軽にコメントをお寄せいただければ幸いです。

投稿: Taka | 2015年10月21日 (水) 05時50分

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