実感がわかない
流れるように決まった事実に実感がわかない、というのが正直なところ。先週見た打席が最後になろうとは…。いつかは来ると思っていたその時を迎える準備をすることもなく、決まった事実を知らされたと。
本人が納得するまで選手としてプレーさせて欲しかった。それが功労者に対する礼儀というものなのかなと。最近試合前の守備練習に参加していなかったため身体を心配していたが、現役続行は間違いないと思っていた。今のチームで一番雰囲気のある選手で、選球眼も変わらずチーム一。ポストシーズン最後の試合となった日は代打でなくて先発で使うべきと思っていた。来年も選手としての由伸を見るつもりだったから、あの試合で終わりでした、と言われても納得出来ない思いはある。
いつかは監督になる、それは分かっていた。だが、その過程には納得出来ていない。プレーヤー生活を終えた後にコーチか二軍監督を経験させてから満を持して、となれば納得出来たが、一年兼任コーチを務めさせただけだから。球団に現役生活の幕を下ろされてこういう形で監督にされるというのもファンとしては残念でならない。
と、もやもやした気持ちはあるが、一番苦しんだのは由伸。そして彼は来年から厳しい道のりが待っている。チームは彼を守らなければならない。見る私たちも長い目で見るべきところ。まったく関係ないが、彼のこれからの苦難を思うと、自分が抱えているものが瑣末なことに思えてきた。頑張らなきゃ、と。
現役時代の振り返りはもう少し後にしたい。思い出がありすぎてうまくまとめられる自信はないけれど…。今日引退を発表した由伸と同い年の仲間について先に書こうと思います。
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