中日（ナゴヤ）○7-2 一巡終えて次は動くか

重い展開だったがどうにか七回のビッグイニングで逆転することが出来た。続投していたネイラーに対して、ワンアウトから小林と大田が連打。ここで相手は又吉にスイッチ。ここの継投次第では分からなかった。長野の併殺崩れで一塁三塁となって立岡が打席に。サイドハンドの投手には左打者、代わらなければチャンスはあるなと読んだが、そのとおり立岡が同点打を放った。続く坂本が右中間を破る2点タイムリーツーベースを放ち勝ち越しに成功。代わった福からクルーズが2点タイムリーツーベース、そして中井のタイムリーで大きくリードを広げた。これも継投の難しさか。中日ベンチとしては又吉が何とか抑えてくれればという思いだったのだろう。立岡にとって最も与しやすいタイプで助かった。ずるずるいかずにどうにか連敗をストップ出来た。

スターターの今村に関しては、コントロールかなと。直球のスピード自体は田口より上。しかし費やした球数は多くなっている。4四球は多いし、実際取られた点も四球から。良いボールを持っているのだからもったいない。この反省を次に生かしてほしい。

六回立岡に犠打指示で1点に止まって1-2のパターンか、と思ったが、どうにか逆転出来た。連敗中だったのもあるだろうが、こういう時こそ当初描いていた野球をやってほしい。僅差を守るリリーフもきつくなる。立岡で併殺なら仕方ない、それでいいんです。彼でチャンスを拡大させる野球を見たい。

一昨日コンパクトヘッドが高木に苦言を呈していたが、今日サードフライから一塁走者にタッチアップ許した村田に、まさか何も言わないなんてことはないよな。懲罰降格なんてことはしないだろうけれど、あの擁護しようのないプレーを許してはならない。巡りあわせか今日ファームで岡本が二打席連続アーチを放った。神宮から三塁に立つ彼を見られそうだ。

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