広島（MAZDA）○4-3 理想の二番打者

週刊ジャイアンツでやっている週刊MVP、今週は選手カード一人だけ用意しておけばいいんでない？立岡で始まり立岡で終わった一週間だったのだから。

スターターの今村は不運がありつつも五回を投げ切れず悔しい今年初先発となった。ツーアウト後の死球は紙一重ではあり、そして丸のツーベースも守れるレフトならば…という当たりだった。後を受けた田原のボールが甘く入ってヒヤッとしたがどうにか逆転されなかったことを良しとして次頑張ってもらいたい。ヤスはナイスフォロー。

攻撃はギャレットのソロと坂本の2ランで福井から3点を奪ったが、そのあと追加点を取れなかった。八回ノーアウト二塁三塁からクリーンアップで一点も取れなかったことで同点に追いつかれて延長戦となってしまった。十回もワンアウト満塁から点を取れずという流れは悪かった。

継投は疑問符の連続だったが終わってみて納得した。スコットに何かあったということだろう。會澤の長打だけ気を付ければいいところで打たれたのは痛かったが仕方ない。途中ピンチはあったが小山がルナを併殺に仕留めたのが大きかった。澤村は二回を抑えた。

11回表に大田の打席で吉川が飛び出しアウトでチェンジとなり、12回表は大田からだった。ワンアウト後長野が出塁して代走尚広。立岡が打席に。初球だった。叩いた打球は左中間を破って尚広が生還して勝ち越しに成功した。これが大田で終わっていたら立岡に犠打指示があったかもしれない。これだから野球は面白い。もちろん吉川を擁護する気は全くなし。

最終回が土田でとにかく冷や冷やしながら見ていた。ボールが高くて危なかったがどうにか、という言葉がぴったり。スコットが投げられない状況をどうにか全員でカバー出来た。

7勝2敗という結果は上出来。勝っている時こそ反省を。3点リードを追いつかれたのは早くも三試合目。そのうち負けたのは一試合のみながらもそこは不安。相手に行けると思わせないことが大切。打線は…ぶっちゃけ1～4番で持っているでしょう。機能的な打順を組めているとも言えるが。亀井の状態が気になるところ。一打席しか立てないというのはよほど悪いのでしょう。じゃなきゃ今のタケをスタメン起用というチョイスは無いから。北篤はファームじゃ外野はライト起用なんだよな。一塁で使ってギャレットをレフトということも、東京ドームならアリ？しっかしクルーズが凍っちゃったらギャレットまともに勝負してもらえなくなるな。

立岡に今年初めて犠打をさせていたが、終盤でもう一点欲しいところだったので理解出来る。ただ、今日の決勝タイムリーを見ると、終盤でもさせないでいいんじゃない？と思うようになってきた。それだけ彼の打球に距離が出て、決められる選手になっているということ。左打者の二番起用をずっと唱えてきたけれど、これはもう想像以上かもしれない。より生きるには一番の出塁。というわけで選手会長、お願いします。

追記：監督と守護神、Happy Birthdayになりましたね！

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