ヤクルト(東京)○10-1 久々の安心感
試合前は慎之助のスリーランが出るかどうか、と見ていたが、私の想像以上に東京ドームの館山は巨人打線にとってやりやすかった、という結果となった。何年も見ていたらそもそも館山をここで投げさせる選択はないのだろうが、相手には相手の事情がある。こちらにとって幸運だったのは、バント出来なかった小林が追い込まれてから打ったボールが急造ファースト今浪の横を抜けたこと。期待通りに犠打が成功していたら、この日ノー感じの松本で終わり追加点を取れなかったろう。プロセスは褒められたものではないが、この日の運はジャイアンツにあったということか。坂本と慎之助にあの回まわったのがヤクルトにとっては運の尽き。坂本も本当は初回一球見て欲しいところだったけどね。今日は慎之助のところでいかにランナーを溜めるかがキーだったのだから。
この日のマイルズは今までと明らかに違っていた。変化球でかわすのではなく、パワーピッチャーらしさが表れていた。これなら楽な展開になるなと。なので6点リードの時点でぶっちゃけ帰ってもいいかなと思っていた笑 今年初めて見たと言って良いパワーピッチャーぶりだった。ここまで戻したのならこれからも期待出来る。
途中からはどういう形が理想かを考えていた。出た答えは、マイルズに八回まで0で抑えてもらって、九回はバッテリーをかえてベテラン相川で締める、と。明後日から広島と戦うヤクルト相手にはこれが最善の策だろう。途中ココに被弾したもののマイルズは理想通りの結果だった。唯一違ったのは最後のシナリオ。ペナントのためには最善を尽くさねば。
MAZDAで今日首位がこければ7差になったんだけどな。石川とか白崎なんてハンデ背負ってどうするんだと。宮崎不在がホント痛い。
と、他力本願コメントだったが、明後日からのビジター五戦は全部取るつもりで臨んで欲しい。まずナゴヤドームの二試合は、今まで足を引っ張りまくった一番打者にしっかりしてもらわねば。今日みたいにせめて粘ってもらわないと。中日戦打率1割切り打点0という恥ずかしい成績なのだから。そしてギャレットにはナゴドから戻ってもらいましょう。二番ノー感じ松本じゃ停滞する。昨日もツーアウト満塁で打球運頼みのところで何で打ち上げるんだと。攻撃はそこを変えれば良い。二連戦の投手はおそらく田口と今村。今村、ここが見せ所よ。残りたいなら頑張ってください。
最後に、この三連戦は初回に内海が抑えたことが大きかった。あそこで取られていたら三つ取れたかは分からなかった。週刊ジャイアンツのMVP、満場一致でも良い。
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