フロントと選手のギャップ
加藤健に戦力外通告がされた。ファームの試合をあまり見られておらず、急な衰えがあったかどうかも分からない。来年もいるもの、そして引退までジャイアンツでプレーすると思っていたので違和感がややある。次の道へ進んで欲しいと考えたフロントと、現役を続けたいカトケンとのギャップか。まぁ、球団が引退まで契約すると言えば間違いなく彼も最後までプレーしていたのではないかと。他チームのユニフォーム姿に違和感を拭えないだろうが、納得するまで続けて欲しい。
カトケンで思い出すのはやはり2007年のこの試合かな。
広島(東京)○9x-8 地獄から天国
広島戦で八裏終えて5点ビハインド。そこでお客さんはゾロゾロと帰って行った。ところが、ブラウンがクローザーの永川ではなく上野を出したことでチャンスになり、追い上げて永川を引きずり出した。二点差でツーアウト満塁。その時慎之助が下がっていて、守りで入ったカトケンが打席に立った。そこで彼がライト前にヒットを放ち、二塁ランナー尚広が生還して同点に追いついた。試合は延長12回に漢・大道のツーベースから清水のタイムリーでサヨナラ勝ち。諦めずに最後まで残って良かった、と喜んだことを覚えている。
この奇跡の勝利から広島をスイープ、そして翌週の横浜戦でもカトケンが3ランを放つなどしてスイープ。ここで勢いに乗れたことで五年ぶりの優勝を手に出来た。カトケンにとって強く記憶に残るタイムリーだったのではないか。
来年どうなるかはこれから。いつかまた東京ドームに戻ってくることを願っている。
攻めろ勇猛果敢に
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コメント
こんばんは。また一人、生え抜きの選手が去りますね。
私が8月にG球場で見たときは全体練習をこなし、送球も問題は無さそうでした。
昨年キャリアハイで出場したのに次の年が二試合では心残りは当然です。長年の功労者を最後に手放すのは勿体無いですね。何とか引退後に戻ってくれるような関係を保ってもらいたいものです。
それにしてもウチは、SB和田、広島黒田、日ハム田中などの古巣復帰して貢献している例が見当たりません。
最近戻した監督信者の背番号2は…あ、一試合だけサヨナラ弾で活躍してましたね。
さあ、そして運命のドラフト。くじ運なさそうですが…
下手な一本釣より競合して勝たないといけませんね。
投稿: とし吉 | 2016年10月18日 (火) 19時42分
とし吉さん
おはようございます。
限界は本人が気付くでしょうから、まだその時では無かったと思います。去年出番が増えたことで今年もそうなると思っていたのですが、分からないものです。
復帰自体珍しいですからねえ。上原なら間違いなく活躍出来るでしょうがMLBで現役を終える気がします。
ドラフトは次の投稿で書こうと思います。
投稿: Taka | 2016年10月19日 (水) 07時30分