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2016年11月 5日 (土)

数年前からの不安

昨日記事になったこちらに関して。
【巨人】坂本が若手にカツ!もっと考えたりコーチに聞け「自分の感覚だけでは成長しづらい」(報知)

これを見て「ああ、数年前自身が心配していたことが現実になってるな」と感じた。そう、坂本は数年前から言っていた。優勝した時にスポーツ紙を購入された方は覚えているかもしれない。優勝した時に見られる選手手記、その中で坂本が触れていたのだ。その時は藤村と名指しされていたが実際は彼だけではなかったと。

ここまでの坂本を見ていると、伸びる選手には根拠があるのだなと理解出来ることが多々ある。まずはとにかく練習の虫。一年目からこれは言われてきた。そして積極性。多くの先輩から話を聞いてきた。彼にとって幸運だったのは、小笠原、谷、ラミレスといった実績を残した打者がいる時に一軍でプレー出来たことだろう。他球団の中心選手であった宮本の自主トレに参加出来るぐらいの選手だから、ほぼ毎日一緒にいる選手にはどんどん聞けるわけだ。先輩だけではない。同い年の秋山や、年下の山田と話をして、自分が良いと感じたものを取り入れている。これが考える力。当時の大森スカウトのおかげで彼を取ることが出来たが、ここまで意識の高いことはさすがに予想出来なかっただろう。

その数年前の手記にあった数行。優勝した翌日、ここに気付いた選手は何人いただろうか。坂本、菅野、そして〇〇、と、そこの空白が埋められていないところが今勝ち切れていない現状なのかもしれない。

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コメント

管理人さん、お疲れ様です。
伸びしろってありますね。高校No.1とか大学No.1とか今の実力よりも、それ以上に伸びる要素があるかないか。そして坂本のように強い意志があるかどうかですね。私がやっていたのは格闘技ですが、ベルトを巻く人間はまずはっとするような運動神経を持ち、そして貪欲なまでの探究心がありました。
巨人のスカウト達が伸びしろを見抜く目があるかないかは別としても、活躍してる二十代の選手が坂本のみという現状。こりゃ寒すぎます。
奮起せよ、若手ですな。

投稿: ひーろーず | 2016年11月 6日 (日) 22時51分

ひーろーずさん
こんにちは。
プロになること、それで十分価値はありますが、その世界に残るためにはさらなる成長が必要なのですよね。
格闘技をやられていたのですか!1-1の戦いに勝つにはやはりそこに向けた努力や探究心が必要なのですね。
さすがに伸び代まで見抜くのは難しいように思います。個々の意識もそうですが、そう思わせる環境が大切なのかもしれませんね。

投稿: Taka | 2016年11月 7日 (月) 12時12分

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