首位攻防戦前の雑記
意外だったのが、昨日の敗因を「継投ミス」と言い切る人が結構いたこと。へえ、言い切れちゃうんだ、というのが正直な感想。何故あの判断を下したか、という点はあまり触れられていないのだが。監督を擁護するわけじゃないが、続投という判断に至ったのにも理由はあるのだろうなと。そこは残っている投手を見た上での判断なのでしょう。四年前のブルペンなら恐らく迷いはなく交代だっただろう。その時の後ろ三人は左右関係なく安心して見ていられる投手だったから。七回裏の左は一人だけ。そこにチョメは出しにくかったのではないか。
交代が要因と言えなくもないが、では、攻め方はどうだったか、という考えもある。現地だったので解説は聞けなかったが、終盤で一発を気をつけたいところシュートは一球で十分ではなかったか、という声もあった。ラジオでは、「甲子園で終盤右打者にレフトへ運ばれるのはかなり怒られるもの」と。アウトコースを攻めておけば一発は避けられるから、ということだろう。そこで仕留めるためにシュートを見せ球に使うのはあり、と。それが二球続いたことで反応出来た可能性もある。
どちらが要因とは私には断定できないが、今の時点で言えるのは、大竹は早くも四被弾でワーストということ。この時期でいうのはまだ早いが、WHIPは同じでマイルズと防御率が二点近く違うのはそういうことかと。去年までならこのまま一年投げられるだろうが、今年は下で準備している投手の出来も良い。つまり、安泰ではないということ。投げ抜くためにはここを変えたいところ。
この段階でももう一つ気になるデータ。擁護の声が全く聞かれなくなった六番ライトのボール球見極め率は…50.00%とのこと。。つまりボール球の半分に手を出している、と。ここから上がるのは当たり前として、こんな時期があること自体異様。ケーシーがNPBで二番目に優秀な88.52%を残しているのとは対照的。まあ、選球眼ある人の後ろにフリースインガー入れるのは理に適っているが…あまりにも当たらないとね。
明日からは広島戦。相手は開幕戦負けてからその後負けなし。そろそろ止めないと、というか後退してもらわないと。ホームなのだし、勝つのみ。
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