精神的に追い込まれながらもよくぞ最後に…でもカミネロにはしっかりご馳走しなきゃね笑
慎之助が佐々木千隼からソロ二発放ち、チョーさんの二塁打から山本ヤスがタイムリー。これで3点。七回からスコットネロ太朗で逃げ切るかなと思っていたらスコットまさかの被弾で追いつかれた。
八回裏、山本ヤスが四球で出塁。代走重信の盗塁後に坂本進塁打。ワンアウト三塁からケーシーは歩かされた。何もなければ次は慎之助だったのだが、三打席目に厳しいところを攻められ避けた際に体を痛めて交代していた。亀井の打席でケーシーが走り併殺は無くなった。楽になれるかなと思ったが、何とファウルフライ。オーマイガッ!続く陽も凡退で勝ち越しに失敗した。
九回はお互い何事もなく、十回はカミネロが大ピンチをしのいだ。その裏、辻のパルプンテ打法が炸裂して先頭出塁。寺内送って坂本進塁打。ケーシーは歩かされ亀井。盗塁して二塁三塁。サヨナラのチャンスだったが、三振。この時点でかなり亀井の心は折れていたようだった。
十一回はピンチを辻の好捕でしのいで、裏はチャンスを作るも得点にならず。
十二回、森福が追い込んでからサントスに長打をくらい、進塁させてピンチ。八回にアーチを放った鈴木大地を歩かせて、最後の野手柿沼と勝負、というところで高木勇人にスイッチ。早々と追い込んだが、その後スクイズを決められ打者もセーフに。その後ツーアウトから角中を歩かせたところで尾花がマウンドへ。しかし続く大嶺翔太にストライクが入らず押し出し。続く中村にも2-0となったがなぜか打ち上げてくれて終わり。2点ビハインドで裏の攻撃を迎えることとなった。
ロッテも内と益田をそれぞれ跨がせて、残っていたのは大嶺祐太と左腕二人。出てきたのは前日に57球投げていた大嶺だった。裏の攻撃は一番からスタート。辻のところでストライクが入らず四球で出られた。寺内は進塁打となる内野ゴロでワンアウト二塁。続く坂本が初球の変化球を捕らえてスタンドへ、と思ったらフェン直。惜しかったが一点差に。ここでロッテは一塁が空いていたからかケーシーとの勝負を避けた。三度目の敬遠。そして亀井にとってはチャンスで三度目の打席。初球の大振りで球が見えていないか?と思ったが、三球目だった。完璧に捕らえた打球は打った瞬間それと分かるサヨナラアーチとなった。外野は大喜び。バックスクリーンの映像を見ると、亀井が監督に抱きついたまま離れていない。直ぐに泣いているんだなと理解出来た。その後の様子は、インタビューの通り。泣きながらも笑いを取ったり、めでたしめでたしの結末となった。
まず慎之助の具合が気になるところだが、先日思ったところは撤回しなければならないと感じさせられた。与し易いサイドハンド、そして狙い打ちというのもあったのだろうが、あの飛距離があるうちは大丈夫。勿論疲れは出やすくなっている。だからこそ、コンディションに気を使い、うまく休ませながら活躍させて欲しいなと。
亀ちゃんに触れる前に、山本ヤスと辻の貢献を嬉しく感じられた。山本が出てきたことで、辻をセンターラインとは違う位置に専念させられるのではないか。ファウルゾーンギリギリで内野フライをよく取った。バッティングはまだまだこれからだが、一つ一つ身につけていけば良い。山本は八回の四球。粘って10球目で四球を取ったのだから。チャンスを後続が活かせなかったが、素晴らしい打席を見られた。
亀ちゃんがツイていたのは、三度目のチャンスを周りが作ってくれたことかなと。それも最後の最後で。負けたまま終わったら亀井〜森福〜(怒)となっていたところ、取り返すチャンスがやってきてそこで喰らい付いてホームラン。もっとも、最初のチャンスで決めてれば助っ人二人の負担も和らいだが、まぁ、ご飯でもご馳走すれば大丈夫でしょ笑 金曜まで暗くならずに本当に良かった。
交流戦は散々な成績だが、ある程度上向きになってきているとは感じられる。戻ってきた健太朗と山口俊、そして殻を破ろうとしている山本と辻に期待したい。
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