あと一歩だった10年前、そして・・・
10年前の日本シリーズ第5戦、上原が日本を離れる前最後に投げた試合だった。その試合は逆転で勝ったものの、残り2戦を落として、目の前に転がりかけていた日本一を逃してしまった。その後上原は夢の舞台に上がった。彼がメジャーに渡ってから、メジャーを経験した日本人選手の復帰を多く見てきたが、彼がメジャーに行った時から引退する時はそこだろうと考え、共に歓喜を味わうという縁は無いかなと思っていた。
ところが、今オフの移籍市場の停滞もあり、想像していない展開となった。所属先が決まらない。他球団では青木が日本に帰って来た。もしかしたら上原も…?そんな思いをここ数日抱いていたところでのblog更新。そこから戻ってくる可能性が出てきたのかなと感じた。
昨夜、球団のグッズサイトで一時的に「背番号11 上原浩治」を選べるようになっていたということがあった。復帰の可能性は聞かれていたがもう背番号まで?と思ったが、その時には実はまとまっていたようだ。そして今日、公式発表され、背番号11のユニフォームを纏った上原が会見の席にいた。
10年前の秋、この日が来ることを想像出来なかった。まだ夢を見ている感覚も拭えない。だが、間違いなく喜びは大きい。彼がドームでジャイアンツのユニフォームを着て投げる姿を見られるのだから。
彼に対する期待は大きいと思うが、プレーが第一。若手の指導役を、という思いもあるけれどやはり自分の投球が大切。だが、若い人たちからアクションを起こせば、彼は答えるのではないか。これから成長する投手にとっては大きなチャンスだと思っている。聞かなければ損だ。ワールドシリーズを制覇した瞬間マウンドにいた日本人投手がすぐ近くにいる、チームメイトとしてコミュニケーションを図れるチャンス、今いるからこそ味わえることなのだから。積極的な行動を期待したい。
キャンプをしていなかったので早期の登板は難しいのではないか。それでも必ず一軍に上がるだろう。その瞬間が楽しみだ。そこには立ち会いたい。ワールドシリーズの時のsandstorm、この時のイメージが世間では強いかもしれないが、私の中ではPRIDEのテーマで登場する上原のイメージが強い。色々な選手が使用しているが、彼に一番合っている。その曲で現れたら心躍らせる自分がいるだろう。
チームを離れてから10年後、今年は共に歓喜出来ればと願って止まない。
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コメント
久しぶりにコメントします。お元気でしょうか?今年もコメントさせて頂きます。
まさかまた球場で、
熱きー体のー血潮燃やしー♩
の応援歌を歌うことができるとは思いませんでしたね。
ところで管理さん、チケットは取れてますかね?
僕の方は変わらずプライムなんですが、事前抽選が当たらず大苦戦です。参りました。
投稿: 上野 | 2018年3月10日 (土) 07時41分
上野さん
ご無沙汰しております。今年もよろしくお願いします。
応援歌を歌え、ピッチングを見られる可能性が出てくるとは思いませんでした。本人も二週間前まで考えもしなかったことですから、想像つかなかったのは自然なことですね。
なかなか当たりませんね。割り当ての問題なのか。ライトを取れたとしても、良席にこだわるのは難しいかなと感じる最近です。
投稿: Taka | 2018年3月10日 (土) 13時33分
Takaさんこんばんは。ご無沙汰しております。上原入団ワクワクしましたね。やはり巨人のユニフォームが似合いますね。この復帰はチームにとって大きな存在になると思います。二、三軍にいるベテランは思うところがあるかと。スターターにもう一人、二人出てこないといけないですよね。
今シーズンもよろしくお願いします。
投稿: あおっち | 2018年3月10日 (土) 23時32分
あおっちさん
ご無沙汰しております。
戻って来たんだ、という喜びを感じております。ベテラン勢はまだまだ自分達も、と思うことでしょう。そして若い投手は貪欲に吸収しに行って欲しいですね。
今シーズンもよろしくお願いします。
投稿: Taka | 2018年3月11日 (日) 10時43分