中日(ナゴヤ)◯5-3 運と実力
8回2失点のC.C.に勝ちがついて良かった。京田に2本長打喰らってそれが失点に結びついたのは残念だったが、左を苦にしている、というのは今の彼の実力なのでしょう。そして、右を抑えられているのもまた実力。
そして今日は運が転がって来た。同点に追いつかれた直後の9回表の攻撃、ツーアウトから坂本が三振…と思ったら武山がポロリ。一塁セーフとなり振り逃げが成立した。次のヤスのところで代打で慎之助が登場。フルカウントから選んでつないだ。続くケーシーはミスショットで追い込まれてしまっていた。ダメかな、と思ったが、どうにかセンター前に繋いだ。ソローロが交代するまではノーヒット、下がった後に出るって、やっぱり…。満塁で岡本。1ストライク後に強い当たりを飛ばしたがファウルとなった。そこで追い込まれて厳しくなったが、1球ファウルの後、ボールになるスライダーを拾い上げた打球は前進守備のセンターを超える走者一掃のタイムリーツーベースとなった。通常の守備隊系ならそうなかったかもしれない。ただ一つ言えるのは、ベースとなる飛距離があるからあそこまで飛ばせたということ。これは実力。振り逃げという幸運から3点を取ることが出来た。相手にとっては、キャッチングの実力、とも言えるのだが。
もう一つ幸運があったのはその裏。この日1本ヒットを放ったビシエドは、あと1本打てばNPBの記録に並ぶというところだった。そんな状況で先頭打者。フルカウントからアダメスが投じたのは明らかにボール球。これを強引に打ちに行ってセカンドゴロ。何もなければ選ばれるところだが、記録を意識したら手は出るもの。それがジャイアンツにとっては幸運となった。その後アルモンテに被弾したが、これがソロで済んだのだから。
実力を見せた投のヒーローC.C.と打のヒーロー岡本、2人合わせても2,000万未満。チームは彼らに救われている。
よろしければクリックお願いします。
| 固定リンク
「試合」カテゴリの記事
- 広島(MAZDA)◯8-1 go September(2024.09.28)
- 阪神(甲子園)◯1-0 投手陣で互角になる(2024.09.23)
- 阪神(甲子園)●0-1 敗因は監督と審判(2024.09.22)
- 広島(MAZDA)●4-5 頑張りを無にするリード(2024.09.21)
- 広島(MAZDA)◯8-2 裏目に出た工夫(2024.09.20)
コメント