阪神（東京）◯8-0 アクシデントがありながらも

初回に岡本のタイムリーと丸の犠牲フライで2点を手にしたジャイアンツだが、C.C.が肘の違和感で降板することとなった。その時私が考えたのはこの試合豊樹が2イニング抑えれば勝てる、と。そこまで行けば左腕トリオと寛ちゃん、デラがいる。豊樹は4回にピンチを作ったがどうにか抑えた。そこから8回までは想定どおりの継投（7回にほぼ試合は決まったが中川の肩が出来上がっていたので投げさせたのでしょう）で、最後はビエイラが締めて終了。本当に頼もしいリリーフ陣が形成されたなと感じられた。
岡本のホームラン、坂本のタイムリー、松原のタイムリー、丸のスリーランと一方的な展開だったが、チーム力の差を感じたのは守備についてだ。初回の岡本タイムリーはレフト前だったが一塁ランナーのウィーラーは三塁に到達した。尚輝のセンター前ヒットで二塁は無理だと思ったが送球が逸れてセーフとなった。増田の三盗はタイミングではアウトだったもののタッチが空振りとなりセーフとなった。守備の良いチームならどれかはアウトになっている。守備といえば、松原の起用が効いている。守備範囲はパーラ以上で肩もある。彼を起用するきっかけとなったのは前カードの石川のプレーだったろう。守りの大切さを改めて実感するゲームとなった。
C.C.の具合は気になるがおそらく一回飛ばすことになるのではないか。その場合は他の選手でカバーするしか無い。
明日は戸郷が投げる。今日の後半押せ押せになった流れに乗った好投を期待したい。
最後に、田中豊樹投手、プロ初勝利おめでとう。戦力外からチャンスを掴み念願の白星。でも、これでゴールじゃない。これをスタートにプロ野球人生を歩んで行って欲しい。

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