DeNA（東京）□4-4 復活の弾道

まずは問題点について。ソトに被弾した時の配球、あれはダメだね。外国人の腕がちょうど伸びる外角に連続で求めてドカンだから。前日インに求めて被弾したことが頭にあったのかもしれないが、基本は内角でいい。それはデータにも表れてるのだから。そして使う投手のチョイス。畠を5連投させるなら6回に投げさせて、8回デラロサで良かった。ピッチャーに安打喰らって直後にインコース要求に応えられず外角に逆球でフェン直喰らう、と。負けられない試合で使う投手ではない。

3タテの可能性が高くなったところで流れを変えたのは三連続長打だった。岡本が技ありのツーベースを放つと、中田翔がインコースを振り抜き確信弾で1点差に。興奮冷めやらぬドームでZeeが初球のチェンジアップを捕らえてこれまた確信弾で同点に。

中田翔をお立ち台に、と思いながら見ていたが、クリーンアップは三嶋の甘い球を仕留められず引き分け。

スターターの優貴はローテ一回飛ばしたほうが良いかなと思うぐらいスライダーが今ひとつだった。ただ、次は防御率0点台の中日戦。悩ましいところ。皓太の昇格はまだ早いのではと思ったが無難に乗り切った。良い流れを持ち込めたと本人がコメントするぐらいだから大丈夫かな。

そして中田翔。飛距離は天性のモノだよな、と感じさせるアーチストのホームラン。あれがギリギリなら良いところで打てて良かったね、で終わるのだが、あれだけ飛ばせるのを見るとやはり中軸だよなと思わされた。2〜5番まで飛距離ある選手並ぶと、やはり対戦する相手にとっては脅威だろうなと。2試合目で大きなアーチ、良いリスタートとなったのではないか。

カード負け越しとなったが収穫はあったそんな3連戦だった。

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