阪神（甲子園）□6-6 初戦の継投ミスが響いた3連戦

6点差を追い付かれたのは首脳陣の責任。それは間違いない。第一の疑問は何故若林をショートで使ったのかということ。両翼なら任せられるが、センターラインの選手ではないと数年見ていれば分かるはずだ。代わった廣岡も送球エラーをやらかしたが、まだ6回裏から彼にするならまだ理解出来る。本職だから。

坂本にアクシデントはなかったことに一安心。ただし、これからも休ませることがあるのならショートを守れる選手をベンチに入れる必要がある。今は二軍だが、湯浅が適任ではないか。外野の陽岱鋼と立岡の出場機会を見ると、ただ置いているだけのように映る。外野を1人減らしても支障は無いだろう。梶谷やハイネマンが上がる時はまた考えれば良い。

3連戦を総括すると、やはり初戦の継投ミスが痛かった。7回頭から高梨にスイッチすべきだった。その後ロハスにストレート四球という明らかに交代させるべきシグナルが出ていたのに戸郷を続投させたことで甘い球を大山に痛打されたことが翌日のサヨナラ弾にリンクしたということ。つまりベンチの采配次第では逆の結果も十分考えられた。

終わった試合は戻ってこない。現時点で1つ負け越しているこのカードでは、選手の力だけではなく、理に適ったベンチワークが必要だ。

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