100の差
読売新聞の記事にヤクルトVの根拠を2日に渡り書かれていたが、今日掲載された内容に気になることがあったのでそこに触れたい。
四球数ダントツと書かれていたが、それは2年前もトップだったのであまり変わっていない。それよりも与四球の改善には驚かされた。リーグ最少の与四球。2年前から100近く減少している。そこが大きく変わったのだろう。ジャイアンツを見ると四球数2年前に比べて減っているもののリーグ2位は変わらず。ところが与四球はワーストの広島と10しか違わない。2年前から40増えており、ヤクルトとの差は何と100以上。これではさすがに取りこぼしも増えてくる。中5日にした後で悪化したわけでもないので、これはコントロールとリードの問題だろう。投手コーチ、バッテリーコーチがいかにそこを改善出来るように取り組めるか。またはそれを出来るコーチを雇えるか。
ちなみに記事に挙げられた試合の例はつい先日オスナ逆転3ランを喰らった試合。あれは捕手のリードの問題だが、2四球与えたのも事実。青木の粘りが大きかったとあった。ジャイアンツでコンスタントに選べるのは坂本と丸ぐらい。丸が来なければリーグ2位の四球数には成り得なかった。ヤクルトはYMコンビだけでなく塩見も中村も選べる。チームとして四球を取る意識を持てるか。特に1番打者にはそれが求められる。また、チームとしてそのような采配が出来るかだと思う。そう言うのは、フルカウントから丸に対するエンドラン指示がかなり見られたため。選べる人にエンドランというのは控えてほしいところだが…。
日本一に輝いた2012年には丸がいないながらもリーグトップの四球数で今年より多く稼いでいた。やはり意識することが大切だ。当時の作戦コーチによるところが大きい。慎之助がその教えを作戦コーチとして踏襲出来るかどうか。または監督になった時に招聘出来るかどうかだと思う。
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