増えたエラー

開幕3戦目の9回表、デラロサが四球を出しながらもショートゴロ併殺、と誰もが思ったところで廣岡がファンブル。この試合初回に柳から4点奪いながらも終わってみれば延長戦の末、5-7で敗れてしまった。この試合も今年を象徴するものだと思う。今年はエラーが多かった。結局阪神がリーグワーストになったが、それまではダントツでワーストだった。

坂本、尚輝、岡本だけで30のエラーは多い。数年前は鉄壁だった内野陣が崩れているようにも感じた。中田が一塁でなければもっと増えていたのかもしれない。美技も見せる選手たちだけに、また鍛え直せば改善は出来るように思える。誰が指導するかだろう。

外野、丸は今年かなり大変だったろう。何せ両翼がザル状態だったから。ウォーカーは打球へのアプローチは改善されたが、送球はまだまだ不安定。ポランコは上背でファインプレーもあったが、アプローチは遅く長打を生みやすかった。1年間守り通した丸もUZRなどは下がっている。両翼どちらかに行く転換期かもしれないが、センターがいない。ここは来年も変わらないように思う。ただ、チーム全体的にスローイングは弱いかな。肩が強いのは松原ぐらいだが打力が小林以下になった今はキツい。

失点を減らすには投手の力も大事だが守りも大切。秋と春で鍛え直してもらいたい。

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