バントバカの治療方法を考えてみた。
1.OBのでしゃばり
今日は王さん、原さん、ハリさんなど歴史に名を刻んだレジェンドOBが揃っていた。だからこそ、6回ノーアウト一塁三塁のバントにはもどかしく感じたことだろう。ハリさんが元気ならサンモニで大喝を入れていたところ。王さんは解説で固まったとか。誰でもいい。ウザがられてもいいから、ジャイアンツ愛があるなら言ってください。お前さんの野球は最善ではないぞ、と。最近幼い子供の教育に関して聞いたことがあるが、◯◯しちゃダメだよ、と頭ごなしに押し付けるのではなく、何故そうしたの?と寄り添うことが大切らしい。昭和を生き抜いたOBには難しいかもしれないが、どうか令和の赤子を諭すようにあの固い頭を柔らかくして欲しい。全権よ、LINE大好きならさっきの言葉をさっさと送れ。文体も真似てやったから。
2.子供を利用
あれだけのクソ采配を見て監督を真っ先に叩きたい気持ちは勿論あるが、今年ジャイアンツジュニアに入った彼の息子が気になった。ご存知のとおり、井端ジュニアや小池ジュニアなど有望株が加わった多摩川ジャイアンツ。彼らは当然野球を見る目も肥えている。昔みたいにNPB一択の時代ではなく、世界を見ているわけだ。そうなると、あの采配のナンセンスさに皆気付くだろう。お前の親父バカだろ、なんてことを言わせるのは教育上よろしくない。が、あの采配はおかしいと思う、皆に言われたという体でどうだろう。多摩川に入った子供達のため、そしてジャイアンツの未来のために、あえて全否定された、と演じてみれば。子供の全否定は効くかもしれない。まあ人の親を貶す子供はそういないだろうが、明日からどうなるんだろうね。ヤス監督の困った顔が思い浮かぶ。
さて、叶いもしない願いは置いといて、スモール・ベースボールについて思った。読者さんが落合中日(当時)を例に出したが、あの場面ではきっと併殺打ってこい、という指示だったのではないか。一番怖いのは無得点。だからこそ一点を取るために併殺でも、と。今の監督がやろうとしているのはスモール・ベースボールではない。単なるバント自己満野球。開幕からそれは変わっていない。じゃなきゃ満塁からセーフティスクイズなんてマヌケなことしないって。
必要もないヘイト集めに走るのは何故なのだろう。不思議で仕方ない。日曜までの打順ならあそこはレジェンドに回ってきたからバントはなかった。しかしバント病だから丸神様にバント指示していたかもしれないと思ってしまう。バントをしたくなる打順組んだ時点で負けということ。
先に書いた子供達の夢を壊すだけでなく、現役選手たちの査定に響くことも理解して欲しい。あそこでオコエ瑠偉が併殺打でも1点を取れていればアップの材料にはなった。しかしバントはそれを打ち消す。セーフティスクイズなんてよほど良いところに転がさない限りホームには行けない。オコエの給料を上げるチャンスを監督が奪ったのだ。そして、同点狙いということで伊織の査定にも響く。逆転して白星がつけばさらにプラスとなったところを同点止まりにしようとしてるわけだから。何だ?阿部は球団から指令を受けたコストカッターか?壊
スモールで勝つと聞いて嫌な予感しかしなかったが、想像以上にバント病は深刻。何か悪い宗教にでも入っているのではないか。洗脳から覚ますためには、先ほど書いた治療法しか思いつかない。
ちなみに先ほど子供が気の毒と書いたが、阿部はジャイアンツで恵まれている部分があることを感じるべきだ。子供時代に監督が憧れていた阪神でそれをやったら、間違いなくジェットメガホンに値する采配だった。そう、私がジェットメガホンを見たのは「おはよう、奈々、チュッ(笑)」のスパイチュ監督が率いた頃。よくタッツと比べられているが、このスパイチュを思い出すほど、阿部の采配は酷いということ。
7月の神宮チケットがもうすぐ売り出される。ご存知のとおり、内野と外野の間を必ず通らなければ出られない構造。その時も同じことを繰り返して負けたら、ちょっと自分でも何を言い出すか分からない。今日はコンディションイマイチだけどブーイングと辞めろとは言った。巨人ファンもそこまで寛大じゃないってことよ。
よろしければクリックお願いします。
にほんブログ村
最近のコメント