立岡引退
立岡宗一郎が引退することとなったようだ。彼のプロ生活を振り返ると、2008年ドラフト2位でソフトバンク入団。高校時代は同じ熊本出身の秋山幸二さん二世と言われていたが、チーム事情で2012年に巨人に移籍。守備で味方と交錯した時に肘を痛めた。右打席でバットを振れなくなった彼の選択は、左打席転向。その3年後、1番に定着してプチブレイクを果たした。その後は目立った活躍がなく、2022年にサヨナラホームランを打ったくらいだった。ところがその年にまた味方との交錯で怪我。今度は左膝に重傷。そのオフに育成契約となった。そして今年、支配下登録を手にして一軍に呼ばれた。怪我をしたその地で猛打賞を記録して復活したという姿を見せて、6月に打率.298を残した。しかし、その後7月のヒットを最後に8月からヒットは生まれなくなった。確かに機会は少なかったがキツくなっていたのかもしれない。そして引退。
同年代の高卒野手で残っているのは、浅村栄斗、中村悠平、大田泰示、中島卓也のみ。生涯成績は傑出したものではないけれど、怪我を乗り越え16年プロを続けたという確かな経験は、苦しむ選手に伝えられるものを持っていると思う。打席まで変わったというのになかなかいないと思う。現役生活はこれで終わるが、次の働き場所でその考える力が活かされるのではないか。16年お疲れ様でした。
しばらくは動きなしという感じかな。背番号はファンフェスタ待たずとも発表されるか。何となくイメージできつつあるけどそれはおいおい。
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