2009年11月19日 (木)

ハングリー精神

今年の新人王・ベストナイン・MVPが発表された。

MVPは二年連続でラミレス。144試合4番で出場し首位打者を獲得したことが評価されたということだろう。ガッツや慎之助、ディッキーも有り得る中での受賞、おめでとうございます。そして勇人はベストナイン。高卒三年目の受賞は大したもの。

シーズン半ばから見えていたが、松本が新人王となった。去年の山口に続き、育成枠出身者の受賞となった。ドラフトにかかる選手に比べてやはりハングリー精神が強いのだろうか。特に松本は本当に自分がいかにプロとして生きるかを考えた選手だと思う。持ち味の守りを伸ばしつつ、バッティングは試行錯誤の末にあの天秤打法をあみだし、三割近くの成績を残した。率もそうだが、粘りが素晴らしい。いかに相手に嫌がられる一・二番になるかということも考えてプレーしてきたのだろう。三年かけて一プロ選手となった。これからが課題となるが、ここまで伸びたことを考えれば一度手にしたものは失わないんじゃないかとも思ったり。

来年は、さすがに育成枠からは出ないか。ドラ1の意地を長野が見せてくれるか。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年11月14日 (土)

日韓CS KIA(長崎)○9-4 さすがの一振り

初回にガッツがバットを止めたのにハーフスイング判定された時は、この試合はどうなることかと思ったが終わってみれば大勝だった。

初回にランナー二塁のチャンスを迎えるも後続が抑えられた。その裏に昔中日に居た李鍾範を歩かせてワンアウトから走られ、三番打者のヒットで生還されてしまった。
初回にノーコンかと思わせた左腕もすっかり落ち着いて力で押すピッチング。振り遅れてチャンスすらつかめなかった。
ディッキーの後を受けた内海が五回に捕まり四連打で二失点して降板。
六回、ツーアウトからガッツが初球をバックスクリーンに運んだ。これで相手はピッチャー交代。それが後々に試合を変えた。
七回、亀井がヒットで出ると0-2から盗塁を仕掛け工藤が四球を選び一塁二塁。慎之助のところでピッチャーを代えてきたが内角に来たストレートを見逃さずに引っ張った。打球はライトスタンドへ飛び込む逆転3ラン!!その後スンちゃんのツーベースからツーアウト満塁のチャンスとなりラミレスがレフト前ヒットを放ち二点追加。さらに亀井・工藤にもタイムリーが出てこの回は7点取って8-3となった。
九回は大田が登場するも三球三振。その後工藤にタイムリーが出て9-3。七回から投げていたオビスポが一点を奪われるも最後はセンターフライに打ちとってクルーンの真似をして終了。巨人今年最後の公式戦を白星で終えた。

流れを変えたガッツも見事だがやっぱり慎之助の3ランでしょう。ランナーが二人出てもしかしたら、というところで決めるあたりが流石。序盤の苦戦が嘘のようだった。一振りで決められる選手が七番に居るということが強さの証なのかもしれない。クリーンアップも全員打点挙げたしいい形で終えることが出来た。

今シーズンの公式戦はこれにて終了。残るは銀座パレードとファン感のみ。チームの皆さん、お疲れ様でした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年11月 1日 (日)

日本シリーズ 北海道日本ハム(札幌)●2-4 一流と二流の違い

故障で戦列を離れていたダルビッシュと、中日相手に登板回避した結果間隔の開いた内海。開いたもの同士の戦いは一流・二流の差が分かれた試合といっても良いだろう。
ダルビッシュのフォームを見ていても全身はあまり使えずほぼ上半身を使ったピッチング。本来のものとは明らかに遠かったが変化球がきれていてスムーズにバッターを三振にしとめていた。満塁のピンチ、そこが本気を出した場面。切れていた変化球をガッツが打てず三振。六月の五連打再びなるかというところを食い止められた。

内海がつかまったのが三回。簡単にツーアウトを奪い迎えたのが稲葉。フルカウントから粘られて最後は変化球をすくわれホームランに。五ヶ月前にやられたのと同じパターン。その後高橋にツーベースを打たれ打者はスレッジ。追い込んで問題ないと思われたがボール球を要求した阿部のミットに比べて内側に入りタイムリーを打たれる。そこから小谷野に内野安打を打たれた後、糸井にタイムリーツーベースを浴びて降板。同じパターンで被弾してボールを要求している意図を汲み取らずストライクに甘いボールを投げる。WBCでピンチを迎えながらも、ここで代えたら何もならないと続投させたこと、果たして繋がってるのだろうか。左相手に四打点献上。サウスポーとしてのプライドがあるのかどうか。

論外の偽侍だけではなく意味の分からない場面もあった。先頭のスンちゃんが出た場面、古城は当然送りバントと思ったら見逃し、そして何故かスンちゃんが走っていた。あれはいったいなんだったのか。普通に送る以外はあの場面有り得ない。

これでタイに。戻ってから東京ドームで流れをこちらに戻したいところだ。まあそんなに甘くないとは思っていたけれど、ライトで見る第四戦でのバースデー日本一がなくなってしまったのはちょいと残念だ。

| | コメント (4) | トラックバック (4)

2009年10月31日 (土)

日本シリーズ 北海道日本ハム(札幌)○4-3 追い越されなかったこと

勝利監督インタビューで監督が仰ったよう、「追い越されなかった」ということに尽きるゲームだった。

佳知の先制弾が出た裏に、スレッジに被弾し1-1に。五回にツーアウト二塁三塁から坂本がレフトフェンス直撃の2点タイムリーツーベースを放った。
六回裏、スレッジと小谷野に連打を浴びて一塁二塁。糸井のバントを拓也が好判断でサードアウトにした。鶴岡に送らせて、ということも考えられたが、次の金子が当たっておらず相手は坪井を送ってきた。ここで山口にスイッチ。相手は代打の代打で二岡を送ってきた。追い込んだものの変化球を引っ張られレフト前ヒットで一点を返された。が、この後山口が抑えた。
相手は七回からキャッチャーに新人・大野を起用。投手もここのところ投げていない建山にスイッチ。佳知が三本目のヒットを放つと相手は林にスイッチ。慎之助が追い込まれながらもヒットで一塁三塁。拓也がスクイズ空振りのふりをして慎之助が二塁へ。チャンスが広がったが拓也三振。古城に代打・大道。ここで相手は江尻にスイッチ。そしてこちらもスンちゃんを起用。一つ前の甘いボールをしとめられなかったが、次の甘いボールを詰まらせてセンター前に運んだ。もう一点欲しかったが後続が倒れ追加点ならず。
七回・八回は山口・越智が四球ひとつ出しながらも抑えた。
最後はクルーン。が、田中のバントが頭上を破ってヒットに。森本にボール先行してやばいなと思ったがショートゴロ。稲葉もライトライナーにしとめてツーアウト。大丈夫だと思ったが、高橋にセンターオーバーのツーベースを打たれ一点差。スレッジを追い込みながらもフォークを投げるしかなく最後は見極められ四球。長打でサヨナラという場面で打席には小谷野。ここまでくるとどちらに転んでもおかしくはない。追い込んだ後高めに変化球が入った。が、これを読んでなかった小谷野は反応出来ずボールはそのままミットに。これで逃げ切った。

六回に追いつかれなかったことが大きかった。一点は取ったものの正捕手の鶴岡を下げた日本ハム。少なからず影響はあったのではなかろうか。追加点は絶対防がないと行けない場面で三人の投手をつぎこみながらも失点。この一点が決勝点となったことを考えると大きな痛手になったことだろう。
最後のクルーンには冷や冷やしたもののクローザーは追いつかれなければ良い。どんないいピッチャーでも失点はするのだからここでつぶした、と思えば。

第二戦が大事とはよく言ったもの。ここをものにしてホームで戦いたい。明日はクリーンアップの誰かが打つことに期待しよう。

| | コメント (4) | トラックバック (3)

2009年10月12日 (月)

東京ヤクルト(神宮)●3-5 肝心の見せ所で

八回裏、3-2の状況で先頭の城石にツーベース。さすがに変化球は投げられないのでこれは仕方の無いこと。ここをゼロに抑える事でが大切だったが、越智はツーアウトから衣川に同点打献上とやってはいけないことをした。その後の吉本タイムリーで勝ち越され降板。何ていうことない選手に打たれて内海の二桁を消す、あってはいけないこと。数多く投げているものの越智の不安定さは気になる。山口と競り合うはずが差は開く一方。セットアッパーであればもう少し防御率も良くしないと。今日はさすがにかなり落ち込んでいたが、去年の日本シリーズと同じ事を繰り返してはいけない。

内海の二桁に関しては、正直このまま取らせてもなあという思いもあった。今日は今日で先頭に何回ノースリーしてたのよ、という話。たまたま二点に抑えただけで仮に勝ったとしても勝ち取ったとは言い難かったような。逆にこれをバネにして来年から白星を重ねてください。

あと試合に関しては完全に実戦離れでコンディション悪し。三点目取った後ノーアウト一塁三塁で三連続三振してちゃダメでしょ。今日の由規なんてボールがほぼベルトの上来ててもっと取ってもおかしくなかったのだから。第二ステージや日本シリーズにはいい状態に持って行ってもらわなければ。

ちょっと辛口になったが、最後にフジテレビの野球中継に一言。実況の質が酷すぎます。選手の名前は間違えるし、花田と阿部が先輩後輩逆転してるし。明らかに四球なのにワンスリーにしました、と。ラジオの世界だったら間違いなく抹殺もの。あれほど呆れる中継もそうそうないわ。

| | コメント (0) | トラックバック (3)

2009年10月10日 (土)

広島(MAZDA)●0-1 二時間経ってない

あー、こりゃ二時間以内で終わんじゃね?って思って見ていたら本当に二時間以内に終了。演出ありありの緒方登場シーンくらいが盛り上がった試合。ディッキーの最多勝がかかっていたので勝ちたいところだったが二塁を踏めなきゃさすがに。ディッキーのバントってセーフのようにも見えたが…。尚広の盗塁が向上したと思ったらそれ以外はさっぱり。ノーアウト一塁でバント失敗→空振り三振…代走専門だなもう。

巨人緒方と字が違うけれど名前まで一緒なので出てきた当初は勝手ににせも(略)などと思っていたが、気づけばすっかり孝市さんの方が成績を残しておりました。俊足好守からいつの間にやらパワーも付いたりして三拍子揃った名選手になったものの、常に怪我に悩まされたプロ生活。それでも23年間続けたのは立派なこと。本当にお疲れ様でした。

| | コメント (0) | トラックバック (2)

2009年9月13日 (日)

広島(MAZDA)○4-2 試合を分けた四点目

序盤に前健からガッツのタイムリーで先制すると、ラミレスがレフトに2ランで計三点が入った。
三回にツーアウト満塁から脇谷貫禄の見逃し三振でチャンスをつぶす。その裏、ツーアウトから東出にヒットを許した後、小窪を歩かせてフィリップスにタイムリーを打たれ二点差に。四回にはマクレーンに力で持っていかれ一点差となった。
五回、松本がツーベースで出塁すると、ラミレスのフライで三塁へ進んだ。ツーアウト三塁の場面でブラウンがマウンドに。ワインドアップで投げる指示をしたのかは知らないが、その初球、亀井がセーフティバントを試みた。虚を突かれた相手。どうにかマクレーンが拾うも余裕でセーフ。大きな追加点を手にした。
その後六回表に代打を送り尚成は降板。裏から大祐が。七回から山口が登板。それぞれ一人ずつランナーを出したが危なげないピッチング。
最後はクルーン先生がパーフェクトで締めて試合終了。

先発以外が頑張ったという先週と似たような内容だったが、いつもの三人がしっかり役目を果たした。いつものといいつつ、ぐっさんとクルーンは一週間ぶりの登板。最近は大勝していたから本当に久々に感じた。クルーンの安定振りにちょっとびっくりした。
打ではクリーンアップがきっちり仕事をした。三番四番はもちろんだが、四点目を取った亀井の判断が良かった。動きの鈍いマクレーンだから行けると考えたのだろう。あの追加点が大きかった。

いい形で東京に戻って来られる。都内での12試合をいい形で乗り切りたい。

それにしてもオリックス、迷惑な話だ全く。

| | コメント (0) | トラックバック (3)

2009年9月11日 (金)

広島(MAZDA)○13-5 良い経験

ガッツのアーチで先制したが、中井のエラーから内海がマクレーンに逆転タイムリーを浴びてしまった。ビハインドとなったが、亀井がミスを取り返す同点弾を放った。
五回に試合が動いた。中井のツーベースからノーアウト満塁のチャンス。拓也のショートゴロで勝ち越し、ガッツのタイムリーツーベースで追加点を得た。斉藤をKOしてさらに青木勇から佳知が二点タイムリーを放ち四点差とした。
七回にはここまで苦しんできた小松からラミレスがアーチ。佳知・慎之助がそれぞれタイムリーを放つと、中井が何とバックスクリーンにプロ入り初アーチとなる2ランを叩き込んだ。
内海が七回まで放り、八回に久々登板の大祐が炎上して一回を抑えきれず豊田さんのフォローを受けて試合終了。3位争いへモチベーションが高いチーム相手に大差で初戦をものにした。

中井にとって今日の試合は本当に良い経験になった。自らのエラーをきっかけに失点したという悔しい思いを味わい、汚名返上しようとくらいついてツーベースを放ち勝ち越しのきっかけを作り、そして一軍の舞台でアーチをかけた。消化試合でなく、まだシーズンが続いてるいる中での経験だけに自信になったのではないか。下で頑張っている大二郎や泰示にも良い刺激となるはずだ。
同じ一勝でも今日は一段と気分が良い。数年前のチームだったらこういう気分は味わえなかったのではないか。

| | コメント (2) | トラックバック (2)

2009年9月10日 (木)

横浜(横浜)○14-3 激戦に備えた回復

鶴岡の2ランで先制して、ガッツの2点タイムリーと慎之助の3ランで藤江を三回で引き摺り下ろした。亀井の3ランに慎之助の場外弾等で追加点を重ね、最後に中井のプロ初タイムリー。不調に感じられた亀井と坂本が揃って四安打。サイクルまであと少しと久々に良い結果を残した。

今日のお客さんは満腹だったろう。久々に気持ち良いくらいに打って楽な展開だった。ガッツを早々に休ませることも出来たし、越智・山口・クルーンを三連戦で全く使わずにカード勝ち越し。今日の試合は明日からの激戦に備えていいコンディション調整になったのではないかと。明日から中日との直接対決まではCS進出をかけた三チームと戦わなければならない。ヤクルトの大低迷により他の二チームにチャンスが出来てしまったことで厳しい戦いになることが予想される。先に挙げたリリーフ三人はその激戦に備えて休ませ、調子の落ちていた亀井と坂本にきっかけを与えられた、という意味では大きな試合だった。明日からが大事だ。

それにしても慎之助が凄すぎる。気付けば26号。

| | コメント (2) | トラックバック (1)

2009年9月 9日 (水)

横浜(横浜)●3-5 何疲れ?

ちょっと想定していなかった負けでした。東野が抑えるとは思っていなかったけれど、吉見から二点しか取れなかったというのがね。一点差に追い上げるソロで行けるかなと思ったがあと一本が。。同点にさえなっていれば正太の被弾もなかっただろうし。うまくいかない日もあるもんだ。それにしても、横浜戦五敗のうち、東野先発が四試合(!)で、ひとり三敗。情けない話だ。

明日はセスで相手が藤江か。週末の裏ローテはあまりあてに出来ないので確実に勝っておくれ。
松本が大事に至らずほっとした。

| | コメント (4) | トラックバック (2)

より以前の記事一覧